「Webroot SecureAnywhere アンチウイルス for ゲーマー」プレミアムレビューに選出されましたのでレビューさせていただきます ウイルスソフトは動作が判り難いところもありますが現象面、結果から解析していきたいと思います。Webroot という会社名は今まであまり聞いたことは無いのです
が米国の会社です 今回の製品ではゲーマー向けのほかに、他に2種類のソフトがあります ウイルスソフトの定義ファイル 他はサーバーのクラウド(ストレージ)にデーターが収められているのでパソコンの負担は少なくなります で、何が「for ゲーマー 」なのかですが、
”クラウドを活用しPCのリソースの使用もわずかなのでゲームプレーにまったく影響を与えない画期的なセキュリティソフト。最高のゲーム体験のためにPCのリソースをあますところなく使い切りたいゲーマーにとってまさに理想的な製品”
- ”光速”スキャンと最小のCPU使用率による圧倒的な軽快さ
- パフォーマンスを妥協しない高いセキュリティ能力
- ゲームシステムを常に最高のコンディションに維持
- IDシールドで個人情報を保護
- 先進のリアルタイムフィッシング詐欺対策
- クラウドストレージとして25GBHDDの確保 ということです。
長文になりますが是非ご覧ください。
インストール
インストールは購入時のカードに製品キーコードが印刷されていますので、指定されたURLへアクセスしてインストールプログラムをダウンロードします ダウンロードしたSETUPファイルでインストールしますがその時にキーコードを入力実行します DLファイルはwsainstall.exe 780KBになりま
す DLが終わったらEXEファイルを実行します (今回のレビューでは製品キーコードがzigsowより送られてきましたので、該当ページからDLしてインストールしました)今回はWINDOWS8.1PRO(64)にインストールします レビュー製品は他にウイルスソフトがインストールされていても動作は保証されます 今回のPCにはカスペルスキーセキュリティ2015が既にインストールされています。
使用言語選択はかなり多いです
カードに記載されているキーコードをインプットします
インストール先を指定します
プロシキサーバーは無しでもOKです
登録ページですが、登録の理由が表示されています
HDDスキャンが始まったら感染が検出されました! 感染、脅威時、赤い表示になります
PCのスキャンを継続します
此処で感染ファイルが判明します
ファイル名が判ったので他にインストールしているカスペルスキーでチェックします
何故か検出しないで通過されます 変ですね
12月にMP3スプリッターのフリーソフトを入れたのです。その時に海外サーバーからダウンロードしてインストールしたソフトが、悪さをしたのでアンインストールした時になかなか削除できなかった名残だと思います (how123とかのブラウザ乗っ取りソフトだったと記憶してます)
此処で感染したファイルの削除です 右下クリックで削除開始です
削除する前に確認した感染ファイル roboot64.exe
削除後の再スキャン
スキャン完了 レビュー製品のメイン画面です
次にアカウントの作成ができます
デスクトップのアイコンでプログラム起動するとこういう画面になります
レポート関連です
以上でインストール関連は終了です
機能詳細
デスクトップのアイコンから起動します このメイン画面になります
以下は上部メイン画面の黄色い枠を広げたところです セキュリティの動作on/off設定
IDの保護設定
バックアップと同期
パスワードマネジャー
ユーティリティ
マイアカウント
ヘルプとサポート
詳細設定
メイン画面の右上をクリックしますと設定画面が表示されます(先ほどの黄色枠の右上です)
fig-1 基本設定
スケジューラ スキャン設定 シールド
ファイヤーウォール アクセス制御 プロキシ
ヒューリスティック インポート/エクスポート システム最適化ツール
最後に安全な消去
メイン画面ではそっけない感じですが設定画面は豊富であることが判ります
100%クラウド型であることのメリット、実際の軽快さ
Webroot SecureAnywhere とカスペルスキーの両方をインストールした時のcpu占有率は静的状態は
ほぼ4%くらいです
Webroot と カスペルスキー ダブルインスト状態 静的動作時
Webroot SecureAnywhere スタティック状態 CPU占有率は殆ど無いような
ファイナルファンタジーXIVを実行とOFF(スタンバイ)させた状態
少し占有率が上がります
タスクMGRで観察した各ウィルスソフトのメモリー使用状況
CPU MEMORY HDD NET
WebRoot SecureAnywhere 5.2MB
Kaspersky 102.3MB (カスペは6MB位の時もあります)
Webrootはメモリー使用容量も少ないようです カスペルスキーは6MB位の時も
ありますが100MB以上になることが多いです
INSTALLしたウィルスソフトのHDD使用容量
Webrootはインストール容量は1.14MBしかありません
カスペルスキー 158MBあります 少ないですけどね
クラウドストレージを使う!
