電磁波観測データに基づいた論理的な予知だ!
今回は、日本人なら誰でも体験したことのある地震、その発生を予知する情報を有料で提供する
「予知するアンテナ」についてレビューしていきます。
まず、
「知恵さえあれば、地震の被害は最小限に食い止めることが出来る
地震の備えが大切なのは、誰でも知っている
しかし、その方法はと問われると…
それを実現するためには」
と「予知するアンテナ」の解説本とも言える「直下型大地震 誰でも予知はできる 生き残るための戦略」の冒頭の一説を引用させて頂きます。
まず、この「予知するアンテナ」を利用するには「無料会員登録」からスタートし、「有料会員登録」(月額\500-)に登録する必要があります。
それでは、その登録の流れから説明していきましょう。
利用するために次のURLにアクセスします。
http://yochisuru-antenna.jp/Page/index/pageid/1001/index.html
この様なトップページが表示されます。
☆ ここで、このページを「お気に入り」に登録をお勧めします。
トップページを一通り読んで右上に表示された「無料会員登録」から開始します。
「無料会員登録」をクリックすると下記の画面が表示されます。
メールアドレスを登録し、送信をクリックします。
以下のメッセージが表示され、入力したメールアドレスにメールが送信されます。
登録用ページへのリンクが張り付けられたメールが届きますので、そのリンクから登録します。
※ 登録にはクレジットカードが必要です。(税込み\540-/月額)
必要な情報とクレジットカード情報を入力して次へをクリックすると
登録が完了すると以下のようなマイページができます。
ここから、いよいよ「予知するアンテナ」を使用することが可能になります。
登録が完了しましたら、確認の意味を含めて一度ログアウトして最初に登録した「お気に入り」からアクセスします。
右上の「ログイン」をクリックして登録したメールアドレスとパスワードでログインします。
ログイン時のトップページは画面の下に予知情報のアップデート等の情報が「おしらせ」として表示され、スクロール画面があります。
下の方にスクロールすると「Pickup!」として3段の情報へのショートカットが表示されます。
1つずつ紹介して行きたいと思います。
予知情報一覧で最近予知された情報を確認することが出来ます。
「詳細を見る」をクリックするとその予知の地域や期間、地震の強さ(マグニチュード表示)が記載された情報を見ることが出来ます。
揺れの強さは顔マークで表示されています。
ここでは、予知に用いるデータをどの様にして取得しているか紹介されています。
少し、話が長いので冒頭のみ紹介します。
要約すると、「電磁波を観測している」って事でしょうか…
「予知するアンテナ」のアンテナってどんなアンテナ?って少し気になっていましたが、電磁波の観測と言う部分がアンテナに関わっていて、更には前兆現象を感知するっていう部分も含めアンテナなんだと理解しました。
【観測と実例】
使用する電波は電波時計の電波信号(JJY:40kHz/60kHz)の電波で俗に言うVLF(超長波)です。
VLFの電波は潜水艦通信にも使用され、水中まで到達する性質を持っています。
このJJYの電波(国内は福島県(おおたかど山)と福岡県(はがね山)に送信所があります。)を受信してその強度や信号対雑音比および位相等を複数地点で受信・観測し、予知に使用しています。
実際に、過去には地震が発生する数日から数週間前にVHF帯(145MHz)の電波に雑音が増加したという話やFMラジオで普段は聞こえない放送局の電波が受信できるようになったと言う体験談が多々あります。ただ、今までは、定量的な測定を行っていなかった関係から、おそらく前兆現象ではないかと想像の域を出ないものでした。
しかし、この「予知するアンテナ」では、長期間の観測と実際に発生した地震との関連性を発見することによって、前兆現象(特にM4.0以上)を確実に捉えることに成功し、最近は首都直下地震に対する監視(観測)網も整備し、予知することになった様です。
最近発生した地震の情報が表示されます。…発生日時と場所、震度のみの情報表示です。
※ リンク等はありません。
次の段の「Pickup!」では「防災グッズチェック」にリンクします。
ここでは、一般的な防災グッズの準備状況等を確認し、自分の備えがどれくらいできているのか確認し、不足している部分も確認することが出来ます。
右上に円グラフで表示され、私は不足していることが確認できました。(^^ゞ
ここでは、先にチェックしたリストをどう活用していけばいいのか、詳しく説明しています。
☆ ここで便利な機能は、持病薬のチェックは期限を登録でき、期限が来るとメールが届く様にできている部分です。
次の段の「Pickup!」ではこの「予知するアンテナ」を管理する「㈱早川地震電磁気研究所」の代表取締役「早川正士教授」の紹介にリンクします。
このページの下部の「書籍紹介」の最初に紹介されている書籍が冒頭で紹介した、「直下型大地震 誰でも予知はできる 生き残るための戦略」です。
☆ 今回は、ZIGSOW事務局から頂きましたので、このレビューにあたり一読させて頂きました。
最近の話題を掲載しています。
ここでは、簡単にこの「予知するアンテナ」に関して質問に答える形式で説明しています。
これで、この「予知するアンテナ」のサイトに関する説明が完了です。
この先は、レビュー掲載期限まで予知される内容と実際に発生した地震を確認していきたいと思います。
予知データと実際に発生した地震を比較して見ました。
比較に使用したデータは実際に発生した地震の日時とマグニチュードと震度データを使用しました。・・・ただ、予知はマグニチュード表示なので比較するデータも同じデータとしました。
