自分の住まいの街並みを展望してみると、沢山のビル群があり
この中で今日も人々が、毎日働いています。
はたらく喜びと共に、仕事へのプレッシャー複雑な人間関係等のストレスを
誰しもが感じる現代の中で楽しみを見つけながら伸び伸びと働く事って
どうしたら出来るのでしょうか。
そんなヒントを見つけたくてこの本を読みました。
強いメンタルは1日にしてならず
「引きずらない人は知っている、打たれ強くなる思考術」
~ 切り替え上手、メンタルタフになる方法 ~
この度、こちらの本の感想をレポートさせて頂きますYo!岩と申します。
本のレビューですが、ネタバレ注意で感想を書きますので
これからどうぞ宜しくお願いします。
筆者はビジネストレーナーの豊田圭一 (とよだけいいち)さん。
幼少時代を外国(アルゼンチン)で過ごし、某一流大学を卒業後大手建設会社に入社後
知人が開業した海外留学のコンサルティング事業に参加。
現在は、アジア新興国グローバル人材育成のために海外研修を展開し
日本・東南アジア・インドなどを中心に活動中。
TV朝日 ガイアの夜明け
「今こそ"殻"をやぶれ!~人材活用の最新手法~」(2013年10月)では
その過酷な海外研修の様子や本人の人柄等、特集され話題になっていましたが、
かなり情熱的な仕事ぶりの方だという事が伺えます。
この人緊張するとかあるんだろうか~とも思える感じですが
豊田さんも、元々はあがり症で社会人になってから2回も仕事中に
神経性の胃炎で倒れるなど、元々タフなメンタルを持っていたわけではなく
弱いからこそ「意識を切り替える」「少しづつ自信を積み重ねる」
この繰り返しで気持ちを鍛え乗り切って来たそう。
本書は、そんな筆者がこれまでの実体験を交えて打たれ強いメンタルを築く
ヒントを解り易く解説しています。
簡潔で解り易い内容
全29章からなる本の内容は、一貫して文字数少な目で簡潔な表現。
表題(見出し):内容をズバリ一言で表現
↓
筆者の体験などを交えたエピソード
↓
結論
↓
まとめの一言(文字大き目太字)
1章が5分位で読める簡潔な内容なのに、起承転結がしっかりあるので
スッキリとした気分で読み切れる内容。
これまでもビジネス本は色々読んでいますが、自分の状況や仕事内容と
違和感を感じたりする内容の本もありましたが、素直な気持ちで内容を読む事が出来ます。
サラリと書かれた重要なヒント
さて、この本を読んでいる私は、地方の事務職に従事するOL
正直、コツを覚えてしまえばルーチンワークである度色々乗り切れてしまうし
筆者の様に海外でバリバリなどと言う大きなチャンスはこの先無いだろうな~。
と言う私でも、この本の内容は日々の仕事や生活に生かせる言葉が沢山ありました。
特に【「必然」と「欲望」が人を動かす】の章は、資格取得の勉強中の
意識改革に役立ちました。
ボヤ~っと、あったら役に立つかもと言う理由で勉強をしているようでは
人間の本能的な欲求(眠い等)や物欲に負けてしまう!
どうしても欲しい必然の理由と情熱がまず大事。
大元に立ち返り、気持ちの断捨離をする事で目標に向かって
進むきっかけが出来ました。
打たれ強いメンタルを築き成果を出すには
仕事や学業など、様々な年代や(仕事での)ポジションの人でも
それぞれに感じる事のある、逆境や失敗の劣等感・本番前の緊張。
どんな状況でも自分らしさを出し、前向きに取り組める
「打たれ強さ」は人生を楽しむのに大事なスキルですね。
この本を読んでいると、それらを乗り越えるのは意外にすぐそばにある
少しの意識改革の積み重ねによるものが大きいという事に気がつきます。
効果的な意識の切り替えのヒントをこの本で得る事で、少しづつ気持ちを鍛え
大きな成果を生み出せる自分に導く良いきっかけになる一冊。
本棚の見えるところに置いておいてたまに読み返したいと思います。
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