レビューメディア「ジグソー」

Core i7-4790&GTX970のパワーでWorld of Tankを遊び倒せ!

 

詳細にモデリングされた戦車と、臨場感あふれるバトルで登場してから5年が経過しても未だに魅力が褪せることがない、World of Tank。
ゲームの名前の通り、主に1920~1960年頃に活躍した戦車によるオンライン対戦ゲームなのだが、物理エンジンの搭載やテクスチャのハイクォリティー化、戦車のモデリング向上、新しいマップや戦車の追加、ルールの適宜見直しなどにより日々進化し続けており、5年という歳月を感じさせないゲームに仕上がっている。
しかも、これだけのゲームが基本無料でプレーできるのだから凄いものである。


現在、インテルとWorld of Tanksがタイアップしたキャンペーンが展開されており、複数のBTOメーカーから公式推奨パソコンがリリースされている。
ビデオカードはGeForce GTX960~980、CPUもintel Core i5・i7などのゲーミングPCにふさわしいパーツが採用されており、快適にWoTがプレーできるスペックであることは、推奨パソコンの大きなメリットだ。
また、インテルのClub Extremeで特典戦車を入手できるシリアルコードも付属するので、World of Tanksが快適にプレー可能なPCを探している方は、ぜひとも推奨パソコンをチェックしてみて欲しい。

 

今回は、パソコン工房のWoT推奨PCであるLev-R007-i7-TM-WoTを使う機会を頂けたので、World of Tanksの魅力だけではなく、推奨パソコンのメリットや性能、ゲーミング時の快適さについて検証していくこととしよう。

更新: 2015/08/11
スペック

3440x1440でWoTを遊ぶにも十分なスペック

Lev-R007-i7-TM-WoTはミドルタワーケースを採用したゲーミングPCであり、主なスペックは以下の通りとなっている。

 

OS:Windows 8.1 Update 64ビット
CPU:intel Core i7-4790 プロセッサー (3.6-4.0GHz/4コア/8スレッド/8MBキャッシュ/TDP84W)
マザーボード:MSI Z97-S01(intel Z97チップセット)
メモリ:DDR3L-1600 4GB×2(計8GB)
HDD:500GB 3.5インチ Serial-ATA HDD
DVD:24倍速DVDスーパーマルチドライブ
ビデオカード:NVIDIA GeForce GTX 970 4GB GDDR5
電源:500W 80PLUS SILVER認証 ATX電源
ケース:IN WIN 703 ミドルタワーケース

 

このモデルの魅力はなんといっても、Core i7-4790とGeForce GTX970という、コストパフォーマンスに優れるハイパフォーマンスなパーツを中心に構成されている点である。
もっと上位クラスであれば、Core i7-4790KやGeForce GTX980といった選択肢もあるが、パフォーマンスの上昇分とコストの増加分を考えると、どうしてもコストパフォーマンスは悪化してしまう。
絶対的な性能を手に入れるには必要な投資ではあるが、限られた予算内で揃える場合には、個人的にはモニターやキーボード、マウスといった入力デバイス、サウンドまわりといったところに投資をするほうが、結果として得られる満足度は高いことが多いと感じている。


詳細については後ほど確認していくが、フルHDはもちろん、3440×1440という超ワイドな解像度を持つDELLのU3415Wにおいても快適にWoTをプレーできるスペックで、139,980円(税別)というプライスを掲げるLev-R007-i7-TM-WoTは、ハイエンドゲーミングPCとして十分な性能を保ちつつも、コストパフォーマンスに優れたPCであると言えるだろう。

 

ただし、起動ドライブがHDDという点が唯一の欠点となってしまっているため、評価の★は1つ少ない4とした。
SSDは一度使ってしまうとHDDに戻れないくらい体感でも差が大きいパーツだ。

豊富なBTOオプションでSSD構成が選択できるので、購入する際にはSSDを標準搭載することをお勧めしたい。
もちろん、手間はかかるが後からSSDに換装することも可能なので、 とりあえずはHDDで…という選択肢もありだ。

SSDへの換装方法は後ほど検証してみたい。

更新: 2015/08/13
カスタマイズ

BTOであるという魅力

PCを購入する場合、

  • メーカー製PCを買う
  • パーツを購入して自作する

上記のいずれかの方法が主となるが、3番目の選択肢としてBTOパソコンを買う、という選択肢が存在する。

 

BTOとはBuild To Orderの略で、顧客の注文に応じてパーツを選んで販売する方式のパソコンのことだ。
わかりやすく言うと「アキバなどで売られているPCパーツを組み合わせてPCショップなどが独自のブランドとして販売しているPC」である。
最近はDELLなどもカスタマイズ対応可能となっているが、選択できるパーツの幅は割と少ない。
パソコン工房などのPCパーツショップ系BTOパソコンは選択できるパーツの幅がきわめて広く、CPU、メモリ、ビデオカード、SSD、電源、CPUクーラーなど、その組み合わせは無数に存在するといっても過言ではない。

 

また、アキバで売られている汎用性の高いパーツを使用しているため、将来の拡張性が極めて良いのも優れた魅力のひとつである。

要するに、パーツの交換がしやすいのだ。
このため、将来PCを自作したいという場合にベースとなるPCとして購入するにも最適なPCである。

 