このソフトにはクラウドストレージ25GBを使用可能とうたっています 正常なら?下図画面のオレンジ部分の枠にLOG INの文字が出ますが今回はまだ出ていません サポートによると現在LOGINできない不具合が出ているようです で、今回はクラウドストレージ使用はPASSします 使用可能ならクラウドに画像やファイルなどを保存することも可能で何処からでもネットがあればアクセスできます。
ヘルプからの画面です 正常ならこういう画面↓になるようです(LOG IN文字が出る)
マイアカウントにアクセス
黄色枠内のWebコンソールにアクセスをクリックします
画面が切り替わりますのでLOG IN 釦を押します
設定済みのメルアド、パスワードを入れます
画面から保護されているのは1台のPCであることが判ります 1アカ、1年間1台のみ保護されます
他のアンチウイルスソフトと共存できることのメリット
最初のインストール画面にありますように、2種類のウイルスソフトを入れてると他のウイルスソフトが検出できなかったウイルスやマルウェアを検出することもありますので安全性は高まります 干渉が心配ですがそういうトラブルは起きませんでした ↓カスペルスキーでスルーされたマルウェアも検出しました。(というよりマルウェアーの処理の考え方か?)
注釈
>マルウェア (malware) とは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称である。マルウェアには、様々な脅威が含まれる。マルウェアの例としては、ウイルス、バックドア、キーロガー、トロイの木馬、WordやExcelのマクロウイルス、ブートセクタウイルス、スクリプトウイルス(BAT、Windowsシェル、JavaScriptなど)、クライムウェア、スケアウェア、スパイウェア、悪質なアドウェア[1]、ミスリーディングアプリケーションなどがある[2][3][4][5]。日本では、「悪意のある不正ソフトウェア」または「不正プログラム」とも呼ばれる
DISK SCAN
ここでちょっと古いCD-Rですがウイルスが記録されているので2つのウィルスソフトでスキャンしてみます。新しいウィルス試料は怖いので取得する意気込みもありません (1995-2000頃のCDR)
DISC1 WEBROOT SECURITY ANYWHERE
CD-Rなので削除できません 3点検出
カスペルスキー 3点検出
DISC2
Webroot Secure Anywhere
24個くらい検出できました 大漁?です
カスペルスキー
17個検出です
トータルで20個だったみたいですね
WEBROOTはスキャンを開始するとマルウェアー検出中とずっと表示されるのでマルウェアしか
やらないのかと思っていたらウィルスもしっかり検査しているようです ウィルスもマルウェアの
1種なんですね
Webroot当製品はマルウェアに対する挙動をみても敏感力(誤検出?)が多いような感じはします。
それはそれでいいと思いますが...
ローカルディスクのスキャン
C: , D: などSSDやHDDをウィルススキャンしてみます ドライブ全域か任意ホルダーの指定ができます 下画像で「コンピュータをスキャン」をクリックするとPC全域のドライブを検査します
特定ホルダーをスキャンする場合は上画像のオレンジ○マークをクリックします
カスタムスキャンをクリックします
スキャンするホルダーを追加します
追加して....スキャンの開始を実行します
あとは実行結果を待つだけです 下の記事に結果があります
ウィルスを瞬時に発見できるのか...
