レビューメディア「ジグソー」

音声専用出力端子が無いし、3個しかUSB端子が無いのにAV用のPCが出来る Intel NUC

 

 

 

 2018年4月3日追記(重要)

 2018年の年初からIntel CPUの脆弱性(Security Advisory-00088)が大ニュースになってましたが、当機にもCPU Microcodeを修正したBIOSの提供がされました。

 https://downloadcenter.intel.com/ja/download/27674/BIOS-GKPPT10H-86A-?product=71275

 具体的な方法は下記に有る「③-1 BIOSのバージョンアップ」を参照して下さい。

 ダウンロードの方法が少し変わってますが。

 2018年4月3日追記(重要)追記終わり

 

2013年3月7日(木)訂正と追記をしました。

 NUCのダウンロードページのアドレス変更が有りました。

 最新のBIOS(GK0039.BIO)がダウンロード可能になりました。

 リリースノートPDFを見ると

”一部のHDTVやHDMIディスプレイモニターで、Intel Visual BIOSにアクセス出来ずに、テキストでののBIOSが代わりに表示されます”

との事ですが、私のトラブルと同じBIOS表示なので、アップデートした方が良い様に思います。

 

 初めに

 

 Intel NUC DC3217IYE Kitは、今までのPCベアボーンとはすこし違った商品で、CPU、メモリーとSSDを取り付け、OSと付属のソフトやドライバーをインストールして作り上げるPCでは有りません。

 CPUは取り付けて有るものの

 1. メモリー 

 2. m-SSD 

 3. ACアダプタとコンセント間の電源ケーブル

 4. USB光学ドライブ又は、USBメモリー(もしくは両方)

 5. OS

 6. 専用ソフトやドライバーのダウンロード(別PCが必要)

    等を、自分で用意する必要が有ります。(小さめのプラスドライバーも必要)

 

 また、付属マニュアルも簡単な物が添付されているだけで、多くの情報をWeb等から取得しなければなりません。

 そこで、今回Intel NUCのレビューを下記の様に行いたいと思います。

 

  ① NUC情報の収集 と まとめ 

   ①-1 NUC情報の収集

    ①-1-Ⅰ 「製品サポート」 

      ①-1-Ⅰ-1 「オペレーティング・システムをインストールする」

      ①-1-Ⅰ-2 「構築方法 コンピューター構築に関する資料」

      ①-1-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」

      ①-1-Ⅰ-4 「integration guide」

     ①-1-Ⅱ 「ドキュメントおよびガイド」

     ①-1-Ⅲ 「ドライバーとソフトウェア」

   ----詳しい方は下記の情報の「まとめ」だけでも大丈夫だと思います。

 

   ①-2 NUC情報のまとめ

    ①-2-Ⅰ「製品サポート」 の まとめ

     ①-2-Ⅰ-1 「オペレーティング・システムをインストールする」

     ①-2-Ⅰ-2 「構築方法 コンピューター構築に関する資料」 の まとめ

     ①-2-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」の まとめ

     ①-2-Ⅰ-4 「integration guide」 の まとめ

    ①-2-Ⅱ 「ドキュメントおよびガイド」 の まとめ

    ①-2-Ⅲ 「ドライバーとソフトウェア」 の まとめ
 

  ② 部品の組み付け

   ②-1 NUCに用意した部品

   ②-2 部品の組み付けと各部の紹介

 

  ③ BIOSのバージョンアップ

   ③-1 BIOSのバージョンアップ

   ③-2 リカバリー BIOS アップデート

  

  ④ Windows8のインストールと運用に向けて

   ④-1 Windows 8 のインストール

   ④-2 USB/PS2変換コネクタと2XPS2/USB変換ケーブルを使用しての実験

   ④-3 電源スイッチONだけでデスクトップまで手間いらず

 

  ⑤ AV用のNUCを目指す

   ⑤-1 少ないUSB端子で工夫する

   ⑤-2 AV用NUCの構成

   ⑤-3 Flacファイルでの音楽鑑賞

   ⑤-4 所有するDVDの視聴

   ⑤-5 NAS上の録画した番組の視聴

   ⑤-6 その他の方法によるAV用NUCを考える

 

  ⑥静音化&温度管理と最新機能に挑戦

    ⑥-1 静音化&温度管理

    ⑥-2 デフォルト設定での起動時間 

    ⑥-3 Rapid Start と Smart Connectのインストールと設定

      Smart Connectの設定

      Rapid Startの設定

    ⑥-4 Fast Boot 設定と起動時間

 

  ⑦ 消費電力測定

    コンセント差込後、シャットダウン後

      デフォルト設定時

      BIOS設定でDeep S4/S5適用時

    アイドル時

      デフォルト設定時

      Smart Connect BIOS設定でDeep S4/S5適用時

      メモリ1.5V(1.35V比較)

    高負荷時(OCCT)

    高負荷時(Prime95)

    休止時

      デフォルト設定時

      BIOS設定でDeep S4/S5適用時

    スリープ時

      デフォルト設定時

      スリープ(Smart Connect)時

      スリープ(Rapid Start)時

    Defender(ウイルス検索時)

    音楽再生時

    DVD再生時

    NASの録画再生時

 

  ⑧ まとめと感想

 

 

 

 

 

  ①-1 NUC情報の収集

 Intel NUCは新しく出た種類の製品ですので、Intelのサポート ホームページから情報等を取得しましょう、アドレスは下記になります。

http://www.intel.com/p/ja_JP/support/

 

 具体的にはNUCの情報は何処に??? 

 ひとつずつ指定行きましょう 

 一番左は、「デスクトップボード」

 真ん中は 「インテル ネクスト・ユニット・オブ・コンピューティング・キット」 をクリックすると DC3217IYE が出て来ました。

 最後に 「DC3217IYE」 をクリックします。

 

 

 インテル デスクトップ・キット DC3217IYE の製品サポート情報が出てきました。

  項目としては

  Ⅰ 製品サポート

  Ⅱ ドキュメントおよびガイド

  Ⅲ ドライバーとソフトウェア

  Ⅳ 保証情報

 ですが、組み立てとセッティングに必要で重要な情報はⅠ~Ⅲに成ります。

Ⅰ 「製品サポート」 と Ⅱ 「ドキュメントおよびガイド」 には重複した情報が有り、少し判りにくい構成に成っていますが、情報を取得していきましょう。

 

 

 

 ①-1-Ⅰ 「製品サポート」 

  「製品サポート」をクリックすると下記の画面に成ります。

  「インストールおよび設定」 の 「すべてを表示>」をクリックします。

 

 ここでは、

 ①-1-Ⅰ-1 「オペレーティング・システムをインストールする」

 ①-1-Ⅰ-2 「構築方法 コンピューター構築に関する資料」

 ①-1-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」

 ①-1-Ⅰ-4 「integration guide」

 のページから情報を取得していきましょう

 

 

 

 

 

 ①-1-Ⅰ-1 「オペレーティング・システムをインストールする」

「オペレーティング・システムをインストールする」をクリックすると、具体的には下記のアドレスになります。

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/cs-033935.htm

 このページでは 「USB 光学式ドライブ」 と 「USB フラッシュドライブ」 を使用した、OSのインストール手順が具体的に記載されています。

 

 