マザーボードもMSIやASUS、Gigabyteといったメジャーどころのものを使用していることが多く、パーツの相性が起こる可能性も少ない。
今回のPCもマザーボードはMSI製であり、HDD→SSDの交換もとても簡単であった。

また、ケースの配線コネクタも汎用的なものが使用されているので、PCメーカーのように独自コネクタが使用されているためマザーボードの交換が困難ということもない。


自作の場合にはパーツ単位では保障が付くが、保障期間もパーツによってまちまちで、パーツの相性による不具合については別途加入する相性保障でないとサポートされないなどのデメリットもある。

その点、BTOパソコンは完成品として出荷されているため、システム全体に保障が付くというのも隠れたメリットである。

 

BTOのメリットは前述の通りだが、コストが高いのではメリットも消えてしまう。
そこで、実際にパーツを買って組んでみたことを想定し、シミュレーションしてみることとした。

 

 

前述のLev-R007-i7-TM-WoTの価格139,980円は税別価格なので、税込みにすると約151,000円となる。
Lev-R007-i7-TM-WoTで使われているパーツをアキバで購入した場合のシミュレーションを行ったところ、136,000円という結果となった。


パーツ単体購入とLev-R007-i7-TM-WoTの価格差は、約15,000円ということになるが、最安値に近い価格で算出しているので、場合によってはこの価格を上回る可能性もある点には注意が必要だ。
パーツを買いに行く際の電車代、送料、店を歩き回る時間に対するコスト、昼飯代、相性の起こりやすいパーツの相性保障代、組み立て・OSインストールにかかる時間などを加えると、この程度の金額差はあっという間に吹っ飛んでしまう。
※とはいえ、PCの自作は店を回ってパーツを選ぶときが最も楽しいので、ここをコストと考えるか、趣味と考えるかは難しいところであるが…


いかに、Lev-R007-i7-TM-WoTのコストパフォーマンスが優れているかがお分かり頂けるだろうか。

更新: 2015/08/11

Lev-R007-i7-TM-WoTで使われているパーツ

Lev-R007-i7-TM-WoTで使用されているパーツはどのようなものか、詳細に見ていこう。
なお、ゲーミングPCの心臓部を司るビデオカード、GeForce GTX970については別扱いで詳しく検証することとし、それ以外のパーツについてレビューしていく。

 


ケース:IN WIN 703 IW-BWR146W

 

Lev-R007-i7-TM-WoTのケースはIN WINの703ミドルタワーケースを使用している。
IN WINといえばミラーガラスのtou、パネルを折り曲げたS-Frame、果ては変形ケースH-Towerといった、とてもユニークな製品を数多くリリースしてる新進気鋭のケースメーカーとして有名だが、一般的?なケースも多数ラインナップしているメーカーでもある。

 

IN WIN 703はフロントパネルは静音重視の1枚パネル設計となっているほか、光学ドライブの部分が右側にオフセットされて切り抜かれており、デザイン上のアクセントとなっており、ゲーミングPCのようなゴテゴテさは一切無い。

フロントパネルの裏には吸気用のスリットが設けられ、HDDの冷却用に外気を取り込む工夫がされている。

 

ケースの左側面には大きく吸気用のメッシュホールが設けられている。
フロントを一体化パネルで覆った静音重視設計なケースは総じて吸気が不足する、いわゆる「窒息状態」になりがちだが、これだけ大きな吸気口が側面に設けられていれば、吸気不足に陥る心配は無いと言える。

 

電源スイッチ、LEDなどはパネル上部に設置されており、電源ボタンもフロントパネルのうしろの隙間に設置されているなど、見た目と機能面にこだわった設計となっているのが見て取れる。
このサイズのPCケースは床に置くことが多いため、電源スイッチ、USB端子などがケース上面にあるのは操作性が良いので重宝するポイントだ。

 

高さ160mmのCPUクーラーが搭載可能なほか、長さ400mmを超えるハイエンドビデオカードも装着可能。
ファンも標準では排気ファン×1という構成だが、吸気ファン×2、底面ファン×1のほか、側面のメッシュ部分にも12cmファン×2が装着可能という、エアフロー重視構成も可能なケースである。
5インチベイはフロントアクセス可能なものは1つだが、シャドウベイとして2つの合計3つが利用可能。

 

ケース内部には3.5インチベイ×4,2.5インチベイ×2と十分なストレージの拡張性を確保しているので、将来困るということは少ないだろう。

 

底面の吸気口にはメッシュが装着されており、内部に埃が侵入するのを防いでいる。

細かい点ではあるが、こういった気配りもPCを長い間使うにあたっては重要なポイントなる。
ただし、フィルタの取付が外して洗浄することを考慮していないタイプなのは要注意。
こまめにケースの底面を掃除する必要がでてくるだろう。

 

側面に大きな吸気口があり、そこから外気を取り入れてしまうため、HDDベイ付近にはまったくエアフローが発生しなくなってしまっている。
フロントパネルを外すと12cmファン×2を装着可能なので、HDDを使う場合は是非とも冷却用ファンを取り付けたいところだ。
ツールレスで、ファンを押し込むだけでクリップで固定可能な作りとなっており、写真の上に見切れているエアフィルターも取付が可能と、よく考えられている。

 


CPU:Core i7-4790

 