各製品共通テストウイルス というのがあります これは外見上はウィルスですが実際の動作はしないプログラムです あるホームページにありますのでアクセスして抗ウィルスソフトが動作するか見てみます
http://downloadcenter.trendmicro.com/index.php?regs=jp&prodid=1424
カスペルスキー-----ダウンロードしようとすると瞬時にアクセスブロック表示になりDLできません。
Webroot------------DLできちゃいますし挙動が遅いです
↓ カスペルスキーは瞬時にニセウィルスを発見します DLできません
WEBROOTはDLできます、しばらくして警報がでます
2者の間ではタイムラグがありますね DLする前に警告が出たほうがよいと思うのですけど。
ゲームや画像処理など高負荷の作業を行い、軽快さが保たれるか
ゲーム動作状態からOFF FOCUSした時の裏動作です ウィルスソフトのCPU占有率は1~2%位ですのでゲームに影響を与えることは無いでしょうね
下画像はWebroot SecureAnywhere の単独スタティック状態のCPU占有率です 1%前後です
ネットアクセス状態時に指定URLアクセス時の当ソフトの初期CPU占有率は最大で0.8% アベレージは0.2~0.4%位でした
ウィルスソフトでゲームベンチに影響が在るのか?
例によってファイナルファンタジーベンチを使いウィルスソフトON別ベンチマークを行
い、ベンチマーク値を計測します 7回行い、最大、最少値を削除 平均を出します
Webroot SecureAnywhere
カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ
ポイント32の僅差 これをなんというべきか 私は語句を知らない...
若干ですがWebroot SecureAnywhere が快適なようです
C: , D:のフルスキャンチェックを行い、Webroot とカスペルスキーでスキャン時間を見てみます
C:\はSSD 240GBです D:は1TB HDD
WEBROOTは約34分 336000ファイルチェックしています
以下はカスペルスキー2015です 約21分掛かっています 約47万のファイルをチェック
ドライブSCANはカスペルスキーが速いようです
ウィルスソフトに因るフレームレート低下
ウィルスソフトがゲームにどれくらい影響があるのかフレームレートを確認しましたが
差異が判りませんでした 影響はかなり少ないようです
記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
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定義ファイル等の更新が不要なことのメリット
定義ファイルは普通のウィルスソフトは数日に一回とかネットでDLして更新をするわけですが
Webroot SecureAnywhere はクラウド上で更新するので、ローカルのPCで更新はしません ですから個人でUPDATEすることはありませんし項目も無いのです なんか弄り甲斐はないですね....
常に最新の定義ファイルになっていることは重要ですね 普通のウィルスソフトも自動で更新するのでそれほど差異は無いように思えますが永い間ネットに接続してないときでもクラウドで更新されているのは良いことですね(ウィルスソフトのupdateは項目がありますので各自、随時自由にupdateできます。)
定義ファイルへのアクセスをネットで監視してても瞬時なのか判りませんでした ネットを繋がなくてもWEBROOTの動作もするし、ウィルススキャンもできました HDDのプログラム自体も少ないのに不可思議なソフトです。
ユーザーインターフェースのわかりやすさ
メイン画面を見ていただくと判りますが設定画面は数多いですが掘り下げてないので判りやすいと
思いますが設定項目は意外にあります 機能詳細で説明した項目の右側に図でオレンジ色の部分
をクリックすると別のメニューが出てきます
fig-2 ユーザーインターフェースはfig-1,fig-2になります
例 PCセキュリティの設定詳細
IDの保護、ユーティリティ、マイアカウントにも各設定がありますが省略します
今回の使用機材
仕様
- Windows 8/7/Vista/XP
- Intel Pentium/CeleronファミリーまたはAMD K6/AthlonTM/DuronTMファミリーまたはその他の互換プロセッサ
- 128 MB 以上の RAM
- 10 MB のハード ディスク領域
- Microsoft Internet Explorer 7.0 以降、Mozilla Firefox 3.6 以降 (32 ビットのみ)、Google ChromeTM 10.0 以降
- インターネットアクセス
簡単にインストールできます インストールディスクの操作も無いので煩わしさがありません それに定義ファイルのUPDATEも必要ありません。
定義ファイルのUPDATEも必要なし(と言ってもウィルスソフトのUPDATEはありますが)なので
無用な動作が無いのは良いと思います 動作も軽いしメモリー、HDD(SSD)の容量もあまり使わないのでゲームなどリソースを使うアプリにマッチしたセキュリティプログラムです。
ではネットに接続しない時のWebroot SecureAnywhere アンチウイルス for ゲーマー は
どうなるかとLANコード抜いてみても動作してました。
今後のウィルスソフトはこうなる..、と 今回の結果から!
