(レビューまとめ)
○マルチカムでも軽い。
うちのPCでもPremiere Elementsだと3~4台分の動画をタイムライン上に並べると重くなったが、EDIUSはそんな気配はまったくなし。
○マルチカム用の機能が充実。
同期やリアルタイムでのカメラ切り替え点の入力などマルチカムのための機能が充実している。
(感想)
これまでPremiere Elementsでちまちました作業をしていたのがバカらしくなるくらい
スムーズに作業ができた。
今後は複数モニターやスイッチなどの周辺環境を充実させて
EDIUS Proをつかいこなせるようになりたい。
(2014/4/9追記)
PremiereもProならCS6から同様のマルチカム用の機能があるようです。
ただ軽さではEDIUSに軍配があがるのかな
ここからレビューが始まります
お時間のある方はお付き合いください
※動画編集も我流でやっていてなにぶん素人ですので、
つっこみどころ満載かと思いますが、温かい目でみてやってください。
↓
今メインで使っているPCはモチモノ登録しそこねていましたが、
フルHD動画編集にも耐えるようにと奮発して購入したもので以下のような性能
私は普段、動画編集にはコーデックの変換やら形式の変換には
こちらを利用しています。
そして複雑な編集の場合はPremiere Elementsを長年愛用しています
ただ、以前のメインPCのCPUがCore2DUOにもかかわらず、
Full HD撮影できるハンディカムを購入したので、
Premiere ElementsでHD動画のノンリニア編集していたところ
重すぎてどうにもならなくなったときに
EDIUS系の廉価版EDIUS NEOを使ったら、軽くて作業ができました。
今回レビューするのは「EDIUS Pro 7」
ですので廉価版のPremiere Elementsとは単純比較できないかと思いますが、
比較しながらレビューしていきます。
(Premiere Elementsの方は先日友人の披露宴のビデオを編集する際にかなり小技まで覚えましたので、Premiereの方が優勢かもしれませんが)
まず導入について
今回はダウンロード版ということでオフィシャルサイトから体験版をダウンロード。
その上でシリアルを登録すると、製品版として使用できるというかたちでした。
やっぱりソフト関係はダウンロード版がいいですね。
体験版本体とマニュアル(それぞれ500MB弱)とDVDスタイルテンプレート(30MBほど)の3つのファイルをダウンロード。
本体をインストールしてシリアルを入力して無事インストール完了。
HD動画の編集ということでプロジェクトは
HD1920×1080 29.97pを選択。
マルチカムでも軽い
今回編集するのは、私が所属しているバンドのライブ映像。
実は去年の6月にやったのですが、そのまま手をつけられない状態になっていて
メンバーからも怒られていました;;
うちはメンバーも10人強と多いため、会場が撮影してくれる正面のカメラだと
後ろの方のメンバーが隠れて見えないので、いつも舞台の袖などに数台設置しています。
使う動画は
① 会場撮影のDVDをフルHDにアップスケールした素材
② 舞台の下手側からキーボード、コーラス隊などを狙った素材
で撮影
③ 舞台の上手側からホーン隊、ドラムなどを狙った素材
で撮影
④ ステージ前方下から、ギタリストの一人をなめて撮影した素材
こちらは安いビデオ機材で撮影したもの
⑤ 音声をマスタリングしたWAVファイル
以上の5つをミックスして動画を作成します。
オーディオとして利用するのは⑤と、ライブ感をだすためにホーン隊とドラムの生音を拾っている③だけなのですが、映像の同期のためにすべての素材についてVAトラック(Video+Audio)を用意します。
そしてタイムライン上にならべて同期するのですが、
EDIUSでは「タイムコード」「録画時刻」「In点」「Out点」の4種類で同期できますが
今回は撮影時にタイムスタンプをきちんとしていなかったこともあり、手動でそろえました
ちょっとわかりにくいですが、1VAに会場カメラ、2VAに下手カメラ、3VAにギタリストカメラ、4VAに上手カメラを配置、下の方のオーディオトラックでは1Aにマスタリング音源を配置しました。
すると、勝手に3Aやら4Aやらが追加されていました。
それは上のVAトラックの音源部分のみが自動にリンクされた状態で配置されていて、
最初は「なんでこんなトラック勝手に追加されるねん」と思っていたのですが、
後々重要であることに気づきます。
同期させる際には音源の波形を見て同期させるのですが、その際も
Premiereは3段階だったのがEDIUSは5段階。かなり大きく波形を表示できます。
ここまでタイムライン上にHD動画がならんでも
プレビュー再生してもスムーズですし、トラックをつかんで動かすのも軽い。
Premiereではこのあたりで重さを感じるところです。
そしていよいよマルチカムでの編集に入ります。
マルチカム用の機能が充実
マルチカムの編集は簡単
まずはマルチカムモードにします
マルチカムのカメラの数の設定は
2+マスター、3+マスター、4、5+マスター、8+マスター、9、15+マスター、16とあるのですが、今回は4を使いました。
すると画面が4分割されます。
そしてこの状態でビデオを再生し、表示したいカメラをクリックしていきます。
するとそのスイッチングが記録され再生を停止すると
このようにブチブチにきれてスイッチングされた状態に「勝手に」なります。
この「勝手に」なるというのは衝撃で、
Premiere Elementsでは切り取るのもすべて手作業でした。
それにくらべるとなんて楽な編集!
今回わざとスイッチングを多めにしていますが、それでも普段Premiereで編集するときも
かなりブチブチに切り刻んで編集します。
別のビデオを編集したときのものですが、Premiereの画面だとこんな感じです。
これを手作業でやってたのかと思うと。。。
EDIUSに戻って、マルチカムで切り刻むと実は音声も同じようにスイッチングされます。
ですので今回のようなライブの場合は音声はスイッチングしてほしくないので
基本的にマルチカム編集する部分のVAトラックの音声はミュートします。
(というかPremiereにはトラック単位のミュートボタンがなかったような。。。)
で、先ほど配置のところで書いたVAトラックに対応したオーディオトラックを有効にします。
今回はマスタリング音源と、上手カメラ(ホーン隊とドラム生音を拾っている)の音源を生かしミックス。
そしてIn点とOut点を指定して、エクスポートでファイル出力します。
そして出来上がったビデオがこちらです。
(この記事を投稿時点ではまだ処理中でHDで再生できないようです。しばらくおまちください)
音楽的なレベルは目をつむってください(笑)
カメラも必要以上にスイッチングしていますがお許しを。
使い始めてまだ短い期間なので使いこなせていないですが、
今後色々研究して使いこなしていければと思います。
モニターもシングルではなくもう一台つけたいし、
もっているUSBミキサーが使えるかもしれないので、一度つないでみようと思ってます。
ぽんさん
2014/04/09
動画みれましたよ^-^
バンドやられてるんですね。
私に楽曲貸してくれる友人もバンド活動しているのですが、今度お礼かねて、動画とりにいこうかなぁ。
あ、でも仕事の山が、、、。
magicbroomさん
2014/04/09
ありがとうございます。お疲れ様でした。
バンドは趣味の範囲で(笑)
アマチュアバンドのビデオ撮影は、だいたい固定1台だと思いますので
撮影に行かれたら喜ばれると思いますよ!!
tessueさん
2014/04/09
こういうのを見るとマルチやりたくなりますw
でも、編集時間考えると・・・www
magicbroomさん
2014/04/09
マルチをすると、後から何とかなるやと思って撮影が雑になっちゃいますね(笑)
編集時間はかかります。。
Premiereと比べると、EDIUSの方が早くできそうなかんじなのでありがたいです。