後半でば、色々なカラーバリエーションが楽しめるオプションのカラーバンドも試してみました。
メーカーURLより抜粋)
■特徴■
クリプシュ独自の2.5cmのフルレンジスピーカー2基と、5.1cmのバスラジエーター2基を搭載しており、迫力ある低域とフラットで歪みの無い澄んだ中高域を再現した、バランスの取れたコンパクトスピーカーです。
すべての音楽ジャンルを正確に再現するための高度なDSPイコライゼーションを搭載しています。
本体には充電可能なリチウムイオンバッテリーが搭載し、フル充電で約16時間の利用が可能です。
・付属品: USB電源アダプター(USB電源アダプターケーブル)、3.5mmステレオケーブル、本体用キャリングポーチ、アダプター用キャリングポーチ
GiG本体側は、普通のmicro-B USBで、アダプターには、5V/2.1Aという表記があります。
iPadなどのアダプタが使えるようです。
充電するには、カラーバンドを開かないとコネクタが現れません。
閉じた形で充電できたら良かったかな思いました。
★注意
マニュアルには、「警告:本製品への給電には、必ず専用の電源アダプターを使用して下さい。」とあるので、他社アダプタによる給電は自己責任でお願いいたします。
フラットケーブルのステレオケーブルは初めてみました。
左右のスピーカーの間隔が11cmしかありません。
少し離れて聞くと点音源のようです。
通常の置き方です。
カラーバンドを90度開くとカチッとロックされます。
色について)
ホワイトモデルですが、ご覧のようにカラーバンドは、ライトグレーです。
しかし本体は綺麗なホワイトです。
ロックされた状態では、縦置きも可能です。
左右のスピーカーの間隔が短いので少し離れると縦置きしても支障がないです。
メーカーURL
より抜粋)
・スピーカー / 出力: 5W(2.5cm)フルレンジドライバー×2、最大出力20W
・エンクロージャー: パッシブラジエーター型(5.1cmバスラジエーター搭載)
・周波数特性: 77Hz - 20KHz
・入力: Bluetooth(aptX / AAC)、3.5mmステレオミニジャック、NFC
・電源: 100vコンセント / リチウムイオンバッテリー内蔵
・最大出力: 96dB(近距離0.5m)
・バッテリー駆動時間: デフォルト時:12時間、最大ボリューム時:4時間
充電可能なリチウムイオンバッテリー搭載
・重さ: 600g
・サイズ:横=18.5cm、幅=5.6cm、高さ=9.1cm (筆者計測)
・Bluetoothバージョン: Bluetooth Version 2.1 + EDR
・Bluetoothプロファイル: A2DP、AVRCP、HFP
・カラー: ブラック、ホワイト
HPに載っている周波数特性が 77Hz - 20KHz なのに
実際は迫力のある低音が出ているので念のため周波数特性を計測してみました。
(マイクを含めてキャリブレーションしていないのであくまで参考にとどめておいてください。)
●音源
WaveGeneで作成したサイン波10Hz~48KHz、300秒のスィープ信号のWAVファイルを用意しました。
・
と
で再生し、このGiGで出力しました。
●録音装置
を使用し
ステレオ 44.1KHz,16bitのWAVで録音。
GiGとマイクの距離は50cmとしました。
●解析ソフト
WaveSpectra 1.5を用いました。
●結果
・直結(pc+ak10)
横軸=リニアで高音を、横軸=ログで低音をみていきます。
20KHzまでしっかり高音が出ています。20KHzを超えて22KHz位まで緩やかに落ちています。
55Hzまでそこそこ出ているようです。
GiGはオプションで(ブラックを除いて?)6色のカラーバンドを用意してます。
せっかくなのでブルーのカラーバンドを購入してみました。
購入先(Klipsch オンラインストア)や価格などは
をご覧ください。
交換方法)
コントロールリング側を外します。
反対側を外します。少し力を入れる必要があります。
新しいカラーバンドのコントロールリングの反対側から装着します。
カチッと音がします。
コントロールリング側を装着します。
自分の好きなカラーを豊富なバリエーションから選べるのは良かったです。
購入時にカラーを選べるとベストでした。
カラーバリエーションを楽しむなら本体の色はホワイトを選ぶ方が良いと思われます。
本体がブラックだと6色の中でマッチしない色が多い気がします。
更新: 2014/05/18
GiG の良かった、気に入った、オススメしたい機能や特長など
PREMIUM REVIEW
