2017年9月1日追記
NTT-Xのメールから、上位機種の「▽プリンストン▽Edifier ブックシェルフ型スピーカー R1280T ED-R1280T」の国内販売11,980円(税込)が始まりそうです。
□ アメリカで大人気のEdifier社製スピーカー「R1280T」取り扱い開始! と有ったので調べてみた。
アメリカのAmazonでは
#1 Best Sellerin Bookshelf Speakers(ブックシェルフスピーカー部門でNo1のベストセラー)、との事。
また、カスタマーレビューも900件以上総合的に☆4個以上、☆5個が79%と高評価!!!
試してみたいぞ!!!!
2017年9月1日追記終わり
若かりし頃、レコードの時代からオーディオ小僧ではあったのですが、東京への転勤となり、ビックカメラ有楽町店でお気に入りのCD持参で念入りに聞き比べた結果、ソニーのMDミニコンポCMT-J100を購入しました。
大阪に戻ってきた時には、自慢であったコンポは実家のリフォーム時に産廃として処理した後でした。
ここ のZigsowで、ハイレゾポータブル音楽プレーヤーiriver B100のレビューで、ハイレゾ対応のFLACファイルの素晴らしさに触れ、元々イヤホンで音楽を聞くことは好きでは無かったので、Edifier R1000TCNスピーカーを購入し音楽を再生はしてみたものの、iriver B100のチューニングを施されたというイヤホンと比較して音の広がら無さと音量不足を感じていました。
しかし、時代がハイレゾの手軽さへの進展もあり、音楽雑誌の付録では有りますが、
お気に入りのMDミニコンポのパッシブスピーカーを活かす事が出来る、卵型USBバスパワー10W+10Wスピーカで有名なOlasonic TW-S7同等品である、USBバスパワー10W+10WのUSB DACを手に入れました。
現在では、PC+USB DAC+お気に入りのMDミニコンポパッシブスピーカーで、FLACファイルの再生で一応満足していました。
今回、Edifier R1100のレビュアーが募集され、最近のEdifieの製品傾向やR1100の仕様をを調べてみると、少しガッカリだった古い設計のR1000TCNと比較すると、物足りなかったパワーも2.5倍以上になり、ウーハーの口径も若干大きくなり、バスレフポートも前面に移され、スピーカ背後の環境に影響されにくくなり、その前面バスレフポートの低音増幅効果を考慮してスピーカの前後長を増やし、上位機種と同じ方向性で作られているR1100の音質向上には、大いに期待してのレビューです。
Edifire R1100のうたい文句は
- 迫力のサウンド -
R1100 は、ハイエンドオーディオの音響メーカーとして世界中で高い評価を受けているEdifier®社製のブックシェルフ型マルチメディアスピーカーです。直径 116mmのBassユニット(低音用)と直径13mmのツイーターユニット(高音用)を搭載しておりクリアで迫力のあるサウンドを実現しています。また 実用最大出力合計42Wの小音量から大音量までの高音質サウンドが楽しめます。
- 豊富なコントロールユニット -
右スピーカー背面に各種入出力コントロールを搭載しています。低音調整機能も搭載しているので、好みに合わせて音質調節が可能です。また、PC用とAUXの2つ入力端子を備えており、音源の切り替えに手間取ることなく操作できます。
との事です。
- 製品仕様 -
型番:ED-R1100
http://www.princeton.co.jp/product/edr1100.html
バスユニット:直径116mm、防磁型、6Ω
ツイーターユニット:直径13mm、防磁型、4Ω
実用最大出力:21W×2
再生周波数帯域:65Hz~20kHz
S/N比:≧85dBA
歪み率:≦0.5%
入力端子:3.5mmステレオミニジャック、RCA
電源:内蔵AC(100V 50/60Hz)
外形寸法:(W)140mm ×(D)197mm ×(H)226mm※
※ 1台(1セット2台のうち)の寸法
質量:約4,200g
ケーブル長:
【スピーカー接続用ケーブル】約2.4m
【パソコン用ケーブル】約1.6m
【AUX用ケーブル】約1.6m
【電源ケーブル】約1.6m
仕様で気づいた点
1. ドスパラ販売のR1000TCNの外形寸法は150mm(W) × 161mm(D) × 228mm(H)で、R1100は前後長が36mm長くなっていますが、これはバスレフ開口部を前面に移し、低音増強具合を考慮して作られていると思われます。
