レビューメディア「ジグソー」

準備も片付けもとっても簡単な水出しコーヒーサーバー

2019.10.04 【我が家の最強(最楽)コンビ】追加


 

 

今回レビューする「Wiswell Water Dripper」は水出しコーヒー(コールドブリュー)サーバーになります。

水出しコーヒーって普通のコーヒーと何がどう違うの?って思われている方も多いかと思います。

 

いわゆる普通のコーヒーはコーヒー粉に熱湯を注いで抽出(ブリュー)するのに対し、水出しコーヒーは文字通り水で時間をかけて抽出しますが、これにより酸味が少なく苦味や雑味が抑えられ、まろやかでスッキリした味わいになると言われています。

 

量にもよりますが通常 3時間~半日かけて抽出するので出来上がりまでとても時間がかかります。
またコーヒー粉を通常の倍の量を使用するので、コストもかかります。
それでも水出しコーヒーが飲まれるのは、それだけ味わいに魅力があるって事ですね。

 

そして水出しコーヒーの抽出方法には「浸漬(しんせき)」のコーヒー粉を水に浸けて抽出する方法と「滴下(てきか)」のポタポタと水をコーヒー粉に落として抽出する方法があります。

 

浸漬式」は手軽に行えるので以前より様々なメーカーから家庭で簡単に作れる安価な製品が出ています。かくいう私も 2年前より下記の製品で水出しコーヒーを楽しんでいます。

 

これに対し「滴下式」は器具が高価でコーヒーショップで飲むかマニアの人しか使っていないイメージがありましたが、昨今は器具を扱っているメーカーも増え比較的安く手に入る様になりました。

 

滴下式」の「Wiswell Water Dripper」はその中でもガラスを使っていないので、初めての人でも扱いやすい製品になっています。

 

容器は TRITAN(トライタン)という樹脂製(のぞき穴のみポリカーポネート製)で、「透明性・耐薬品性・強靭性・成形性・耐熱性を兼ね備えた新世代のコポリエステル樹脂」(長瀬産業株式会社HPより)なんだそうです。HP内では TRITAN製のコップを車で轢いても割れないという検証動画もアップされており、特に強靭性に関しては他の樹脂と比べて別格の様です。

 

しかしながら樹脂製品はガラスに比べ少し安っぽく見えてしまうのが残念なところです。特に家庭で「滴下式」のコーヒーを飲みたいなんて人はコダワリがある人が多そうですので、扱い易さを取るか見た目を取るか意見の分かれそうなところです。

 

また容器はパーツによって耐熱温度が 100~120℃となっていますが、洗浄に食洗器は使えず柔らかいスポンジに中性洗剤を使用するように注意書きがあります。他の樹脂よりも強いとはいえ、樹脂である以上長期間使っていると洗浄により傷つきくすんでしまわないかちょっと心配です。

 

何はともあれ、まずは「Wiswell Water Dripper」を見ていただき、実際に水出しコーヒーを淹れてみたいと思います。

更新: 2019/09/28

【外 観】

専用の外箱の中に更にパッケージが入ってきました。

色はクリーム(本品)とピアノブラックの 2種類があります。

本体サイズは(上部)直径83.5mm (下部)直径68mm (高さ)281mmとなっています。

容器の中程の前後にのぞき穴(滴下確認用窓)と前面に滴下速度を調節するつまみがあります。

各パーツは下記の様に分解でき、仕様上密閉構造にはなっておりません。

特に水やコーヒーが入っている状態での持ち運び時には注意が必要です。

コーヒー粉を入れるコーヒーバスケット(ステンレス製)の底は下の画像の様に底に穴が空いています。

上層部のウォータータンクは真ん中に穴が空いており

裏側には滴下速度を調節するノズルが付いています。

この部分は、つまみを水平に引っ張りノズルを引き抜く事で外せます。

このつまみの先に穴が空いており、捻る角度により水の滴下する速度を調節出来る様になっています。

つまみを水平にすると栓が閉じ水は流れません。

更新: 2019/09/28

【淹れ方】

まずは説明書に沿って水出しコーヒーを淹れてみます。

 

準備するものは、コーヒー粉 40g(水出しコーヒー用)、水 300ml、添付の丸型フィルター 2枚となっています。

 