便利なコントロールリングとBluetoothで最高音質aptX接続に対応
他の色々なレビューにも記述してありますが、
ボリュームのようにアナログ感覚でクルクルと回せる「コントロールリング」はとても便利です。
「iPad Air」と「Xperia A SO-04E」で試してみました。
iPad Airの通話機能は試していませんが、それ以外は全部動作しました。
iOS SiriもAndroid Voice Commandも使えました。
「Xperia A SO-04E」は、特にスピーカーフォンとして使えるのは便利でした。
■Bluetooth(aptX)接続での視聴
●視聴環境+視聴ソフトウェア
以下の環境で視聴しました。
[aptX]
+aptX対応の
。
GiGとaptXで接続すると以下のaptXのポップアップが1,2秒表示されます。
44.1KHz 16bitと48KHz 16bitが選択できるようになります。48KHz 16bitを選択しました。
視聴に使用したソフトウェアは、mora(SONY)提供の「Media Go」です。
ファイルフォーマット)
音楽は、96KHz 24bit/48KHz 24bitのFLACをベースに、CDからリッピングしたWAVファイルを使いました。
比較対象として
と
で音源を確認しました。
●視聴した音楽のジャンルやタイトル
1.J-POP
1.1.1 いきものがかり/未来予想図II
FLAC 96KHz 24bit
ボーカルしっかりしている。
反面、アコースティックギターが少し引っ込んでいる。
高音、中音は気落ちいい。リバーブも聞き取れる
低音は少し不足気味。ハーモニカもちゃんと主張している。
1.1.2 いきものがかり/帰りたくなったよ(NEWTRALライブ BRより)
FLAC 48KHz 24bit
音場は思っていたより広い。アコースティックギターは多少ベールがかぶっているようだ。
拍手も引っ込んでいる。
1.1.3 いきものがかり/キミがいる(とってもええぞう2 BRより)
FLAC 96KHz 24bit
ボーカルしっかりしている。
ブブセラもしっかり聞こえている。
1.2 水樹奈々/笑顔の行方
FLAC 96KHz 24bit
ボーカルはっきり、ドラムもしっかり 全体的に聞きやすい。
1.3 supercell/君の知らない物語
WAV 44.1KHz 16bit
ボーカルはっきり、ドラムもしっかり シンバルが引っ込む場面がある。
2.ジャズ
2.1 ビル・エバンス・トリオ/Waltz for Debby (Take 2)
WAV 44.1KHz 16bit
ウッドベースいい、店の雰囲気も伝わってくる
2.2 Norah Jones/Come Away With Me
FLAC 96KHz 24bit
ボーカルの息遣いが感じられる。
3.ロック
3.1 イーグルス/Hotel California
WAV 44.1KHz 16bit
ベースもドラムもいい低音を響かせている。
男性ボーカルもいい。
4.クラシック
4.1 中丸三千繪/「ラ・ボエーム」~私の名はミミ(スペシャル・ライヴ・コンサートより)
WAV 44.1KHz 16bit
3:30からのフォルテッシモも余裕でこなす。ピアニッシモでもヒスノイズなし。
4.2 カールベーム&ウィーンフィル/モーツアルト 交響曲41番「ジュピター」
WAV 44.1KHz 16bit
楽器の分離が弱い。ベールがかぶっているよう。
4.3 カールベーム&ウィーンフィル/ブラームス 交響曲1番
WAV 44.1KHz 16bit
冒頭のティンパニーも無難にこなす。
やはり楽器の分離が弱い。ベールがかぶっているよう。
4.4 ヘンリック・シェリング, ロイヤルコンセルトヘボウ/チャイコフスキー&メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲(バイオリン:ハイティンク)
WAV 44.1KHz 16bit
バイオリンソロはそこそこ聞ける。
やはり楽器の分離が弱い。ベールがかぶっているよう。
5. 環境音楽
5.1 Dawn At Trout Lake
WAV 44.1KHz 16bit
音場は思っていたより広い。鳥の鳴き声(高音)が澄んでいる。
マスのポチャリという水音もしっかり聞き取れる。
視聴総括)
DSP(digital signal pocessor)をフル活用して性能を引きだしているとためと思うが
クラシックのオーケストラのように、同時に鳴る楽器(音)の種類が多いとベールが被ったような感じがする。楽器の分離が難しい。
それ以外のジャンルでは、同時に鳴る楽器(音)の種類が少ないためか十分に再生できていた。