Haswell Refreshアーキテクチャを採用したハイエンドモデルで、より上位のK型番が付くCore i7-4790Kに次ぐ3.6GHzという動作クロックとなり、人気モデルであったCore i7-4770Kよりも100MHz高い設定となっている。
コアがアンロックされていないためOCには不向きであるが、ターボブースト利用時で4GHzまでクロックが上昇するため、OCをせずに使っても十分に高速だ。
細かい点で言うと、インテル vPro テクノロジーに対応しているため、仮想環境を使う場合には重宝しそうだが、一般ユーザー(特にゲーム用途)ではまったくといっていいほど無意味な差ではある。

 

CPUファンはintel標準のものが付いているが、こんなに小型なのに3.6GHzのCPUが冷えるのか…と思ったが、100%負荷をかけても70~74℃で収まっているのだから、思ったよりは発熱が少ないようだ。
Haswell世代のCPUでは、個人的には4GHを越え、4.4GHzあたりまでクロックを伸ばすと急激に発熱が増える印象があるため、通常3.6GHz、ターボブースト利用時でも4GHzというクロックは発熱と処理速度のバランスが良いのかもしれない。

 


メモリ

 

メモリにはDDR3L-1600規格のADATA製メモリが4GB×2枚、合計8GB搭載されている。
今時の例にならい、1.35Vのローボルテージ仕様のメモリが使われており、少しながら消費電力の削減に寄与している。
スロットはあと2つ空いているので、4GB×2枚を増設して16GBくらいまでメモリを増強することも可能だ。
World of Tankのプレーにあたりメモリ不足を感じることはなかったので、この容量でも十分といえるだろう。

 


HDD

 

コスト削減のためにHDDを採用し、SSDは搭載されていない。
一度SSDを使ってしまうとHDDの遅さは如何ともしがたく、Lev-R007-i7-TM-WoTもWindowsの起動(デスクトップ表示)まで28秒とかなりの時間がかかってしまっている。
World of Tanksの起動に至っては29秒とこれまた長く、是非ともSSDはオプションで追加したいところだ。

 

試しに、手持ちのPlextor製のM.2用PCI-E接続SSD、PX-G128M6e 128GBを使った場合と比較を行ってみたのが、上記のグラフである。
SSDのメリットはきわめて大きく、World of Tanksの起動に至っては約1/3まで短縮される結果となった。

 

今回のレビュー商品にはHDDは東芝製の7,200rpmの高速タイプ 500GBモデルであるDT01ACA050が搭載されていた。

 

光学ドライブはDVDマルチドライブと最低限といったところ。
もっとも、最近は光学ドライブ自体を使うことが少なくなってきたため、構成から外してしまうのもひとつの選択肢だろう。

 

 

マザーボード

 

マザーボードは、MSI製のZ97-S01という型番の製品が使われていた。
店頭で販売しているのを見かけたことはないが、製品のスペック、外見から判断するに、Z97 GUARD-PROという製品のBTO向け製品と思われる。
PCI-E x16スロットは2本あるが、SLIには対応しておらず、Crossfireのみの対応となるので注意が必要。
CPUとPCI-E x16スロットの間に、M.2用コネクタがあるので、SSDを使うときは是非とも高速なPCI-E対応SSDを選びたいところだ。

 

 

電源

 

FSP500-50ERNという型番のFSP GROUP製の500W電源が搭載されていた。
一般には市販されていない、組み込み向けの電源のようで、検索しても販売店の情報は見つからなかった。


公式サイトのスペックを確認すると+12Vはシングルレーンであり、アクティブPFCを採用、80PLUS Silverに対応した電源となっている。
OCCTで負荷テストを行って確認したところ、3Vのグラフに微妙なブレはあるが問題がある程度のものではなく、World of Tanksもきわめて安定して動作していたので、必要十分のニーズは満たしている製品だ。
500Wという出力が少ないように思うが、標準構成におけるWorld of Tanksプレー時の消費電力がピーク時で224Wであったので、ピーク時の消費電力の倍の容量がお勧めということを考えると、500Wはちょうどよい容量であることが解る。

 


キーボード、マウス

 

キーボードはUSB接続のフルキーボードが付属する。アイソレーションタイプのキーボードで、キーストロークも浅く、感触もメンブレンの安っぽさそのものであり、ゲーミング用途としては厳しい印象を受ける。
特に、[\]と[BackSpace]キーの上が、それぞれデスクトップキー、電卓起動キーとなっており、この2キーを割り当てるためにファンクションキーの間隔が狭まってしまっており、ファンクションキーを多用するゲームには不向きと言える。

 

マウスも光学式ではあるものの2ボタン+ホイールと最低限の機能しか無い。
さらに、重量が50gを切る47gと、中身入っているのか?と思うほど軽く、ゲーム時の微妙な操作がひじょうにやりづらいと感じるのはマイナス点だ。

キーボード、マウス共に通常のBTO用の入力デバイスとしては必要十分であるが、World of Tanksを快適に遊ぶには厳しいと言わざるを得ない。

 

 

そこでお勧めなのが、BTOオプションを利用して好きな入力デバイスを組み合わせることだ。
実にキーボード13種類、マウス11種類もの選択肢があり、好きなデバイスを選べるのはBTOならではのメリットでもある。
定番Logicool製品のほか、Razer BlackWidow Ultimate、Razer Taipan Gaming Mouseなども選択肢にあるので、気に入ったデバイスが見つかるはずだ。

