TAXAN製のAndroid、iOS対応のワイヤレスSDカード
リーダー『MBSD-HS-03/MG』
この手の商品は最近では多くありますが、特徴として
見て分かるように非常にスリム!
厚さ約7mmと鞄だけでなく胸ポケットですら違和感なく
が可能な薄さ。
専用ポーチと充電用のmicroUSBケーブルが付属。
左下の写真は2.5インチHDD(9.5mm)との比較写真で
右下はSDカード収納時のカードスロットになります。
Wi-Fi、バッテリーモードはスイッチにて切替方式で
リセットボタンがある。
◎スペック
◎アプリ情報
左下お写真がGoogle Playストアで、右下がAmazonストア
になり、両方とも試しましたがアプリは同じ。
KindleFireの場合、通常はGoogle Playストア非対応なので
Amazonストアになります。
ただし、Root取得済の場合はGoogle Playストアの利用も
できるので問題なく、GoogleからでもOK^^
同社のアプリで下のような名前の似た紛らわしいアプリが
あるので間違いに注意!
MeoBankSD HSの初期設定と機能検証
◎ 初期設定
MeoBankは初期はWi-Fiにセキュリティがかけていないので
SSIDを選択するだけで接続が可能。
その為、セキュリティ設定をしなければ、誰でもアクセス
できてしまい情報漏洩となる。
設定はブラウザから接続可能ですがアプリ設定にリンクも
あるのでアクセスは簡単です。
Wi-Fi設定(右上の写真内の最左下のアイコン)を選択して暗号化
方式とパスワードを設定する。
※リセットした際にも必要になると思います。
一度、パスワードを設定した後に変更した場合はAndroid側の
Wi-Fi画面にて『接続解除』にて保存したパスワードを削除して
再度パスワード入力が必要です。
初期は日付も狂っているので設定が必要。
システム時間取得ボタンを押せば手軽に時刻設定ができますが
常に合わせたい場合はNTP機能を有効にして下さい。
ただ、Android端末はメモリに余裕がないケースが多く僅かでも
負荷を減らしたいのでしたら、NTPはお勧めしません。
リピータ機能を設定するとMeoBankに接続したままネット閲覧が
可能になります。
Wi-Fiリピーターのアイコンで下の画面が表示されるので通常の
ルーター設定と同じようにSSIDを選択してパスワード入力。
接続ができている場合は状態の欄にチェックがあります。
◎回線速度
◎デザイン
レイアウトは変更できませんが、大きめのアイコンは非常に
見やすく、配色もシックでお洒落^^
◎音楽再生
音楽の再生はアプリ単独で可能で操作は簡単ですが、シャッフルや
リピート機能もなく便利とは言い難い。
◎ドキュメント
WordやExcel、PDFからテキストまで閲覧には他アプリと連動が
必要なので、動作は端末インストールのアプリに依存。
◎写真閲覧
画像閲覧はアプリ単独での閲覧可能で縦・横表示にも
対応していて使い勝手は良い。
対応ファイルでは画像が一番、扱い易くメインになると
思います。
特に漫画閲覧では専用かと思うほど見やすいです!