 ①-1-Ⅰ-2 「構築方法 コンピューター構築に関する資料」

「構築方法 コンピューター構築に関する資料」をクリックすると下記のページが出てきます。

 少し下の方になりますが、 「ホワイトペーパー:NUCを利用して応答性に優れたPCを構築する」 が重要になります。

 「・ホワイトペーパー:NUCを利用して応答性に優れたPCを構築する」をクリックします。

 

 赤色で囲まれたPDFファイルは英語では有りますが、 Intel Responsiveness Technologies の設定方法が載っています。

クリックしPDFファイルを開きます。

 具体的には下記のアドレスになります。

http://download.intel.com/support/motherboards/desktop/sb/nuc_responsiveness_white_paper1.pdf

 

 

 ①-1-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」

  「ドライバーのインストール順序」をクリックします。

 

 具体的には下記のアドレスになります。」

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/cs-031891.htm

 

 

 ①-1-Ⅰ-4 「Integration guide」

  「Integration guide」をクリックして、次の画面を出します。

  このPDFファイルは、NUCの箱に入っている組み立てマニュアルと同じ物です。

 

具体的なアドレスは下記になります。

http://downloadmirror.intel.com/21959/eng/DC3217IYE_IntegrationGuide03.pdf

 

 

 ①-1-Ⅱ 「ドキュメントおよびガイド」

  「ドキュメントおよびガイド」をクリックします。

 

 ここではBIOSに関する情報です。

 「BIOSアップデート手順」をクリックします。

 

私は「F7」キーを使用したBIOSのアップデートが簡単に思います。

「F7 BIOS Flash アップデート」をクリックします

 

 

 このページの下の方に具体的なBIOSのアップデート方法が有ります。

 

 

 

 具体的なアドレスは下記になります。

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/CS-030144.htm

 

 

 ①-1-Ⅲ 「ドライバーとソフトウェア」

  後で必要になる、ドライバ、BIOS、ソフトウェア・アプリケーション、ドキュメントをダウンロードしましょう。

 

 ここでは、一例としてグラフィックドライバーをダウンロードします。

 「ドライバーとソフトウェア」をクリックすると、下記が出て来ます。

 

 まず、ドライバをクリックし、その後でインストールするOSをクリックします。

 今回は、Windows 8 64ビットをインストールします。

 

 

 このページの左下の方に出て来ます。

 

 左下の方にWindows8 64ビットのドライバたちが表示されます。

 ステータスが最新で有る事を確認して、 「グラフィックス・Windows8*用インテル HDグラフィックス・ドライバ」をクリックします。

 

 何故か32ビットも出ていますが、64ビットを「タウンロード」ボタンをクリックして、ダウンロードします。
 

 

NUC DC3217IYE ダウンロード・センター

 

 

 

 

  ①-2 NUCの情報のまとめ

 

   ①-2-Ⅰ 「製品サポート」 の まとめ

    ①-2-Ⅰ-1 「オペレーティング・システムをインストールする」

 

 具体的な情報のアドレスは下記になります。

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/cs-033935.htm

 

 USB光学式ドライブを使用したインストール手順

 NUC PC以外で必要な物

 1.別のコンピューター 

 2.USB光学式ドライブ

 3.USBフラッシュドライブ

 4.USBマウス

 5.USBキーボード

 6.Windowsのインストール CD / DVD

 

 OS のインストール手順:

 1.USB キーボードと USB マウスをコンピューター背面の USB ポートに接続します。

 2.USB 光学式ドライブをコンピューター前面の USB ポートに接続します。

 3.USB 光学式ドライブに Windows のインストール・ディスクを入れます。

 4.システムの電源を入れます。

 5.Windows のインストール・ディスクからブートします。

 6.Windows インストーラーの指示に従います。Windows のインストールが完了したら、USB 光学式ドライブを取り外します。

 7.別のシステムを使用してダウンロード・センターから最新の NUC ドライバーをダウンロードします。

 8.ダウンロードしたファイルを USB フラッシュドライブにコピーします。

 9.インストール先の NUC システム前面の USB ポートにその USB フラッシュドライブを接続します。

 10.フラッシュドライブから NUC システムの内蔵ドライブにドライバーをコピーします。

 11ドライバーをインストールします。

 12.インターネットに接続します。

 13.必要な Windows アップデートをすべてインストールします。

 

 ①-2-Ⅰ-2 「構築方法 コンピューター構築に関する資料」 の まとめ

「・ホワイトペーパー:NUCを利用して応答性に優れたPCを構築する」のまとめ

http://download.intel.com/support/motherboards/desktop/sb/nuc_responsiveness_white_paper1.pdf

 

 少し、意訳にはなりますが

 •Intel® Rapid Start Technology

 S3のスリープ状態からの復帰の様に早く、そして消費電力が殆ど無しにS5ハイバーネートスリープから復帰させる技術

 

 •Intel® Smart Connect Technology

 システムがスリープ状態でもネットからのデータ更新を行う技術

 

 •Fast Boot

 起動時のさまざまな初期化を省くことによってシステムの立ち上がりをドラマチックに早くする


 

 Setup and Installation

 

 Step 1: OSをインストールする

   注:下記①-2-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」のまとめ参照

 

 Step 2: デバイスドライバーをインストールする

   注:下記①-2-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」のまとめ参照

 

 Step 3: BIOSの設定
 A. 電源を入れ、F2キーを押して、BIOSの設定に入る。
 B. Advancedをクリックし、 Powerタブをクリックする.
 C. Intel Smart Connect TechnologyとIntel Rapid Start Technologyのチェックボックスにチェックを入れる。
 D. F10キーを押してBIOSを更新し終了する。

 

 Step 4:Intel Rapid Start Technologyの為にHibernation領域をSSDに作成する
 A.  Windowsを立ち上げる
 B. 検索Boxで cmd.exe を検索する
 C. cmd.exeをアドミン権限で立ち上げる
 D. コマンドラインでdiskpart.exeを立ち上げる

 E. DISKPART> の状態で下記の様に行う

 DISKPART> list disk

 DISKPART> select disk X

  Xはディスクの番号で、list diskでSSDの番号を確認して指定しなければならない。

 DISKPART> create partition primary size=YYYY

  YYYYはハイバーネーション用のディスクの大きさで、設置したメモリーよりも多い容量をMB指定する。

  例えば、4GBのメモリーなら4100以上

 DISKPART> detail disk

 DISKPART> select Volume Z

  Zはdetail diskで確認した貴方が記憶させたボリュームです。

 DISKPART> set id=84 override

 DISKPART>exit

 F. ウインドウズディスクマネージャーツールで、Hibernation Partionの作成が成功した事が確認できます。

 G.新しく作成されたハイバーネーションパーティションをBIOSで確認する為にWindowsを再起動して下さい。

 

 Step 5: インテル ラピッドスタートテクノロジソフトをインストールする。

 

 Step 6: インテル ラピッドスタートテクノロジソフトをテストする。

 

 Step 7: インテル スマートコネクトテクノロジソフトをインストールする。

 A. インテル スマートコネクトテクノロジソフトをインストールする。

 B. インストールが終了したら、下に有るタスクバーのインテル スマートコネクトテクノロジマネージャーアイコンを右クリックしメニューから立ち上げる。

 C. インテル スマートコネクトテクノロジの為に適当な起動間隔を設定する。

 D. 次回のNUCがスリープモードの時に、定期的にインテル スマートコネクトテクノロジが起動して、オンライン情報を更新する。

 