丸型フィルターは 100枚添付されており、50回分となっています。

使い切ったら汎用の 56mmの丸型フィルターで代用できます。

 

最初にコーヒーバスケットに丸型フィルターを一枚敷き、コーヒー粉を入れます。

内側に 40gの線が入っていますが、使用するコーヒー粉や挽き方によって量が変わるので使用するコーヒー粉毎に量った方が良いでしょう。

続いて水を注いでコーヒー粉を湿らせます。

説明書ではコーヒーサーバーにセットせずに湿らせていますが、コーヒーバスケットの下から水分が出てしまう事があるので、セットした上で湿らせた方が良いでしょう。

大体 40mlくらいで下から水が出てこないで全体を湿らす事が出来ました。

 

そしてもう一枚のフィルターを水に濡らし、コーヒー粉の中央に乗せます。

後はウォータータンクをセットし、つまみが水平になっている事を確認し水を入れ蓋をします。

 

下層のバスケットホルダーとコーヒーサーバーは捻って固定する方式ですが、ウォータータンクは乗せるだけですので抽出中に移動させたい時は注意が必要です。

 

高さがそこそこある(281mm)ので冷蔵庫で冷やしながら抽出させるなら冷蔵庫の扉のポケットに入れる所ですが、特にうちでは冷蔵庫の扉を子供達が頻繁に開閉させるので冷蔵庫に入れたまま抽出させるのは怖く常温で抽出させています。

 

そして前面のつまみを少し捻る事で水が滴下されます。

 

 

上の動画は初めて淹れた時のもので、この滴下速度だと40分位でウォータータンクが空になってしまいました。

この時の出来上がり量は 125ml程しかなく、何も考えず使用済みのコーヒー粉を捨ててしまいましたがまだたっぷり水を含んでいました。後から気づいたのですが、そのまま数十分(一時間以上?)放っておけばもう少し抽出されたかと思います。

 

これを踏まえ、1.5秒に 1滴程度のペースで抽出してみたところ

 

 

約3時間ほどでウォータータンクが空になり、250ml抽出されました。

コーヒー粉の状態にもよりますが、50mlがコーヒー粉に吸われてしまっているようです。

抽出速度に関する記述は「好みで調整をお試しください」としかなく、2.5 ~ 3時間かける事で抽出量が 250mlとなりそれ以上時間をかけても抽出量は変わらず、私にはより時間をかけた時との味の違いはほとんど感じられませんでした。

 

そして出来上がったコーヒーは濃縮された状態で、説明書では 2倍の水で割る事が推奨されています

実際に飲んでみたところ、私は氷をいっぱい入れたコップに 1.5倍程度の水で割って飲むのが苦味など丁度良かったです。

 

この他、水出しコーヒーと牛乳を 1:2で割って飲む事で、普通のコーヒーに牛乳を入れた時とは違ったコーヒー味の強いカフェオレが出来ます。

また濃縮された水出しコーヒーは様々なアレンジレシピが存在する様で、フルーツを入れたり炭酸水で割ったりなんてレシピもありました。

 

そんな話は奥さんにはしていなかったのですが突然「美酢(フルーツビネガー)を割って飲んだら美味しい気がする!」とグレープフルーツ味の美酢を水出しコーヒーで割り、少し水を足して飲み始めました。

奥さんは「凄く美味しい!」との事でしたが、私は美酢の酸味が苦手な酸味の強いコーヒーを彷彿させ好きな味ではありませんでした。この辺は人の好みなので、色々アレンジレシピも楽しんで自分に合ったものを見つけてみるのも楽しそうです。

更新: 2019/09/28

【コーヒー豆について】

準備するものに水出しコーヒー用のコーヒー粉と書きましたが、コーヒー豆にも水出しコーヒー用として向き・不向きがあります。

 

一般的に焙煎時間をかけ深煎りさせた苦味の濃い方が水出しコーヒーに向いています

また産地によって酸味や苦味が違うので、酸味の少なく苦味の強いコーヒー豆が向いていると言われています。

 

元々私は酸味の強いコーヒーが苦手で、2年前に見つけた苦味が強めのラオス産がメインのブレンド豆で淹れてみる事にしました。

 

が、苦味が抑えられまろやかにはなったものの酸味が強い???