更新: 2015/08/11

強力なゲーミングパワーを誇るGeForce GTX970

今回のレビューを応募した際の公約の一つが、GeForce GTX970のパワーを確認すると同時に、GeForce GTX780との比較を行ってみたいということだった。
前回のWorld of Tanksのレビューで頂いたGTX780をメインPCで愛用しているが、15000rpmのHDDを6台も内蔵していることもあり、アイドル時で300W近いという環境に優しくないPCとなってしまっている。


しかも、PCの消費電力はほとんどが熱に変換され部屋の中に拡散されるため、夏場はPCの発熱を冷やすためエアコンを入れるという、PCスペックアップ→発熱増大→エアコン出力増加という、なんとも環境に優しくない負のループとなってしまう。
このため、出来るだけ消費電力を下げたかったのだが、その中でも消費電力大食らいのGTX780をGTX970に交換したどうなるのか、ということを確認してみたかったのだ。

 

GTX980/970はすでに様々なサイトなどでレビューされているように、抜群のワットパフォーマンスを誇る製品だ。
ハイエンドのGTX980に対し、ストリーミングプロセッサーやテクスチャユニットなどを一部省略したGTX970であるが、レビューサイトの情報を見る限りはGTX780とほぼ同等または少し上のスコアを叩き出している。
それでいて、TDPはなんと145W(GTX780は250W)であり、電源も6ピン×2と電源ユニットにも優しいビデオカードに仕上がっている。

 

早速、ビデオカード別のWorld of Tanksのフレームレートを確認していこう。

 

World of Tanksのゲーム設定は、一番描画に負荷が掛かる設定とし、DELLの21:9ウルトラワイド液晶、U3415Wの3440×1440pxでプレーした際のフレームレートを、Frapsで記録したものを比較することとした。
なお、マップの違いによる誤差をなくすため、fps計測にはリプレイファイルを使用している。

ゲーム設定は下記のように、設定可能な最高クオリティとした。 

 

 

2世代くらい前のビデオカードを使っているけど、そろそろWorld of Tanksが快適に動くPCに買い換えようかな…という方も比較しやすいよう、GTX970、GTX780のほか、2世代前のアッパーミドルクラスであるGTX660Tiも用意した。
GTX660Tiはコストパフォーマンスに優れたモデルで、使われている方も多いのではないかと思う。
U3415Wの最高設定ではそろそろしんどくなってきたこともあって、比較対象に加えることとした。

 

実際のゲーム時のフレームレートを見ていこう。

 

 

結果から言うと、GTX970はGTX780とほぼ同等のスコアとなった。
平均を取ると、

  • GTX970:46.5fps
  • GTX780:47.4fps
  • GTX660Ti:25.7fps

となっており、その差0.9fpsと僅差となっている。
World of Tanksにおいては、GTX780=GTX970といって良い結果となった。
GTX660Tiは約55%のスコアに留まっており、最高画質設定・ハイエンドモニターでWorld of Tanksをプレーするには厳しい結果となっている。

 

ゲームのスコアだけを比較するとほぼ同スコアであるGTX970とGTX780の2枚だが、消費電力では大きな差が現れることとなった。
消費電力は、コンセントに差し込むワットチェッカーを使用し、OSを起動して数分放置したあとのアイドル時と、World of Tanksゲームプレー時のもっとも消費電力が多かった時点の2つで比較してみた。

 

 

結果は上記のグラフのように、GTX970は噂通りの桁違いなワットパフォーマンスを記録している。
GTX780はピーク時に351Wの消費電力であるのに対し、GTX970は224Wと、なんとGTX780比で64%の消費電力で収まっている。
どちらかというとGTX660Tiと比較したほうが近いスコアで、ハイエンドビデオカードとしては破格の値である。

 

 

消費電力(W)をfpsで割った、1フレームあたりの消費電力を計算してみたところ、GTX970は4.13Wと、他の2製品を寄せ付けない結果となっている。

ハイエンド製品でこれだけ省エネというのは、正直驚いた結果となった。

 

消費電力が低いということは、そのまま発熱が少ないという点に繋がる。
これだけ消費電力が低いGTX970は、実際にゲームをプレーしていても冷却ファンがうなりを上げることは皆無であった。

このことからも発熱の少なさが垣間見えるが、実際にどれくらいの温度になっているのか確認することにしよう。

 

ファンの回転数と温度を計るため、GPU-Zのログ機能を使用し、World of Tanksプレー時の値を比較してみたのが以下のグラフである。

 

 

GPUの温度を確認したところ、最も高いのがGTX660Tiの83℃、続いてGTX780の78℃、最も低かったのがGTX970の76℃であった。

GTX970の温度が思ったよりも高く感じられるが、これは75℃を維持する設定になっており、CPUクーラーが本気を出していない状態だからである。

 

 

ファンの回転速度はGTX970の2300rpm前後に比べて、GTX660Tiは3500rpmと圧倒的に回転数が増加していることが判明した。

発熱量が多いGTX780は1900rpm程度の回転数で抑えられており、S.A.C.の優秀さが現れている結果となった。

リテールクーラーであってもファンの回転数を抑えられる程度しか発熱しないGTX970は、GTX780の発熱量の多さを考えると驚異的だ。

 