 Step 8:Fast Bootの為のBIOS設定
 A. 電源を入れ、F2キーを押して、BIOSの設定に入る
 B. Advancedをクリックし、 Boot.タブをクリックする.
 C. 下記の3つのチェックボックスにチェックを入れる
  • General Optimization
  • Video Optimization
  • USB Optimization
 D. F10キーを押してBIOSを更新し終了する。

 BIOSの起動時間が著しく早くなり、BIOSのスプラッシュ画面が起動時に表示されなくなります。

 Fast Boot設定を無効にするには、3秒間押し、電源ボタンを3秒間押し続けます。Fast Bootが無効にできる画面が表示されます。

 

  ①-2-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」の まとめ

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/cs-031891.htm

 

 インストール順序

 1 オペレーティング・システム
 2 オペレーティング・システムの最新のサービスパックおよび修正パッチ
 3 インテル® チップセット・デバイス・ソフトウェア (INF ユーティリティー)
 4 その他のデバイス・ドライバー (オーディオ、グラフィックス、LAN、など)

 

 

 ①-2-Ⅰ-4 「integration guide」 の まとめ

http://downloadmirror.intel.com/21959/eng/DC3217IYE_IntegrationGuide03.pdf

 NUCの箱に入っている組み立てマニュアルと同じ物です。

 

 

 ①-2- Ⅱ ドキュメントおよびガイド の まとめ

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/CS-030144.htm

  「F7 BIOS Flash アップデート」手順

 

 1. リカバリー BIOS ファイル (.BIO) をダウンロードし USB メモリーにコピーする。

 2. NUCのUSB ポートに USB メモリーを挿入する。

 3. 起動時に F2 キーを押し、BIOS セットアップ・プログラムを表示する。

 4. Boot > Boot Display Options メニューを選択し、Display F7 to Update BIOS を有効にする。

 5. F10 を押して保存し、終了する。

 6. NUCを起動し、 F7 プロンプトが表示されたら、F7 を押して BIOS Flash アップデート・ツール画面に入るl

 7. USB メモリーを選択し、Enter キーを押します。

 8. .BIO ファイルを選択し、Enter キーを押します。

 9. Enter キーを押して BIOS の更新を確認します。

    更新が完了するまで 2分~5分必要。

 10. USB メモリーを外します。

 11. コンピューターを再起動する。。

 

 

 ①-2-Ⅲ 「ドライバーとソフトウェア」 の まとめ

   NUC DC3217IYE ダウンロード・センター

 上記の「NUCダウンロードセンターをクリックして、下記の最新の物をダウンロードします。

 例として、Windows 8 64ビットのファイル名も書いておきます。

 インストール時の注意点は、下記の1.をドライバーとソフトの中で最初にインストールする必要が有ります。

 また、5.と6.は必要で無い人はインストールしなくても大丈夫です。

 

ダウンロードのタイプ : ドライバ

  1: チップセット:インテル® チップセット・デバイス・ソフトウェア

      INF_allOS_9.3.0.1026_PV.exe

  2: インテル® HD グラフィックス・ドライバー

      GFX_Win7_8_64_9.17.10.2932.exe

  3: AHCI: インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー

      STOR_Win7_8_11.7.0.1013_PV.exe

  4: LAN:インテル® PRO ネットワーク・コネクション LAN ドライバー

      PROWin8_64_v17.4.exe

  5: Intel® Rapid Start Technology ドライバーとソフトウェア

      Rapid_Start_Win7_2.1.0.1002.exe

 

 

ダウンロードのタイプ : ソフトウェア・アプリケーション

  6: インテル® スマート・コネクト・テクノロジー・ソフトウェア

      Smart_Connect_Win7_3.0.30.1526.exe

 


 

 

  ②-1 NUCに用意した部品

 Intel NUC DC3217IYEでの追加で用意し、内部に組み込める部品は、

  1. m-SSD 

  2.  メモリー

  3. 無線Lan子機

  の3つしか有りません。

  後、4. ACアダプタと壁のコンセントを繋ぐ電源ケーブルも必要です。

 

 1. m-SSD は直近に新たな製品が出てきてはいるものの、まだ実際に販売もされておらず、選択肢は非常に少なかった。

 音楽等のファイルをPC本体内に置く事を考えると、64GBでは足りなくなるだろうし、最低128GBクラスが必要と思われるし、高速な(SATA6.0Gb/s)製品を選びたい。

 そこで、選択したのがCrucialのCT128M4SSD3です。

 

  現在は、SSD840EVO mSATA 120GB MZ-MTE120B/ITに変更してます。

 2. メモリー に関しては、規格がデュアルチャンネル、DDR3-1333/1600 S.O.DIMMが2枚で、最大16GBまでで、1.35Vでの作動が可能なDDR3Lも使用が可能です。

 NUC自体が省電力なPCなので、メモリーも省電力を目指そうと思い、DR3L(1.35V)仕様の製品を選びました。

 容量に関しては、今では当たり前になった64BitのWindowsOSを使用すると、大容量のメモリーは大容量で有れば有る程、m-SSDの容量を消費してしまうので、4GBX2=8GBに抑えました。

 

3. 無線Lan子機

 無線Lan子機は取り付ける必要は無かったのですが、私はBluetooth機器を所有していませんので無線Lanだけなら、1000円ちょっとで購入出来る事が判り、Intel Centrino Wireless-N 2200を購入する事にしました。

 

 4. NUCには付属していないACアダプタとコンセント間のミッキータイプの3ピン電源ケーブルに関しては、NUC自体が小さい割りには、ACアダプタとその配線の収まりが悪かったりしますので、壁などに接しても問題の少ないACアダプタ接続端子が直角に配置されている物を選択しました。

 

 ②-2 部品の組み付けと各部の紹介

 

 まずは、NUCの外箱です

 

 

 右側に引き出すと、「ジャン、ジャジャジャジャン」とインテルの、あの音楽が流れます。

 右下に光センサーで、光を感じると鳴る仕組みですね。

 

 

 内容物になります。

 NUC本体、VESAマウンター、VESAマウンター用のネジ、取扱説明書、

 ACアダプタ、Intel Core i3シール、注意喚起説明書です。

 

  ACアダプターには付属していないACアダプターとコンセント間の電源ケーブルが別途必要になります、日本で一般的で無い3Pinのミッキータイプです。

 

 

 

  付属ネジの説明です。

 

 

 

  残念ながら英語版の取扱説明書ですが、解りやすいと思います。

 

 

 取扱説明書の裏に、組み立てに必要な部品が載っています。

 ミッキータイプの電源ケーブル、 メモリー(DDR3 SO-DIMM0)、 m-SSD、 無線Lan子機(PCIe Half Mini Card規格、有線Lanが有るので必ずしも必要では有りません)

 

 必要な部品、使用可能な無線Lan子機や、サポートのアドレス、BiosやDriverのダウンロードアドレス等が書かれています。

 

 NUC本体上面です。

 

  NUC前面にはUSB端子のみ。

 

 NUC裏面、ネジの説明です。

 

  NUC背面、下の左から 電源コネクタ、USB端子が2つ、HDMI端子が2つ、有線Lan端子、 上の左から 排気口2つ、 防犯用(何て言うんだろ?)