2. R1000TCNの重量は約6,500gとスピーカー1本毎に1,150g程軽いですが、R1000TCNの側面が厚め一枚物の合板を使用していると思われるのですが、R1100はMFD(中密度繊維板)で強度を確保していると思われるので、重量で振動や共振を抑え込んでる昔ながらの作り方では無くなっている様です。
3. 技術の進展でアンプ部の重量も減ったのではないかと思われます。
購入時にはプリンストンのシールを確認出来ると、1年の保証書が入っていると思います。
このシールです。
外箱の上側を開けると、しっかりと成型された段ボールでスピーカーが固定されてます。
内容物です、「User Manual」には日本語では無いですが、日本語ユーザーガイドの方で十分ですね。
サランネットを外すと前面も黒の木目調で、私は高級感が有って良いと思います。
底面には硬質ゴムと思われる足が各4個あり、右スピーカーにはパワーアンプか電源部を固定していると思われるネジが2つ。
上面です、R1000と違って安っぽさは有りません。
側面も黒の木目調です。
裏面です。
右スピーカーには、「音量調整ダイヤル」、「低音調整ダイヤル」、「音声入力端子」が2系統(PC用とAUX用)、「電源スイッチ」が有ります。
右スピーカーのバスレフポートを覗くと、白いスポンジ状の音質向上の為の内貼りが見えます、バスレフポートの筒の所まで詰まってますね、NetではR1000RCNには内貼りは張っていないと聞いていますし、音質の向上を考慮して作られているのでしょう、期待大です。
左スピーカーのバスレフポートを覗くと??? しかし音質向上の為の内貼りは見えづらいですが、詳しく覗き込むと確認出来ます、バスレフポートの周りには貼られている様です、左右のスピーカー構造の違いから、音質向上の為に適切な場所に貼られて作られている様ですね!
R1000TCNの背面に有るバスレフポートを覗くと、やはり内貼りは見えませんね、代わりに金属製の丸い物が付いてますね、一応考えては作ってるみたいです。
R1000TCNの背面写真が出てきたので、R1000TCNは左右の側板は木目で綺麗なのですが、前面のサランネットを外すと前面、上面と背面にはビニールレザーが安っぽい感じに貼られていますし、黄色いウーハーも安っぽさを感じます。
対してR1100は、全体が黒色で綺麗な木目調の高級感ある作りに感じられますし、私はカッコよいと思いますし、好みです。
・再生機器
ハイレゾポータブル音楽プレーヤー : iriver B100
iriver B100とチューニングを施されたというイヤホン
PC : LIVA X²(LIVAX2-4/64-W10) Windows10 HomeからFLAC対応になったWindows Media Player
・比較スピーカー
iriver B100付属イヤホン
Edifier R1000TCN
私お気に入りソニーのMDミニコンポCMT-J100付属スピーカ
・USB DAC
DigiFi(デジファイ) No.7 別冊ステレオサウンドの付録バスパワー10W+10W USB DAC(卵型USBバスパワー10W+10Wスピーカで有名なOlasonic TW-S7同等品、スピーカ部を除く)
・使用音源
音楽CDをリッピングしたFLACファイルとAmazonMP3で購入したMP3ファイル
・FLACファイル
ピアノソロ演奏 : George Winston演奏 アルバム名Autumn
女性ボーカル : Carpenters アルバム名Yesterday Once Moreから Yesterday Once More, Superstarなど
男性ボーカル : 井上陽水 アルバム名Golden Bestから 心もよう, Make-Up Shadow, リバーサイド ホテルなど
・MP3ファイル
アマゾンMP3で購入したクラシック集「99 Must-Have Classic Gold」の中から
ラヴェル : ボレロ Jacques Loussier Trio 20
ヴィバルディ : 協奏曲「四季」より「春」 ビバルディ四季Karoly Botvay 01
ベートーヴェン : 交響曲第5番「運命」第1楽章 Herbert Berger 17
R1100の実力は? 他のスピーカー達を超えられるのか❓ 如何なる結果に?