ファンの回転数が低いことは、World of Tanksプレー時の騒音にもダイレクトに現れている。

 

 

実際にどれくらいの差が生じるのか、iPhoneの騒音計アプリで計測したのが上記である。
※ケースの側板をはずし、ファンから20cm程度の距離で計測しているため、実際にケースを閉めてゲームプレーした環境とは異なることに留意願いたい。

 

  • アイドル時:50dB
  • GTX970:55dB
  • GTX780:53dB
  • GTX660Ti:68dB

※iPhone「Decibel 10th」による計測結果

 

GTX780がアイドル時+3dBの53dBと非常によい結果を残しているが、これはELSAの独自冷却機構のS.A.C.によるところが非常に大きい。
3連ファン+大型ヒートシンクによって効率よく冷却されているため、World of Tanksプレー中でもファンの速度が抑えられているのが良い結果と繋がっている。
ただし、GTX780自体の発熱が減る訳ではないので、ケース内部には大量の熱い空気が排出されている状態となっている。

 

GTX970はどうかというと、GTX780に比べ+2db、アイドルからは+5dbの値に収まっている。
実際、ゲーム時はファンの回転数こそ上がっているものの、ノイズの増加はまったく気にならないレベルであり、ケースの蓋を閉じてしまえばまったく気づかないといっても差し支えない差でしかない。
組み込まれていたGTX970はリファレンスのクーラーを採用しており、構造的にはGTX660Tiのそれとほぼ同一である。
このことを考えると、GTX970はきわめて発熱が低い=消費電力が少ないというのが、クーラーの構造および騒音からも明確である。

 

GTX970とほぼ同一構造のクーラーを採用したGTX660Tiはどうかというと、ゲーム中はファンがフル回転しており、アイドル時+18dBと飛び抜けた状態となっている。
実際に騒音もかなりのもので、ケースを閉めてもヴォーというブロアーファン独特のノイズが大量にケース外に漏れ出ている状態であった。

 

上がGTX970、下がGTX660Ti。
どう見ても同一のクーラーである。
ロゴが入っていなかったら、両方とも同じビデオカードだと勘違いしそうである…

 

パフォーマンスだけではなく消費電力を考えると、GTX970は一世代で凄まじい進化を遂げたのだとつくづく関心する結果となった。
性能およびゲームの快適性には大きな変化はないが、消費電力と夏場の暑さ対策を考えるとGTX780→GTX970への乗り換えもありかな、と思う。

更新: 2015/08/11

それぞれのビデオカードによるゲームキャプチャ動画

3種類のビデオカードを用いて、World of Tanksのリプレイをキャプチャしてみたので掲載しておく。
なお、noobを脱しきれないプレーヤースキルしか保持していないため、時々「あちゃー」というプレーがあるのには目をつぶって頂きたい。
最初立て続けに2発外したり、途中偏差考えないで射撃しちゃってたりとかね…結果的にマスターランク取れたけど、これじゃあね…orz

 

なぜか、リプレイで再生すると戦車の動きがカクカクしているためスムーズさはさほど違わないように感じるが、実際にプレーするとGTX660TiとGTX970は雲泥の差となる。
特に、照準を切り替えたり移動中に他の戦車を狙って砲撃したりする場合には、高fpsの恩恵をマトモに受けるため、高解像度のバトルにおいてGTX970のパワフルさはとても心強い。

 

しかし…動画にしてしまうといずれも25~30fpsは越えているので、見比べてもあまり差が出ない結果となってしまった。
どちらかというと、「GTX970もGTX780も3440×1440で快適に使える」「フルHDを超える3440×1440でのゲームプレーはどういう感じなのか」ということが確認できる動画といった方が良いかもしれない。

 

GTX970

 

GTX780

 

GTX660Ti

 

更新: 2015/08/11

CPUクーラーについての考察

Core i7-4970は3.6GHz、ターボブースト利用時には最大4GHzになるCPUであるが、標準で搭載されているリテールクーラーはあまりにも頼りなく見える。
BTOオプションで水冷クーラーの設定があるのだが、本当にこのリテールクーラーで冷えるのか、確認してみることにした。

 

負荷テストツールであるOCCTを使用し、CPUに100%の負荷を30分かけ続け、CPUの温度上昇をモニタリングしたのが以下のグラフである。

ピークでは77℃に達しているものの、70~71℃に落ち着いている。
ターボブーストで4GHzまでクロックが上昇してるので、冷却としては間に合っているものと思われる。
とはいえ、CPUで70℃というのは出来れば避けたい運用温度ではある。

 

そこで、冷却性能を強化すべく、水冷クーラーに換装することとした。

水冷クーラーは、CorsairのCWCH-80を使用し、ファンは静圧に優れる日本サーボのGentle Typhoon D1225C12B5AP-15(1850rpm)をプッシュプルで配置している。

 

ケースの裏側に大きめのメンテナンスホールがあることもあって、マザーボードを取り付けたままCPUクーラーを簡単に交換することが可能であった。
昔のケースに比べ、便利になったものである。

 