以前浸漬式のポットで水出しコーヒーにした時と明らかに味が違う!?

もしやと思いハンドドリップで飲んでみてもやはり酸味が強い。

実は試したコーヒー豆は未開封ではあるものの 10ヶ月前に購入し常温保存してしまったために酸化が進んでしまったのだろうと思ったら、そもそも同じ店の違う豆でした.....(--;;;

本来私の思っていたのはラオス産がメインの「プレミアムラオスブレンド」で、今回のモノはホンジュラス産がメインの「ホンジュラスブレンド」で、普通に酸味のあるものでした。

 

今まで酸味のある豆でも水出しコーヒーにすれば酸味が抑えられるのだとばかり思っていましたが、あくまで熱湯で抽出する時より酸味が抑えられるだけで酸味そのものが無くなるわけではないようです。

そもそも豆を選ぶ時点で酸味の少ない豆を選んだ方が良いと言っているのですから、気づけよって話ですね...

 

という事で、今回レビューで使用するコーヒー豆は奥さんが気に入っている近所のコーヒーショップの豆を使う事にしました。

奥さんはそこではいつもインド産のアイスコーヒーを買ってきます。奥さんも酸味の少ないコーヒーを好んでおり、このインド産のコーヒーは正に酸味が少なく水出しコーヒーに向いてそうです。

 

そしてインド産の豆をお願いしようとしたら、あと少ししか豆の在庫が無いとの事、残念。

仕方が無いので、そこのお店のアイスコーヒー用のオリジナルブレンドをお願いする事にしました。

割合の詳細は不明ですが、ブラジル産とグアテマラ産とニカラグア産のブレンドとの事です。

豆もお任せで挽いてもらう事にしました。

アイスコーヒー用というだけあって、色も濃いですね。

 

説明書では焙煎度:6(フルシティロースト)以上で、挽き方は細引きのものを推奨しています。

 

こちらで淹れた水出しコーヒーは酸味が無くスッキリした味わいで、渋みや苦味が抑えられておりコーヒーが苦手な人でも飲みやすいでしょう。

更新: 2019/09/28

【水について】

普通のホットコーヒーならば熱湯を使うので水道水でも気にならないかもしれませんが、水からそのまま抽出するので使用する水について気になるところです。

 

水出しコーヒーに向いているとされるのは軟水で、コーヒーの風味を引き出すと言われています。

ミネラルウォーターを使うのならば、ミネラルの含有量の少ない軟水を使う事を説明書では推奨されています。

 

もっとも水道水は軟水で、普段飲んでいてカルキ臭や何か臭いや味を感じる事が無いのならば水道水でも何の問題も無いでしょう。

と言うか、私は水道水と浄水器の水で淹れたコーヒーの味の違いは分かりませんでした(^^;;;

 

ただ家ではビルトイン型の TOTOの浄水器を使っているので、折角なので浄水器の水で淹れています。

ちなみにカートリッジは OEM元の三菱レイヨンのモノを使っています。

 

浄水器なども無く水道水を使うのがどうしても気になるようならば、一度沸騰させたお湯を冷まして使うと良いでしょう。

更新: 2019/09/28

【メンテナンス性】

今回「Wiswell Water Dripper」を使って思いの外良かったのが、後片付けの楽ちんさです。

 

まず最初に見てもらった様に分解でき、全て水洗い可能です。そして実際に洗剤まで使って毎回洗浄するパーツはコーヒーバスケットとコーヒーサーバー程度です。

他のパーツは水に濡れる程度なので、通常は水洗いだけで大丈夫でしょう。

最初に見た目の面で残念と書いた樹脂製ですが、ガラスと比べて割ってしまう心配はありませんし、特殊な形状もしていないのでとても洗い易いです。

 

そして一番汚れるコーヒーバスケットですが、ステンレス製で下に紙フィルターが敷かれているおかげか材質的にもバスケットにあまりコーヒー粉が残る事無く使用済みの粉を捨てる事が出来ます。

後はちゃちゃっとコーヒーバスケットとコーヒーサーバーを洗うだけです。

 

ハンドドリップの場合でも紙フィルターを使えば、コーヒー粉をフィルターごと捨てて後はドリッパーとサーバーを洗うだけですが、熱湯を使っているので熱くてすぐには洗えません。

また形状もドリッパーは溝が多く隅々まで洗わなくてはならないのも手間です。もっともコーヒーバスケットと比べると手間なだけで、そこまで大変ではないですが。

 

特に私は面倒臭がりだから後片付けが大変だと使用頻度に大きく影響するので、この片付けの簡単さは一推しです!!