現在の満足度比較では
1位 PC + USB DAC10W+10W + 私お気に入りMDミニコンポCMT-J100付属スピーカー
2位 iriver B100+付属イヤホン
3位 iriver B100+Edifier R1000TCN
の順になっています。
それでは、下位から上位へのEdifier R1100の挑戦をレビューしていきます。
下記の写真のEdifierスピーカー設置位置にR1100とR1000TCNを交互に設置し、 MDミニコンポCMT-J100付属スピーカはソニーが本体の横にスピーカーを設置するのがベターだとの思想で作られているので、この状態で比較を行います。
尚、下記の「R1100 の徹底レビュー PREMIUM REVIEW テーマ
「安く音質向上へTry! スピーカーケーブル変更と10円玉インシュレーターの追加」の作業を既にR1000TCNと私お好みのCMT-J100付属スピーカーには音質の向上を行っていますので、公平にR1100にも音質向上を行ったうえでの比較になります。
との予定だったのですが・・・
まずはR1100のエージングを行わなければ、と思いR1000TCNで使用していたホームセンターで購入した1.25m㎡スピーカーケーブルとiriver B100に繋いで、10円玉インシュレーター無しで、小音量で音を出してみると、何これ???音が違う!!!
10円玉インシュレーターで音質向上したR1000TCNと比較するまでも無い!!!
とは思ったのですが、一応行いますかね。
1.iriver B100を音源としてEdifier R1100 VS Edifire R1000TCN
※注 : この項目だけはR1100に10円玉インシュレーターでの音質向上を行っていない状況で、且つR1100はエイジング途中(必要無いかも?)と思われる状態での比較レビューになります、なお両機とも低音調整は中立の状態です。
但し、スピーカーケーブルはホームセンターで購入した1.25m㎡の物を利用してます。
まずは、R1100の大勝で、完全にR1000TCNを完全に凌駕してます。
下記は、R1100をエージング目的で聞いてしまった後で、R1000TCNを聞いての感想になります。
それと、R1100には「ボッ」というポップノイズは発生しません! R1000TCNは電源投入時に「ボッ」とポップノイズが発生するので、音量を最小にしてから電源投入する様にしていました、面倒くさいんですよね。
序にUSBDAC+私お気に入りスピーカーもポップノイズは出ます。
R1000TCN
ピアノソロ演奏:アルバム名Autumn
ん? 響きの広がりが狭いですね、、低音も不足している、低音(Bass)設定をMaxに設定してしまう程低音不足です
井上陽水:リバーサイド ホテル,心もよう, Make-Up Shadow
ドラムが不自然に聞こえるのでBassをある程度元に戻してしまうが低音が変?ですね、ボーカルは何とか聞けるが、全体は何か良くないし楽器の位置が不明瞭です
Carpenters:Yesterday Once More, Superstar
女性ボーカルのカレン カーペンターが亡くなって約33年、最高の音質とは言えないレコーディングをFLACファイル化した音源なので音質は・・・だと思っていたので
ボーカルはまあまあ聞けるが、低音不足かつ不自然を感じます
ラヴェル:ボレロ
各楽器のソロを聞かせる部分から始まる曲だが、何か綺麗で無い、後半にオーケストラ全体で演奏する部分では、聞いていたくない気分になりました、ひょっとしてMP3ファイルだからか???
ヴィバルディ:協奏曲「四季」より「春」
バイオリンが美しく響き合う曲だと思っていたのだが・・・ 残念な感じ
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
明快な曲だと思っていたのでが、強弱感が薄く平べったい感じがしました
R1100
ピアノソロ演奏:アルバム名Autumn
音の広がりと響きが良い
井上陽水:リバーサイド ホテル,心もよう, Make-Up Shadow
やはり音の広がりが良い、ボーカルが澄んで濁りが無い感じ
Carpenters:Yesterday Once More, Superstar
ボーカルのカレンの声が綺麗に出てる、ベースもピアノ伴奏も綺麗、低音の不足も感じない
ラヴェル:ボレロ
なんとか聞ける曲になってますね、MP3ファイルの限界では無くスピーカーR1000TCNの限界だった事が判明です
ヴィバルディ:協奏曲「四季」より「春」
この曲は高校の音楽室で聞いた音が印象的過ぎたのか、バイオリンの音がもう一つ物足りない、MP3音源が悪いのか?