◎動画再生
他の動画再生アプリに依存していてアプリが対応していれば
大抵の動画が再生可能。(※下はAVI再生)
内蔵カードリーダーより優秀で、内蔵で読み込めなかったり
フリーズする動画も普通に再生できることも多い。
◎ブラウザ閲覧
ブラウザから設定だけでなくファイル閲覧が可能。
ですが、画像はスワイプで送ることができず1枚づつ開いて
みないといけない。
はっきり言って実用レベルではない。
◎USBカードリーダー
WindowsからもUSBカードリーダーとしてSDカードを
認識できるけど、USBメモリは認識しない。
また、残念なことに認識するのはOFFモードのみになり、
Wi-Fiやバッテリーの同時使用は不可。
◎SD-USBメモリ間のファイル交換
SDとUSBメモリ間のファイルの移動には非対応ですが
コピーには対応しています。
◎同時接続
複数の端末からのアクセスに対応していますが、画像・音楽等の
軽量なファイルなら問題ないものの動画では負荷が大きい。
その為、ファイルサイズにもよりますがカクカクやフリーズして
見れたものではありません。
ネット閲覧も厳しいので同時接続での利用は限られます。
※再生しているのは自作のMP4ファイルで詳しく見たい方は
下のリンク先に貼ってあるので参照してください。
◎充電
一応、スマホを満充電できる容量はありました。
充電はWi-Fi・バッテリーの両モードで可能、そうWi-Fiモードは
電源供給も行うので使用しなくてもUSBメモリに電力を取られる。
その為、USBにはスイッチ付のアダプタ等を使用したいけど、
横向きなのでUSB接続すると収納できなくなる(++)
◎ポータブル性
下の写真は普段使う鞄の外ポケットで、一緒に収納しているのは
スマホになります。
WFS-SR01では厚いのでスマホと入らず、単独でも厚くてピチッて
しまうのですが、これならスマートに収納が可能。
機能は似ていてもポータブル性では圧倒勝ち(>_<)
MeoBankSD HSとWFS-SR01比較
◎MeoBankSD HSとWFS-SR01比較表
MeoBankSDは旧自社製品の4倍の速度ですが他社まで
見ると速くなったというより追いついたという印象。
手持ちのI-O DATA製のWFS-SR01も以前から同速度で
ほぼ同機能ということが上の比較表から分かります。
しかし、全てにおいて同じではないことも上表から
見て取れると思います。
①電源供給スイッチ
WFS-SR01はバッテリー切替が自動認識の為、USB
メモリ接続にて電源供給される。
電源を切っていても供給は止まらない為、USBメモリ
接続したまま収納しているとバッテリー切れとなる。
都度、抜き差しが必要と面倒なのに対しMeoBankSDの
方は接続したままでも供給ストップでき便利。
② 内臓バッテリー
WFS-SR01の方がサイズが大きいこともあり600mAh
ほど容量が多い。
③充電方式
充電環境によるのですがWFS-SR01の方は1.5Aと急速
充電が可能となる。
④動作時間
WFS-SR01の方がバッテリー容量が多いので動作時間も
約1~2時間ほど長くなる。
⑤充電時間
基本的にバッテリー容量が低いのでMeoBankSDの方が
早いけど、急速充電に対応していないので微妙。
⑥外形寸法
一番の特徴でWFS-SR01より圧倒的に優れている点でも
あり、スリムボディでポータブル性に優れ胸ポケットに
収納可能と便利。
⑦重量
ポータブル前提の機器だけに重要なポイントでWFS-SR01
より19g軽いのはポイントが高い!
⑧デザイン
全体がプラで、それなりに質感はあるけど、WFS-SR01の
方が高級感がある。ですが、ポータブルする際には収納した
ままでの使用なので見た目はあまり関係ない。
⑨USBポート
WFS-SR01と違いUSBポートが横にありUSBメモリ接続した
ままでの収納が難しく、小型USBメモリでも邪魔。
⑩アプリ
アプリの対応ファイル形式や性能は大差ないけど、デザイン
による使用感に差がある。
WFS-SR01と違いMeoBankSDはレイアウト変更ができない
ですが、アイコンが大きくプレビューが見やすい。
◎MeoBankSDのレイアウト
◎WFS-SR01のレイアウト
MeoBankSDにはカテゴリ分類があり、フォルダを超えて関連
ファイルをリストしてくれるので探し易い。
※カテゴリ表示はSDのみ使用時だけ。
◎MeoBankSDのカテゴリ表示
◎音楽再生
WFS-SR01がシャッフル、リピート対応して下手な音楽アプリ
より便利なのに対し、シンプルで操作は簡単ながらシャッフル、
リピートは非対応。
Android間のファイル交換が可能
MeoBankを使用すればAndroid間にてファイル交換が手軽に
できる。
①データ元のAndroidをMeoBankに接続して専用アプリの
マイボックスからデータアップロードを選択。
②下画像のsdcardをクリックしてファイル選択してアップ
ロードをクリックでMeoBankに保存。
③移行先AndroidもMeoBankに接続して専用アプリを起動。
④保存されたファイルを選択して『場所を選択してダウン
ロード』をクリック。
⑤Android内のダウンロード先フォルダを選択して終了。
ほぼ機能の同じWFS-SR01を所有しているのですが、それぞれに
特徴があるので使い分けしています。
MeoBankはスリムボディでポータブルに特化しているので外出
使用として鞄に入れっぱにして64GBのSDを使用。
WFS-SR01は大きいですがバッテリー容量に優れ高級感がある
外観なので家使用で見える場所に配置。
家使用なのでUSB-HDD(320GB)にて動画・漫画・音楽と
様々なファイルを大量に運用できる。
今までは外に持ち出すのに外して収納と手間なので外ではあまり
使用していませんでした。
今回、スリムタイプが入手できたことで専用として常備でき活用の
機会が増えた。
特に胸ポケットにまで収納できるスリムさなので服装に合わせて
も変える僕には、どの鞄でも持ち歩けるので便利!