更新: 2019/10/04

【浸漬式との比較】

浸漬式の水出しサーバーである HARIO 水出しコーヒーポット(1000ml)と色々比較してみました。

 

出来上がり容量が 1000mlの他に 600mlのモノも販売されています。

 

HARIOのコーヒーポットで水出しコーヒーを淹れるには使用するコーヒー粉はハンドドリップ時の倍の量使いますし、抽出し終わるまで時間がかかるのは一緒です。

 

 


抽出時間

 

まず実際に抽出にかかる時間ですが、「Wiswell Water Dripper」は説明書には推奨時間が書いてありませんでしたが私がお奨めするのは 2.5 ~ 3時間程度かけるのが良さそうです。

 

これ以上時間をかけてもあまり味に変化は感じられませんでしたし、もっと短い場合はコーヒー粉(コーヒーバスケット)に水分が溜まったままで出来上がり容量が少なくなってしまうだけです。

 

 

これに対し HARIOのコーヒーポットは容量に関係なく、冷蔵庫に入れて 8時間が推奨されています。

抽出時の温度によっても違いますが抽出させる時間によって味の濃さが変わり、特により長く抽出時間をかける事で苦味が強くなりますので私の場合は 6時間ぐらいが丁度よく感じました。

 

 


準 備

 

続いて、あとは抽出するだけという状態にするまでを比べます。

コーヒー粉を挽くなどにかかる手間は一緒なので、水やコーヒー粉等必要なモノを揃えた後の作業です。

 

Wiswell Water Dripper」は【淹れ方】の項で見ていただいた通りの手順で、3分もかからないで準備が完了します。

 

 

これに対し HARIOのコーヒーポットの場合の手順は以下の通りです。

 

1.ポットにストレーナーをセットし粉を網目の上くらいまで入れる(約80g)

2.コーヒー粉を湿らせる(水を注いでいく)

この時ハンドドリップの時と同じく”の”の字を書く様に水を注いでいきます。

一気に入れてしまうとコーヒー粉全体が湿らずストレーナー脇からあまり抽出されていない水が出てしまうので、必ずコーヒー粉全体を湿らせてから連続して水を注ぐようにします。


※まだ片側の上方が湿りきれていない状態

 

3.上部バンドの中程迄水を注ぐ

大体 1,150mlの水が入り、バンドの中程迄水を注ぐとストレーナーが少し浮く感じになります。

 

そしてこの工程が一番時間がかかります。

水を注ぐと下からはポタポタと垂れてくるだけなので、コーヒー粉の挽き方にもよりますがいっぱいになるまで 20~30分かかります。

 

 

4.蓋を閉め準備完了

結局抽出前準備で 30分くらいかかりその間かかりきりになるので、時間のある時にしか作れません。

 

他で使われている方の情報を見ていると、大抵寝る前に準備して夜中の時間帯に抽出している人が多いようです。

ただし夜中に作るというのも微妙で、ストレーナー(コーヒー粉)を抜く時間から逆算して作らなくてはならず、朝に抜くのを忘れてしまうとそのまま夜まで浸けっ放しって事になりそうです。

 

 

 

とにかく準備に時間がかかるのでなんとか短縮できないかと考えていた所、「コーヒー粉がパックに入っててポットに漬けるだけって商品があるのだから、コーヒー粉を全体的に湿らせたらコーヒー粉を通さず水をポットに入れれば良いんじゃね?」って思い試してみました。

まずストレーナー内のコーヒー粉全体を湿らせた後、ストレーナーを少し持ち上げ横からポットに水を入れてみました。さすがに水を入れたばかりは薄かったですが、6時間後にはいつもと同じ濃さの色くらいにまでなっていました。

 

そして飲んでみるといつもと比べてかなり味が薄い!!