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
オーケストラの広がりが感じられるが響きがもう一つ
この時点での結論
R1000TCNには音質向上処置を施しているのにも関わらず、エージングが済んでいない素の状態のR1100に遥かに遠く及びませんね、R1000TCNを捨てたくなりました。
2..iriver B100を音源としてEdifier R1100 VS 付属イヤホン
1.の時よりも、R1100には10円玉インシュレーターによる音質向上が図られています、またR1100のエージングも進んでいる様?です。
iriver B100付属イヤホン
ピアノソロ演奏:アルバム名Autumn
ピアノの音は美しく響きも良いのですが、左右のセパレーションが強すぎる感じで、音の広がりが殆ど無く左右の違いだけで、前後の位置関係が殆ど無く、ピアノの音が頭の中から後頭部にかけて鳴っています、何じゃこりゃ?
改めて聞いてみると、今まで音の美しさに囚われすぎていた様です、音の広がりが無い為か少し頭痛がしてきました。
井上陽水:リバーサイド ホテル,心もよう, Make-Up Shadow
ボーカルの声も良く響き、豊かさも感じる、楽器も心地よく響く、聞く対象がボーカルなので音の広がりの無さはあまり気にならない、低音も高音も聞きやすいが、今更ながらドンシャリ系の音だと判明した、その様にチューニングされている様ですね
Carpenters:Yesterday Once More, Superstar
ピアノの伴奏もカレンの声も美しく響く、低音を持ち上げている傾向を強く感じる
ラヴェル:ボレロ
ヴィバルディ:協奏曲「四季」より「春」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
クラシックオーケストラ曲はMP3ファイルとしては音も良く、響きも有るがやはり
音の広がりに欠けオーケストラが一か所にぎゅうぎゅう詰めで演奏している印象ですね、音の広がりが殆どないので雄大な曲は聞く意味がないですね
R1100
ピアノソロ演奏:アルバム名Autumn
和音の響きも良く、音の響きと広がりが更に良くなった感じです、エージングも進みつつある様です
井上陽水:リバーサイド ホテル,心もよう, Make-Up Shadow
ボーカルに艶が出来ている感じがする、ざわつきが無く澄んでいる感じで、ピックで響かせない様にリズムを刻む音が心地よいです
Carpenters:Yesterday Once More, Superstar
ボーカルのカレンの低音が良く出てるし、豊かに聞こえる、ピアノ伴奏の和音がやはり綺麗に出てます
ラヴェル:ボレロ
コントラバスだと思うのだが弦を指で弾くリズムが心地良い、メロディではなくリズムを刻む管楽器トランペット?が良く聞こえてきますね
ヴィバルディ:協奏曲「四季」より「春」
バイオリンの響きが良くなってきました、中頃から後半にかけて、低く同じ音で弦の音が長く続いている音が良く出てます、分解能って言うのが更に上がった感じです
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
明瞭な曲なので余り変わりが無いかな?と思っていたらホルンの響きが綺麗に聞こえます
この時点での結論
このR1100 VS 付属イヤホンの対決は、これ程の違いが出るとは思ってもいませんでした。
イヤホンはFLACファイルの音質の良さを出していると思われるものの、物理的には音の広がりまでは再現する事が出来ないですし、大音量で雄大さを誤魔化す様なもので、R1100の大勝利です。
あと、付属イヤホンは、完全にドンシャリ系に振って作られてますね。
ここで一つ問題を発見しました、R1100の左スピーカーの音量が若干低い事が判りました。
なるべく、左右のスピーカーの中央で聞いているつもりだったのですが、気が付くと左スピーカー寄りに頭1つ約20cm近づいて聞いてしまう事に気が付いたのです。
原因を推察すると、アンプの出力誤差が大きめなのか、スピーカーケーブルの不良か、エージング不足か、位しか思い当たりませんが、スピーカーケーブルはR1000TCNでは良好なので大丈夫。
スイートスポットって言うのでしょうか、しっかりと聞ける位置が狭い感じがしますね。
このままR1100は様子見でレビューを続けます。
R1100は音の美しさ、響き、広がり全てを表現出来ているので、今のところ凄くいい感じなのですが・・・
3.PCを音源としてEdifier R1100 VS USB DAC10W+10W + 私お気に入りCMT-J100付属スピーカー
Windows10での設定
まずは、デックトップの下に有るタスクバーのスピーカーマークを右クリックします。
出てきたポップアップメニューの中の「再生デバイス(P)」を左クリックします。