 

 右は一般的な物でも、少し小さ目なプラスドライバですが、これでも少し大きいと感じましたので、左の様な精密ドライバで大き目の物が良いでしょう。

 

 四隅のネジ(抜け落ちません)を緩めてNUC本体の開封です。

 

 

 まずは、メモリーの取り付け、 1.35Vで作動するDDR3L SO-DIMM PC3-12800 8GB (4GB x 2) MV-3T4G3Dを購入しました。

 

 写真は2本目のメモリーですが、取り付けは、切り欠きを合わせて、少し斜め上から十分に差し込みます。

 

 メモリーの端を押し下げて、両端で「カチッ」と音が鳴るまで押し下げます。

 

  無線Lan子機(Intel Centrino Wireless-N 2200)がトータルで1280円で入手出来ましたので取り付けます。

 無線Lan用のアンテナ配線が少し邪魔ですが、取り付けコネクタと取り付けネジです。

 

 ネジを取り外したところです。

 

 メモリーと同様に、切り欠きを合わせて、斜め上から差し込みします。

 

 メモリーと違い、ネジで固定します。

 アンテナの取り付け端子を示しておきます。

 

 無線Lan子機を取り付けたままアンテナ配線を取り付ける予定でしたが‥

 私の場合は、アンテナ配線を先に取り付ける方が簡単でした。

 

 無事、無線Lan子機の取り付けが出来ました。

 

 m-SSD(Crucial mSATA SSD CT128M4SSD3)の取り付けです。

 コネクターと取り付けネジです。

 

 無線Lan子機と同様に、切り欠きを合わせて、斜め上から差し込みます。

 

 ネジで固定し、m-SSDの取り付け完了です。

 内部への部品取り付けは3つで終了です。

 

 

 裏蓋を締める時は、スポンジの位置を確認して閉じます。

 

 NUCをVESAマウント出来るディスプレイは無いので液晶アームに取り付けて、空中にNUCを置く事も出来ます。

 

 NUC本体に大きい方のネジを2本取り付けます。

 

 VESAマウンターは左右対称では有りません、少し傾けてボルトをはめ込み、回して固定出来ます。

 

 NUCとVESAマウンターとの隙間は少ないので、冷却用の吸気が少し心配ですね。

 

 

 液晶アームにVESAマウンターを取り付けます。

 

 ディスプレイならナットは必要有りませんが、M4規格のナットで取り付け可能です、因みにVESAマウントのネジはM4の20mmだと思いますが、アーム不足のボルトは25mm位ありました。。

 

 どうです? 空中NUC です。

 上部排気じゃ無いんですね。

 

 

 

 

  ③-1 BIOSのバージョンアップ

 NetなどでNUCの情報を見ていると、初期のBIOSにはHDMIから音が出ないとかの不具合が有るらしいのですが、送られてきたNUCは20で最新の36のBIOSにする事にしました。

 

 BIOSのアップデート方法は何種類か存在しますが、下記のページを参照して、アップデート方法を選び、その方法に合ったBIOSをダウンロードします。

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/CS-022312.htm

 

 私の場合は

起動時に<F7>キーを押してUSBメモリーに入れたGK0036.bioファイルを使用して、アップデートする方法を選択しました。

 

 <F7>キーによるアップデート方法は下記になります。

 http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/CS-030144.htm

 

下記からは私の行った作業です。

まず、下記のDC3217IYEダウンロードセンターをクリックします。

NUC DC3217IYE ダウンロード・センター

 

 BIOSをクリックします↓。

 

 

最新バージョン0036のBIOSアップデートをクリックします↓。

 

 

 ファイル名を確認して「ダウンロード」ボタンをクリックします↓。

 

 

 「同意」を指定すると、ダウンロードが始まります↓。

 

 

 

 次に、ダウンロード出来た「GK0036.BIO」ファイルをUSBメモリーにコピーし、NUCのUSBポートへ差し込みます。

 

 

 

  NUCの電源を入れ、下記の画面が出たら、<F7>キーを押します。

 

 既にUSBメモリが選択されていました。

 <Enter>キーを押しますと、既にBIOSファイルが選択されていました、ので<Enter>キーを押します。

 本当にアップデートしますか? と聞いてきますので、<Enter>キーを押します。

 

 スイマセン! アップデート終了後に写真を撮ろうと思ったのですが、終了直後に再起動に入ってしまいましたので、アップデート作業途中の写真は無しです。

 BIOSがアップデートされたかを確認しました。

 0020から0036にチャンと成ってます。

 もう一つ気が付いたのが、冷却ファンの回転数が1000rpm程高くなっていまして、CPUの温度も全般的に10度程下がりました。

 騒音ですが、BIOSアップデート前は、耳を近づけても動いているのか判りませんでしたが、20cm位まで耳を近づけるとファンの音がかすかに聞こえてきます。

 

 

 下記はバージョンアップする前の画面です。

 Fanの回転数が1000rpm程低いですね。

 判りにくいですが右の欄の下から2番目 Minimum Duty cycle(通電率)が20%ですが、アップデート後は30%に成っています。

 即ち、ここを弄ればFanの回転数が変化します。

 

 

※ 2013年3月7日(木)追記

 3月4日に最新のBIOS(GK0039.BIO)がダウンロード可能になりました

 リリースノートのPDFを見ると

”一部のHDTVやHDMIディスプレイモニターで、Intel Visual BIOSにアクセス出来ずに、テキストでののBIOSが代わりに表示されます”

との事ですが、私のトラブルと同じBIOS表示なので、アップデートしました。

 それとCPUファンの回転数も増える様な設定の様です。

 

 

  ③-2 リカバリー BIOS アップデート

 

 実は、Windows8のインストール後のアップデート途中で何故か、<F2>キーを押してもBiosの表示もしなくなりました、 Windowsの表示も無し。

 ディスプレイにデータを送っている状況に見えますが、画面はブラックアウト状態に陥り、Biosの復旧を行いました。

 

 一般的なPCではCMOSクリアーも簡単だとは思いますが、当NUCではボタン電池に簡単には触れる事も出来ませんので、下記を行いました。

 

 リカバリー BIOS アップデート

http://www.intel.com/jp/support/motherboards/desktop/sb/cs-023360.htm

 USBメモリーによるリカバリーです。

 

 自作ではBiosが不調な時は、最少構成で復旧を行うのが常識なので、

メモリーを一枚だけと、m-SSDのみでの復旧にトライです。

 

 上記の写真はBIOSコンフィグレーション・ジャンパーピンが抜けてありますが、下記の写真の様にBIOS コンフィグレーション・ジャンパーピンを1-2番に指して作業を進めます。(勿論メモリーも一枚とm-SSDも取り付けます)

 

  上記の「③BIOSのバージョンアップ」で使用した、GK0036.BIOをコピーしたUSBメモリーを用意します。

 

 Ⅰ、電源が入った状態から始めます。

 

 Ⅱ、NUCのUSB ポートに USBメモリーを挿入します。

 

 Ⅲ、NUCの電源ボタンを長押しして電源を落とし、AC 電源アダプターのプラグを抜きます。

 

 Ⅳ、シャーシを開けてBIOS コンフィグレーション・ジャンパーを外します。

 

 

 Ⅴ、NUCの電源を入れます。(USBメモリーは刺さったまま)

 

 Ⅵ、更新が完了するまで 2 分から 5 分待ちます。

    更新が成功しました。

 

 

 Ⅶ、メッセージ通りにNUCの電源jをきります。

 

 Ⅷ、USB デバイスを取り外します。

 

 Ⅸ、BIOS コンフィグレーション・ジャンパーピンを元(1-2)に戻します。

 

 Ⅹ、シャーシを閉めて完了です。

 

 BIOSがチャンと復旧したか確認してみましょう。

 

 NUCの電源を入れ、POST画面中に<F2>キーを押します。

 出て来ました、Intel Visual BIOS、  良かった良かった。

 

 

 

 

 

  ④-1 Windows 8 のインストール

 

 UEFIでWindows 8 DVDからインストールします。

 

 Windows 8のインストールは簡単に

 

 一度Windows 8をインストールしているので、クリーンインストールしますので、「カスタム」を選択します。

 

 何だ? 4つもパーティションが有るぞ???

