DOS/Vパラダイスで激安4480円販売開始された「ENERMAX minimo.Q」を使用したPC自作に挑戦。
Mini-ITX規格であるにも関わらずATX電源が使用可能(ただし奥行き123mmでプラグインタイプ)。
グラフィックスボードは最大でカード長290mmまで対応可能(ただし個人的に240mmを推奨)。
しかも簡易ラジエーターを内蔵可能だ。
12cmファンは2個搭載可能、8cmファンはすでに搭載済み。
小型で高性能なPCを組むことが可能な激安Mini-ITXケースで20周年ペンティアムG3258をオーバークロックだ。
[ youtubeとニコニコ動画にminimo.Qの組み込みをアップ ]
月末恐怖の納品ラッシュで熱出して鼻声チックな動画をアップ、我慢して見てください。
[ minimo.Qの仕様 ]
サイズ:幅225x奥行370x高さ186mm
電源:ATX12V/SFX12V、長さ140mm以下(推奨125mm以下)
グラフィックスカードの長さ:290mm
CPUクーラーの高さ:132mm
前面端子:USB 3.0x2、マイクx1、ヘッドホンx1
拡張スロットx2
[ Mini-ITXマザーボードのメリット ]
今使っているPCケースはCMスタッカー、スーパーヘビー級チャンピオンPCケースとして歴史に名を残しちゃうレベル。
机の下に入らないほどデカイ、腰が抜けるほど重い。
それを2台も使っているオレが初めて自作するMini-ITXケースが「minimo.Q」。
真横において余りにもの小ささにびっくりだ。
小さいってことは兎にも角にも素晴らしい、テンションも上がる。
↓CMスタッカー
[ 激安で組む激冷オーバークロックゲーミングPC ]
小さくてしかも激安PCケースの「minimo.Q」を使用して、激安のゲーミングPCを作ることにした。
ゲーミングPCって超高解像度でゲームをプレイすることじゃないの?って言われそうだが。
チョウ金ある人ばっかじゃないと思うし、うーん、まさにオレがそうだし。
激安PCでゲームをしてもいいじゃんと思う。
これだけは今回譲れないというポイントをきっちりとまとめたい。
・WiFiとbluetoothが搭載されているMini-ITXマザーボード
・ワイヤレスキーボード
・最強のマクロ作成ゲーミングマウス「G600」を使用
・左手デバイスの決定版「G13」を使用
ゲームする時のポイントは超高解像度なんかじゃなくて、キーボードやマウス、ゲームパッドに左手デバイスだったりするんですね。
マクロがんがん組んで、快適にプレイすることも重要。
PC本体にお金ばっかかけないで、周辺機器にお金を欠けることも重要だと思う。
そしてG3258をオーバークロックして遊んでみたい。
だから今回は下記の構成でPCを組むことに決めた。
・PCパーツの紹介
PCケース:minimo.Q
CPU:20周年ペンティアム G3258
マザーボード:ASUS Z87I-PRO
メモリー:TEAM ELITE DDR3-1866 8GBx2枚 TED316G1866C13DC
SSD:intel 520シリーズ 120GB
電源:剛力短2プラグイン 700W SPGT2-700P/A
外付けDVDドライブ:バッファロー DVSM-24U2
OS:Windows8.1通常版
プラス参考として「ELSA GeForce GTX 780 S.A.C」
CPU:20周年ペンティアム G3258
ソフマップで8000円でゲット。
CPUの内部倍率が固定されていないオーバークロック出来る20周年ペンティアムだ。
これをオーバークロックしてゲームが遊べるかチェック!
購入はソフマップで梱包はとても良かった。
緩衝材をきっちり入れてあったのがとても素晴らしい。
在庫がある商品は24時間いない出荷なので、遅くとも2日後には到着するのも良い。
マザーボード:ASUS Z87I-PRO
Z97がホントは欲しかったのだが、Mini-ITXだとスゲー高い。
うーん、そしたらH85あたりを買うかなと悩んでいたところamazonで激安11000円を発見。
Z87チップセットなのでBIOSアップすればok、しかもZシリーズだから内部倍率変更可能。
しかもこのマザーすんごいところは「WiFi」「bluetooth」を搭載している!