USB DACスピーカーとRealtek High Definition Audioと認識しているR1100が両方とも有効になっているので、R1100を指定し右クリックから「無効化」しておきます。
同様に右クリックで「有効」にも出来ます、この機能でスピーカーを切り替えます。
音量はスピーカーマークの左クリックで調整します。
2.の R1100 VS 付属イヤホン比較を行った時に薄々感じていたのですが、私お気に入りのCM-J100付属スピーカー間の距離が狭いと、音場と言うのかな?楽器やボーカルの位置がはっきりと判らず、音の響きや広がりが感じられないのでは?と思っていました。
それで実験的に私お気に入りのCM-J100付属スピーカー間の距離を20cm強から50cm弱に広げて聞いてみました。
結果は予想通りで、音の響きや広がりが良くなりました。
やはりR1100と同条件で私お気に入りCM-J100付属スピーカーを設置しての勝負しないと不公平ですよね。
偶然ではありますが、スピーカー間の距離がR1100の数値と同じ約1100mmでした、
使用PCはFan無し、ゼロスピンドルの無音で音楽再生には最適な白いBook End LIVA X²です。
鑑賞する位置なんですが、R1100と私お気に入りCM-J100付属スピーカー両方ともスピーカー前面から1500mm離れた位置がベストのようです。
演奏者はボーカルの位置が遠くになり過ぎないですし、音の広がりも良く感じられます。
USB DAC10W+10W + 私お気に入りCMT-J100付属スピーカー
ピアノソロ演奏:アルバム名Autumn
全体としては綺麗に響き渡るピアノが凄く良いのですが、高音域が金属的な音を感じる事が有りました、ドンシャリではなくシャリ系のスピーカー傾向が有る様です
井上陽水:リバーサイド ホテル,心もよう, Make-Up Shadow
陽水を聞いて判明しました、賑やかな音と言いますか、ボーカルは美しいのですが、やはり高音域がキンキンと鳴っている感じで邪魔し合っててゴチャついている感じですね
Carpenters:Yesterday Once More, Superstar
陽水と違ってSuperstarの方はボーカルのカレンの声が高音寄りなので、高音の楽器が邪魔しているのが感じられます。
ラヴェル:ボレロ
ヴィバルディ:協奏曲「四季」より「春」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
オーケストラの音ではシャリ系の音が強調されて録音されていない為だと思うのですが、金属的な音が邪魔まではしていませんね、しかしオーケストラでの期待される、雄大な響きと言いますか、音の広がりは少ないですね。
他の曲でも感じられたのですが、繊細さは少なく、少しだけ賑やかな感じもしました、MP3ファイルの限界の様にも感じます
R1100
ピアノソロ演奏:アルバム名Autumn
エージングが進んだのでしょうか、低音もシッカリと出てきました、和音の響きも音の広がりも良いですね、但し私お気に入りスピーカーとのよりも、少しだけ高音域は繊細と言うか細い感じがします、高音同士が邪魔をし合う事も無く美しい響きです
1曲目の「Colors/Dance」では中盤始め頃から、基本になる低音部が十分感じられ、重要なファクターとして曲全体を美しく表現出来ます
3曲目の「Longing/Love」では高音域で鍵盤を叩く様な演奏場所も濁り感もなく、美しい和音が響きます
R1100でしか感じ取れなかったのですが、グランドピアノの反響版が右側に開放されている響きまで表現されている事を感じ取れますね
井上陽水:リバーサイド ホテル,心もよう, Make-Up Shadow
音同士が邪魔をし合う事もなく、自然な空間が広がる感じがします、陽水の声が艶やかに聞こえます
Carpenters:Yesterday Once More, Superstar
Superstarでもカレンの声を邪魔するような音も無く、美しくて艶やかに聞けます。
ラヴェル:ボレロ
ヴィバルディ:協奏曲「四季」より「春」
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
ボーカル曲の様に中心になる音(声)を主に聞く曲では無い為、オーケストラは曲全体を聞く傾向になるので自然な感じで聞けます、広がり間は少し大きくなってますが、雄大さまでは感じ取れませんね、MP3の限界の様に思います
この対決での感想は、R1100を聞かなければ私お気に入りスピーカー+USB DACで満足していたのですが、しかし、音楽を真剣に聞くという意味では、R1100は分解能が高いと言うのでしょうか?各音(楽器)同士が邪魔し合わない良いスピーカーですね。
勿論、R1100の勝ちですね!
