今回は、ダッシュビート(ミズノ株式会社 K3JKJ801)を使用して、子供たちの走りがどう変わるのか、タイムが良くなるのかを検証してみます。
<ファーストインプレッション>
時は9月末、運動会シーズン真っ盛り。(最近は春にやるところもありますが、makihibiki家の周りは9月末から10月頭にやります。)
makihibiki家には、怪獣1号(長女 小6)と2号(次女 小3)がいます。
今回の主な対象者は怪獣1号とし、補助サンプルとして怪獣2号としました。
9月29日(土)
運動会当日は、台風接近に伴い、徒競走の開始前に、中止となりました。
同日、宅配便がダッシュビートをmakihibiki家に届けてくれました。
小雨降る中、怪獣2号で試用してみたことを、ファーストインプレッションとして報告させていただきます。
家の前の道(30m)で、タイム計測をしてみた結果は以下となります。
7.28秒
6.87秒
ここで、ダッシュビートを使用し、白い線の上を5分ほど歩かせました。
どう歩いてよいのかわからない怪獣2号でした。
足元を見て、ダッシュビートに足首が当たることを確認しながら、ゆっくりと歩きます。
徐々に視線が前に向き、5分ほどで慣れました。
そこで、タイムを計測。
7.03秒
7.04秒
タイムが落ちました。走り方もぎこちなく、、、親としては少し不安になるものの、走る際に膝が上がってき始めていたので、「光」が見えてきているようにも感じました。
続けて走ります。
すると、
6.34秒
6.35秒
6.34秒
なんと、一気にタイムが上がりました!
使用前:6.87秒
使用後:6.34秒
0.53秒短縮されました。
7.7%の短縮です。
しかも、たった5分の練習だけです。
なによりも、走り方が格好良くなりました!
ここで雨が強くなったため終了。
怪獣2号自身も、自分が速くなってきていることがわかっていたため、まだ練習をしたい様子でしたが、風邪をひいてもしょうがないので、ここで終了としました。
さて、運動会の続き(徒競走)は3日後。
予行練習での順位は6人中3,4位だった怪獣2号。
どうなる??
そして、メインの怪獣1号は?
(怪獣1号の予行練習では、6人中5,6位。どうなる??)
更新後は、画像を用いながら変化をお伝えしたいと思います。
また、ダッシュビートの特徴、練習方法、改善提案をおこないたいと思います。
引き続き、どうかよろしくお願いいたします。
使用対象がちょっと狭い、、、コンセプトは最高!!
商品の仕様はこちらになります。(ミズノ社のページより)
対象は小学生以上となっていますが、適用サイズとしては膝下周囲:21~39cmとなっています。
この商品は、(マイルドに言うと)走るのが苦手な子供がメインターゲットになると考えます。
ストレートに言うと、足の遅い子、、、ですよね。
そういう子は、えてして走るフォームが良くないので、親御さんが子供に、おじいちゃんおばあちゃんがお孫さんにこの商品をプレゼントすることが想定されます。
では、足の遅い子供とは、、、どういう子が当てはまるのか、、、を想像しながら、商品をみてみましょう。
こんな小さい箱の中に入っているこのギアに、どうんな能力が隠されているのか・・・
構造は、いたってシンプルです。
本体はEVAのプレートで、見た目は堅そうですが、柔らかいんです。
EVAは、熱可塑性合成樹脂と呼ばれ、ビーチサンダルなどに使われている軽くて柔らかい素材です。
これは、重要な要素で、とても良いアイディアです。(安全性の観点。)
このプレートの部分を「蹴る」動きを練習するわけですが、柔らかい素材であるため、蹴っても引っかかったりせず、安全に走ることができます。それでいて軽量であり、走ることを邪魔しません。
本当に良い素材を使用しています。
そして、そのプレートを伸縮性のあるゴムバンドのわっかで、足に装着します。
我が家の子供は、どちらも女子のため、膝下の周囲は、対象範囲だったので、問題なく装着できました。
そこで、makihibikiが装着してみると。。。
当然、かなりきつかったです。
でも、ゴムをぎりぎりまで伸ばすと、なんとか装着できる感じ。ただ、使用して試走してみると、あっという間に外れました。まぁ、大人が使用することは想定してないですからね。。。
ただ、ここで思い出してほしいです。
足の遅い子というのは、どういう子供か、、、
おそらく2パターンあるのではないでしょうか。
・筋力的に弱い子 → 足が細く、ダッシュビートの装着は可能でしょう。
・体格がふくよかな子 → 足が太く、ダッシュビートの装着が難しいケースがあります。
現在のダッシュビートはワンサイズとなっていますが、どうか、体格がふくよかな子が利用することもできるワンサイズ大きなラインナップも用意されることを期待します。
実際、これをmakihibikiの友人の子に試してもらおうとしたところ、、、装着できず断念しました、、、惜しい・・・
効果は絶大!これは、素晴らしい!!
