レビューメディア「ジグソー」

リフトコームで確実に髭を捉え、綺麗に切る!髭を自在に操るための髭トリマー

肌が弱くて髭を剃ると負けやすいのと、職業柄割と容姿・服装なども自由なこともあって、いつも髭を伸ばしています。
伸ばしているといっても、放置するとばっちい見た目になり、相手に不快感を与えてしまうこともあるため、いつもPhilipsの髭トリマーQT4022Nで4mmの長さに揃えています。
そんなQT4022Nもそろそろバッテリーも弱ってきて切れ味も落ちてきたなぁ…と買い換えを検討していたところ、BT5204/15のレビューを募集していたので、応募させていただきました。

 

まずは、BT5204/15の特徴からチェックしていきましょう。

更新: 2017/09/19

髭トリマー BT5204/15の特徴

■フルメタル刃
45° ダブル鋭角のフルメタル刃を採用しており、従来機種よりも切れ味が向上しているとのことです。
切れ味が悪いと切断した先に途中まで切れた髭がぶら下がっていたり、切断面が荒れてしまって見た目も良くないので、切れ味は重要です。
どのくらい切れるかは、後ほど確認してみたいと思います。

 

■ヒゲリフトコーム
髭を同じ長さで切りそろえるためのリフトコームが付いています。
従来のQT4022Nにもコームは付いていましたが、BT5204/15ではヘッド全体を包むような形に進化しています。
QT4022Nでは肌に当てる角度によって髭の長さが変わってしまうことがあったので、この点についても後ほど使って確認してみたいと思います。

 

■17段階の長さ調節
0.4~1mm:0.2mm単位、1~5mm:0.5mm単位、5~10mm:1mm単位で髭の長さを調整可能です。
QT4022Nでは20段階でしたのでスペックダウンしているようにも見えますが、QT4022Nは0.5mmから10mmまで0.5mm単位でしたので、BT5204/15のほうが、1mm未満の短い髭については0.2mm単位での調整が可能と、こだわりの髭の長さに揃えやすくなっていますので、使い勝手については大幅に改良されたと言ってよいでしょう。

 

■簡単メンテナンス
Philipsの髭トリマーは注油不要で、しかも丸洗い可能ですから、メンテナンスはとても簡単です。
髭トリマーを使うと細かい髭がかなり広範囲に飛びますので、洗面所よりバスルームでの使用をお勧めします。
私の場合はバスルームに置きっぱなしですので、防水かつ注油不要という構造は、丸洗いしてそのまま置いておけるのでとても便利です。
QT4022Nを使う前はパナソニックのER223-Sを使っていましたが、こちらは注油が必要ということもあり、使い勝手については圧倒的にPhilipsのほうが楽でした。

更新: 2017/09/19
ヒゲトリマー(BT5204/15) 徹底レビュー PREMIUM REVIEW

QT4022Nから確実に進化して使い勝手も向上

 

使用する前に、まずは充電を行います。

充電時間は1時間で、充電中はインジケーターが点滅します。

充電を完了すると点灯になりますので、わかりやすいですね。

以前のQT4022NはACアダプタの差し込み口にインジケーターLEDが付いていたので、上から見ると見えなかったのですが、BT5204/15では解りやすく改良されているので視認性は良いです。

 

ACアダプタは100~240V対応、150mAのものでかなり小型・軽量です。
コネクタの形はQT4022Nと同一ですので、ACアダプタの流用は可能そうです。
逆向きに差し込めないようにガイドが付いていますので安心です。

 

奥がQT4022N、手前が今回のレビュー対象のBT5204/15です。
大きさ、重量はほぼ同じですが、BT5204/15のほうが中央が太いデザインになっていますので、持った印象はかなり違います。
重量はほぼ同じですが、太くなったこともあって、BT5204/15のほうが気持ち軽い感じがします。

BT5204/15では髭の長さを調節するダイヤルが表側にありますが、QT4022Nは裏側にあるので見た目の印象もかなり異なります。

 

QT4022Nと大きく異なるのが、コームの形状。
QT4022Nでは刃と同じ向きにしかなかったのに対し、BT5204/15では刃の手前側もガードするようにコームが覆っているデザインとなっています。

 

コームを取り外すと形状の違いがよく分かります。
手前がQT4022N、奥がBT5204/15のコームですが、BT5204/15ではL字型になっており、肌に接触する部分だけではなく、肌に対し直角に近い形で直前のコームが当たるようになっています。


上記はPhilipsの公式サイトにある写真ですが、L字型のコームが肌に対して直角に当たっているのがわかるでしょうか。

 

BT5204/15で便利と感じたのは、刃が完全に取り外せる点です。
このように、刃の部分を簡単に取り外しできますので、中に詰まった髭などの掃除も簡単です。


以前のQT4022Nでは、このように下がヒンジとなっていて、この確度までしか開きませんでした。
奥の方に溜まった髭などはシャワーが当たりにくく、どうしても溜まりがちになってしまっていましたので、BT5204/15のほうがメンテナンスはしやすそうな印象です。

 

髭の長さを調整するダイヤルと、電源ボタン。
髭の長さは1mmまでは0.2mm単位での調整が可能ですので、0.4、0.6、0.8mmと目盛りが刻まれています。
ちなみに、このようにコームを取り外せば、バリカンとしても使えます。
口ひげの端を整えたりするときに、便利だったりします。