安く音質向上へTry! スピーカーケーブル変更と10円玉インシュレーターの追加
スピーカーケーブル(1.25m㎡)線の太さと同じで音が太くなります
右側がR1100付属スピーカーケーブルで細いです、左側は 1.25m㎡スピーカーケーブルとしてホームセンターで購入したものです。
太い1.25m㎡スピーカーケーブルの効用は「音が太くなる」事です。
実はR1000TCNを購入した時に、R1000TCN付属のスピーカーケーブルは部分断線したかの様に左スピーカーの音量が低かったので、太い1.25m㎡ケーブルを購入して、ほぼ改善はされました。
今回R1100をエージングのつもりで太い1.25m㎡ケーブルで鳴らし始めました。
しかし、途中でR1100付属ケーブルで音質を確かめようと、付属ケーブルに変更したところ、始めは「あれ?音量が下がった?」との感じがしたのですが、何度か取り替えながら比べてみると、音量が下がったと言うよりも付属ケーブルは「音が細い」感じだと判りました。
それにしても、スピーカーケーブルに関係ない右スピーカーも影響を受けている感じをしなくもない?でした、こんな事有るのかな?微妙です。
値段は1000円しなかったかな?良くは覚えてないですが、お勧めします!
オーディオの世界では、スピーカの設置状況で音が変化するのは常識ですが、Edifire R1100はブックシェルフ型マルチメディアスピーカーとして作られており、PCやTVでの利用向けに考慮して作られています。
マルチメディアスピーカーの設置場所はツイーターが耳の高さがベストだとされています。
いかんせん、その高さへの設置を考慮すると、テスクやTV台の上が望ましいのですが、デスクやTV台の強度は高くは有りませんし、ハイパワーなR1100との共振を抑えれれる程、重量も多くは有りません。
手軽な方法としては、市販されているスピーカ用インシュレーターの利用が考えられますが、最近のインシュレーターはスピーカを3点で支えるのが主流に成りつつあり、R1100には4つのゴム足が既に設置されており、Edifier R1000TCNで音質の向上を実感し、更に私のお気に入りのMDミニコンポスピーカーでも実感した、10円玉インシュレーターでR1100の音質向上を行っていきます。
と、偉そうな事を書いてますが、私の部屋では設置場所が限られた場所に限定されてしまい、しかもその場所は安物ボード上でしかないのです。
安物ボードとスピーカーの相互作用で影響を切り離す為にも、音質の向上にはインシュレーターがどうしても必須なのです、はい。
10円玉インシュレーターの素材は、(10円玉 X 2) X (ゴム足4) X (左右スピーカー2) の160円と両面テープです。
まず、10円玉2枚それぞれに両面テープを貼り付けます、少しだけはみ出るくらいに。
次に両面テープを張り付けた10円玉の面どうしを合わせ、空気が抜けるように指で圧力を加え圧着します。
理由は10円玉の中央部は少し凹んでいるので、両面テープ2枚で厚みを出して接着を確実にする為と、最も外側が少し中央部よりも凸っているのでそこでも接着させる為です。
スピーカーの硬質ゴム足部と先程作った20円のインシュレーター片面のそれぞれに両面テープを貼り付けます。
10円玉インシュレーターと硬質ゴム足の両方の両面テープが付いている面どうしを接着します、これで出来上がりです。
後は、10円玉インシュレーターを下にスピーカーを設置すると、時間の経過と共にスピーカーの自重で接着が確実になります。
10円X2枚X4ゴム足Xスピーカ2本=160円+アルファと格安で簡単なインシュレーター設置完了です。
10円玉インシュレーターの効果ですが
「ビバルディ 四季」では、インシュレーター無しの時は音楽全体の中では聞いていたとは思うのですが、コントラバスだと思われる同じ音が非常に長く部分がベース(基本的な音)として重要な要素だと実感できる程に音の分解能って言うのだと思いますが良くなってますね!
