(ScanSnap S1300iのスペックを確認)
ScanSnapですが、幅284×奥行99×高さ77mm、1.4kgのコンパクトサイズ。とはいえ、絶えず持ち運ぶにはちょっと重いかな・・。ただ、家の中で使う分には置き場所に困りませんし、バスパワー駆動が可能なので複数のマシンで使用する場合も気軽に使えます。
読み取り速度はACアダプター利用時は最高12枚/分、USBバスパワー駆動時は最高4枚/分と1/3になってしまいます。原稿枚数は最大10枚までとやや安くないですが、この機種は使うユーザーの層を考えれば当然といったところでしょうか。
飾り気の無いシンプルなデザインのパッケージ。まさに質実剛健。
電源アダプタ、ドライバ、ケーブル類など付属します。
収納時はとってもコンパクト。もう少し軽ければ絶えず持ち運べますね。
黒とシルバーのコントラストがなかなか美しいデザインです。
(ソフトウェアのインストール)
とりあえず、6月7日までにセットアップからファーストスキャンまでの簡易レビューをというこおでしたので、まずは一気にファーストインプレッションレビューを進めていきましょう。早速ソフトウェアのインストールからです。
CDを挿入するとWindows7の自動再生が起動するので、「Scansnap.exeの実行」を選択します。
セットアップ画面が表示されるので「インストール」を選択します。
基本ソフトをインストールできる「ScanSnap」を選択します。
インストーラーが起動するのでウィザードに従って操作開始です。
インストールするアプリケーションを選択します。
次にインストール先を指定します。
使用許諾を確認して、ラジオボタンを選択します。
ABBY Fine Reader使用許諾も同じく確認しておきます。
ここまで来たらもうあと一歩。次へをクリックすればインストールが開始されます。
インストール中は進捗が表示されます。
インストールが終わると、電源についての説明が表示されるので、フムフム確認・・。
これで、無事にインストール終了。次はハードの接続です。
ユーザー登録も忘れずにやっておきましょう
(ハードウェアの接続)
ソフトウェアのインストールが終了したら、次にハードウェアを接続します。今回はUSBバスパワー出の動作を試してみることにしました。
本体にあるコネクタは、電源とMini-USBのみ。何ともシンプルな構成ですね。
こちらは付属のUSBケーブル。実はこちらからは電源が供給されないんですね。
電源-USBケーブル。こちらも必要なんですよね。
Ultrabookと接続したところ。うーん。ケーブルが2本必要なのはやや残念。
ScanSnap 1300iはUSBバスパワーに対応しているのですが、本体接続ケーブルと電源用ケーブルが別になっているのは少々残念なところ。このあたりは今後工夫していただいて、1本のケーブルで接続できるようになるとスマートでいいのですが。
(ファーストスキャンを試す)
ハードウェアの接続が完了したところで、さっそく1stスキャンを試してみることにしましょう。と言ってもセットアップが終了していれば操作はとっても簡単。ADFにスキャンしたい原稿をセットしてSCANボタンを押すだけです。
スキャンしたい原稿をADFにセットします。
本体右横のスキャンボタンを押します。
自動でスキャンが開始されます。
スキャンデータの保存先を選択します。今回は「このコンピュータに保存」を選択しました。
スキャンデータはScanSnap Organaizerでまとめて管理されます。
スキャンを試してみましたが、特に問題もなく簡単に行うことができます。まずはここまでファーストインプレッションということでまとめてみました。このあとは私がよく利用しているEvernoteとの連携やAndroid端末への送信などを試していきたいと思います。
(雑誌のスキャンとEvernoteへの連携)
ページスキャナということで、やはりやっておきたいのが雑誌の整理。私も結構、PC関係も含めて雑誌をよく購入するんですが、増える一方でなかなか捨てられません。あとから読み返すことはあまりないんですが、いざというときのことを考えるとやはりとっておきたいのが心情なんですよね・・・。
そこで、雑誌をざっくり切り取ってスキャンを試してみました。
私が愛読している雑誌の1つ週間ASCII増刊号をスキャンしてみました。
カラーでスキャンだと、そこそこ時間がかかりますね。ただとても綺麗にスキャンができています。これだけしっかりと取り込めていれば、あとからチェックするときも困ることはなさそうです。
それでは次にスキャンした内容をEvernoteへ送ってみたいと思います。ちなみに取り込み直後直接送付することもできますが、取り込んだあとに「ScanSnap Organizer」からでも送付が可能です。
Organizeのメニューから、Evernoteへの転送が可能。
こんな感じで、PDF形式で簡単にEvernoteへデータを送付できます。操作は非常に簡単で、ファイルのアップロードも無線LANでも気になることはありませんでした。
Evernoteにさえ送付しておけば、外出先でもデータをチェックできるのとても便利ですね。
(モバイルとの連携)
もう1つ気になるのがAndroidデバイスとの連携です。私が持っているのはOptimus Chat LC04ですが、ソフトウェアは対応しており、Google Playからダウンロードしてインストールが可能でした。
モバイル設定がうまくいくと「ScanSnap Organizer」に表示されます。この状態でメニューから「モバイルに保存」を選択するとモバイルへの転送が開始されます。無線LANで接続しておけば、比較的高速な転送が可能です。
ネットワークに接続できると、こんな感じでモバイル機器への転送が開始されます。
タップで拡大もできるので、結構良い感じに記事を読むことができます。スナップしておけばかなり重宝しそうですね。
(まとめ)
本当は、名刺のスキャンも試しているんですが、個人情報が満載で画像が載せられず断念しました。OCR専用ソフトも付属しており、名刺の整理はとっても楽に行えます。今のところ200枚ほど登録させていますが、日本語については5割ほどはほぼそのまま修正なしでOK。残り5割は手作業が必要になりますが、OCR範囲を指定して再読み込みするだけでほぼ完了します。
また英語については7割以上正確に読み込みますね。会社名や所属部署もかなり高い確率で認識してくれるので、一気に名刺が片付きました。私の場合、それほど数は多くないですが、大量の名刺に困っている人は絶対に導入をおすすめします。
また、EvernoteやAndroidへのデータの移行も簡単でとても重宝しています。特に通勤時間などの移動中に、気軽にスナップしたデータを読めるのはとても便利です。ただ、やはりスキャンスピードの遅さが少々気になりますね。特にUSBバスパワー駆動時はかなり遅くなってしまうので大量データの取り込みには向きません。
消費電力との兼ね合いもあり難しいと思いますが、せっかく2ポート占有するので今後電源供給の問題をぜひ解決していただいてスピードアップをして欲しいと思います。
それ以外で個人的には全く不満がありません。価格も手頃ですし、紙データの困っている人は是非導入してみるべき製品だと思います。
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