この「CLIDE 10」はその名の通り、10インチタブレット。
実は今回2代目となっており、前モデルと比較しても処理能力2倍、そして軽くなったそうです。
さらに驚くべきことはその価格。な、な、なんと実売2万円ぐらいなのです。安かろう、悪かろうとは思ってしまいますが、実際はどうなのでしょうか。
その2万円タブレットの実力とは…?
更新: 2014/05/21
「CLIDE 10」とその他のタブレットとの比較
PREMIUM REVIEW
値段相応よりも、ワンランク上の性能を持っています
しかしながら、性能としては2世代ほど前のタブレット程度です。したがって、使い勝手などを比較してみます。
まず、Nexus 7(2012)ですが、実はこのタブレットと今回のCLIDE 10が似たような性能を持っているようです。CPUこそ、Nexus 7はQuad Coreなのに対して、CLIDE 10はDualCoreなのですが、体感的にはほぼ同じぐらいです。
それだけ、IntelのCPUがこなれているのではないでしょうか。
続いて、iPad miniとの比較。OSも違いますし、性能もまちまちですが、持ち運びであればiPad miniに軍配があがります。音に関しては、ステレオスピーカーを搭載したCLIDE 10のほうが良いですね。
Nexus 7(2013)と比較です。これは流石に分が悪いですね。ディスプレイの大きさ以外は、Nexus 7のほうが優れています。その中でCLIDE 10が良いのはやはり「音」です。
今度はKindle fire HDXです。これも性能だけではKindle fire HDXのほうが上。CLIDEはmicroSD対応なので、そこが!!
ドコモの格安タブレット「dtab」です。殆ど同じ性能といっても差し支えないでしょう。CLIDE 10はやや厚みがあるものの、持ちやすくて良いですね。
同じDualCore搭載の10インチタブレットですが、時代は進むもので、サクサクさはCLIDE 10のほうが上です。
つまり、GALAXY Tab 10.1 LTEよりも上、dtabやNexus 7(2012)とほぼ同等の動きをしてくれるモデルに仕上がっています。
CPUの3D性能だけで比較すると、Snapdragon S4 Plusと同じぐらいのスコアを出すようなので、2012年のスマホと同等程度かな、と思います。
更新: 2014/05/21
「CLIDE 10」の魅力とアドバンテージ
PREMIUM REVIEW
ズバリ!価格に対する性能!これに尽きます
それは、2万円の中華タブレットには無い性能です。GooglePlay対応による、多くのアプリ群やHDMLによる外部出力、バッテリー持ちも良いです。
実際に持ち歩いていますが、3日間充電しない状態でも残量56%あります。それほど頻繁に使っているわけではないのですが、そこまでバッテリー持ちが良ければ十分でしょう。
省電力のATOMだと思います。
10インチタブレットだけあって、カタログの両面開きでも情報を得ることができます。これは7インチクラスの片手タブレットにはできないですよね。
当然、縦にすると細かい次まで読めるようになります。低価格にするために安い液晶を採用しているのは仕方ないのですが、それをカバーしてくれるぐらいは細かい字、確認できますよ~
3D性能も良く、マシンパワーが問われるGoogleEarthでのビル群もきちんと表示してくれ、もっさりさも感じません。
GooglePlayに対応しているため、パズドラも遊べます。格安タブレットを購入すると、よくありがちなのが、アプリマーケットが独自形式で欲しいアプリを入れられない、または入れるのに手間がかかること。このタブレットはそういうことが一切ありません。
しかもマシンパワーがとても必要なドラゴンクエスト8も動作します。さすがにサクサクとは言いませんが、遊ぶ分には問題ありません。
このタブレットは、ここ最近の4コアモデルと比較すると、実際に非力です。
ただ、2コアモデルの中ではとても快適に動くモデルなのかな、と思います。
Office文書を編集する、3D系のゲームを頻繁にするなどをしなければ、十二分に使えるモデルだと思いますし、音量も大きいので動画閲覧などに向いていると思います。
ちょこっと残念なのが、液晶の視野角が狭いこと。ひとりで使う分にはあまり気になりませんで、動画の閲覧、雑誌やマンガを読むという用途に向いていると思います。
2万円程度でこのスペックのタブレットであれば、買いだと思います。
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