レビューメディア「ジグソー」

HASWELL世代のマザーボードをどこまで使いこなせるか

テスト環境



写真で見る「ASRock H87 Performance」



付属品は、シンプルです。

CPU取り付け後

メモリも取り付け後。赤で統一してみました。

ファンの型番:ivy世代より静かになったらしい。

ドライバーやアプリの一括インストールツール

(2013/7/15)
早速組み立てたのですが、電源が入りません。
通電確認のLEDランプ等もない?または点灯しないため、解決策を模索中です。

(2013/7/25)
zigsowさん経由で代理店に問い合わせていただいて、交換していただきました。
代理店で確認していたところ、異常なしとのこと。
交換品を組み立てたところ、あっさり起動しました。原因は不明です。

自分がチェックした点を残しておくので、もしもの時の参考になれば。
 ①CPU、メモリ、電源の最小構成にして起動。
 ②電源を交換
 ③メモリを交換
 ④電源スイッチを別のものに
 ⑤CMOSクリア
 ⑥電池交換
 ⑦メーカー問い合わせ

本マザーボードには以下の機能はついていませんでした。
OC用の上位モデルであれば付属していることが多い機能ですが、
このように何かあった時にもあった方がいいと痛感しました。
 ①通電時のLEDランプ
  (本マザーボード上は、電源が入ると店頭するLEDはありました)
 ②マザーボード上の電源ボタン
更新: 2013/08/04
Intel LANチップ搭載について紹介する PREMIUM REVIEW

やっぱり安心のINTEL製

測定に使用したのは、「TCP Monitor Plus」というソフトです。
LANやインターネットのトラフィック量表示だけでなく、IP監視、セッション状態のモニタリングも可能です。

テスト①:CPU利用率
 アイドル時:どちらの環境もcoreシリーズのCPUなので、CPUの利用率は、2~3%と大きな変化はありませんでした。
 ブルーレイ再生時:こちらも、特に負荷が高くなることもなく速度や再生に問題はありませんでした。
 結論:CPU利用率を見ると、Realtekだからといって負荷が高いということはありませんでした。


テスト②:ファイル転送
(制約:ホームネットワークのルータは、「I-O DATA WN-G300R」を使用しています。ネットワーク速度の上限が100Mbpsに制限させれています)

INTEL(82579V)⇔Realtek(8111E)
(転送ファイルサイズ2GB、ストップウォッチで測定)

1回目 3分20秒
2回目 3分10秒
3回目 3分30秒

ほぼ、100Mbpsの上限まで帯域を使用しています。
ですが、測定結果の通り送信側(INTEL)のネットワーク利用率は、きれいに一定でしたが、受け取り側は時々落ち込むことがありました。

<Realtekの写真添付予定>

INTEL(I217V)⇔INTEL(82579V)

1回目 3分00秒
2回目 3分10秒
3回目 2分55秒

こちらも、100Mbpsの上限まで帯域を使用しており、速度もRealtekと比較して若干早くなりました。



Windows上の転送速度は両方とも、100Mbpsの上限の11~12MBが出ていました。
トータル時間で見るとやはりINTELチップ同士が早かったです。
今回はサイズが数Gでテストしましたが、容量が大きくなれば多くくなるほど効果が出てくると思います。


テスト③:XFast.LANをつかってみよう

アプリケーション毎に優先度を設定できます。
デフォルトでアプリも登録されているので、使いやすいと思います。もちろん自分で好きなアプリを設定することも可能です。

自分のインターネット回線(CATV)は、夜になると1/10程度に回線速度を絞られるので重宝しています。
裏で動いているクラウド系の同期ソフトの優先度が下がるように設定しました。

簡単設定として、ping時間優先というのがありました。
自分の環境では、ゲームをするときやホームページの表示が若干早くなった気がします。
「Send test pings」でテストもできるので試してみる価値はあるかと思います。
更新: 2013/08/04
インテル H87 Expressチップセットの主要機能を紹介する PREMIUM REVIEW

簡単な比較一覧(自分の興味があるところだけ)



(※1)SSDとHDDを混在してい使用してる際に、INTELの専用ソフト「インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジ」からSSDをキャッシュとして使用できるようになります。SSDの容量も大きくなったので、あまり使う機会が少ないかな。

(※2)対応CPUに注意。QuickSyncVideo。SandyBridgeやIvyBridgeにも搭載されていましたが、GPUがパワーアップされているめ、より高速に処理を行えます。高画質(ブルーレイ)の動画をmp4(x264)などスマホ等の画質に変換するときに効果があります。CPUのみと比べて1/10程度の時間になります。画質も、CUDAよりはっきり映るため十分に実用的です。(CUDAだと、時間は1/8~1/9ぐらいです。)
ただし、簡単に使用できるソフトがまだまだ少ないのが残念です。
使い方は、別途レビューしたいと思います。

(※3)対応CPUに注意。Intel Advanced Vector eXtensions。デジカメで撮影したRAW画像を高速で現像できる技術と聞いていたので期待していたのですが、使用しているソフト「SILKYPIX」では、「Intel AVX2に対応する予定はございません」とメーカーから回答をもらいました。
今後対応ソフトやゲームが増えてきたら試してみたい機能です。

(※4)今回使用しているマザーボードもそうですが、メーカーが独自にオーバークロックできるように機種があります。
ただし、メモリの速度がDDR3-1600までだったり、マザーボード電源回りが安定重視だったりするので
「試してみたいな」程度の使用がおすすめです。
更新: 2013/08/04
HDMI-IN 機能を紹介する PREMIUM REVIEW

