プレミアムレビューでは久しぶりです。
I'll be BACKしたぜ!
そんな深夜のノリで今回のお題は・・・・・・・・・・・・・
「キーボード」
でございます。 いやぁ~キーボードは凄く久しぶりです。
しかも今回はREALFORCEのような事務用キーボードではなく、『様々な色で光る』上に『Mem-chanical』という謎軸を採用したモデルです。
そういう訳で、このキーボードを俺独自の視点から切り込んでいきますので皆様よろしくお願いします!!
今回のお題目はこのようになっています。
全部読むのが面倒くさい方へお知らせ
⓪、比較用キーボードの簡単な紹介
①、MASTERKEYS LITE Lの基本スペック
②、本体構造のレビュー1
②、本体構造のレビュー2
③、打鍵音を聞いてくれ!!!
④、スイッチ方式と打鍵時に感じたことについて
④、光らせ方セッティングについて
最後に(まとめ)
全部読むのが面倒くさい方へお知らせ
今回は「③、打鍵音を聞いてくれ!!!」と「最後に(まとめ)」だけは最低でも見て下さい。
最低でも、打鍵音や光らせ方は分かると思いますので購入時の参考になると思います。
⓪、比較用キーボードの簡単な紹介
今回比較に使用するキーボードは以下のものとなります。
『富士通コンポーネント FKB8754-T501(メンブレンスイッチ)』
『アーキサイト ProgresTouch RETRO_AS-KBPD08/SRBKNWP(CherryMX SILENT REDスイッチ)』
の2機種と比較しようと思います。
まず、富士通コンポーネントのFKB8754は今は販売していません。情報もレビューも(俺のものを除いて)ありません。 確かなことは”2000年頃に作られた”と言うことでしょうか。
このFKB8754のベース機となっている「FKB8724(=FMV-KB321)」は他社へのOEM含めてもの凄く大量に出たため、情報は大量にあります。各自でググってみて下さい。
ちなみに、FKB8724のテンキーレス版で良ければ『FKB8769』という型番名で(一部家電量販店のみ)現在も販売しています。もし興味があれば店頭で試打してみて下さい。
E社やB社やS社など大手周辺機器販売会社の格安キーボードとは”構造の違い(カーブドステップスカルプチャ方式の採用)から、長時間使用した時に疲れにくくなっている”と感じられると思いますので試して欲しいです。
~~~~~富士通KBに関する余談~~~~~
まぁ今でこそ、多くの皆さんが(俺も含めて)
『やっぱREALFORCEが一番だよね!(真顔』
『いつかはREALFORCEに乗り換えたいな・・・』
なんて時代になってますが、富士通製キーボードが評価されたときもあったんです。
それは国内外の多くのメーカーがキーボード製造から撤退した当時、富士通(現:富士通コンポーネント)の「FMV-KB311(=FKB8520、メンブレン方式)」あたりは高い評価を受けたんです。他にも評価を受けた機種はあるんですが、これがおそらく最後でしょう・・・
そして月日は流れ・・・
2007年に「Libertouch(リベルタッチ) FKB8540」を出したんですが強気の価格の割に”デザインが極めてダサい”のと”同じ価格出すならREALFORCE”という風潮も相まって高級KB市場の流れをひっくり返すには至りませんでした。
そして、2018年1月末日をもって生産を終了してしまいました。。。
ではでは、そんな訳で次に紹介するのは
アーキサイトのProgresTouch RETRO_AS-KBPD08/SRBKNWP(長いので以降はProgresTouch SILENTとする)です。
コチラは現在も絶賛販売中です。
このキーボードはCherry社製のメカニカルスイッチ”(光らない方の)CherryMX SILENT REDスイッチ”を国内で最初に使用したフルキーボードなので覚えている方も居ると思います。
*光る方のCherryMX SILENT REDスイッチ搭載KBは別の会社が先行発売済み
ちなみに後から出たダイヤテックの「Majestouch2 S」から見るとこのProgresTouch SILENTは遠い親戚ですが何点か違う点があります。
①、どうやっても埋められない圧倒的なブランド力・知名度の差!
(世界中で通用するMajestouchブランドと日本でしか通用しないProgresTouchブランド)
②、ProgresTouchはABS樹脂の2色成形キーキャップを使用
(加えて、PBT樹脂製キーキャップも別売り)
③、ケーブルの脱着化が出来る!
