「ALMIGHTY SU 51L BOA」は、まるでランニングシューズのようなデザイン性が印象的です。

上面からのデザインとして、印象に残るのがBOAの採用です。

BOAとはロウパワー型のプッシュ式ダイヤルを搭載し、通常のシューズでは靴紐を結んでフィットさせるのに対して、BOAではダイヤルを押し込んでダイヤルを回せば締まりフィットしていく仕組みを採用しています。

通常のシューズと違い、靴紐がなく独特なデザインとなっているのが特徴的です。

サイド部分のデザインは、ランニングシューズを思わせるようなデザインが印象的です。

そして、突起部分がスリップサインと同じ高さまで最大の特徴として、つま先部分が若干跳ね上がるようなデザインになっている点が挙げられます。

これにより、躓きにくさを高める効果を発揮し、デザイン的にもスタイリッシュな印象を与えています。

底面は、六角形のアウトソールパターンを採用し、さらに油による劣化がしにくいラバーソールを使用しています。

これにより、滑りやすいシーンで安全に作業できます。

また、突起部分がスリップサインと同じ高さまですり減ったら買い換えサインとなります。

まるで、タイヤのような細かな配慮は、安全に作業するために必要となりますね。

「ALMIGHTY SU 51L BOA」は、BOAの採用によって脱着しやすい特徴があります。

まずは、BOAをリリースして広げた状態で靴に足を通し、ダイヤルを押し込みます。

そして、ダイヤルを回せば徐々に締まっていく方式を採用しています。

靴紐を結ぶよりも簡単にフィットできる点が魅力的ですね。

実際にフィットさせてみましたが、締め付けられる感じはなくまるで素足感覚で履けるという印象があります。

また、フィットしているものの内部には若干余裕があって軽い履き心地である点が印象的です。

これなら、長時間履き続けても疲れにくいでしょう。

ワークシューズで気になるポイントとして重量がありますが、は約365と比較的軽量なサイズとなっています。

「ALMIGHTY SU 51L BOA」の特徴の1つに、滑りにくいという点があります。

実際に作業する上で、油まみれの場所で作業するのは危険であり、滑りにくいシューズは必須です。

はじめに、ぬかるみがある場所を歩行してみましたが、ソール部分が地面にしっかりと食いついて、確かに滑りにくい印象を受けました。

また、シューズ自体に柔軟性があるため、歩行している際に確実にソール部が地面に着地している感覚を味わえます。

今後は、砂利道を歩いてみたのですが、ワークシューズらしく多少突起がある箇所を歩行してもショックを吸収してくれるので、快適に歩行できる点が魅力的です。

実際に、油が充満している場所で作業をおこないましたが、ふとしたタイミングで滑りようになることはありませんでした。

また、アッパーは人工皮革を用いたタフな設計となっており、仮に油がシューズに付着しても拭き取る程度のメンテナンスで永く使用できそうです。

ワークシューズとしての性能も申し分なく、多少重いものを足に落としてもしっかりとカバーしてくれます。

さらに、セル構造としてミッドソールと柔らかいU4icXと呼ばれる素材が使用されているため、クッション性が高い特徴があります。

ワークシューズの宿命として、長時間履き続けることで蒸れるという点が挙げられます。

そこで、1日間履き続けてみましたが、先に紹介したとおりフィット感はあるもののシューズ内部に若干余裕があるため、蒸れは気になりませんでした。

そこで気になるのが、通気性を良くするためにメッシュなどを使用していると、シューズ内部に塵が入ってしまう点です。

「ALMIGHTY SU 51L BOA」では、ほこりや粉塵がシューズ内に侵入しにくくするため、アッパー全体に人工皮革を採用しています。

実際に砂などがある場所で作業しても、シューズ内部に侵入することはありませんでした。

また、足首はしっかりとフィットしているため、足首からの侵入はなく快適に履き続けることができました。

「ALMIGHTY SU 51L BOA」は、脱着しやすい特徴があり、さらに滑りにくく躓きにくいシューズとなっています。

もちろん、ワークシューズとしての基本性能は整っており、さらに油などで劣化しにくい素材を採用しています。

さらに、ソール部にはすり減り確認用の印がある点も魅力的です。

冬場に凍結した地面を歩行する際にも、「ALMIGHTY SU 51L BOA」がおすすめです！

F1GA231709(ALMIGHTY SU 51L BOA ブラック×シルバー)