 「ドライブオプション」で4つとも削除しましょう。

 

 未割当領域にインストールします。

 

 インストール途中にIntel N2200無線Lan子機を入れているので出て来ましたが、Windows 8が正常にインストールされてから後で設定します。

 

 PCへのサインインはローカルでサインインしたいので、「Microsoftアカウントを使用せずにサインイン」をクリックします。 

 

 「ローカルアカウント」をクリックします。 

 

 ユーザー名、パスワード、パスワードのヒントを入力します。

 

 やっとWindows 8のインストール完了です。

 

 Windows8のインストールがこれで完了ですが、

  ①-2-Ⅰ-3 「ドライバーのインストール順序」の まとめ

では、インストール順序が下記です。

 つまり、下記の1.が終わった状態です。

1 オペレーティング・システム
2 オペレーティング・システムの最新のサービスパックおよび修正パッチ
3 インテル® チップセット・デバイス・ソフトウェア (INF ユーティリティー)
4 その他のデバイス・ドライバー (オーディオ、グラフィックス、LAN、など)

 

 Windows8のクリーンインストールで殆どのドライバーがインストールされる事が判っていたので、デバイスマネージャーの確認をしましょう。

 

 

 やはり、全てOKです。

 

 別のPCでWindows8を使用していますが、 Windows Updateして行くと、今のドライバーも最新のドライバーにアップデートされて行く事が判っています。

 

 ちゃんと動いている物に変更を与えるのは、「愚の骨頂」だと思いますので、このままにしておきます。

 但し、Windows7以前のOSは上記の2.~4.を行ってください。

 

 しかし、レビューと言う事もあり、後程ドライバー等のインストールレビューも書いておきますね。

 

 最後に、無線Lan子機(Intel Centrino Wireless-N 2200)の接続を忘れてました。

 デスクトップ画面のタスクバーには無線Lan未接続のマークが出ていました。

 これをクリックします。

 

 これが未接続の状態です、接続したい親機をクリックします。

 

 「自動的に接続する」にチェックが自動的に入ってますね。

 「接続」をクリックします。

 

 ネットワーク セキュリティ キーを入力して、「次へ」をクリック

 

 ホームネットワークに接続なので、下の「はい」の方をクリック

 

 「接続済み」に成りました。

 

 ダウンロードしていた、ドライバーをインストールしましょう。

 最初はINFファイルですね、右クリックし管理者として実行しましょう。

 下記はインストール途中です。

 

 再起動させられます。

 

 次はグラフィックドライバーです、これも再起動させれます。

 

 

 次はAHCI: インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバーです、これも再起動させれます。

 

 

 次はインテル® PRO ネットワーク・コネクション LAN ドライバーです、これは再起動させれません。

 

  ダウンロードした残り2つ

 Intel® Rapid Start Technology ドライバーとソフトウェア と インテル® スマート・コネクト・テクノロジー・ソフトウェアは「⑥静音化&温度管理と最新機能に挑戦」でインストールします。

 

 無線Lan子機はWindows8をインストール後に動いていたのでチョット変わった方法でアップデートを試みました。

 デバイスマネージャーでドライバーの更新をして見ました。

 インテルではなく、マイクロソフトのドライバーでしたが、最新版でした。

 

 

 序にと言っては失礼ですが、ウインドウズエックスペリエンスも取りました。

 CPUスピードが1.8GHzの割には高い様な気がします。

 

 

  ④-2 USB/PS2変換コネクタと2XPS2/USB変換ケーブルを使用しての実験。

 

 USB端子の少ないNUCなので、USBキーボードとUSBマウスを一つのUSB端子に繋ぐ試みをしてみた。

 USB/PS2変換コネクタをUSBキーボードとUSBマウスに繋いで、これを

2XPS2/USB変換ケーブルに繋ぎ、NUCに繋いでみた。

 見事に、動かなかった、残念、USBハブを買うかな?

 

 ※実は、他で利用する目的で同じ機能を有したELECOM PS2USB変換ケーブル USB(A)-PS/2メス×2 USB-P2KMを購入し、

 当NUCで利用して見た所 利用出来ました。

 

  ④-3 電源スイッチONだけでデスクトップまで手間いらず

 

 使いやすくする為に、Classic Shellをインストールします。

 そして、自動ログイン設定をする事によって、「電源スイッチON」だけでデスクトップの表示までノンストップが可能になります。

 

 それでは、Classic Shellのインストールです。

 こちら↓からダウンロードして、インストールして下さい。

http://www.classicshell.net/

 電机本舗が日本語化したClassic Shell 3.6.5Jも有りますが、こちらは設定変更しないと、自動ログイン設定してもデスクトップ画面が自動的に出て来ません。

 因みにClassic Shell 3.6.5Jは下記からダウンロードできます。

http://dnki.co.jp/system/joomla_1_0_xx/joomla_1_0_15JP_Stable/content/view/145/1/

 

 Classic Shellインストール直後にスタートボタンをクリックした画面です。

 私は真ん中のXP仕様をクリックして、XP仕様に設定し使用しています。

 

 自動ログイン設定は、 Windows7までと同様で、「control userpasswords2」をClassic Shellの検索ボックスに入力し、「Ener」キーを押します。

 

 チェックボックスのチェックを外し、適用ボタンをクリックします。

 

 パスワードを入力して「OK」ボタンをクリックします。

 

 再起動すると、自動的にデスクトップ画面まで出て来ます。

 

 

 

 

 

 ⑤-1 少ないUSB端子で工夫する

  前述の「④-2 USB/PS2変換コネクタと2XPS2/USB変換ケーブルを使用しての実験」でキーボートとマウスをNUCの1つのUSB端子で賄おうと考えていたのだが不可能だった。

 単にUSBハブを使えば少ないUSB端子は使い放題だが・・・

 

 AV用のPCを目指すには、まず良い音を望みたくなる

 そこで、HDMI接続のモニター付属スピーカでは物足りない。

 USB端子その1. 上記の様に考えると、絶対に譲れないのがUSB DAC接続での音声出力。

 USB端子その2. USBマウスでWindows8の操作を行う。

 USB端子その3. DVDやBDでの映画鑑賞を考えるとブルウーレイディスクドライブ(以下BDD)のUSB接続。

 USB端子その4. キーボード

 NUCにはUSB端子は3つしか無いんだな、これが。

 NUCをPCとして使用するために結局はUSBハブを買いました。

 7ポートタイプ USB2.0ハブ (ACアダプター付) iBUFFALOのBSH7AE03BK、USB端子が一つ足りないだけですが7ポートタイプを買いました。

 

 

 

 ⑤-2 AV用NUCの構成

 

 ディスプレイ(HDMI接続、付属スピーカは音量ゼロで使用せず)

 

 

 スピーカの選択

 ディスプレイHYUNDAI W241DGはスピーカが付いているものの、AMラジオに近い音質で良くないので、所有しているUSB-DACパワーアンプ経由でお気に入りのパッシブスピーカを選択しました。

 と言っても、音を聞き比べて購入したミニコンポのスピーカですが・・・

 ミニコンポなどの音質はスピーカによって左右されますからね!