蛇足だが、Gentle Typhoonシリーズは静音かつ風量が多いファンでとても気に入っている製品なのだが、すでに生産終了してしまっているのがとても残念である。

 

水冷クーラーに交換して同様にテストをしてみたのが、こちらである。
温度は劇的に低下し、ピークこそ56℃近いが51~52℃を中心にふらふらしている感じである。
リテールクーラーと比べると20℃近く温度が下がっているのが確認出来た。

 

リテールクーラーでも冷却性能に問題はないが、出来れば大型の空冷ファン、あるいは水冷クーラーをBTO構成でチョイスしておくと、夏場でも安心して長時間のゲームプレーができると思われる。

更新: 2015/08/11

SSDへの換装方法

HDDモデルであったため、手持ちのPCI-E接続のSSD、PLEXTOR PX-G128M6e 128GBに換装してみることにした。
手順としては、SSDをM.2スロットに装着、EaseUS Todo Backupを使ってHDD→SSDへコピーを行い、完了後HDDを取り外すだけである。

 

Lev-R007-i7-TM-WoTはリカバリ用のOSのDVDが付属せず、HDDの中にリカバリイメージが保存されている。

リカバリ機能を有効にするにはSSDへリカバリ用のパーティションも含めてコピーする必要があるが、逆に500GBのHDDはリカバリ用に取り外しておき、SSDにはOSだけを入れてしまう、という方法もある。

 

上記は500GBのHDDのパーティションであるが、300MBの修復パーティションのほか、19GBのイメージが格納されたパーティションが確認出来る。
128GBのSSDに19GBの修復用のパーティションはやや負担が重たいと思えるので、OSのみ移行するのも一つの手だ。

SSDに交換したことで圧倒的に高速化したのは前述の通りである。
それぞれのCrystal Disk Markのスコアは以下となり、圧倒的にSSDが高速なのが分かる結果となった。

 

更新: 2015/08/11
楽しさ

プレーヤー同士入り乱れて戦うアクション性がたまらない、戦車バトル

ここまでハードウェアを中心に見てきたが、World of Tanksについても少し触れてみよう。
といっても、World of Tanks認定PCを買おう!と思っている方はすでにプレーしている方がほとんどだと思うので、ゲームの紹介は公式動画を見て頂くとして、ここでは個人的な見解を述べてみたい。

 

 

どのようなゲームかは、上記のトレーラームービーをご覧いただくのが一番わかりやすい。
戦車同士で撃ち合うゲームなのだが、相手も同じプレーヤーが操る戦車であり、15人ずつチームに分かれたバトルということもあって、お互いのポジションのほか、射線とか車体の向きとかきちんと考えて行動しないとあっという間に集中砲火を喰らって吹っ飛ぶこととなる。

 

このゲームの良いところは、基本プレー無料であり、プレミアム車両以外の通常洗車や、貫通力が高い課金弾、一部を除く消費アイテムもゲーム内で稼ぐクレジットで購入することができるので、必ずしも課金しなくても十分に遊べるという点だ。
リアルマネーでしか購入出来ない戦車もいろいろあるが、このような課金戦車は他の同レベル戦車よりも性能がやや劣る設定になっており、俺Tueeeプレーは不可となっている。
高Tierに属する高額課金戦車を使った初心者は「カモが葱と土鍋まで背負ってやってきた」状態であり真っ先に狙い撃ちされるなど、ユーザーのスキルが求められるところも、面白さの一つである。

 

日本のソーシャルゲームの多くは「いかに課金させるか」が重視されているが、World of Tankは課金しなくても十分遊ぶことができ、課金することで効率よく新しい戦車の開発などが可能になるというシステムとなっている。
あからさまに課金することを押しつけてくるゲームとは違い、(当たり前だが)課金という行動をユーザーに委ねているところが、好感が持てる所以である。

 

World of TanksはMODによる機能拡張が公式に認められており、多くのMODがリリースされている。
ただ、過去にはAuto aim(自動照準)MODなどもあり、これらの明らかにプレーヤーを有利に導くMODはアップデートによって禁止されてているので使用に注意が必要だ。
今はOKでも将来的に禁止されるMODもあるので、使用する際は公式の情報などを確認するようにしていきたい。

 

MODの中でも必須と思われるのがXVMと照準MODだ。
MODに関する詳しい情報はWorld of TanksのWikiまたはVuronさんのレビューに詳しいのでそちらを確認いただくとして、実際MODを入れるとどのようにゲームが変わるのか、リプレイを動画にしてみたので比較して欲しい。

 

照準やプレーヤー情報を表示するMODのほか、World of Tanks×ガールズパンツァーのコラボで生まれたボイスパックを入れているので、全く違ったゲームになっている…と思うくらい、別物になってしまっている。

こういった楽しみ方が出来るのも、World of Tanksの魅力の一つであると思う。 
実際にVuronさんカスタマイズのMOD群を入れまくったリプレイファイルが以下である。
上で紹介しているMOD無しのゲームとは、全く別物といって良い。

 

 

※最初に表示されている輪っかは、GeForce ExperienceのShadow Play録画の際にファンクションキーを押したら表示されてしまったもの。
途中でもう一度ファンクションキーを押してDisableにしたが、何のインジケーターなのかは謎。

※プレーした時点ではセーフだった、敵の距離と方向が表示されるMODが入っているが、今はNGになってしまったとのこと。便利だったのだが、確かに便利すぎだったような気も…