■Bluetooth(aptX/AAC)接続での周波数特性
AAC、aptXによる違いを前節と同じ条件で周波数特性を測定しました。
●音源
WaveGeneで作成したサイン波10Hz~48KHz、300秒のスィープ信号
WAVファイルとiTunesで変換した256Kbps AACファイルを用意しました。
・aptXは
で
・AACは
で
再生し、このGiGで出力しました。
録音レベルは固定してGiG側を調節し同じレベルにするようにしました。
■結果
横軸=リニアで高音を、横軸=ログで低音をみていきます。
20KHzで上がすっぱりと切られています。
更新: 2014/05/18
GiG を一言で表すキャッチコピー
PREMIUM REVIEW
どこにでも手軽に高音質な再生環境を
DSPを有効に効かせて、本体が持てる最大の性能を引き出すという
ハイレゾとはベクトルが全然ちがいますが、こういうデバイスもありかと思います。
動画を使うプレゼンなどビジネスシーンでも、もっと使われても良いと思います。
スピーカーフォン)
「Xperia A SO-04E」とGiGをペアリングして、他から電話をかけてみましたが、
GiG内蔵マイクからの音声も聞き取りやすく、ハウリングもなしで結構使えました。
電話会議で重宝するかも・・・
注意)
iPad AirとペアリングしてGiGをバッテリーで使っていると
無音時間が10分でGiG本体の電源がOFFになってしまいます。
一旦、GiGの電源OFFになると電源をONにしてもそのままではBluetooth接続は回復しませんでした。
iPad Air側のBluetooth設定でGiGをタップするとBluetooth接続が回復します。
GiGの電源ONでBluetooth接続を回復してもらいたいものです。
あと操作音が少し大きすぎると思います。
(小さくする方法が解りませんでした。)
・GiG Power ON 操作音
・GiG Power OFF 操作音
ビジネスシーンのプレゼンで使用する場合には、操作音にびっくりしないように配慮する
必要があります。
更新: 2014/05/18
NFC対応機器を使った活用法
PREMIUM REVIEW
Bluetoothのペアリングがこんなに簡単に
「Xperia A SO-04E」で音楽を再生しながら、GiGの上部のNFCのセンサー部分に近づけて接続しました。
要望)
SONYの製品同志(?)だと、タッチして接続、もう一度タッチして切断ができるようです。
更にスピーカーの電源もONできるとか
http://www.sony.jp/soundpremium/onetouch/
1.ワンタッチでペアリング
2.ワンタッチで電源ON~Bluetooth接続
3.ワンタッチでBluetooth接続解除
4.ワンタッチでBluetooth接続切替
GiGで確認できたのは、「1.ワンタッチでペアリング」のみでした。
GiGも特に「2.ワンタッチで電源ON~Bluetooth接続」に対応していただければもっと使いやすいと思います。
NFCとは関係ありませんが、「Xperia A SO-04E」はaptXやAACといった高音質なBluetooth接続に対応していないためSBC(SubBand Codec)で接続され、明らかに音質が悪かったです。
もっとaptXやAACで接続できるデバイスが増えていくことを願います。
(特にaptX)
最後になりましたが、このレビューを最後まで読んでいただいた皆様にお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2014/05/19
使いたい場所が3mと7mと11mなんです。
mkamaさん
2014/05/20
iPad Airとペアリングして実測してみました。GiGを固定してiPad Airを移動しました。
家の中で見渡せるのが廊下しかありませんでしたが、廊下+部屋で12mでも全く問題ありません。
12mの距離を保ったまま、iPad Air側のドアを閉めても、音飛びなどなく全く普通に再生できています。
見渡せない場所
直線で3m+1枚の壁は問題なし
直線で5m+2枚の壁は通常ではOK,人間がGiGの前を通ると時々音飛びが発生してだめでした。
直線で7m+3枚の壁は音飛びが大量に発生してだめでした。
本日、最長距離は、室外で計測してみます。
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2014/05/20
厚めの木のドア2枚が気になりますが、うちでも使えそうだと分かりました。
最長距離、気になりますです。