 

 USBDACの選択

 選択と言っても現在所有の音楽雑誌付録のパワーアンプ付きUSB DACなんですけどね。

 でも侮ってはいけません、上記のミニコンポ付属アクティブスピーカとの組み合わせでは良い仕事しますよ。

 

 

 BDやDVDの再生は、SATAスリムドライブ用外付ケースに入れたPanasonic Blu-rayドライブ UJ-240で行います。

 

 

 使用するソフトは下記になります。

  音楽:MediaMonkey
  ディスク再生:PowerDVD
  Nas上の録画ファイル再生: DiXiM Digital TV plus for I-O DATA

 

 ⑤-3 Flacファイルでの音楽鑑賞

 昨年アイリバーB100のレビューを行った時に作成したFLACファイルをMediaMonkeyで聞いてみました。

 元のCDはWindham Hill Records社のGeorge Winstonが演奏するピアノソロ、アルバム名はAutumnになります。

 

 

 

  アイリーバB100と安物のアクティブスピーカR1000TCNの組み合わせとの比較になりますが、これがお気に入りのパッシブスピーカの効果でしょうか、表現が豊かな感じがして良いんですよこれがまた。

 

 一つだけアドバイス、安物のスピーカでもインシュレーターの使用をお勧めします、私の場合は20円インシュレーター(10円玉2枚を両面テープでくっ付けた物)とか、7円インシュレーター(5円玉を1円玉ではさんだ物)をスピーカの足にすると、かなり違った音になりますよ。

 

 因みにMediaMonkeyはhttp://www.mediamonkey.com/download/

からダウンロード出来ます、Free版とGold(有料)版が有りますが、Free版で十分だとおもいます。

 ホームページは英語ですが、ソフトは日本語化されています。

 

 ⑤-4 所有するDVDの視聴

 

 10年ほど前に”はまった”ダークエンジェル”を見ました。

 

 以前はTVにDVDプレーヤーをアナログ出力で見ていたので画質、音量と音質が段違いです、じっくりと見入ってしまいました。

 

 再生ソフトは、皆様ご存知のPowerDVDです。

 

 ⑤-5 NAS上の録画した番組の視聴

 

 スカパーで放送した番組をブルーレイに残そうとNAS I-O DATA HDL-A1.0に録画した物を、ソフトDiXiM Digital TV plus for I-O DATAで見ています。

 

 うぅ~~~ん、DVDを見た後なので上下の帯が気になってしまいました。

 しかし、下記の映像はちゃんと写ってます。

 実は約一年ほど前にCPUがAtomD2700(2.13GHz)で同様に再生しようとして出来無かったんですよ、上記の一覧表までは出て来るのですが、その時は他のPCで再生出来る事までは確認はしたんですけどね。

 その時はCPUの能力不足と判断したのですが、DiXiM Digital TV plus for I-O DATAの必要スペックに「インテル® Core™2 Duo 2.0GHz以上」って書いてあるので、1.8GHzの当機で再生できるか心配でしたが、大丈夫!

 

 

 

 ⑤-6 その他の方法によるAV用NUCを考える

 

 NUCには、アナログ音声出力端子、デジタル音声入出力端子が無いので、音声の出力はHDMIとUSBに限られます。

 組み合わせと考えると下記のⅠからⅤなどが考えられます。

 

 HDMI

  Ⅰ. HDMI接続ディスプレイ付属 スピーカ(音質は最低)

  Ⅱ. HDMI接続ディスプレイ付属 アナログ音声出力端子 → アクティブスピーカ又はオーディオ機器

  Ⅲ. HDMI接続オーディオ →  ‥‥‥色々な機器 →  スピーカ

 

 USB

  Ⅳ. USBアクティブスピーカ

  Ⅴ. USB DAC → ‥‥‥ 色々な機器 → スピーカ

 

 AV用を目指すならⅠとⅡは有り得ないだろうし、Ⅲは余りにも高価になりNUCには似合わない。

 最近は本格的なオーディオでさえUSB端子を備える様になり、比較的簡単な方法はⅣ~ⅤのUSB音声出力が現実的ですね。

 

 実際、Ⅳ. USBアクティブスピーカの方法は比較的安価で簡単です。

 何せUSB端子にUSBアクティブスピーカを繋ぐだけでWindowsの標準ドライバーが音声が再生可能になります。」

 この方法で私がお勧めできるのはOlasonicのTW-S7又はTW-S5になります。

 私が実際に使用したUSB DACはOlasonicのTW-S7の簡易版と言える製品で、スピーカこそ違いますがOlasonicのTW-S7の選択は悪くないのではないかと思います。

 

 Ⅴ.の方法となると、もう無制限な組み合わせが考えられるのですが、私が気になっている機器が一つあります。

 それは、aimのUltimate USB Audio 2.0(AS372N)と言うUSB DACで、7.1ch 24-bit/192kHzの高品質オーディオをサポートし、出力端子は 7.1チャンネル出力可能なRCA、デジタルSPDIF、 ヘッドフォン端子(3.5mm)が付いていて、アクティブスピーカだけでなく、最近流行りの中華デジアンプ→パッシブスピーカなど、様々な組み合わせが考えられます。

 

 


 

 

 ⑥-1 静音化&温度管理

 

  静音化に関しては、BIOSのアップデート後に方法が判りました。

 

  NUC到着時のBIOSバージョンは0020でしたが、この時は冷却Fanが1200rpm位で動いていて、NUCの裏にある吸気スリットに耳を近づけなければFanが動いている事すら判りませんでした。

 但し、室温18℃でアイドル状態が30分位でBIOS上でのCPU温度が70℃を超えてしまいました。

 

 BIOSを0036にアップデートした時には、冷却Fanは2200rpm位で動いていて、NUCの表に耳を近づけるとFanの音が聞こえる程度でした。

 しかし、このBIOSでもCPU温度は60℃位と高い状態でした。

 この時に気が付いたのですが、 BIOSのCooling設定のMinimum Duty cycle(通電率)30に変更されていました。

 

 そこで、現在はMinimum Duty cycle(通電率)を40にして現在は様子を見ている所です。 

 CPUのCore温度は安定しているときの写真では有りませんが、Fanの回転数は3200rpm位ですね、Minimum Duty cycleを変更しても他の設定を変えない限りCPU温度の変化でFanの回転数は殆ど変化しない様です。

 音は1m位離れた所でNUCに注目するとFanが動いていると感じる程度です。

 CPU温度は40℃後半で、此れ位なら冷却もOKではないでしょうか?

