今回はAcronis社のAcronis True Image cloudのレビューを行います。
1コンピュータと3デバイスのデータをクラウドバックアップができるソフトである。この構成年間9980円で利用できるサービス。
今回は体験版をインストールし、ライセンスを入力することで仕様が可能になりました。
そしてバックアップをクラウドに保存するため、アカウント登録が必要になります。すでにアカウントを登録している場合はログインする。自分はいつの間にかアカウントを作成していたのでそのままログインできました。
中途半端な状態ですが、レビューをアップします。今後逐次情報を更新していきます。
課題はある。しかし
無制限のバックアップとして手始めにコンピュータをバックアップします。UIは簡単でバックアップ元とバックアップ先を選べます。
バックアップ元
コンピュータ全体をクラウドにバックアップします。
バックアップの際に暗号化が可能です。暗号化のパスワードを入力するだけで
速度に依存すると思いますが、無線で113GBをバックアップするのに約2日かかります。有線だと早くなるようです。ソフトを途中で閉じるとバックグラウンドでバックアップが進行されます。コンピュータをシャットダウンした際には再起動時からバックで自動でバックアップが再開します。
しかし手持ちのノートPCでは途中で必ず止まってしまいました。HDDを暗号化しているともしかしたらできないかもしれないと暗号化を解除してみましたが関係なく、結局ノートPCではアクセス拒否が行われバックアップはできませんでした。また、この「アクセス許可」もWeb管理画面へいくことで初めて分かるものです。
バックアップ途中で「中止しました」という表示とともに解決策へ飛ぶリンクがあるのですが、リンクを押しても該当する解決策がないようで対処するのは事実上不可能です。
アクセス拒否が行われているのならアクセス拒否が起こった場所を示すなどしてくれると利便性が上がるかなと思います。
まだソフトが新しいためだと思っています。今後解決策が用意されると期待しています。
PCを変えてクラウドへバックアップしましたが、問題なく(250GB)をバックアップできました。またそれを定期的にバックアップするオプションすることも可能です。デフォルトでは1週間感覚でのバックアップが行われます。
最初のバックアップは速度が遅く時間がかかります。これは公式ですでに最初のバックアップは遅いと書かれており、そういうものなのでしょう。ただ。迅速にバックアップをしなくちゃいけない場合などは後述のローカルへのバックアップを行うなど使い分けもできますので、普段バックグラウンドで行っている分にはそれほど気にならないと思います、
Androidのタブレット、スマホ、iphone4Sで利用しました。
こちらは問題なくバックアップが可能でした。設定は必要なく、OSに関係なくバックアップできるのは連絡先、写真、ビデオ、カレンダー、リマインダーです。
正直モバイルデバイスでのバックアップではどうしてもアプリのデータをバックアップできるイメージがありますが、これはそういった機能はありません。
バックアップできるものは近年すべてクラウドやネット上にアップロードするようなサービスが多いです。
このソフトはそれらに比べて、やはり無制限の容量であることが利点の一つだと思います。
これは気に入る
PCのなかで普段利用しないけれどいざというときに使うかもしれないからずっと削除できないでいる大容量のファイルは大容量故にクラウドのファイル上限に引っかかりアップロードできずずっとPCの容量を占拠することになるという問題は誰もが抱える問題だと思います。
このクラウドアーカイブ機能は使用頻度の少ないOR大容量のファイルをクラウドへ保管することが可能です。バックアップする際にはホームフォルダもしくは選択されたフォルダを分析することでフォルダ内の対象となるファイルが一覧として表示されます。
そのファイルを選びアーカイブスという流れです。
アーカイブ
バックアップ機能とよく似た機能に思えますが、アーカイブしたファイルは消すことが可能になります。アーカイブしたファイルはネットワークで繋がれたAcronisArchive という場所に保存されます。クラウドですがDropboxのようにファイルがHDD上に存在しないのでHDDの容量を食いません。
元のファイルを消すことでHDDの容量も解放できるという話です。
アーカイブも無制限のクラウドへアーカイブされるので、ある種、問題がなければ対象となるファイルを方っぱなしからアーカイブ、ということも可能です。
クリエイターなど動画ファイルが大量にありHDDをぽんぽん買っているのを見たことがありますが、そういった方にはこの機能は重宝すると思います。
ただし、注意しないといけないのはアーカイブしたファイルはネットワークが繋がれていないと使えません。
問題なく実行可能
バックアップ先でクラウドではなく外付けHDDを選択することで外付けHDDへのアップグレードが可能です。
この機能も使用できませんでした。スナップショットが作成できませんと中断され解決策(https://kb.acronis.com/content/48686) へ飛び解決策実行してようやく使用できました。
クラウド機能を介していないため、クラウドへのバックアップをできなかったPCでも可能です。
ディスクのクローンを行っているわけではなく、(.tib)形式でバックアップをとっているようです。こ
のためすでに使用している外付けHDDでもバックアップが可能です。
クラウドの時と比べ物にならない速さです。クラウドでは2日近くかかるところをローカルでは2時間です。
迅速にバックアップが必要なときに使える機能だと思います。
またNASのFolderも選択可能です。
NASのアドレスを入力することでアカウント情報を要求され、パスワードを入力することでNASへのバックアップが可能になります。
(現在)復元失敗中
手元にあるPCのなかでノートPCだけがWin8.1のアップグレード可能なPCだったわけです。
このPCはクラウドへのバックアップができなかったPCでした。
結局ローカル(外付けHDD)にバックアップを行いアップグレードを行いました。
バックアップについては前の通りです。
そののちWin10へのアップグレードを行いました。
アップグレード後、フォントなどがいろいろとおかしかったので、そこを修正したく復元を行いました。
復元は2種類あり、「PCを復元」と「ファイル、フォルダを復元」があります。
前者は全体を、後者は部分的に復元が可能だと理解しています。
手っ取り早く全体を復元を選びましたが、復元中にまた中止してしまいました。
バックアップ中、復元中に失敗とこうまでくるといよいよPCに何らかの問題があるか、PCとの相性が悪いかですが・・・。
エラーコードを入力しても解決策が用意されていませんでした。
結局、復元には現状うまくいっていません。多分他のPCではうまくいくみたいですが、このPCで何故うまくいかないのか全くわからない状況です。
まだまだ発展可能
クラウドへ接続できればサービスを問題なく使用できると思います。
ただ、バックアップ全般で何らかの問題がありましたので、そこを直していただければより素晴らしい物になると思います。また、速度の改善も行われたらいいなぁ。
現状はアーカイブ機能が一番使用頻度が高いです。容量の少ないノートPCやタブレットPCなどをメインに使っているユーザは助かる機能だと思います。
普段バックアップなどほとんどしないのですが、今回のクラウドのバックアップに触れて、クラウドへのバックアップは理にかなっていると感じました。手元のHDD,NASにバックアップすることがこれまでふつうでしたが、近年の災害などでPCがダメになると巻き込まれてHDD、NASがダメになる確率が高いと思います。クラウドへのバックアップで、災害後もPCだけはいままでのような環境を構築することが可能なわけです。
画像や動画4K化などのリッチ化に伴い、ファイルサイズが大きくなってきています。こういった状況から無制限のバックアップはこれからより市場が4Kに適応していくにつれてよりその特徴がいきてくるサービスだと感じました。
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