好きなキーで切り替え可能

ASRockらしいユニークな機能「HDMI-IN」を使ってみました。
モニターの切り替えボタンやケーブルの差し替えで対応してきましたが、地デジなど映像関係が強制終了してしまったり、機材が増えるとポートも足りなくなってくるので自分好みの機能です。

PC、中華タブレット、デジカメ、スマートフォンで試してみました。
地デジの様に保護されているコンテンツも問題なく再生できました。


切り替え方法
 デフォルトでは、「Alt+C」です。
 変更も可能です。「F-Stream」⇒「Tools」⇒「HDMI-IN」
 



便利だと思ったのが、Asrock側の電源が入っていないときにでも動作するところです。
暑くてPCを起動したくないときや、USB3.0のチャージだけ使いた時など合わせて使うと便利でした。


HDMI⇒「H87 Performance」⇒DVI出力は可能かどうか別途試してみます。
(2013/7/27)
・ダメでした。
更新: 2013/08/04
オンボードサウンド(Purity Sound)の音質について紹介する PREMIUM REVIEW

ALC892と比較して音がクリアになった

(正直、音に詳しい人間でないので、趣味レベルです。参考までに。)
使用スピーカー:ONKYO GX-R3X

ALC892と比較してみて。本マザーボードはALC1150を搭載。
 ブルーレイ:効果あり(※)
 CD:効果あり
 YouTube:効果あり
 ゲーム:一部効果あり

※:ブルーレイの再生にPowerDVDを使用しいています。
 デフォルトで、Dolbyが有効になっているのでどちらの効果で良くなったのかは自分ではわかりません。

<感想>
良くなっていると思います。自分的には満足しています。
何が良くなったのか言葉で表現するのは難しいですが、いろんな音が聞こえるようになりました。
音がクリアに聞こえるようになったので、これまでは聞き取れなかった音が聞こえるようになりました。
ゲームもいくつか試しましたが、スピーカーが2chの為かBGMが少しよくなったかな程度でした。

「ONKYO SE-90PCI」と比較すると、さすがにまだ機械的な感じがしますが、だいぶ自分好みの音にはなっているので、オンボードとして考えれば十分満足です。



◆RightMark Audio Analyzer ( RMAA )でも測定してみました。
まずは、使い方から。
(最新版だと、測定ボタンを押すとエラーで進めないのでRMAA5.5でテストしています)


ソフト以外に、ループバックでテストする際に必要な「オスーオス」ケーブルが必要です。


①ホームページからダウンロード
http://audio.rightmark.org/download.shtml

②インストール
 特に迷うことはないかと思います。Win7以降であれば管理者として実行してください。

③起動画面


④WIZARDを起動


⑤Loopback
 ループバックを選択。スピーカーとマイクを直結させる必要があるので「オス-オス」ケーブルが必要です。

⑥入力と出力を指定


⑦注意画面


⑧入力レベル調整
 今回は、スピーカーとマイクを直結しているので音量で調整しました。
 左側のSUMMARYが緑になるように調整します。



⑨「Start test」を押下

⑩テストが始まります。


⑪表示場所を指定
 保存したデータと並べて比較できます。
 今回は、1番で「OK」
 


⑫結果が出力されます。
 HTMLで結果を出力できるので、左下のボタンを押下
 

 ここに表示されている値は、⑧のチューニング前なので気にしないでください。

⑬コメントを追加したければ
 


⑭完了


参考まで結果です。

 出力:ONKYO SE-90PCI
 入力:Realtek ALC1150




 出力:Realtek ALC1150
 入力:Realtek ALC1150
<ケーブル入手後にテスト(通販なので8月上旬にテスト予定)>
(2013/8/4 ケーブルが届いたのでテストしてみました。)




 出力:Realtek ALC892
 入力:Realtek ALC892
<ケーブル入手後にテスト>
(2013/8/4 ケーブルが届いたのでテストしてみました。)



◆備考
・サウンドカードとオンボードデバイスの同居方法
デフォルトだとサウンドカードを指すと、オンボードデバイスが使えなくなります。

これは、BIOSレベルで無効にされているため、Windowsからも見えなくなります。
推奨はされていませんが、BIOSをいじることで同居可能です。

<一応順番があるみたいので参考に>
①オンボードデバイスのドライバをインストール
②サウンドカードを取り付ける
③サウンドカードのドライバをインストール
④BIOSからオンボードデバイスを有効にする。
 (本マザーボードは自動になっています。サウンドカードが取り付けられると、自動でオンボードデバイスが無効になるみたいです)
⑤Windows上の「ボリューム コントロール オプション」から使いたい再生機器を選択
⑥完了

19人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (1)

  • トワイニングさん

    2013/07/27

    ケーブルが届くまで時間ができたので、記憶域(双方向ミラー)で速度が早くなるか試しました。
     環境HDD:ST2000DL001とST2000DL003

    結果
     ・若干4KQD32が早くなった。
     ・それ以外は変化なし。

    結論
     ・BIOSの設定をRAIDにしなくてもRAID1相当の信頼性が確保できるので、Windows8の高速起動と相性がいい気がします。
     ・作成や解除すると中身が全部消えるので気を付けること。
     ・セットアップは3分もかかりません。コントロールパネルから記憶域を選ぶだけです。
     ・ただし、インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジーのキャッシュ機能は使えないのでデジカメからコピーしたファイルをすぐに加工する際に早くなるってことはありません。

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