 下記の「⑦消費電力測定」でPrime95での負荷をかけた時のCore温度が最高温度77℃から右下がりになりましたので、まあ実運用ではこの設定がピッタリだと思います。

 

 ⑥-2 デフォルト設定での起動時間

  起動時間をデスクトップの画面でアイコンが表示されるまでの時間とする。

  Classic Shell と 自動ログインの設定をしているので、電源ボタンを押すと、自動的にデスクトップ画面が表示される様にしています。。

 

   電源ボタンを押しての起動時間は 12秒位

   休止からの復帰は 9.5秒位

   スリープからの復帰は 6秒位

 

 ⑥-3 Rapid StartとSmart Connectのインストールと設定

  英語のマニュアル「ホワイトペーパー」を見ていると、写真が載っているのですが、どうもインテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー(SSDをキャッシュにして、ハードディスクを高速化する機能)の写真の様です。

 SSDにはOSが入っていない様なので、SSDのCドライブの容量を10GB減らし、その10GBの未割り当て領域をハイバーネーションパーティションにするつもりです。

 

 コントロールパネルの「コンピュータの管理」を起動し、「ディスクの管理」をクリックします。

 

 Cドライブを右クリックし「ボリュウムの縮小」をクリックします。

 

縮小する領域のサイズに”10000”を入れ「縮小」ボタンをクリックします。

 

 

 ほぼ一瞬で縮小されます。

 

 

 それでは、「ホワイトペーパー」 通りにやっていきましょう。

 

  と、思っていたのですが、DOS/V Power Reportには Rapid StartとSmart Connectは併用出来ない” と書いてある。

 ASRockのマザーボードだけかもしれないが、Smart Connectも不安定気味だと書いてある。

 上記でハイバーネーションパーティション用の領域は作成したものの、Rapid StartはSSDを操作する為、起動しなかったりするとリスクが高いので、まずSmart Connectを設定し試してみよう。

 

 Smart Connectの設定

 

 まずは、BIOSの設定で「Intel® Smart Connect Technology」のチェックボックスにチェックをいれ、BIOSを保存します。

 

 ダウンロードしたインテル® スマート・コネクト・テクノロジー・ソフトウェアを右クリックして管理者で実行します、英語でのインストールですが比較的簡単だとおもいます。

 

 あれ?、プラットホームが対応していない? だって?

 思い出しました、スリープしない設定を行っていました。

 

 一度インストールを終了します。

 

 再度BIOSの設定で、「Deep S4/S5」のチェックボックスにチェックをいれます。

 

 関係無いとは思いますが、「コンピューターをスリープ状態にする」を変更するかな。

 

 電源オプションも確認しておこう、ここは大丈夫かな?

 

 「コンピューターをスリープ状態にする」を一応10分に変更

 

 

 再度インストール開始したら、前回インストールしたものが残っているみたいですが、全て上書きの「Yes to All」をクリックしましょう。

 

 インストール完了で、NUCの再起動が必要です。

 

 NUC再起動後にタスクバーにSmart Connectのアイコンが出て来ましたので、クリックします。

 

 設定ウィザードでの設定を行います。

 と言っても完了までは「次へ」をクリックして行くだけでした。

 

 

 

 

 これで完了です。

 

 設定は行いましたが、すいません、Smart Connectで利用出来るアプリを使用してこなかったので、実際動いている効果を確認出来ないでいます。

 スリープからの復帰時間は5秒位でした、ノーマル設定のスリープからの復帰

より若干はやい気がします、何せ時計を見て測っていますので、誤差が大きいのでお許しください。

 変わりと言っては何ですが、下記の「⑦消費電力」に消費電力が若干下がった事を載せておきます。

 

 

 Rapid Startの設定

 

 私の場合はClassic Shellを入れているので、Classic Shellの検索ボックスに「CMD.exe」と入力して、右側に出てきたCMD.exeを右クリックして、「管理者として実行」をクリックします。

 

 

 コマンドプロンプトが出て来ました。

 

 

 コマンドプロンプトに「list disk」と入力し「エンター」キーを押します。

 ディスクナンバーが「0」(ゼロ)が確認出来ました。

 

 「select disk 0」と入力し、「エンター」キーを押します。

 「ディスク 0 が選択されました」のメッセージが出て来ました。

 

  10GBの未設定領域が有り、メモリは4GBX2=8GB搭載していますので、9000=9GBのパーティションを作ります。

 「create partition primary size=9000」と入力し「エンター」キーを押します。

 「使用可能な空きエクステンドが見つかりません」だと???

 よくよく見ると、空きが1024KBしか有りませんね。

 やり直しです。

 

 コントロールパネルにあるコンピュータの管理で再度未割り当て領域を10GB(表示上は9.77GB)を作成しました。

 

 「list disk」で空き容量が9GB有る事が確認出来ました。

 

 「select disk 0」と入力し、「エンター」キーを押します。  「ディスク 0 が選択されました」のメッセージが出て来ました。

 

 再挑戦です、「create partition primary size=9000」と入力し「エンター」キーを押します。

 今回は作成に成功しました。

 

 「detail disk」で確認します。

 「Volume 3」がメモリー容量の8GBが正常の確保されました。

 

 「select Volume 3」と入力し「エンター」キーを押します。

 「ボリューム3が選択されました」のメッセージが出て来ました。

 

  最後です、「set id=84 override」と入力し「エンター」キーを押します。

 ありゃ?

 ホワイトペーパー通りにやってるのに、エラーです

 

 「set id=84 override」が出来ませんね、色々とやってみたのですが、

出来ません。

 

 ディスクの管理で確認してみました。

 ホワイトペーパーではHealthy(Hibemation Partition)が出来ていますが同じ様な日本語は無いですね、出来ていない様です。

 

 

  色々やっても「set id=84 override」がダメ、なのでひょっとしてドライバーをインストール出来るか?を試してみました。

 Intel® Rapid Start Technology ドライバーとソフトウェアをインストールしてみます。

 

 

 結局、エラーでインストール出来ませんでした。

 

 上記には書いていませんが、ホワイトペーパー通りにもやってみたのですが、最初の方でエラーが出て来ました。

 この作業を休日にやって書いているので、インテルさんに聞こうにもお休みなので、平日に聞いてみようと思います、残念です。

 

 

 ⑥-4 Fast Boot 設定と起動時間

 
 Fast Bootの設定は、BIOSがPCにキーボードやマウスなどの機器が繋がっているとか、データの初期化などを確認している作業を省略して起動時間を早める仕組みです。

 このFast Boot全てにチェックを入れるとNUCの起動時にキーボードの「F2」を連打してもBIOSが立ち上がってきません、運用は慎重に!

 

 下記はFastBoot未設定の状態です。

 

 
 General Optimizationにチェックを入れると、下の方にある「Boot to Optical Devices(DVDなどの光学機器)」と「Boot to Network」のチェックが外れ、これらの機器からの起動が出来なくなります。

 

「USB Optimization」にチェックを入れると、「USB Boot」のチェックが外れ、USBメモリーなどからの起動が出来なくなります。

 


 「Video Optimization」のチャックを外すと、画像関係の初期化が省かれるのだと思います。

 さあ、設定後BIOSを保存します、早くなるかな?

 


早くなりました、1秒だけ。

 ノーマル設定の時は12秒、上記のFast Boot設定では11秒、余り変化無いですね、下手すると計測誤差の範囲になってしまいます。

 NUCにHDDを取り付ける事は出来ませんがHDDなら早くなるのかも知れません。

 

 Fast Bootの解除方法ですが、起動時に「電源ボタンを3秒間押し続ける」と下記の画面が出てきます。

 少しピンボケですが「F2」キーを押せばBIOSが立ち上がってきます。

 その時のBIOSは初期状態(アップデート直後)です。

 まあ、私の場合CPUFanの設定を変更している位なので簡単に変更出来ますが。

 

 

 

 コンセント差込後、シャットダウン後     

  デフォルト設定時

   NUCをコンセントに繋いだ時の消費電力は1.3Wでした。

   シャットダウン後も同じ1.3Wでした。

   ACアダプタがある程度消費しますね。

  

 

  BIOS設定でDeep S4/S5適用時

   変だとは思いますが、シャットダウン後のDeep S4/S5適用時の消費電力が0.8Wも下がってる????