これからはクラウドベースのウィルスソフトが多くなるかもしれませんね (他所のメーカーでは一部やっているところもあるようですが) クラウド上で定義ファイルがUPDATEがされるので、長い間パソコンを使わなくても即UPDATEされているわけです(と思います) ウィルスソフトを意識しないでPCを使用することができますね ネットをウィルスに抑えられると困ったことになりますけどね
で、今回のレビュー品はどうなのかですが?
価格的には2000円(1台1年)で格安というわけではありません 数台ならかなり出費です
性能はどうなのかですが、私も正確に比較できる技量がありません ですが確実にウィルス検出しますし十分に機能してると思います 動作が軽いのでちょっと古めの機材でもOKではないでしょうか
ちょっと気になったのはWebroot SecureAnywhere® AntiVirus for PC Gamersというソフトが
日本のWebroot社(japan)に載っていないのですよ 米国本社にはあるのですが...製品発売してて自社のホームページに載っていない まあ時間的な問題なのか...
あとはクラウドの25GBのストレージが使えない, 当然LOGINできないわけです なにそれ?と思いますよね 使えないのはやや問題がありますよね 早期の改善をお願いしたいですね
2015-2-28
今回はソフトの都合で実行できない部分が有りましたが、更新されたら訂正します。
拙い長い文章を読んでくださりありがとうございました。
hachiさん
2015/02/28
もちろん、熟読ではありませんが、とても良く分かりました。特に、「Webで見せる」と言う点では、自分の何倍も説得力があります。
似たような対象商品のレビューをさせて貰って、とても勉強になりました。
タコシーさん
2015/02/28
お恥ずかしいです
ウィルスソフトの動作は判りづらいところが困りますね
レビューですからソフトの説明くらいになりますし、ウィルスソフトのことが
良く判らない...
マルウェアってADウィルスかと思っていましたよ....w
パッチコさん
2015/02/28
ソフトのレビューは突き詰めると大変難しいですね。
ただでさえわかりにくくしているマルウェアなどは感染を把握するのも困難ですから。
タコシーさん
2015/02/28
ソフトのレビューは自分でも判らないのに人様に紹介するのも尚更難しいですね
今回もウィルスなども決まっていればいいですが、そんなものないし....
ですから一般的な結果論へ導くしかないですね
去年くらいまで長年、無料ウィルスソフトでやってきたので大きな顔も出来ないし...w
toshi_wanganさん
2015/02/28
この手のソフトのレビューは難しいですね(^^;
クラウドがベースになると、HDD内の占有率が下がるのはありがたい点ですね。
タコシーさん
2015/02/28
ウィルスソフトは動作していても判り難いものですよね
陰の主役みたいなもんですかね 無くても困るし有ってもはっきり判り難い
結果で示すしかないようですね
メモリーとかHDDなど使わないですね この点は良いようですね
とーさんさん
2015/02/28
幾つか今回のレビューを通して新たな知識を得れたことに感謝いたします。
①2種類のウィルスソフトを使える事→干渉して使えないものと思い込んでいました。
②「各製品共通テストウイルス」という存在を初めて知りました。
タコシーさん
2015/02/28
お役に立ててうれしいです
私も2つのウィルスソフトは干渉するんじゃないかと思っていましたが
Webroot側でもダブルインストールを認めているので大丈夫なんだと思います
かっては干渉したりしてたのですけどね
karariさん
2015/03/01
ダブルインストールで干渉するかどうか確認するのもレビューの一環とはいえ、
こういう人柱的なレビューはありがたいですね。
干渉しないなら、セカンドオピニオン的に使えるかな・・・。
タコシーさん
2015/03/01
Webroot社のアナウンスでは現使用のウィルスソフトに今回のウィルスソフトを
インストールしてもコンフリクトは無いという文面がありますね
今回のレビューでもぶつかることは無かったですよ ウィルスソフトは他のソフトと
競合することあるんですよね 其の点では大丈夫なようです。