Ultrabooker.jpで募集していたUltrabookは全敗でしたが、Top Gun Reviewでついに手にいれました。スペックは「取り扱いショップ」のリンク先(amazon.co.jp)よりハイスペックにカスタマイズされていて、ソニーストアのオーナーメードモデル(ソニーストア VAIO Tシリーズ14の価格シミュレーション パーソナルコンピューター “VAIO”)の「オススメNo.4」と同じようです。
・Windows エクスペリエンス インデックス
・CINEBENCH 11.5
・CrystalDiskMark 3.0.2
・PHANTASY STAR ONLINE 2 キャラクタークリエイト体験版 動作検証
・ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編 2013/02/22追記
・マルチジェスチャータッチパッド
・ジェスチャーコントロール
・VAIO Care(レスキューモード)
・VAIO Care
・VAIO ホームネットワークビデオプレーヤー
・VAIO TV with nasne
・Dota 2
・PlanetSide 2 2013/02/04追記
総評と使用履歴
更新履歴
2015/12/22 新エディタの仕様にあわせてレビューを更新
2016/01/18 「総評と使用履歴」を更新
2016/07/16 「総評と使用履歴」を更新
細かい付属品は少なく、本体とアダプター、書類と簡易マニュアルだけです。
スペック
OS: Windows 8 Pro 64bit
CPU: Core i7-3517U
チップセット: Intel HM76 Express
メモリ: 8GB (4GB(オンボード) + 4GB(SO-DIMM))
グラフィック: CPU内蔵 (HD Graphics 4000)
ストレージ: SSD 256GB (TOSHIBA THNSNS256GMCP)
光学ドライブ: ブルーレイディスクドライブ(DVDスーパーマルチ機能搭載) (MATSHITA BD-MLT UJ262)
スペック Tシリーズ 製品情報 個人向け VAIOパーソナルコンピューター ソニー
省電力重視のCPUとその内蔵GPUなので、処理能力はそれなりですが、モバイル用としてはベターな感じです。またメインメモリーとSSDの容量が大きいので使いやすそうです。
いろいろなベンチマークテストプログラムを使ってみます。
・Windows エクスペリエンス インデックス
・CINEBENCH 11.5
・CrystalDiskMark 3.0.2
・PHANTASY STAR ONLINE 2 キャラクタークリエイト体験版 動作検証
・ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編 2013/02/22追記
Windows エクスペリエンス インデックス
Windows 8のWindows エクスペリエンス インデックスは初めてなので基準がよくわかりませんが、グラフィックスが低かったので「評価を再実行」を行ったらさらに0.1下がってこの数値になりました。Windows 7の時はWindows Aeroのデスクトップパフォーマンスという説明だったので評価の計算方法が大きく違うのかもしれません。SSDが高いのは予想通りだけど、メモリーも高いですね、Windows 7の時より高い数値がでやすいのかな。
CINEBENCH 11.5
モバイル用の省電力CPUとその内蔵GPUなのでデスクトップ用と比べるとさすがに低い感じですがOpenGLがわりと高いので軽めの3Dゲームなら快適に遊べそうです。
CrystalDiskMark 3.0.2
東芝製のSSDみたいですが、速いです。プチフリなども今のところまったく感じないし快適です。使用状況によって変わってくるとは思いますが、シャットダウン状態からWindowsの起動まで8秒くらい、スリープからの復帰は1秒くらい、休止からの復帰は3秒くらいでした。
キャラクタークリエイト体験版 動作検証(デフォルト設定)
こちらのレビューで計測した時のCore i7-2600K HD Graphics 3000のデスクトップパソコンが720だったのでそれより少し低い感じです。低い設定なら問題なく遊べそうです。
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編(デフォルト設定)
「2000~2499 普通 標準的な動作が見込めます。 」という事なので普通に遊べそうです。
今回のレビューではVAIOとブルーレイ5作品がセットなので、これでブルーレイを見てみます。
プレーヤーはプリインストールしてあるCyberLink PowerDVD BDを使いました。※3Dでの再生には対応していないようなので、3Dで再生したい場合はアップグレードまたは他のプレーヤーを使用する必要があるようです