 

 

 アイドル時

  デフォルト設定時

   アイドル時の消費電力は9.0Wです、メモリーは1.35V駆動です。

   また、無線Lan子機が入っていての状態です。。

 

 Smart Connect BIOS設定でDeep S4/S5適用時

  アイドル時の消費電力が8.6Wに下がった。

 

 

 メモリ1.5V(1.35V比較)

  メモリーを一般的な1.5Vでアイドル時の消費電力を測りました。

  9.6W、0.6W程増えた事になりますね、あんまり変わらない、安いメモリーでも良かったかも知れません。

 

 高負荷時(OCCT)計測できず

  OCCTでの消費電力を測定しようとしたのですが、OCCTが感知しているCPUの温度が128℃になっていて、全く負荷が掛けられない状態です。

  他の負荷ソフトを探さなければ。

 

 高負荷時(Prime95)

  代わりにPrime95で測ってみました、Prime95の使い方が良くはわかってないので、SpeedFanで4スレッド全部が100%になる「Torture Test」で行いました。

 

 24.1Wでした、少ない気がします、GPUとかに負荷がかかってるのかな?

 

 休止時

  デフォルト設定時

   休止時の消費電力は1.3Wでいた、シャットダウン後と同じ???

 

  BIOS設定でDeep S4/S5適用時

   0.2W下がってる、休止状態でもDeep S4/S5の効果がある???

 

 

 

 

 

 

 

 

 スリープ時

  デフォルト設定時

  スリープ時の消費電力は1.7Wでした。

 

 スリープ(Smart Connect)時

  1.1Wですね、Deep S4/S5が効いているのかな?

 

 

 スリープ(Rapid Start)時

  Rapid Startが構築できていませんので未計測です。

 

 Defender(ウイルス検索時)

  16W近辺をウロチョロしてますね。

 

 

 音楽再生時

  消費電力は13W位です。

 

  因みにその時のCPU使用率は8%前後です。

 

 

 DVD再生時

  消費電力は15W近辺です。

 

 因みにその時のCPU使用率は3%前後です。

 

 

 NASの録画再生時

  消費電力は18W台ですね。

 

 因みにその時のCPU使用率は18%前後です。

 下記はタスクマネージャーを出す為に「ソフト DiXiM Digital TV plus for I-O DATA」を最小化した時にCPU使用率が下がっています。

 

 

 

 

  実際、NUCが非常に省電力なのには驚きました。

 それなのに、記憶媒体がSSDで有る事も一因だとは思いますが、Windows の起動も早く、CPUのクロックが1.8GHzと比較的低速ながらも今の所、使用していてストレスを感じていません。

 

 NUCが来るまではFanの音が五月蝿いとの情報も有りましたが、デフォルトの設定よりも廃熱を重視してFanの回転数を上げているものの、私にとっては家庭内では一番静かなPCとなっています。

 

 今回、NUCでAV用のPCを目指しましたが、音声専用の出力端子が全く無く、AV用には不向きと見られるかも知れませんが、割り切ってAV用と考えればオートログインの設定さえ出来てしまえばキーボードの必要性を感じませんし、PCとして使用するときにはプラグアンドプレイ機能を有するUSBの抜き差しで利用可能です。

 

 実際、今回USB/PS2変換コネクタ等を使用して2個のUSB機器を1個のUSB端子に繋ぐ試みは失敗に終わり、思わずUSBハブを購入したものの、3回くらいしか使用していない状況で、USBケーブルの抜き差しで”いいや”と思っているのが現状です。

 

  今NUCで利用出来ないRapid Startの設定方法は、初心者には解りにくいですし、日本語でも書かれていません。

 他社製品では、専用の設定プログラムを用意している所も有り、その辺はIntelさんに頑張って欲しい所です。

 私にとっては結構日本語で書かれていて、”Intel頑張ってる”なとも思いましたが、NUCが良い製品だからこそ、NUCの情報を得ようとした時に、場所は一箇所では有るが、そこから広範囲に必要な情報が散らばっている状態では、初心者には手が出にくい商品になってしまいます。

 

 ”この情報はここに有りますから見に行って下さい”的なマニュアルよりは、

 ”この情報もここに一緒に入れておきます”的なマニュアル作成をお願いしたいと思いました。

 

 最後に、NUCは小さくて省電力で可愛いヤツです!!!!!

 

 

 

2014年6月9日追記

 NUCをセミヌード状態にして、熱対策を行いました。

 具体的にはMBをVESAアタッチメントに固定して、それ以外の部分は取り外してVESAマウントで液晶アームに固定しています。

 M3.0のナットで固定しようとしてみたら、ユルユルでしたので、M2.6規格のナットを購入しました。

 SpeedFanでの目視では

 CPU Core温度は5~8℃程低下し、mSATA SSDは2℃程下がりました。

 CPUFanの音も少なくなったと思います。

 原因は①ケースのメッシュ部分を通過する風音がなくなった、

 ②温度が下がった事によってCPUFanの回転数が600rpm程下がった事で音自体が減った為だと思われます。

 少しダストが気にはなりますが。

更新: 2018/10/23

症状3:時間がズレるようになったので、ボタン電池を交換した


 

 時間がズレるようになったのでボタン電池を交換したものの、事前に症状が出ていた。

 

 症状1:電源ボタンの調子が悪くなった

 症状2:コンセントを繋いだ時に電源ボタンを押していないのに、電源LEDが点灯する。

 症状3:Windowsの時間がズレるようになった

 

 症状1が出てから数か月後に症状2が現れたので、症状1の電源ボタンの調子が悪くなった時点でボタン電池の交換をお勧めする。

 

 私の購入したボタン電池の接続端子とボタン電池の極性が逆転していたので、購入には注意が必要です。(赤線+、黒線-)

 私の場合は配線を切り、半田付け、2液でする接着剤で覆い、テープで絶縁し取り付けました。

 因みに、古いボタン電池は3.0V、新しいボタン電池は3.3Vだった。 

 

 

 

 

 表題とは関係ないが、NUCの種類が増えIntelの「インテル® NUC製品の技術製品仕様」の場所が分かり辛くなったのでアドレスを。

 https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000005545/mini-pcs.html

 アドレスが変わっても「インテル® NUC製品の技術製品仕様」で検索出来ると思う。

 因みに、「製品を選択」後の「サポート」に移動、「製品情報 & ドキュメント」の中に「インテル® NUC製品の技術製品仕様」が有る。

 

 


 

コメント (7)

  • れいんさん

    2013/02/11

    やはりFANの動作音は人それぞれですな
  • hubbleさん

    2013/02/11

    BIOS(今後はUEFIでしょうか)周りの操作については
    何故か面倒なので、細かく説明して頂けると
    とっつき易くていいですね。

    ところで私のレビューにコメント有難うございました。
    裏ブタの外し方についてですが、
    外されてるじゃないですか!と思ったらマザーの事でしょうか。
    でしたらyoutubeにアップロードしましたので
    見に来ていただければ幸いです。(コメント欄にリンクしてます)

    簡単に説明するとHDMIポート側(背面)寄りに
    2本のネジで止まっているだけです。
    マザーを外すときに背面が引っかかるので、
    正面側へ斜めに引っ張り上げる感じです。
  • Satoshiさん

    2013/02/12

    れいんさん、コメント有難うございます。

    Fanが3000rpmちょっと位で回ってくれてると静香に感じますね、
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