もっとも飲めない程でも無く、超薄めのアメリカンって感じでコクも苦みもあまり無くコーヒーが苦手な人でもゴクゴク飲めてしまう感じ。コーヒー好きならまず飲みたがらないだろうな(^^;;;

もしかしたら半日くらいおいておけばコクも苦みもいつも程度出てくるかもしれませんが、今回はあくまで試しに正規の淹れ方以外を試しているだけですので、機会があったら HARIOのコーヒーポットのレビューの方に追加してみたいと思います。

 

 


出来上がったコーヒーについて

 

Wiswell Water Dripper」は先に書いた通り濃縮状態(原液)のコーヒーが出来上がり、説明書では 2倍の水で割る事が推奨されています

最近は先にコーヒー粉を湿らすのに 50mlの水を用意し別途 300mlの水を注ぎ 300mlのコーヒーを作る様になりました。まぁ最初からドリップポットに 350mlの水を入れ注いでやれば良いのですが、目分量で慣れるまでは別々に用意するかな。

そして 50ml増やした程度では出来上がり時に味の濃さの差はあまり感じられませんでした。

 

出来上がったコーヒーは濃縮されているので氷が溶けても薄くならないメリットの他にアレンジレシピを試してみるのにも向いています。

そしてすぐに飲み切らない場合は、コーヒーサーバーに蓋が無いので他の容器に移す必要があります。

私の場合は密閉もされるので下のボトルに入れていますが、これだけが残念な点です。

 

ウォータータンクの蓋を共用で使えるように設計するか、別途蓋を用意してくれると良かったのですけどね。

 

 

これに対し HARIOのコーヒーポットで出来上がったコーヒーは多少濃いめではあるものの、薄めるほどでは無くそのまま飲む事が出来ます。

それこそ説明書で推奨されている通り冷蔵庫に入れて抽出させれば、出来上がり後すぐに冷たいコーヒーを飲む事が出来ます。

 

また残ったコーヒーはそのままポットで保存する事が出来ます。

ただし冷蔵庫で抽出させる時もそうですが、1000mlの容器はかなり背が高く家の冷蔵庫の扉のポケットには収まりませんでした。密封できる容器では無いので横にする事も出来ず焦りましたが、どうにか野菜庫に収まり冷蔵庫で抽出・保冷する事が出来ています。

 

出来上がりのコーヒーの味に関しては「Wiswell Water Dripper」で作ったのと同じ豆を使えばコクや酸味などはあまり違いを感じられません。「Wiswell Water Dripper」は薄めて飲む分濃さはその時次第ですが、 HARIOのコーヒーポットの場合は毎回同じ濃さで飲める違い位でしょうか。

 

 


片付け

 

Wiswell Water Dripper」の場合は、先に書いた通り洗浄するにもあまり気を使う事無く、手早く片付ける事が出来ます。

 

 

HARIOのコーヒーポットの場合は洗浄するパーツが少なく楽そうですが、ポットが深くガラス製のため少し気を使います。

ストレーナーに関しては底の蓋が外れてコーヒー粉を捨て易くなっているものの、ネット部分に結構コーヒー粉が残ります。

またネット部分を洗うにも特に気を使います。

ネット部分を強く押してしまうと抜けたり破れたりしてしまいそうなので、ネット部分はスポンジ等は使わず洗剤をつけて手でやさしく洗っています。

結局洗う点数は少ないですが「Wiswell Water Dripper」よりも時間がかかります。

 

 


結局どうなの?