ポータブルを超えたポケットWi-Fiマルチリーダー
機能だけを見れば他社製品にも似た物が多くあるけど、これほど
ポータブル性に特化した商品は少ない。
多少、大きくてもポータブルなら、それを超える胸ポケットに
収納して鞄なしもできるMeoBankは何なのか?
同じポータブルでくくるのには違和感がある、より強くポケット
に入ることからポケットWi-Fiマルチリーダーといった印象(>_<)
◎長所
・Wi-FiにてSDカード、USBメモリ/HDD/SSDを認識。
・スリムボディで収納場所を選ばない。
・類似品に比べても軽量。
・Android内蔵カードリーダーより優秀。
※Android内蔵リーダーでフリーズする動画でも再生可能。
・WindowsにてUSBカードリーダーとして使用可能。
・内蔵バッテリーでUSB電源供給が可能。
・有線LANを無線化できる。
・アプリがシンプルで見やすく操作が簡単。
・アプリで漫画閲覧に適していて専用といってもいいぐらい便利。
・SDカードを共有でき経済的。
・スイッチでOFFにできるのでUSBメモリを抜く必要がない。
・電源ランプが見易く、状態確認し易い。
・プラだけど塗装の品質が良い。
◎短所
・USBポートが横にあるのでUSBメモリ使用したままでの
収納時に邪魔。
・スイッチが固く、片手での操作が難しい。
・USBカードリーダーとWi-Fiモードの併用ができない。
・Wi-Fiモードで電源供給OFFにできないので使用しない時に
USBメモリを抜かないと電力を消費する。
・バッテリー容量が少ない。
・アプリで音楽再生にリピート、シャッフルがない。
◎結論
旧製品の4倍の速度を強調しているけど、速いというより150Mbpsは
他社製品の速度に追いついたという印象。
前述しているように機能的にも類似品は多いけど、差別化できる特徴
としてスリムボディで軽量とポータブルに特化している。
類似品もポータブルですが、コレは胸ポケットにも違和感なく収納でき、
ポータブルをもっと強調してポケットWi-Fiマルチリーダーと言いたい。
MeoBankでなら鞄なしでも持ち歩くことが可能と便利で、SDカードを
1枚購入すれば複数機器で共有が可能なので経済的。
また、スイッチでOFFにできるのでUSBメモリを抜かなくても電力を
消費する心配はない。
WFS-SR01ではUSBメモリを抜き忘れて、いつのまにかバッテリー切れ
になっていることがあるので、これは助かります。
ただ、USBポートが横にあるのは残念、小型のUSBメモリを使用しても
抜かないと収納時に邪魔になってしまい、OFFのメリットが少ない。
USBカードリーダーとして使用時にUSBメモリを認識できないのとWi-Fiを
併用できないのも残念ですね。
Wi-Fiが使用できれば、Windowsから手軽にAndroidへデータ移行ができた
可能性もあったのですが・・・・
それを差し引いても利便性とコスト面で魅力的で、Android所有者には
大きなメリットとして内蔵カードリーダーより優秀。
内蔵カードリーダーでフリーズする動画でも普通に再生できることが多い
という、おいしいメリットがある。
結論的には僕のようにAndroidで動画再生にてイライラする人は買いです!
特に複数所有者にはコスト的にもお勧めです。
Moさん
2017/02/15
私も同じものを先日購入したのですが、usbや外付けハードディスクの取り外してどうされてますか??そのまま引っこ抜くかmeobankの機能モード?を突然offにするしか方法ないんですかね??
Meobankからハードディスク抜いて、パソコンに接続すると、ハードディスク動きはするんですが認識されなくて、いつ壊れるかとヒヤヒヤしてます…(パソコン再起動すると認識されるのですが。なぜか…。)
返信頂けましたら幸いです。