おまけにMini-ITXマザーボードでは珍しいSATAポート6個搭載。
DVI、ディスプレイポート、VGAといった映像出力3系統搭載も大変素晴らしい。
メモリー:TEAM ELITE DDR3-1866 8GBx2枚 TED316G1866C13DC
amazonで16000円でゲットした安心のブランドTEAMを今回も選択。
1866メモリーなので高速でド安定、オレにとっての鉄板メモリーだ。
SSD:intel 520シリーズ 120GB
ゲーム入れるにはちときつくはなってきたものの、まだまだ現役の120GB。
なにせスゲー読み込みが速い!
minimo.Qに取り付ける際には、5インチベイの真下にマウントする。
8cmファンを取り外すとそこに2.5インチSSDを取り付けることも可能だ。
電源:剛力短2プラグイン 700W SPGT2-700P/A
今回これがスゲーポイント、奥行き123mmの80PLUSブロンズ電源。
ヨドバシで最後の1個を11980円でゲット、助かったー
12cmファン:オウルテック OWL-FY1225M
ヨドバシで969円でゲットした1650rpm、25mm厚の12cmファン。
今回はG3258を冷却するために敢えて回転数は高めのを選んだ。
意外にも音はそんなに気にならない、冷却は思った通りスンバラシイ。
外付けDVDドライブ:バッファロー DVSM-24U2
もってて良かったでお馴染みの外付けDVD-Rドライブだ。
グラフィックスボード:ELSA GeForce 780 GTX S.A.C
カード長が290mmのド級のVGAだ。
詳細はハイエンド構成にてレビューするが、今回このPCケースには使用できなかった。
(よってカード長は個人的には240mmが望ましいと考える)
OS:Windows8.1通常版
ヨドバシで12540円でゲット。
DSP版買うのも通常版買うのもほとんど同じ金額なので、64bit版と32bit版の両方が同梱されている通常版を購入した。
[ minimo.Qのスンバラシイ付属品 ]
ホコリが入らないようにする「メッシュフィルター」2枚付属
SFX電源が使用できるブラケット付属
3.5インチマウンターと底面に取り付けるゴム足が付属
ケーブルをまとめるケーブルタイが付属
[ minimo.Qの冷却性能のスンバラしさ ]
上部に12cmファンを取り付けられることから、マザーボードとCPUに十分な風を送り込める。
オーバークロックで冷却したいので嬉しかった。
8cmファンが後部に取り付け済みなので、冷却性能はとても高いと思う。
上部に簡易ラジエーターを取り付けることも可能なのはスゴイの一言。
[ 組むに当たっての注意 ]
“奥行きが短い電源でないとヤバイ”
メーカーのHPにもあるように、奥行きが123mmの電源でないと厳しいんです。
泣けることに最初、ATX電源イケるじゃんってことでわーい、やったー、オウルテックのSeasonic「Gシリーズ650W」をヨドバシ通販で14800円で新規購入。
しかーし、ふぬぅあああ、奥行き160mm電源は入らない!
140mmであればギリギリで入るようなのですが、メモリーやピンヘッダーに干渉するとまずいので123mmの剛力短2 700Wを急いで11980円で購入。
横浜ヨドバシで恐らくラストの1個、あぶなかった。
これに早く気がついていたら、ぐぬぬ、VGA買えたなー
みんな、アホのオレみたいなことにならないように注意だ!
[ トラブルなく組めた ]
小さいMini-ITXだと組むのが大変かなと思ったがそんな心配は杞憂に終わる。
あっという間に組んでOSインストール完了!
組みやすかったですよ。
更新: 2015/03/04
ENERMAX ECB1010 Minimo.Q のハイエンド構成レビュー
PREMIUM REVIEW
試した結果290mm丁度は難しいがかなり長いVGAを搭載可能、VGAをアップグレード可能だ!
ハイエンドなGeForce GTX 780を搭載したグラフィックスボードで、しかもオーバークロックされているモデル。
冷却は新設計の3連静音ファンを搭載、激冷で爆速だ!
