今回レビューするのはTEKWIND社のCLIDE10という10インチタブレットです。
とはいっても今回のレビューをするまでTEKWIND(テックウィンド)というメーカーはよく知りませんでしたので、オフィシャルWEBサイトを見てみると
サーバーなどに力を入れている会社なのかなという印象。
そんな会社が作ったCLIDE10の第二弾が今回のTA10CA3
注目はCPUがIntelのAtomということらしい。
確かにPCを選ぶ際にはいつもCPUを気にしてきたけれど
タブレットではCPUを意識したことはあまりありません。
実際にはタブレットPCのCPUはほとんどがARM系でIntelのものは珍しいようです。
レビューまとめ
○ この数週間使う限りAtom機がARM系のタブレットと
くらべてずばぬけて優れていると感じる場面はなかった
(→裏をかえせばARM系とくらべて遜色はない)
○ とはいえ体感ではバッテリーの持ちがいい感じがした。動画の再生に優れている、
○ 実売価格20000円程度ということを考えるとコストパフォーマンスがよい
(microSDスロット、Bluetooth、HDMI出力装備)
○ Ultra Stickというなぞのスロットがある
2013年10月にSD型3GSIMについての記事がありましたが
それでしょうか
↓
ファーウェイが 3G内蔵SDカード UltraStickを開発。
現時点で使い道があるのかないのかわからないスロット
これがなければ価格はもう少し抑えられた?
○ アプリはGoogle系+セキュリティの最小限
日本語入力も自分で入れる必要があり
↓
初心者にはおすすめできない
(結論)中級者以上の人のセカンド機や、カスタマイズをする人向き
余計なものが入っていないので企業の社内タブレットのベースとしてもいいのかもしれません。
(ここからレビュー詳細になります。)
まずはパッケージ内容の確認から
シンプルなもの
本体、USB用ACアダプタ、USBケーブル、セキュリティアプリのアクティベーションカード、説明書類
本体はでっぱりなどのないストレートな感じの筐体にスロットが周囲にあり
シンプル
3枚目の写真がUltra Stickスロットを開いたところですがかなり大きなスロットになっていて
今後ここが使えるものになるのかどうかがこの機種の価値に大きくかかわってきそうです。
うちにある10インチ機とならべてみるとこんな感じです。
左から初代iPad、Regza AT703、CLIDE10
iPadもAT703も背面が丸みを帯びている感じですが、CLIDE10は平らな感じ
ハイエンド機にはかなわないものの高パフォーマンス
タブレットは黎明期から最近のものまで複数所有しています。
まずはAppleの初代iPad
そのあと10インチが大きすぎて持ち運びに不便ということで購入した7インチ
LenovoのIdeaPad A1
そのIdea Padのメディア再生機能に不満を感じて手を出した中華Pad
AinolのNovo 7 Aurora II
そしてアメリカのみで発売されていた時から気になっていたので
日本発売になり即買いしてしまった
AmazonのKindle Fire HD
さらにはスティーブ・ジョブズ氏が存命のときには出さないと明言していた
7インチのiPad、AppleのiPad mini(初代)
初代iPad以降は7インチばかりだったところ久々に我が家にやってきた10インチ
去年(2013年)の7月にレビューしたハイエンドタブレット
ToshibaのRegza AT703(これが現在のメイン機です)
番外として裸眼3Dのためだけに購入したメリケンPad
NEO3DO
これらはすべてARM系CPU搭載タブレットです。
今回すべての機種と比較したかったのですが、古い機種はOSのバージョンもあるのか
ベンチマークが起動しなかったり、途中でフリーズしたりで十分に比較できませんでした。
ただ古い機種とパフォーマンスで比較してもあまり意味はないかと思いますので
ご容赦ください。
また個人所有のタブレットとの比較ですので、比較対象として適切なのかどうか微妙ですが
そのあたりも大目にみていただければありがたいです。
今回使用したベンチマークはAnTuTu
Goodの評価です。詳細はこちら
ハイエンド機のAT703は
とちょっと勝負になりませんでしたね。。。。。
CPUのコア数もAT703は4ですから戦わせるのが間違いかもしれません。
初代iPad miniやKindle Fire HD,Neo3DOには勝ってます。
ウェブブラウジングと動画再生はストレスなし
CLIDE10を使用して感じたのはシンプル。
ただしGoogle日本語入力も自分でインストールしないといけなかったりするので
ちょっと初心者の方には向かないかもしれません。
ただ中級者以上でカスタマイズしたり、自分好みのタブレットに仕上げたい人にとっては
余計なものがはいってなくていい感じだと思います。
ですので20000円程度という価格とは思えないほど、使えるタブレットになっていると感じました。
またウェブブラウジングや動画再生はストレスなくできたので
自宅では大きめの画面でウェブをみたり、動画をみたりしたいという
7インチユーザーのセカンド機にはいいかもしれません。
Youtube閲覧の様子のキャプチャです
他にもいろいろキャプチャしたかったのですが、
キャプチャボードの調子が悪くて。。。
MR2スパイダーさん
2014/05/21
magicbroomさん
2014/05/21
ありがとうございます。
設定ミスっていたようで。。。
リンク貼りなおしました