パソコンの起動が速いと行動も速くなるし、気持にもゆとりができていつもより時間を上手く使うことができる。
通常パソコンに使用されているHDD(ハードディスクドライブ)は、円盤状のディスクを回転させて読み取っているので、回転させてデータを読み出すのに時間を要する。これに対してフラッシュメモリーを使用しているSSD(ソリッドステートドライブ)では、機械的な動作がなくデータの読み出しが高速で行える。
HDDとSSDの起動時間の比較では、デスクトップが表示されるまでの時間がHDDでは43秒だったのがSSDでは29秒と14秒の短縮(※1)。また、パソコンが起動してブラウザが開くまでの比較ではHDDの起動1分25秒に対してSSDでは約40秒(※2)になったというレポートも書かれている。また、消費電力を比べるとHDDはおおよそ110Wを示したのに対し、SSDでは105Wを下回るほどに抑えることができるなど、省電力化が実現しエコにも貢献しているのだ。
HDDの場合
SSDの場合
HDD
SSD