同様に「ラヴェル ボレロ」では弦を弾いているのが明瞭になったり、「井上陽水 Make-Up Shadow」ではギターをピックで響かないように弾く音が明瞭に聞こえたりと変化が有りました。
音の響きが良くなった例としては、「ベートーヴェン 運命」のホルンが良く響いてたり、ピアノの和音の響きでは「ピアノソロ演奏 Autumn」全般で、そして「Carpenters Yesterday Once More」の最初のパートなどで和音の響きが綺麗に出ます。
ボーカルでは、「Carpenters Superstar」ではカレンの低音が綺麗に豊かに聞こえましたし、「井上陽水 リバーサイド ホテル,心もよう」では、ザワついていない、と言うか濁りが無いと感じました。
R1100では無く、MP3ファイルの音質面での限界を少し感じた部分も有りました。
それは「ベートーヴェン 運命」のホルンの響き以外は明瞭な曲なので違いは余り感じ取れませんでした。
値段の高いスピーカー用インシュレーターを購入する前に、是非とも試すことをお勧めします!
最後にと、R1100のエージングの進展
今回、R1100のレビューをして、今までは音が綺麗に出てる事だけを楽しんでいた事に気が付かされました。
音の響きの広がりを可能にし、美しい音を艶やかに、他の音を邪魔しない分解能の高さが有るR1100は非常に良いスピーカーだと思います。
私お気に入りスピーカーは若干分解能が低く、高音部では互いを邪魔し合って濁った感じだという事も判って良かったです。
今もそうですが、オーディオは重ければ良い音が出る可能性が高いと思われています。
その事も有って、Netで評判が高いこのクラスでは超重量級のR1000TCNを購入したのですが、しかしR1100はR1000TCNよりパワーが2.5倍も有るにも関わらず2Kgも軽るく、この音質の良さは想像を遥かに超えるものでした。
始めは、R1100の内部の音質向上の為の内貼りの量が左右スピーカーで違いがあり、影響が大きいのではないかと心配もしたのですが、杞憂に終わりました。
今保有しているクラシックのファイルの音質は良いとは言えないものなので、良い音源のクラシック曲を購入してみたくなりました。
おまけ、では有りませんが、消費電力を測ってみました。
背面の電源スイッチONの無音状態で3.3Wでした。
始めR1100の左スピーカーの音量が低く感じ、アンプの出力アンバランス、スピーカーケーブル不良、エージング不足を疑ったのですが、結論はエージングが進むにつれて解消しました。
経緯は、
エージングが進むにつれてスピーカー間の中央で聞くようになりました。
次に、右スピーカーのツイーターの音量不足を感じました。
原因はオーケストラの曲が左スピーカーのツイーターのエージングを進展させたと思われます。
オーケストラの中で主力音源のバイオリンは台数も多く左側に位置し、高音域を受け持つ楽器です。
そこで先に左側スピーカーのツイーターもエージングが進んだと考えられます。
もう一つの原因は、ピアノソロ演奏のAutumは私のリファレンス曲なのですが、Autumはピアノの演奏者の位置で録音されていて、右スピーカーからは高音域が多く録音されていますが、和音や響きの美しい場所は判っていたので、端折って聞いている事が多かった為です。
そこで、Autumをエージング目的で聞いていると、スピーカー間の音量不均衡は解決されました。
エージングが進むにつれて、各スピーカーは設計された音通りに出て来ますので、R1100は素敵な音を奏でるスピーカーになります。
焦らずに時間をかけて慣らし運転をして下さい。
お付き合い、有難う御座いました!!!