④、キー入力の変更・制限など用にDIPスイッチを搭載
以上の4点が違います。
まぁブランド力は仕方ないとして、光らないキーボードでは数少ない「ABS樹脂の2色成形キーキャップ」を使ってみたり、「ケーブルの脱着化」が出来るようにしたり、「キー入力の変更・制限など用にDIPスイッチを搭載」したりとMajestouch2以上にコストの掛かった構造をしています。
特に「ケーブルの脱着化」が出来ますので、自分でハンダ付けが出来るのであればケーブルを自作する!!なんて遊びも出来ますのでカスタムにはもってこいのキーボードになっています。
ちなみにMajestouch2 Sと販売価格は「同等」です。
(ProgresTouch SILENT:約12,200円 、 Majestouch2 S:約12,000円)
①、MASTERKEYS LITE Lの基本スペック
MASTERKEYS LITE Lの基本スペック
それでは「MasterKeys Lite L」の基本スペックを紹介したいと思います。
ベンダー:CoolerMaster Technology Inc
商品名:MasterKeys Lite L
製品型番:SGK-3040-KKMF1-JP
発売日:2017年9月
製造国:中華人民共和国
市場価格:4,000円前半~6,000円半ば(2018年2月末)
キー配列:日本語
キー数:108キー
キーストローク:4mm
キー種別:CoolerMaster メム・カニカル(MEM-CHANICAL)方式
押し下げ圧:ALL 50g前後
キースイッチ寿命:1200万回
キートップ:ABS樹脂2色成形、かな有り
サイズ:幅439mm x 奥行129mm x 高さ41mm
本体重量:967g
ケーブル長:1.8m
保証期間:2年間
LEDカラー:RGB(約1677万色)
オンザフライシステム:バックライト / マルチメディア / Windowsキーロック / フルキーロック
キースイッチの荷重(=押し下げ圧)は「ALL 50g」とFKB8754(メンブレンスイッチ)やProgresTouch SILENT(CherryMX_SILENT RED)とほぼ同等です。
耐久性についてはCherryスイッチの方に軍配が上がると思います・・・っと言いますか、スイッチの耐久性は完全にメンブレン方式そのまんまです。
ただ、高耐久型のメンブレンスイッチに分類されるタイプです。通常のメンブレンスイッチの寿命はこれの半分から7割程度位ですから。
あと、キーキャップは「2色成形」のようです。(*水に沈めて試してみたので間違いありません。)
それとCherryMXスイッチと互換性があるのでキーキャップを交換して遊ぶことも出来ます。
俺からのワンポイントアドバイスですが、打鍵感を変える手っ取り早い方法としてはABS樹脂とは違う材質のキーキャップに交換するといいです。
PBT樹脂の2色成形キーキャップだと少し打鍵感を重く/打鍵音を低く出来るので変化が欲しいなと思ったら如何でしょうか?
俺が持っているのは光を透過しないタイプですが、米国や豪州や台湾のキーボード専門サイトを探すと売っていますので是非。例えば、こういう感じのです。
https://mechanicalkeyboards.com/shop/index.php?l=product_detail&p=1329
②、本体構造のレビュー1
では本体構造に移りたいと思います。
説明書(主に英語)とキーボード本体の2点だけと非常にシンプルです。東プレ(REALFORCE)並みに割り切ってますね。
次に、KBを裏返してみます。
足の部分はゴムとなっていて、様々なベンダーのメカニカルKBと同様の構造になっています。4,000円ソコソコのメンブレンKBとして見ると「使う側のことを良く考えて作ってあるな」と思います。
KBというのはその場で踏ん張ってくれていないと、使いにくい!特に精神的に熱くなればなるほど、思いっきりKBを打鍵してしまいますからその場で踏ん張ってくれるようにされているとありがたいものです。
キーボードって安くなればなるほどこういう細かい部分というのはコストカット(工数削減)のために手を抜く傾向にあるので、感心できます。
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ここで気がついた方は鋭いと思います。そう!裏面にネジが一切無いのです。かと言ってREALFORCEのようにツメも見当たらない。じゃあ、自分でメンテするときに一体どうやって解体するのか?
それが気になる方(?)のために実演しようと思います。RGB KBって汚れると光り方が汚くなりかねませんから、見ておいて損はしないと思いますよ?