また、予知に使用されている地方の分類がわかりにくかったので少しわかりやすく分類したつもりです。
比較に使用したデータは一度印刷してこんな感じで使用しました。
まとめたデータはこちらです。
ピンクの部分は期間中の最大値です。
☆ 「予知するアンテナ」の予測がM5.0以上とされている点を考慮すれば正しい予知と判断しても良いのかも知れません。
ただも一部、予測数値が入っていない地方でも地震は発生しますので、心構えは日頃からすべきでは無いかと思います。
顔マークを確認して、予知された期間は注意することにした。
実際に「予知するアンテナ」のサイト内に「予知情報」として掲載された情報と実際に発生した地震を比較確認してこのサイトの有用性を確認するとともに、このサイトによって変化した日々の生活についてレビューしていきます。
早速、12月5日に情報がアップされた旨、登録メールアドレスにメールが届きました。
※ 有料会員向けなのでアドレスは一部消去しています。
これからしばらくは、毎朝サイトの予知情報更新に注意していきたいと思います。
特に、注意情報(揺れの強さアイコン中の場合)によっては、情報を家族で共有するとともに
会社でもアナウンスしていきたいと思います。
スマートフォンにブックマークを登録しておくと簡単に閲覧することが可能です。
スマートフォンの画面はこんな感じです。
メイン画面
もちろん、画面の大きなタブレット等ではもっと見やすく操作も快適です。
毎日これを確認する感じになりそうです。…意識が違ってきますね。
ただ、顔マークが「赤」で予知されたら…大変ですね。
もし、「赤」の予知が発表されたらどんな対策を取れば被害に遭わずに生き延びることが出来るのでしょうか。
そのヒントは、先に紹介した「直下型大地震 誰でも予知はできる 生き残るための戦略」の中に書かれてた内容と、防災グッズチェック等を活用して日頃からの備えがたいへん重要だと理解できました。
要約して書くと
① 予知情報で揺れの強さ「危険度 高」の表示が出た場合、公共交通機関を使用する場合は地下鉄を避け、地下街を可能な限り避ける等の自己防衛を行う必要があります。
理由:地下鉄や地下街は津波等の発生による浸水や地下管路の崩落により絶体絶命の危機に陥る可能性があるからです。
② 外出時には、防災グッズチェックに従い、可能な限り携帯するように心がける。
③ 意外な部分:必ず10円玉を持ち歩く(公衆電話用として)…携帯電話の通話は規制の対象にされる可能性があります。
ここ数日の地震発生と予知情報の合致について検証していますが、幸か不幸か12/09現在は合致した地震の発生はありません。
ここ数日のメインはトカラ列島近辺が多いようです。
未だ未だ、検証が必要かなぁと言った感じですが、間違いなく意識は高まっています。(^^ゞ
12月11日現在、トカラ列島近辺は終息方向に見えますが、北海道の留萌地方の地震が、少し気になるところですね。
予知に合致しているのは福島県沖ですね。
長野方面の発生予知が少々気になるところです。
こんな感じで一人で書いていても皆様の参考にはならないので、ここいらで公開しようと思います。
また、新たな予知情報の発表や、地震の発生があった場合は追記していきたいと思います。
12月12日 本日、予知情報が更新されました。
今回は内容的には「改訂」です。
最近発生している、熊本、福島、長野、北海道は今後も注意が必要ですね。
毎朝、駅のホームでブログを更新して、この情報を確認するのが日課になってきました。\(^o^)/
sorrowさん
2016/12/13
それを基本にすると、誰でも予知できると言ってる時点でアウトじゃないかと。
参考までに、気象庁によると(http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq24.html)
東海地震以外で日時と場所を特定した地震を予知する情報はデマと考えられます
私はこの意見に賛成というか、説明に納得出来ます。
少なくとも、この人たちが予知した回数、当たった回数、外れた回数を教えて頂けると判断の材料になるかと思います。予知した回数と外れた回数を内緒にして当たった回数だけ言ってもダメです。
CLWさん
2016/12/13
ご意見ありがとうございます。
確かに、おっしゃることはよく理解できます。
ただ、私も予知はやはり難しいのだと思います。
その部分を踏まえて、このサイトの情報を自分の意識改革に使用できれば良いと思います。
それが、おそらく自分の身を守ることや家族を守ることにつながれば良いと思います。
現状のこの「予知するアンテナ」は予知範囲が地域限定的な部分があるのも事実、それに今までに前兆現象とされているものについても、電波の場合は余所からの影響を無くすことは難しいので、これからの課題だったりすると思います。
ご理解頂きたいのは、この「予知するアンテナ」では場所と日時については地方と期間といった具合に相当幅を持たせた予知になっていますので、そのあたりは注意喚起と認識すれば良いと思います。
・・・簡単な説明で済みません。m(_ _)m
sorrowさん
2016/12/13
この人たちの"予知"と実際の地震発生状況から、感度と精度sensitivity & specificityを求めて下さい。zigsowが取り上げたのはそこ辺りを期待されたのかと。
CLWさん
2016/12/13
感度と精度って難しいですね。
まだ、電磁波を使用する方法は発展途上であることには間違いがないと思います。
岩石の圧縮や破壊による電磁波の発生原理が現在の通信原理ですからこれからに期待したいと思います。
また、有料会員に登録した関係上、しばらくは様子を見てみたいと思います。
電波に携わる者としては、少々期待してしまいます。(^^ゞ