UbuntuのデスクトップをLXDEに変更したLIVA X²で音楽プレーヤーRhythmboxを使用しFLACファイルを聞いてみた
Ubuntuの派生バージョンでUbuntu Studioが存在する。
Studioはマルチメディア編集環境に特化し、割り込み回数を増やしたlow-latencyカーネルを採用することにより、音声再生の遅延を低減している。
巷の評判ではStudioの音は非常に良いとの事。
今回はStudioでは無くLXDEでのRhythmboxでの再生であるが、Windows10のMediaPlayerでのFLACファイルの再生時のCPU使用率は、LXDEでRhythmboxでの再生時の約2倍程である。
Rhythmboxソフトが影響しているのか、OSのLinuxが影響しているのか、CPU使用率が影響しているのか不明では有るが、明らかな違いを感じ取れた!
USB-DAC + 私お気に入りのスピーカー使用時には感じ取れなかったのも事実です。
音の立ち上がりが鋭いと言うのか、ダイナミックレンジが広いと言うのか、明瞭に一音一音が個別に表現され、特に高音域では楽しそうな音が楽しくキラビヤカに演奏される。
音楽なので、当然全体として和音の美しさも醸し出される。
また、余韻と言うのか、ホールに残る残響と言うのか、音の響き渡り方が明らかに広い。
前々から考えていたのだが、「Raspberry Pi2」ボードより若干早い「ODROID-C1+」に直接DACボードを取り付ける「HiFi Shield for C1+」ボードがEdifier R1100を更に良い音にしてくれそうだ。
「Raspberry Pi2」にも同じ様な「I2S-DAC」ボードが存在するが、ハンダ付けしたりしなければならないらしい。
「I2S-DAC」ボードは余計なUSBを経由せずに、直接DACに接続するので、音質の劣化が防げます。
「HiFi Shield for C1+」は32bit/384kHzまで対応できるらしい、私としてはハイレゾでも高音質寄りの24bit/192KHzが再生が出来るのでちょうど良い性能なのかもしれません。
ただしODROID C1+には専用OSを入れなければならない様ですね。
それに直ぐにでも上位機種のODROID C2が$3高いだけで発売予定です。
C1+とC2の違いは、
32Bit Cortex-A5 1.5Ghz quad coreから64Bit Cortex-A53 2.0Ghz quad core
メモリーも1GBから2GBへと、音楽再生時には更に余裕が生まれる仕様です。
C1+の様にC2にも「HiFi Shield for C2」が発売されるかの、様子見中です。
20160209追記
ODROID C2上で Volumio 2 - Audiophile Music Playerを動かす試みが行われています。
http://forum.odroid.com/viewtopic.php?f=138&t=18757
勿論C2上で「HiFi Shield」対応するとの事です。
20160217追記
日本語での解説は少ないがWindowsでの再生ソフト「cMP²」が良い?
2017年2月7日現在、Edifire R1100の素性の良さを実感中
現在は、ラズパイオーディオ系のワンボードPCのODROID-C2に、I2S接続でPCM5102搭載DAC (HiFi-Shield Plus)を亀の子状態のポン付けで聞いています。
OSは、Debian Jessie (arm64)を元とした軽量なOSのDietPiで、デスクトップは軽量なLXDEを使用し、再生ソフトはMPD (Music Player Daemon)の「DietPi-HiFi」でハイレゾFLACファイルを再生して、楽しんでいます。
MPD + YMPD (HiFi): Lightweight web interface music playerでの再生です。
アマゾンで50円で購入したMP3ファイルのクラシック「99 Must-Have Classic Gold」を聞くと・・・・
音源品質の大切さが実感できます。
勿論音が良くない方ですが・・・・
それだけ、Edifire R1100の素性の良さが実感できます!
2018年1月28日追記
周波数別試験音源というページを見つけた。
http://sound.jp/musicyou/page048.html
5~20,000HzのWAVファイルがあり、低音の出方と自分がどれだけ高音が聞けるかを確認出来る。
当機の低音は50Hzまでは辛うじて出てますね。
私は14,000Hzが辛うじて聞けますね。
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