②、本体構造のレビュー2
定期的なメンテを自分で行ってしまう方向けへ実演しようと思います。
①、ネジを外す
キーキャップを外した場所にネジが隠れていますのでそこを全部外します。どこの会社もネジだったり、ツメ止めの位置って同じような物ですし手慣れた方なら手間取らずサクサクッと出来るはず。
ネジは『2.5mmのプラスドライバ』が最適です。 家庭に必ずある3.5mmタイプだと大きいので回りませんし、ネジ頭を潰すことにもなりかねないので注意して下さい。
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②、KBを裏返す
ネジを全部外したら裏返しましょう。そのときに「押さえながら」裏返しましょう!そうじゃないと裏返すと共に突然外れて、透明スイッチ軸(他社で言う、ブランジャ)を大量に吹っ飛ばします(→実際に結構な数を吹っ飛ばして探すのに苦労した)
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③、裏返したら浮き上がった溝に自分の指のツメかマイナスドライバーを突っ込みながら外していく
当たり前ですがネジが全部外れていないと外れません。
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④、内部分解
開けたら中のネジを外していきます。
中は5カ所(画像は3カ所)ネジで止まっています。
話は逸れてしまいますが、見た感じ
『ケーブルの交換(=カスタマイズ)』
も一応出来そうです。
例えば、上のような感じのものを作って入れ替えるって事です。
ただ、交換式にするには『内部コネクタの取り付け』をしたり、細身の4芯(シールド)ケーブル探したり、編組チューブを探したりとかなりの手間と時間が掛かります。
なので好きな人はチャレンジしてもいいんじゃないかなと思います。 ただ、俺の意見としては4,000円そこらのキーボードにそこまでの手間をかけてまですることなのか若干疑問かな。
要するに、手間暇かければ改造できるよ?っつうことです。
話が逸れてしまいましたので元に戻ります。
とりあえず、制御基板の固定ネジを外してラバードーム(一体成形タイプ)をとります。
そうすると
『メンブレンシート兼LEDライトフィルム(?)』
が出て来ます。 固くて厚みもあるのでフィルムと言うより「ボード」と言った方が良いレベルです。
更に、メンブレンシート兼LEDボードを取り外すとこのように鉄板が出て来ます。
こんな感じで磁石にガッチリくっついてきますので鉄板でしょう。
LEDボードを入れる以上は「強い打鍵によりLEDボードが割れる可能性を考えて補強する必要があるな。」「打鍵感もメカニカルキーボードに近づけたいな。」などと考えたんでしょう。
その結果が『鉄板を入れる!!』という答えにつながったんでしょうね・・・たぶん。この価格帯で(ペラペラとはいえ)鉄板入りなら期待しても良さげです。
今回、スタンドを立てない状態でキーの高さがどうなっているか計測してみました。
左Controlキーの行が「31mm」
左Shiftキーの行が「32mm」
CapsLockキーの行が「34mm」
Tabキーの行が「35mm」
半角全角キーの行が「39mm」
ESCキーの行が「41mm」
という結果でした。 ”それで!?w”とか寂しいことは言わないで下さい。
ゲームデバイスとしてではなく、言葉を入力する””キーボード””として見た場合にはこの『キーキャップの高さ』『キーキャップの角度』というのが疲れにくさにも繋がってきますのでかなり重要なポイントなんです。
これ書くと永遠に終わらなくなってしまうので割愛しますが、そういうのも頭のどこにかに止めていただければと思います。
③、打鍵音を聞いてくれ!!!
静かだとかうっせぇ!とか人の主観なので、黙って聞いていただこうと思います。
文章は3機種とも全部同じです。ちょくちょくミスっていますが出来たら気にしないで下さい。
なお、文字数は116文字とわりと短いです
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どうも、こんにちは、こんばんは。
ZIGSOWでレビュワーをやっているタカヒロと言います。
性別は男、年齢はヒミツです。
趣味はゲームと艦これです。
自作erとしてこだわっているものはキーボードと電源です。
そんな私ですが皆様どうぞよろしくお願いします。
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以上の文章を入力している動画を撮ってみました。なお、今回はZIGSOWのキーボードレビュワー初(!?)となる『騒音計(単位:db)』で計測という新しい試みを導入してみました。
①、MasterKeys Lite L(SGK-3040-KKMF1-JP)
↓撮影動画↓
②、FKB8754-T501
↓撮影動画↓
③、ProgresTouch RETRO_AS-KBPD08/SRBKNWP(改)
↓撮影動画↓
以上となります。
なお、アーキサイトのメカニカルKBですがキーキャップをPBT樹脂のものへ一部カスタムしてありますので通常仕様(ABS樹脂2色成形)のものと打鍵音が違うかもしれません。
~~~~~~以下、余談~~~~~~
普段使っているREALFORCE108P-S_SI01TSの動画もついでに撮ってみました。
とりあえず、興味あれば見て下さい。
4つとも「騒音計(サウンドレベルメーター)」が面白い結果を出していますよ?w
④、スイッチ方式と打鍵時に感じたことについて
MasterKeys Lite Lのスイッチ方式は
メム・カニカル(MEM-CHANICAL)方式
というメカニカル方式とメンブレン方式の中間のような方式となっています。
しかし、蓋を開けて(=分解)みると
『別に新しい訳ではないし、珍しい訳でもない』
構造自体はミネベア(現:ミネベアミツミ株式会社)製のキーボードと同じだなと思いました。
http://mineko.fc2web.com/box/kb-room/items/nmb-rt6652twjp.html
濁さないでハッキリ言うと
『Cherryスイッチ用キーキャップ対応+RGBに光るミネベアキーボード』
なんですよね。
それだとレビューにもならないし、CoolerMasterさんに申し訳無いので頑張って探しました。
・
・・
・・・見つかりましたよ!!ええ!