 

ここまで「Wiswell Water Dripper」と HARIOのコーヒーポットを比べてきましたが、既に二つを持っている身としては、ケースバイケースで使い分けたいと思います。それこそ同時に作ったりもするでしょう。

 

準備や片付けにかかる時間は圧倒的に「Wiswell Water Dripper」の方が楽ですが、出来上がり量の多さとそのまますぐに冷たいコーヒーを飲めてそのまま保存できる HARIOのコーヒーポットはたくさん飲みたい夏場は便利です。

 

ただ先に書いた通り面倒臭がりの私の場合、すぐに飲みたければ外で市販のコーヒーを買ってきて、多少時間があるのなら楽に作れる「Wiswell Water Dripper」だけを使うようになるかもしれません(^^;

 

そして新たに購入する場合には価格に納得できるかが問題になるでしょう。

Wiswell Water Dripper (クリーム)」の Amazonでの販売価格は 14,800円ですが、 HARIOのコーヒーポット(1000ml)は 980円で購入する事が出来ます(2019.09.28時点)。

滴下式のサーバーが安くなってきているとは言え、浸漬式のサーバーと比べるとまだまだ高価です。

準備や片付けの手間や製品の取り扱い易さを考えると「Wiswell Water Dripper」の方が高いのは十分納得できると思いますが、もう少し価格が安いと良いのですが。

更新: 2019/10/04

★【まとめ】★

当初樹脂製だからと色々心配しましたが、持ち運ぶのに軽くて良いですしガラスより断然割れにくいので扱いが大変楽です。

 

そして準備や片付けが簡単で時間も取られません

いくら出来上がったコーヒーが美味しくても、準備や片付けが大変だと使わなくなってしまうので、長く使っていくのにとても重要な点です

 

抽出させるのに 3時間程度必要ですが、その間は放っておけるので手間がかかりません。

浸漬式のサーバーと違い抽出後放っておいてもコーヒーが濃くなってしまう事もありませんし、いつ作るか悩まなくて済むのも助かります。

 

実売価格が浸漬式のサーバーと比べてちょっと高いですが、初めて使う滴下式の水出しサーバーとしてお薦めです。

 

ちょっと残念だったのは、コーヒーサーバーを独立してサーバーとして使用する事が出来ず、コーヒーを保存しておくのに別に容器が必要な点です。

レビュー内にも書きましたが、バスケットホルダーとコーヒーサーバーは捻って固定する機構があるのですから、別途コーヒーサーバー専用の蓋が用意されると良かったのですが。

更新: 2019/09/28

【気になった事をやってみる】

水出しコーヒーをレビューするにあたり気になっていた事をこちらの項で試してみたいと思います。

 

 


・ハンドドリップして淹れたコーヒーに氷を入れたアイスコーヒーとの味の違いはある?

 

既に水で抽出する時と熱湯で抽出する時と比べどの様に変わるとレビュー内で書いてしまっているので、そもそものお題がおかしいですが、レビュー申込時に書いてしまったので少し解説させていただきます。

 

まず水で抽出する事で熱湯でハンドドリップして淹れたコーヒーより酸味が少なく苦味や雑味が抑えられ、まろやかでスッキリした味わいになると書きましたが、当初どんな豆でも酸味がかなり抑えられるのだと思っていました。

ところがレビュー中で思っていたのと違うコーヒー豆を使用した事で、あくまで熱湯で抽出する時より酸味が抑えられるだけで酸味そのものが無くなるわけではないと分かりました。

 

ただこの時も苦みが抑えられ角が取れまろやかで飲みやすくはなりました。明らかに熱湯で淹れた時とは違う変化です。

 

そして熱湯で淹れたコーヒーに氷を入れ冷やすアイスコーヒーは、氷が溶けて薄まるだけでなく酸味と苦味を強く感じる気がします。

ホットの時は砂糖を入れなくてもアイスコーヒーの時はガムシロップを入れる人って結構いるのではないでしょうか?

 

同じ豆でも水出しコーヒーでは酸味や苦味を抑えられているので、氷を入れ冷やしてもあまり酸味が際立つ事は少ないように感じます。

 

 


・水出しコーヒーは日持ちすると聞くがどうなの?

