家庭用プラネタリウム、実はずいぶん以前から気になっていました。
ただ、その性能がどの程度なのか未知数であることでなかなか手が出せないでいました。
しかし今回その気になる家庭用プラネタリウムをレビューする機会を得ることができたので、気になっていた点や、子供たちの反応を中心にレビューしていきたいと思います。
さて、まずは今回レビューさせていただくHOMESTAR Classicです。
このHOMESTAR Classicはプラネタリウムクリエーターの大平貴之氏の監修によるもので、約6万個の星を投影することができるようです。
ちなみに大平貴之氏が1998年に発表したMEGASTARは従来の100倍以上の170万個の星を投影し話題になったといいます。
ということは’98当事は業務用ですら1万数千個の投影能力だったということからすると、このHOMESTAR Classicの能力はかなりすごいということなのでしょう。
私が子供の頃見たプラネタリウムを、ずっと越えたものが家庭用として手にすることができたのはすごくワクワクしますね。
それでは早速中身を見てみましょう。
中に入っていたものは
- HOMESTAR Classic本体
- ACアダプタ
- 日本の星空(モノクロ原板)
- 日本の星空 星座ライン入り(モノクロ原板)
この4点です。
思った以上にすっきりしています。
さて、付属していたモノクロ原板ですが、8cmのCDくらいの大きさでしょうか?
丸いフィルム(といっても硬質プラスチック?)が入ってます。
実際それぞれを明かりにかざしてみると、
小さな点がいくつも透けて見えます。
これは楽しみです。
それでは早速セッティングして投影して見てみたいものです。
それでは早速セッティングです。
といっても、真ん中の原板を入れるトレイを引き出して・・・
原板をセットし押し込むだけ・・・
非常に簡単ですね。
それでは早速夜を待って投影してみます。
ただ、寝室は和室で白い天井じゃないけど大丈夫だろうか?
子供(6歳&2歳)が寝室に来る前にセッティグ、投影してちょっとしたドッキリを仕掛けておきます。
部屋に入った瞬間にチビどもの歓声があがりました。
ちょっと電気のかさがありますがすごくキレイな星空が投影されていました。
この写真はEOS Mで撮影したものです。
写真でも結構写っているようにみえますが、実際はもう少し多く、きれいな星空が投影されています。
しかし、正直ここまでとは思っていませんでした。
この寝室、実際は和室の天井なので木目なのですが、全然気になりません。
というか遮光カーテンで夜ならば天井の色とかはそれほど気にする必要はないのかもしれません。
もちろん、白い天井、壁に投影したほうがもっときれいなのでしょうが・・・
子供が星や神話に興味を持つように・・・
私がギリシア神話、北欧神話、ケルト神話など海外の神話が好きなので、いつかそれにまつわる星座の話をしてやりたいと思っていました。
といっても星座の話になるとほぼギリシア神話になってしまいますが・・・
しかし、今時夜空を見上げても残念なことにそれほど多くの星は見えなくなってきています。
そこでこのHOMESTARの登場です。
ここは星座ライン入りの投影をします。
ちょっと壁が入っちゃいましたが・・・
白鳥座に天馬座、カシオペアが見えますね。
他にも今の空に見えるオリオン座、双子座もみつけて話をしてやりました。
そしたら翌日・・・
チビが嫁さんと早速こんな本を買ってきてました。
これのハードカバー版、私も子供の頃に持ってました。
中身はすっかり忘れてましたが・・・
ここまでされるとちょっと気合が入りますね。
ヘラクレスやペルセウスの話もそのうちしてやりたくなりますね。
夏になったら星がきれいに見える山にキャンプにいくのも面白そうですね。
これは本格的な家庭用
このHOMESTAR Classicですが、先に述べたように一昔前の業務用を超える投影能力があります。
といっても最近のプラネタリウムでなければ投影される星の数だけでいえばHOMESTAR Classicの方が上のようです。
なので、その星空は正直圧巻されるほどきれいです。
そして、原板を入れ替えることで色々な星空を満喫できるのも非常に楽しいですね。
子供たちが気に入って星空に興味を持ってくれたこともうれしい限りです。
さて、このHOMESTAR Classicここまでは非常にすばらしいのですが、3点ほどの不満が・・・
1つはボタンを押すことで日周運動機能を有効にすることができるのですが、これのモーター音が結構気になります。
正直、子供たちは気になって寝つきが悪かったようです。
2つ目は流星機能。
とても面白いのですが、流れる場所、流れ方は1つのみ。
これは正直残念です。
せっかくおもしろい機能なので、数パターンあると良かったのにって思います。
そして3つ目はレンズのせいでしょうか?
中心に焦点を合わせると、投影された端は若干焦点がずれてぼやけているということ。
この価格でこの性能なので基本的にすごく満足ですが、その性能の高さ故に気になるのかもしれませんね。
さて、このHOMESTAR用の原板ですが、過去に発売されていたものはすでに入手が困難な状況です。
しかし、新たなカラー原板がもうすぐ(2/6)発売されるようです。
早速予約したので、入手後モノクロとカラーの違いもレビューの追記していきたいと思います。
すばらしい性能なので是非これからも多くの原板を出して欲しいですね。
2月8日追記
さて、このHOMESTAR専用のカラー原板ソフトが届いたので早速使ってみます。
電気のかさがあるのは簡便してもらうとして・・・
カラー原板というだけあって星や天の川も白黒原板の時とは別物のような感じです。
青みがかった天の川や赤や、青の色の入った星もきれいですね。
しかし、これをみると白黒原板の日本の星空だけでなく、カラー原板の日本の星空も欲しくなりますね。
これだけの色彩がでるのなら、他の惑星や、有名な天体写真もでるといいなって思いますね。
Manyaさん
2014/01/20
写真でも綺麗と分かるので、実物は素晴らしいのでしょうね。
これならお子さんも星に興味持つこと間違いなしですね♪
eulerさん
2014/01/20
正直びっくりするくらいきれいな星空でした。
チビどもも毎晩楽しみにしているようなので、これならもっと早く買っておいても良かったかな?って思います。
CR-Xさん
2014/01/20
また、オーディエンスも輪をかけて素晴らしい!!
hijikiさん
2014/01/20
ご家庭をお持ちの方であれば確かに、すばらしい使いようがあるでしょうね。
子供さんも喜んでおられるようで、そういう点でもすばらしい品だと思えました。
つまり、私の言いたいことは、独り身には空しいんじゃよ。こういうの。
聖闘士星矢の星座くらいしか興味もてないですしwww
eulerさん
2014/01/21
私も侮ってました。
まさかここまできれいだとは・・・
eulerさん
2014/01/21
確かに独り身だと寂しいかもしれませんね・・・
でも・・・
私も星矢大好きですよ
我輩!テトであーる♪さん
2014/01/22
これは子供すごく喜びますね。
参考になりました。
eulerさん
2014/01/23
きれいですよ~
チビどもは大喜びでした