更新: 2015/08/11

せっかくなのでケースをWoT仕様に改造してみよう

そのまま使用しても十分かっこいいPCなのだが、World of Tanksの認定PCということなので、せっかくだから外見もWorld of Tanksっぽくしてみよう。

最初は塗装するかな…と思っていたのだが、手軽に工作できることと、元に戻せるというメリットを考慮し、ラッピングシートを使用したお手軽ケースMODを施してみた。

 

 

使用したのは砂漠迷彩のラッピングフィルム。
本当は3Mのダイノックフィルムを使いたかったのだが、お値段がかなり高かったので1/3と安価なフィルムを購入したのだが…これが貼りづらくて結構難儀することに。
ヒートガンで暖めつつ空気を抜いて凹凸部分も綺麗に貼り込むことができた。
簡単に見えて、曲面や凹凸部分は慣れないと結構面倒だったりする。

後ろに見えているアンテナは、なんとなくミリタリーっぽい雰囲気を出す為だけに取り付けた無線LANカード。
intelのCentrino Ultimate-N 6300をMini PCI-E→PCI-E変換アダプタを介して取り付け、巨大な高利得アンテナ3本に交換したものだ。
アクセスポイントと同じ部屋ということもあるが、2.4GHz/5GHzいずれもバリバリ100%の感度である。

ケース側面には3Mダイノックシートを切り抜いて作ったWorld of Tanksのロゴと、適当やっつけステンシルで書いたPCの型番を入れてみた。
番号の羅列だとなんだかミリタリー風で結構良い感じである。
ステンシルっぽさを出す為に、わざとスプレーがボケるようにしてみたが、良い感じ?に仕上がったのではないかと思う。
ただ、思ったよりも購入したステンシルの文字がデカく、バランスが悪いような気がしなくもないが…

ラッピングフィルムによるケースMODはお手軽なので、ケースに個性を出したい場合はチャレンジしてみても面白いと思う。

更新: 2015/08/11

Windows10にアップグレートしてみる

ちょうどWindows10がリリースされた直後ということもあり、Windows10へアップグレードすることとした。
こういうときに、500GBのHDDを取り外し、コピーしたSSD側で運用していると何かあってもすぐにリカバリできるので便利である。

リカバリメディアとしては値段が張るが、こういった使い方もアリといえばアリか。

 

isoファイルをダウンロードし、ZALMANの仮想ODD機能付きHDDにisoをたたき込み、仮想ドライブでマウントしてWindows10をインストールしたが、何の問題もなくサクッとWindows10にアップデートすることが可能であった。

 

デスクトップOSとして使うにはWindows8.1よりもWindows10の方が使いやすいと思うので、Windows10にしてしまうのも一つの選択肢であろう。

更新: 2015/08/13
総評

U3415Wでも快適にWoTが遊べる、認定PCにふさわしい性能

いろいろな側面からLev-R007-i7-TM-WoTについて検証してきたが、使ってみて快適だと思ったのはCore i7-4970とGeForce GTX970が生み出す快適さと、Haswell Refresh&GTX970による省電力、低騒音という点だ。

特に、ゲームプレー時でも224W、アイドル時は48Wという低消費電力はアイドル300W、ゲーム時450WというメインPCを使っていると、とても素晴らしい数値である。
毎月東京電力に2万円近い金額を支払っている身としては、メインPCをこちらに移してしまおうか…と思うくらい魅力的なエコっぷりである。

 

しかも、ゲームをプレーしても十分に速く、かつ静かである。

ケースのデザインも飽きがこないシンプルさで、ミドルタワーなので拡張性もそれなりに高い。
ドライブがHDDなので若干のマイナスポイントであるが、BTOオプションでSSDに変更すればウィークポイントではなくなるため、まさに死角無し、である。

 

World of Tanksを快適にプレーしたいという方はもちろんのこと、コスト、性能、デザイン、騒音といったバランスの良いマシンを組みたいと思っている人にはとてもお勧めのPCであると言えよう。

 

最後に、公約ではエプトシーラーとレジェトレックスによる静音PC化を実施することを掲げており、部材も購入済みであったのだが、あまりの静音っぷりに出番がなくなってしまったことを付記しておきたい。
いや-、これだけ静かだと、デッドニング&吸音材貼付によるメリットって皆無だしね…
Lev-R007-i7-TM-WoTを使っていると、静かなPCはやはり素晴らしいことだということをつくづく感じる。

更新: 2015/08/13

実際に使ってわかった、お勧めのBTOカスタマイズパーツ

最後に、実際にLev-R007-i7-TM-WoTを使ってみて、購入するのなら私ならこうする!という構成をご紹介したい。


蛍光マーカー部分はこちらで変更した部分である。

CPUクーラー
空冷静音クーラーと簡易水冷クーラーで1000円ほどしか差が無かったので、簡易水冷を選択した。
予算的に厳しければリテールクーラーにしておいて、Sytheなどのコストパフォーマンスに優れるCPUクーラーにあとから交換するという方法もありだ。
もしくは、そろそろ夏場も過ぎると思うので、今年はリテールファンで乗り切るのも十分可能であろう。