モニターの解像度は1366x768ですが14型なので荒いという感じはしませんね。ちらつきとかもないし問題はなさそうです。ブルーレイを見ると消費電力が高くなりそうなのでバッテリーの減りははやそうですがポータブルブルーレイディスクプレーヤーとしても使えそうです。
次はHDMI出力を使ってパソコン用のモニター(W2363V-WF)とTV(TH-L47DT5)に出力してみます。
※著作権保護の都合だと思いますがクローンディスプレイだとメインディスプレイだけに映像が表示されます。
まずはパソコン用のモニター(W2363V-WF)、シングルディスプレイにして1920x1080 32bit 60pでパソコン用のモニター(W2363V-WF)に出力してみました。高解像度でも問題はないようです。
次はTV(TH-L47DT5)、シングルディスプレイにして1920x1080 32bit 60pでTV(TH-L47DT5)に出力してみました。パソコンをTVにHDMIで接続するとオーバースキャンで周りが切れたり、HDMI階調レベルが違ったりするのでTVの設定を手動で変更します。
※TV放送は周りが少し切れても気にならない感じになっているので普通に見ていると気づきませんが、初期設定のままだと普通のTV放送も周りが切れていたりします
TVの種類やメーカーによって違いますが、TH-L47DT5での設定手順を書いておきます。
オーバースキャン
リモコンの「メニュー」を押して「設定する」>「画面の設定」>「HD表示領域」を「フルサイズ」に変更。※初期設定は標準
HDMI階調レベル
リモコンの「メニュー」を押して「設定する」>「初期設定」>「接続機器関連設定」>「HDMI RGBレンジ設定」>「HDMI 1」から「HDMI 4」まであるのでのPCを接続しているところを設定します。
TVでも問題なく見ることができました。TVでもドットバイドットにできればぼやけないのできれいですね。
機能やソフトウェアを試していきます。こちらのVAIOのソフトウェアは以前に使った他のVAIOや他のメーカーのパソコンより、シンプルな印象です。プリインストールされているソフトウェア、体験版が少ない感じで常駐してるソフトウェアも少ないみたいです。すぐにOSを再インストールする人がいたりと入れすぎでの不評があったりするので絞っているのかもしれません。あと低容量のSSDモデルもあるので、そちらの都合もありそうですね。
・マルチジェスチャータッチパッド
・ジェスチャーコントロール
・VAIO Care(レスキューモード)
・VAIO Care
・VAIO ホームネットワークビデオプレーヤー
・VAIO TV with nasne
マルチジェスチャータッチパット
マルチタッチに対応したこちらのタッチパットはズームイン/アウト、スクロール、ページ送り、戻る/進むといった複数の指を使った操作やチャームを出す、アプリを切替える、アプリのメニューを出すなどWindows 8の操作ができます。
ジェスチャーコントロール
カメラを使うことで本体に触れずにさまざまな操作ができる機能です。
手と画面を同時に撮影するのが難しかったのでグレアパネルの映りこみを利用して撮影してみました。
VAIO Care(レスキューモード)
シャットダウンされた状態で「ASSIST」ボタンを押すと起動します。リカバリーやメンテナンス、USB機器やネットワークからの起動、BIOS設定を行えます。シンプルでわかりやすいので初心者でも簡単に復旧できそうです。
VAIO Care
Windows起動後に「ASSIST」ボタンを押すと起動します。Windowsのソフトウェアなので普通に起動することもできます。VAIO CareはModern UI用のVAIO Careとデスクトップ用のVAIO Care(Desktop)があります。この手の機能は問題が多く評価しづらかったりしますが、こちらはわりとうまくできている感じがします。Windowsのアクション センターなどWindowsの機能と連動してるみたいですね。
このVAIOで最初行った作業は、こちらでのリカバリーディスク作成でした。ブルーレイディスクだと1枚で済むので、開始した後は放置しておくだけなので楽でした。
VAIO ホームネットワークビデオプレーヤー
DTCP-IP対応のdlnaクライアントです。ビエラ(TH-L47DT5)の外付けHDD(AVHD-A2.0U)とRECBOX(HVL-AVS2.0)の録画番組を見てみました。どちらも正常に見ることができました。他のプレーヤーでも同じような問題がよくありますが、録画番組が多いとリストの取得と表示でかなり待たされます。
HDMI出力があるのでパソコン用のモニター(W2363V-WF)とTV(TH-L47DT5)に出力してみます。
※著作権保護の都合だと思いますがクローンディスプレイだとエラーで停止します
シングルディスプレイにして1920x1080 32bit 60pでパソコン用のモニター(W2363V-WF)とTV(TH-L47DT5)に出力してみましたが、どちらでも問題なく見れました。
VAIO TV with nasne