実際に使用てみるとどうなるのか・・・
それをレビューしたいと思います。
結論からすると、効果は絶大です。
簡単に走りが良くなります。タイムアップします。
まず、良い走り方とはどういうものか、、、
makihibikiの考えを述べさせていただきます。
これが、よく見る走り方です。
これだとスピードが出ません。
この
踵をお尻まで上げる→膝を前に出す→前に着地
という動きが必要となります。
一番難しいのは、「膝を前に出す」ことになります。
前に出すと、ダッシュビートに触れることができる。逆を言うと、ダッシュビートに触れれば、膝が前に出てくることになります。
ダッシュビートを蹴る動きが取り入れられれば、膝が前に出せるように、、、なるはずです。(理論的にはww)
さぁ、どうなる?
ミズノ社より、説明もついてきています。これにのっとって、やってみたいと思います。
ダッシュビートに触れることを意識して歩いてみる。ちょっと無理やりですね
ダッシュビートを蹴ることを意識すると、最初はぎこちない動きになります。
でも、徐々に慣れます。5分くらい歩いてみると、視線も前に上がってくるようになります。
それでは走ってみます。
まずは、使用前・・・
スカートの跳ね具合は小さいです
ここでダッシュビートを5分使用して、見ると・・・
かなり前に飛べています
小雨の中やってみたんですが、子供自体は、自分が速くなっていることが楽しくて、もっと走りたいと言ってくるくらいでした。
親バカで恐縮ですが、見た目は明らかに良くなりました。
では、結果は??
2号機の結果、、、初日の使用前に比べて、1秒近く早くなっています
2号機は、初日の使用前の平均に比べて 11%の減!!
1号機は、8.2%の減!!
これは、本当に驚きました。
たった5分の歩行練習をやるだけで、こうなります。
ただ、注意点は2点あります。
・使用後の2本程度は、タイムが落ちます。これは、歩行練習の結果、膝が前に出る分、上に高く飛びながら走ります。走り方が馴染まずタイムが落ちます。2本ほどで動きがフィットしますので、効果が発揮されます。
・2号機の1日目の最後のタイムと、2日目の使用前のタイムを見てください。タイムが下がっています。歩行訓練は、所詮5分程度なので、すぐに元の走りに戻ってしまいます。(とはいえ、1日目の使用前よりは早いので、少しずつ定着していることはわかります。)そして歩行練習をすると思いだし、使用後2本のタイム落ちを経た後に、一気にタイムが上がってきます。なので、継続的に練習し、定着させる必要があると考えます。
そして、運命の運動会(2日目)
事前予想は、1号機は 6人中5or6位、2号機は 6人中3or4位予想でした。
結果は、、、、、、、、、、
な、、、、、、
な、、、、、、
なんと、、、、
びっくり平城京・・・・ではなく、
1号機は3位!
2号機は1位!
しかも、2号機は、ぶっちぎりの1位でした。
この2人の走りは、先生達、保護者、同級生もビックリしていました。
「なんで走りが突然格好良くなったの?」
「makihibikiは何か秘密練習したの?」
「どこで習ったの?」と、
10人以上から質問されました。
これは、実話です。
本当に驚きました。
なによりも、子供たち自身がニッコニコでした。
親としては、それが一番うれしかったなぁ。
そんなこともあり、ダッシュビートは本当におススメです!!
効果は抜群!ラインナップの拡充を期待!
とにかく、タイムアップしたこと、走り方が格好良くなったことで、makihibikiは満足です。
それ以上に、子供がニコニコしていたこと、、、これがすべてかな、と。
そして、makihibikiが望むのは、
体格の良い子でも利用できるように、大きめサイズのラインナップの拡充を期待しています。
本当に本当に満足しています!
走るのが苦手な子供たち、今からこのダッシュビートで、来年の運動会のヒーローを目指そう!!
atsuo@tokyoさん
2018/10/21
効果が目に見えて出るのは本人も楽しいでしょうねぇ。
運動会に期待です(^^
makihibikiさん
2018/10/21
コメントありがとうございます。
子供自身が「進んでいる」と感じられたことは、驚きました。
運動会、、、どうなったか、、、少しだけ楽しみにしてください。