この超弩級グラフィックスボード「ELSA GeForce GTX 780 S.A.C」を積み込もうと試みるが、がっかり、ダメだった。
丁度290mmのカード長で、しかも上部に電源ケーブルを差し込むものなのでイケると思っていたのだが。
具体的には5インチベイに当たるために、奥まで突っ込むことが出来ない。
よって290mmはムリだろう。
一番下の写真が表しているように、ブラケット分は最低でも短くないと無理。
よって最長で270mm程度だろう。
しかし、ケーブルを這わせる隙間とVGA用の電源ケーブル差し込みが必要になるので、そこからさらに短くないと厳しいはず。
マイナス50mmは必要。
結果、個人的な推奨カード長は240mm以下だと考える。
240mmでもVGAを搭載できる事もあってこのMini-ITXケース「minimo.Q」は相当ハイエンドなPCにすることが出来るだろう。
更新: 2015/03/04
ENERMAX ECB1010 Minimo.Q のエアフロー優先構成レビュー
PREMIUM REVIEW
ポイントはズバリ冷却性能の高さ、そしてCPUとGPUのオーバークロックだ!
ブルトガング作成中のアホのオレのようにはならないほうがいいぜってことで、FF11は到底すすめられない。
今からやるなら間違いなく、FF14だ。
FF14の推奨スペックはCPU自体はそんなに高くないんです、Coreシリーズのデュアルコアで2GHzあればいけるんじゃないかな。
それよりもグラフィックスボードの性能が重要なんですね。
今回、内蔵グラフィックスでどれ位のフレームレートが出るのだろうかチャレンジ、出来れば30は欲しいなあ。
無理だとしても24は出て欲しい。
1280x720ドットで30フレームを出すべくG3258のみで頑張ってオーバークロック設定を煮詰めていく。
<ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編>
http://jp.finalfantasyxiv.com/benchmark/
☆ガンガン電圧上げてオーバークロックしまくるっていうのは今回なし
電圧はあくまでも標準状態でどこまでオーバークロックできるかを試したい。
なぜかというと、CPUファンはリテール以外が入るのかどうか不安だったため。
電圧上げまくると温度が高くなりすぎて、リテールファンではムリだろう。
そして消費電力爆上がりで「電気代」がむっちゃかかる。
電気代高くするぐらいならそもそもワンランク上のCPU買えって話になっちゃうために、電圧はいじらずにどこまでオーバークロックできるか、頑張ることにした。
電圧1.15Vの標準設定をそのままで設定を少しづつ詰めていく。
結果、下記の様な設定でFF14をプレイすると目標の「30フレーム」を達成することが分かった。
・CPUコアスピード:36倍の3600MHz
・GPUコアスピード:15倍の1250MHz
・平均フレームレート:34.353
評価:快適
快適な動作が見込めます。
グラフィック設定をより高品質にしても快適に動作すると思われます。
画面サイズ: 1280x720
スクリーンモード設定: フルスクリーンモード
グラフィック設定のプリセット: 標準品質(デスクトップPC)
CPUコアスピードのみのオーバークロックだと30フレームは達成できなかった。
GPUコアスピードもぎりぎりの範囲でのオーバークロックを行った。
結果、FF14で大満足の30フレーム以上!
まさかVGAなしのG3258のみでFF14がプレイできるとは、思っても見なかった嬉しい大誤算。
この激安パソコンでFF14をプレイできるのは「ENERMAX minimo.Q」の冷却性能の高さのお陰。
激しく高いゲーミングPCでFF14やるっていうのだと、PS4買ったほうがいいじゃんということになりかねない。
小さくてパワフルで激安っていうのが良いですね。
初めてのMini-ITXケースでの自作はとても楽しかったです。
[ ベンチマークテスト ]
結果から言うと素晴らしいの一言。
オーバークロックすることでFF14やPSO2は快適にプレイできるレベルにまで性能が向上した。
ポイントはズバリ冷却性能の高さ、そしてCPUとGPUのオーバークロックだ!
「参考G3258を標準3.2GHzで駆動」
「参考G3258を3.6GHzに、GPUコア1250MHzにオーバークロック」
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