便利そうなので試してみたかったけどnasneがなかった。VAIOからnasneの録画予約やnasneのチューナーを利用したTV視聴が行えるみたいです。またnasneに録画した番組をVAIOのブルーレイディスクやDVDにダビング、HDD/SSDにコピーができるらしい。著作権保護の影響で何かと不便なのが、機器の性能向上や機能追加で緩和されてきましたが、特定の機種や同メーカー限定の機能だったり、他メーカーだとうまく動かない事がよくあるようなのでその辺りも改善して欲しいですね。
他にもたくさんありますが、数が多すぎるので気が向いたら追記します。
このVAIOで実際にゲームを遊んでみて、どのゲームがどれくらいの設定で遊べるかを調べます。
・Dota 2
・PlanetSide 2 2013/02/04追記
Dxtory試用版で動画を録画しながら試してみます。
※Dxtoryの設定はデフォルト(最高品質 30fps 無圧縮)で録画してWindows Live ムービー メーカーで圧縮と編集を行い、1366x768でYouTubeにアップロードしています
まずは1366x768のデフォルト設定(アンビエントオクルージョンがオフで他は最高設定)で試してみます。
デフォルト設定で30fpsくらいでるようですが、CPUの処理能力がそれほど高くはないので録画の影響が大きく、録画を行いながらだと20fpsくらいまで下がります。※fpsはゲームクライアントの機能で画像右に表示しています。次は1366x768の最低設定で試してみます。
80fpsくらいでますが、こちらも録画の影響が大きく、録画を行いながらだと60fpsくらいまで下がります。
まともな回線があるところなら出先でも普通に遊べそうです。
PlanetSide 2
重いゲームなのでLowでプレイしてみます。
誰もいないWarpgateが43fpsくらいです。※fpsはゲームクライアントの機能で画像左下に表示しています。
下を向いて負荷を下げても60fpsいくかどうかといったところでした。
交戦中のBiolabは23fpsから26fpsくらいでした。
思っていたより動くので遊べない事はなさそうです。
ブルーレイディスクドライブ内蔵で、接続端子が一通り付いてるし、動画編集や3Dゲームもこなせるので、これを持っていくだけで出先でいろいろな事ができます。何でも揃っている感じでとても多機能で便利ですが、その分重いので携帯端末としてはそこが少しデメリットになりますね。
2014/01/21追記
使用開始から1年ほど経ちました。最近はほぼ毎日使っていますが、トラブルもなく安定しています。また先々週くらいに何となくWindows8.1にアップデートしてみましたが、問題はないようです。元々OS自体のUIを使ってするような作業をあまりしていなかったので、使い勝手などは変わらない感じですね。スタートボタンを右クリックで出るメニューに、たまに使うものがあるので少し便利かな。
2014/08/24追記
使用開始から1年半ほど経過、最近はデスクトップより使用時間が長くなっています。Dota 2
やWorld of Tanksなど大人気といった感じのプレイヤーの多いゲームは比較的軽いものが多いので、これで普通に遊べます。
2014/12/17追記
ゲームで使っていたのがまずかったのか、Sキーの反応が悪くなってきた。
2016/01/18追記
こちらのPCに、これ
を使って、プレミアムレビューのSSD
を増設しました。プレミアムレビューに際してファイルの整理をおこなったので、ついでにWindows 10をクリーンインストールしました。
2016/07/16追記
6月末辺りに急にシャットダウンするようになりました。室温を下げると多少改善するようなので、CPUの放熱に問題がありそうなので、分解してファンの掃除とCPUのグリスを塗りなおしてみました。ファンがだいぶ劣化している雰囲気なので、交換した方がいいとは思いますが、ノートだと丁度いいのを探すのが難しそうだし、値段も高くなりがちなので、難しいですね。
画像左下がCPU、左上が放熱板です。放熱板から冷却ファンにヒートパイプで繋がっています。
元のグリスを拭き取ってから
を塗りなおしました。掃除と塗りなおしを行った日は、改善しませんでしたが、次の日からグリスが馴染んだのか、まったくシャットダウンしなくなりました。グリスの性能とか、接地面の状況で放熱性能に差ができるので、グリスの性能で何とかなった感じですかね。
いぐなっちさん
2013/01/27
n-eさん
2013/01/27
リーダーさん
2013/01/30
いやぁ・・・やっぱりVAIO いいですねぇ
パフォーマンスも半端ないです、特にSSD
n-eさん
2013/01/30
Picardさん
2013/02/05
速いですね。
私は、ようやく先週末にCore i7 3970Xのレビューを公開できたので、今週少しずつレビューを開始しました。
今週末の三連休までになんとか、アップしたいと思います。
n-eさん
2013/02/05
こちらはあとブルーレイディスク1つなのでもうすぐ終わりそうです。
ジェイソン太郎さん
2014/02/26
n-eさん
2014/02/26