先ず、「打鍵音と打鍵感の両立が出来ていること」です。
ABS樹脂の2色成形らしい、打鍵音のキレがあります。
これが今主流のABS樹脂の単層成形だと”ただ軽いスカスカの音”になってしまう上に”ラバードームを押しつぶすときの反動が指に載りやすい”ので身体(指・腕・肩)への負担が大きくなります。
ですからゲーミングデバイスとして使うことを考えるとABS樹脂2色成形を採用したのは正解だったと思います。 そもそも、RGBに光らせるなら2色成形は必須条件なんですけどね(ボソッ
これは公式発表されている押し下げ圧ですが典型的な
”メンブレン(タクタイルフィーリング)”
”押し下げ圧50~55 g±1割”
あたりのようです。
鉄板やLEDボードが入っているおかげで、富士通コンポーネントのFMV-KB321やFKB8754とは違って「ぶにゅんっ」というアノ独特の感じはしないと思います。
また、ここ最近のメンブレンキーボードにはない「良質な打鍵感(REALFORCEのものに若干近い)」を感じさせてくれます。
なので昔ミネベアのRT6652TWなどを使っていた方々には少し懐かしく思える打鍵感になっているのではと思います。
REALFORCEの標準的な押し下げ圧
上の2枚は「MEM-CHANICAL方式」と「静電容量無接点方式」のグラフになっています。フィーリングが近いなと感じさせるのも納得ですね。荷重の掛かり方だけでなく、キーキャップによる感覚の違い(ABS樹脂の2色成形、PBT樹脂通常成形)も若干ですがあるのかなと思います。
使ってて思ったことがあります。それはキーキャップ表面に”ザラザラ加工”のことです。
このキーキャップだと「UVコートのみ」になっているようですが、指の当たる部分だけザラザラ加工をして欲しかった!!これがあると打ち損じ・打鍵ミスを減らす事にもつながると思います。
使う側としては今後のモデルチェンジの時に検討して欲しいなと思いました。
次に、「CherryMXスイッチ用交換キーキャップが使える!」ことです。
このポイントは大きいです。
最近のゲーミングキーボードはほぼ全てがCherryMXスイッチ用キーキャップに対応しているので、以前CherryMXスイッチ(もしくはCherryMX互換スイッチ)のキーボードを使っていたのであれば、以前のキーボードのキーキャップを使い回すことが出来ます。
また、台湾・中国・豪州・米国の通販サイトやキーボード専門ショップであれば光るCherryスイッチキーボード向けの透過型キーキャップを多数売っていますので気に入ったものを取り寄せて『自分仕様』のキーボードにカスタマイズが出来ます。
その際にお勧めなのは光りを透過するタイプのPBT樹脂2色成形型です。
打鍵感と打鍵音が気に食わない方ならこれに変えれば・・・・・と言いたいのですが、光りを透過するタイプのPBT樹脂2色成形は生産が難しく供給が少なすぎて(=歩留まりが悪い)、需要に追かないんですよね。
④、光らせ方のセッティングについてのレビュー
光らせ方のセッティングについてですが、説明書に書いてあることがなんとも大雑把。
動画で撮影も考えたんですが、色が余りに多すぎて(メモリの容量的に)無理なので説明だけしていこうと思います。
Fn+ESC=バックライトの点灯・消灯(これを10秒以上押し続けると設定リセット)
Fn+F1=設定された色から選ぶ
デフォルトで出てくるのは9色です。英語がチンプンカンプンなんだが・・・って方はこの中からお好きな色を選ぶ形になります。
Fn+F2=赤色のレベルを上げる(5段階)
『Fn+F1で赤色』を選択した場合、Fn+F2を押すと「消灯」します。元に戻す場合はFnを押しながらF2を5回連打すれば元に戻ります。
Fn+F3=緑色のレベルを上げる(5段階)
『Fn+F3で緑色』を選択した場合、Fn+F3を押すと「ピンク色へ変化」します。元に戻す場合はFnを押しながらF1を押せば元の緑色に戻ります。
Fn+F4=青色のレベルを上げる(5段階)
『Fn+F4で(濃い)青色』を選択した場合、Fn+F4を押すと「ピンク色へ変化」します。元に戻す場合はFnを押しながらF1を押せば元の青色に戻ります。