 

水出しコーヒーは低温で時間をかけて抽出するので、熱湯で淹れたコーヒーよりも酸化しにくく風味が損なわれにくいと言われています。

この為味の変化が少なく消費期限では無く、賞味期限として日持ちすると言われているようです。

 

実際に出来上がった水出しコーヒーをレビュー中で紹介したコーヒーボトルに入れ、どの様な変化があるか試してみました。

 

ちなみに熱湯で淹れたコーヒーを朝にコーヒーボトルに入れた場合、日中に少しずつ飲む事で途中何度か蓋を開けているせいか夕方にはぬるくなりかなり酸化していて酸っぱさを強く感じます。

 

Wiswell Water Dripper」で淹れた常温の水出しコーヒーを同様に朝にコーヒーボトルに入れ、日中に何度か確認の為に蓋を開け味の確認をしてみました。

 

まず初日は夕方になっても変化はあまり感じられませんでした。

二日目は夕方頃に確認した時には、多少風味が落ちている感じでしたが酸化はあまりしていないようでした。

そして三日目の昼頃に確認した時には更に風味が落ち、酸化も感じられるようになりました。

ただ酸味の強いコーヒーが嫌いな私でもまだ全然問題なく飲めるレベルでしたが、酸味が出てきたのでここまでとしました。

 

通常アイスコーヒーを保存するには出来るだけ空気に触れないようにし冷蔵保存するのが基本の様です。

以前おものだちのフェレンギさんからもアイスコーヒーは口がすぼまったガラス瓶に移して冷蔵庫保管している旨をお聞きしました。これも空気に触れる面積を減らして酸化を防ぐためとおっしゃっておりました。

今回常温でコーヒーボトルに入れて試してみましたが、口のすぼまった密閉容器に入れ冷蔵保存すればもっと長期間もちそうですね。

 

ただ「Wiswell Water Dripper」の説明書では、原液を保存する場合は別の容器に移しかえて冷蔵庫で保存し早めに飲み切るようにと注意書きがあります。

基本的には出来上がった瞬間から風味など落ちていくものですから、美味しいうちにさっさと飲み切った方がよいですね。

(淹れ方によっては一晩以上寝かしたほうが美味しくなるものもあるそうで、コーヒー道は奥が深い(^^; )

 

 


・更に時短で準備と片づけを出来ないかなぁ

 

とにかく面倒臭がりの私は何事も少しでも手間を減らしたい。

 

元々雰囲気は大事でしょと豆を挽くところからやりたいと手挽きのコーヒーミルを購入したものの、

 

 HARIOのコーヒーポットで使う豆の量は 80gで、これだけの量を手挽きで行うのは大変です。

そこで電動ミルの導入を計るもコストと気に入ったモノがなかなかマッチしません。

 

そこで考えたのが水出しコーヒー用のパック入りコーヒー粉です。

これならいちいちコーヒー粉を計量する事も無く、ボトルに水と一緒に入れるだけです。

最初に水を注ぐ時間を短縮出来る上、ストレーナーの洗浄も必要無くなるので後片付けも楽ちんです。

実際はコーヒーパックをしっかり水で浸してから水を注ぎますが、それにしたって大きな作業軽減です。

 

これがコーヒー豆を 10ヶ月も放っておいた真相で、アイスコーヒーでは量を多く使うからと大量にコーヒー豆を購入したものの手軽さを取ってコーヒーパックを導入したため開封する事が無かったのでした(--;;;

 

とにかく「Wiswell Water Dripper」でもこのコーヒーパックを使い時短できないか試してみました。

上記のコーヒーパックは 1パック35gですので 1パックをコーヒーバスケットに詰め込みます。

そしてここに少しずつ水を注いでみましたが、全く浸みてこず下から水が出てきてしまいます。

別途コーヒーパックに水を浸み込ませないとダメそうです。

という事で、水を入れたカップにしっかり浸してから詰め直しました。

浸した水はウォータータンクに入れて使いたいところですが、ウォータータンクには水以外入れない様に注意書きがあるので止めておきました。

こちらを使っても抽出は出来るでしょうが、ウォータータンクとノズルをしっかり洗わないといけなくなりますから、余計な手間が増えてしまいます。

 

後はいつも通りウォータータンクに水を入れ抽出すると、出来上がったコーヒーはしっかり濃縮されたコーヒーです。豆が 5g少なかった分、ちょっと薄かった程度です。

 

そして片づけはと言うと、コーヒー粉の処理は楽ですが洗い物の量は変わりません。

準備段階においても粉を計量する必要はないものの別途パックを浸したりして洗い物が増えてます。

 

全体としては大した手間軽減にはならず、パックのコーヒー粉を使った分コスト高になっただけな感じです。添付のフィルターを使わなかった分は少しだけコスト減か。

 