 

裏側には、髭の長さを調整するダイヤルがあります。
表と裏の両方をつまんで回転させて調整するのでしっかりとホールドが可能で、ダイヤルが大きくて濡れた手でも調整しやすいのが便利です。

 

更新: 2017/09/19
ヒゲトリマー(BT5204/15) でヒゲをスタイリングしよう! PREMIUM REVIEW

狙った長さでピシッと揃う!切れ味抜群の髭トリマー

さて、実際にBT5204/15を使って髭を整えてみたいと思います。

 

レビューを書くに当たり手入れせずに放置した髭。
1cmは優に超えています。
本当はもっと長くする予定だったのですが、流石に客先訪問とかあって、これ以上は無理でした…

 

横から見るとこれくらい伸びてます。
鼻の下の部分が結構ボサボサですね。

 

BT5204/15を4mmにセットして髭のカットを開始。
使ってすぐに感じたのが、切れ味の良さと、髭の長さが整っていること。
BT5204/15ではコームがL字型になり、切る前の髭部分にもコームが当たるようになっていますが、おそらくこの部分のコームが寝ている髭を起こして整える役目を担っているように思います。
イメージとしては、稲刈りのコンバインという感じでしょうか…

こんな感じ(笑)でコームが髭を整えて、先端が刈り取られていきます

 

BT5204/15で髭を整えてみましたが、綺麗に長さが揃ってカットすることができました。
つぎは、今まで使っていたQT4022Nでカット。

 

QT4022Nは、このようにコームを肌に水平に当てながらカットする必要があります。
斜めにしてもカットできるのですが、肌との距離が均一にならず、結果短い髭と長い髭が混在してしまいます。

また、時々肌から寝て生えている髭や、カールしている髭もありますが、これらはなかなかコームが拾ってくれず、髭を整えたのに長いまま、といった髭も散見されます。
QT4022Nでも慣れればこのような髭を整えることも可能ですが、BT5204/15では初めての使用で適当に肌に当ててカットしたにもかかわらず、綺麗に一定の長さで揃っているのは、とても素晴らしいと思います。

 

左がBT5204/15でカットした髭、右がカットせずに放置した髭。
こうやって見るとあまり長さの違いが無いようにおもいますが、実際には半分くらいの長さになっています。
向かって左側が綺麗に揃えられているのが解ります。

 

BT5204/15で4mmに切りそろえた髭。
口の上の髭は、左右の端をコームを外したBT5204/15で短く整えています。
一番最初の写真と比べると、スッキリしているのがわかります。
また、1枚目では髭があっちこっちに向かって生えていますが、4mmに整えたあとでは、綺麗に向きが揃っています。

 

使い終わったら、そのまままるごと水洗い。
この手軽さが、Philipsの髭トリマーの便利さだと思います。

更新: 2017/09/17
使用感

QT4022Nと比べて確実に改良された使い勝手

旧モデルであるQT4022Nからの入れ替えということで、新旧モデルを比べてみましたが、切れ味の良さはもちろんのこと、コームの改良で確実に髭を捉え、設定した長さで切ることが出来るようになっており、使い勝手は格段に向上しています。

今までのQT4022Nは髭を切るときに本体を当てる角度が急すぎたりすると、肌との距離がダイヤルで設定した髭の長さよりも近づいてしまい、髭が短くなってしまうことが多々ありました。

使い方を気を付ければこのあたりは問題無かったのですが、BT5204/15は刃の両方を覆うL字型のコームとなっており、角度に問わず一定の長さで髭を切ることが可能です。
顎の下の部分などをカットするときに便利になりました。

また、髭の長さを調整するダイヤルが、表裏から操作するような大型のダイヤルになっていることも、風呂場で濡れた状態での長さ設定を変更する際に的確に操作ができますので便利です。
QT4022Nではダイヤルが動きにくくなってきたこともあって、数値を変更しようとするとダイヤルを回しすぎて戻すといったこともありました。
0.2mm単位での調整が可能になったことに加え、こういった操作部分の改良はとても重要です。

今日からは、髭のお供としてQT4022NにかわりBT5204/15を愛用していきたいと思います。

20人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • hidechanさん

    2017/09/17

    レビューお疲れ様です
    ヒゲの薄い私には必要のない商品と思っていましたが、稲刈りコンバインのくだりではなるほど~と感心させられました^^
    モミアゲ周りをいつもコームを使いながらシェーバーのバリカンでボサボサにならないようにしていましたが、これをつかったら一発で綺麗に整えられそうですね!
  • CLWさん

    2017/09/17

    格好いいですねぇ~♪
    レビューお疲れ様でした。(o_ _)o
  • ちょもさん

    2017/09/19

    hidechanさん:
    もみあげの処理、コームを添えてバリカンを使わなくても、これであれば長さをセットして一発なので、片手で作業出来るので楽ですよ~
    ただ、コームを斜めに当てて、長さを変化させるような切り方はできないですが…。

    CLWさん:
    CLWさんもレビューお疲れさまでした~!
    髭を生やしていると、髭トリマーってとても便利で手放せなくなりますよね。

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