*色の調整はここを適当に弄ってみると良いでしょう。 あと、F1~F4を弄っただけでは皆さんの思うような「リレー」とか「虹色が右から左へ流れる」モードにはなりませんので注意して下さい。
Fn+F5=点灯パターンを変える
Fn+F6=LEDの範囲と方向を決める
Fn+F7=発光スピードを変える
以上の3つはどのようになるのか動画を用意しました。コチラをどうぞ。
Fn+F11=全てのキーをロックする
メシを食いに行ったり飲み物を取りに行くために席を離れるときにこれはありがたい機能です。
あと、小さいお子さんや動物を飼っている方にも喜ばれるんじゃないでしょうか?
Fn+F12=Windowsキーをロックする
これを押せば『窓キー誤爆』防止も出来ます。
今までは「ゲーミングキーボードはソフトウェアで発光とかを制御した方が良いだろw」って思っていましたが・・・常識が完全に覆されました。
キーボード上の操作でも充分綺麗に点灯させることが出来ますよ!!?
ソフトウェア制御のように『InsertとDeleteだけロック』など細かい事は出来ませんが、皆がやりたいこと(=綺麗に光らせて気分を高揚させたい)はカバーできています。
「これだけ出来て本当に4,000円で販売して利益出るの!?」とCoolerMasterさんや代理店に聞きたくなります。
最後に(まとめ)
この価格でこの打鍵感・発光色やパターンを持つキーボードを出すことがよく出来たなと感心します。
ただ安いキーボードを作るのなんて簡単なんです。下請け企業に「この仕様で作って?」と言えばいいだけですし。
これが『打鍵感もこだわる』『発光色とパターンもしっかりセットする』となると話は全く変わってきます。何回も何回も軸を調整したりLEDボードを改良したり手間がかかるんですから。
CoolerMasterさんは調整に相当苦労したと思います。
FKB8754(FKB8724/FMV-KB321)以上の打鍵感まで持っていったというのは大いに賞賛すべきだと俺は思いました。
今は5,000円~6,000円くらいのまともなキーボードが全くない状態です。
そこに、打鍵感も良く鉄板も入ることで強度もしっかりしたキーボードを投入したのに存在感が薄い。
最近は皆して「何でもかんでも光れば良い」と思っていますが、キーボードの本質は『文字を入力すること!!』ですからそこを重視すれば安くて、打鍵感の良い「MASTERKEYS LITE L」しか購入フラグは立たないと思うんです。
皆さんには「打鍵する楽しさ」を感じさせてくれるこのキーボードを使ってみて欲しいと思いながらこのレビューを締めたいと思います。
ありがとうございました。
以下、参考サイト一覧
CoolerMaster
http://apac.coolermaster.com/jp/
CoolerMaster当該製品HP
http://apac.coolermaster.com/jp/peripheral/keyboards/masterkeys-lite-l/
猫のキーボードルーム 様
http://mineko.fc2web.com/box/kb-room/items/nmb-rt6652twjp.html
Mechanical Keyboards 様
https://mechanicalkeyboards.com
東プレ株式会社
http://www.realforce.co.jp/index.html
Youtube (レビュー動画掲載)
まささん
2018/03/04
勉強になりました (^ ^)
いい音だ!
Takahiroさん
2018/03/04
hidechanさん
2018/03/12
打鍵音の比較が分かりやすく、Takahiroさん のマニアックなキーボード愛が感じられました^^
5000円前後で、この内容って結構凄いですね!
Takahiroさん
2018/03/12
5,000円という価格の中で主立った部分はしっかり作り込んである所がこのキーボードの良い部分だと思います。俺は何かしら手を抜いてるんじゃないかなーと思ったんですが・・・。
まぁ、しいて言うならキーキャップはもう少し検討して欲しかったかな。