SSD/HDD
やはり起動ディスクは高速なSSDがお勧めだ。
PCI-Express接続のM.2 SSDは高速だがコストパフォーマンスが悪いので、ここではSATA接続のSSDを選んで全体のコストを抑えることとした。
PCI-Express接続のSSDと比べると価格的には半額程度と、きわめてコストパフォーマンスが良い上に、性能的にもSATA3の上限に近い500MB/sを超える速度であり、とても快適にWorld of Tanksを遊ぶことが可能である。
SSDだけでは容量的に厳しいため、2TBのHDDを追加することをお勧めしたい。
2TBはコストパフォーマンスがきわめて良く、容量的にも十分だ。

ケースファン
HDDの冷却を考え、吸気ファン×2を追加した。
後から個別に買っても良いのだが、ラジエーターファンとフロント×2のファン追加で1980円であれば標準で搭載しておいたほうが良いだろう。

入力デバイス
入力デバイスは好みがあると思うので、ここでは標準構成のままとしている。
BTOオプションの中に気に入ったものがあればそれでも良し、もしくは最低限(または無し)という構成にして、気に入ったものを買っても良いだろう。
まったくの個人的趣味であるが、BTOオプションから選ぶとすると、
・Logicool Gaming Keyboard G105 [ +4,980円 (税別) ] 
・Logicool G602 Wireless Gaming Mouse [ +6,980円 (税別) ]
あたりがお勧めか。
両方ともLogicool製品なのは、長く使っているメーカーというほかに、1つのユーティリティプログラムで両方コントロールが可能というメリットを考慮してのこともある。

上記の構成での合計金額は、172,400円という結果となった。
現在PCの下取りキャンペーンを展開しており、動作しない古いPCでも1000円で下取りを行ってくれるので、このオプションを活用すると171,400円となる。
上位のGTX980搭載モデルとの金額差が約3万円弱となるが、フルHD程度の環境であれば、上記の構成でもハイスペック過ぎるほどなので、World of Tanksをプレーする上でほぼ差がないと思われるため、どちらを選ぶかは悩みどころだ。

World of Tanksより重たいFinal Fantasyや各種FPSなどをプレーするのであればGTX980はとても魅力であるし、World of Tanksを快適に遊ぶ為にヘッドセットの購入やスピーカーなどのサウンド周りに手を入れる、あるいは液晶モニタをグレードアップする…といった選択肢もある。
豊富にカスタマイズ可能なので、いろいろと組み合わせを考えて、ベストな構成を選んで欲しい。
どういう構成にしようかな…と選んでいるのも楽しいのだが、逆に多すぎてどうしよう、という贅沢な悩みに陥ってしまうのも、BTOの魅力といえば魅力ではある。

更新: 2015/08/16

【番外編】World of Warshipsも遊んでみよう

World of Tanksと同じ開発元のWargaming社がリリースする、海戦バトルシミュレーションゲームがWorld of Warshipだ。
当時太平洋などの諸島での戦いが中心であり、また、大陸でも本格的な戦車戦が少なかった日本軍は戦車についてはヨーロッパ大陸の諸国と比べると性能的にも劣り、また種類も少なかったためWorld of Tanksの日本ツリーは悲しいことになっている。

 

制海権を巡り軍艦同士がガチでぶつかった日本海軍は、アメリカやイギリスに並ぶ戦力を誇っており、おなじみの大和型戦艦をはじめ数多くの軍艦を有していた。
このこともあり、World of Warshipでは現在実装されているツリーが日本とアメリカだけ(一部課金艦にロシアとイギリスがある)であり、様々な旧帝国海軍の艦船が登場する。

艦これのヒットもあって軍艦がブームとなる中、日本のゲーマーとしては楽しみにしていたタイトルでもあった。
サービスインまで長らく待たされてきたが、今年の7月2日からオープンβがスタートし、連日熱い艦隊戦が繰り広げられている。

 

ここではLev-R007-i7-TM-WoTを使用して、World of Warshipsがどれくらい快適に動くのかについて、簡単に検証していこう。

 

WoTと同じくFlapsで…と思ったら、Flapsを発動するとフレームレートが激下がりしてしまう症状が発生。
そこで、仕方が無く目検でフレームレートを確認することにした。
結果としては58~63fpsと表示されており、U3415Wの解像度においてもきわめて快適にゲームをプレーすることが可能であった。

 

実際のプレー画面は以下のような感じである。
ただし、リプレイをShadow Playで録画したのだが、精密射撃モード切替の時のズーミングがリプレイだとひっかかった動きになってしまっている。

実際のゲームでは非常にスムーズであるので、補足しておく。

 

 

なお、上記の戦闘での結果は下記の通り。

 


後半、残った戦艦の救助に駆けつけられれば良かったのだが、艦の鈍足さも相まって結局駆逐艦の餌食にさせてしまったのは後悔が残る点だ。

最後は一斉に襲いかかられたら間違いなく負けていた戦いだが、低Tierということもあって敵も協調プレーではなく各個突撃してきたのでどうにか4隻沈めて勝つことが出来た。

 

World of Tanksとは違い、軍艦なので動きは基本的にもっさりしているのだが、進路を考えたり魚雷を避けたりその合間に砲撃したりと、実際にはかなり忙しい。

こちらも基本プレー無料で遊べるので、お勧めだ。