大した時短にならなかったのは「Wiswell Water Dripper」の準備と片づけがそれだけ簡単て事なんですよね。

そしてクラウドファンディングで気に入った電動コーヒーミルを入手できたので、今後はまたコーヒー豆を挽くとこからやってみるかな。

 

結論:Wiswell Water Dripper」の準備と片づけはとっても楽ちんです

更新: 2019/10/04

【我が家の最強(最楽)コンビ】

今回のレビューでは近所のコーヒーショップで挽いてもらったコーヒー粉をメインで使いましたが、コーヒー粉の粒度も均一で味も美味しいのは分かっていますがコストがかかってしまい、毎日飲むにはちょっと大変。

 

出来れば挽きたてが一番美味しいですし、安くて美味しいコーヒー豆を自分で挽けばかなりコストを節約する事が出来ます。

 

という事で、上でもちょっと書きましたが電動コーヒーミルが届きましたので、新たにネット通販で評判の良いアイスコーヒー用のコーヒー豆を入手し試してみました。

 

コンパクトで充電式の電動コーヒーミルで、臼式の刃を採用しています。

一回に 20gまでしか挽けないので、「Wiswell Water Dripper」で使うには 2回に分けて挽く必要があります。

そして電動コーヒーミルのレビューでも書いたのですが、付属のメジャースプーンはすりきり一杯が約10gとの事ですが、今回使用したコーヒー豆では 8gしかありませんでした。

電動コーヒーミルでは 一回に 20gまで挽けるとの事ですからしっかり計測して入れようとすると、この豆だと 20g入れようとすると溢れてしまい蓋が閉まりません。

 

とここで、「Wiswell Water Dripper」の説明書では「コーヒー粉 40g」を使用するとありましたが、実際にコーヒー粉 40gを使用するとコーヒーバスケットのかなり上の方まで入っていました。

コーヒーパックを利用した時はコーヒー粉は 35gでしたが、40gの時と比べればちょっと薄いかというくらいで十分濃縮されていました(使っているコーヒー豆が違うので比べられるものはないのかもしれませんが)。

 

という事で今後は重量ではなく、電動コーヒーミル付属のメジャースプーン1杯を 10gと換算し体積重視で淹れる事とします。

 

上の画像で電動コーヒーミルのガラス容器に入っているコーヒー粉はメジャースプーン4杯分(32g)になります。

 

ガラス容器からコーヒーバスケットに移すのにも、たまたまガラス容器の口がピッタリでこぼしてしまう事を心配せず入れる事が出来ました。

そしてコーヒーバスケットに入った量は 40gと書かれた線の上までしっかり入っています。

後はいつも通りの手順で水出しコーヒーを淹れるだけです。

 

この電動コーヒーミルと「Wiswell Water Dripper」の組合せは、面倒臭がりな私にとってコーヒー豆から淹れるのにも手がかからず、より美味しく水出しコーヒーを淹れられる最強のコンビです。

20人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • フェレンギさん

    09/28

    丁寧なレビューにコーヒー愛を感じました

    また私のことにも触れていただきましてありがとうございます

    11枚目の写真にある抽出前のコーヒーとお買い上げになったアイスコーヒーの写真を比べると 11枚目のそれには おそらく豆の割れ目部分から見えるフィルムのようなものが混入してるように見えます
    ふっと息を吹きかけると それだけが飛ぶと思うんです
    やつらは雑味の元になりますので いちど 意識して取り除いて抽出して
    している してない を 比較してみてください

    業務用のミルでも 粉が落ちる容器から 保存容器に移す時には ざっと注ぎ入れて
    ミルの容器に残る 質量の小さな雑味成分は捨てています

    ぜんぶ使おうとすると 味の低下を招くというのが 私の考えなんです

    是非 意識してみてください
  • atsuo@tokyoさん

    09/28

    > フェレンギさん

    以前にいろいろコーヒー関連品のレビューをした時のフェレンギさんの
    コメントが今回もいろいろ参考になりました。ありがとうございます。

    自分で挽いたコーヒー粉の画像と買ってきたコーヒー粉を見比べて
    私もソコが気になっていたんですよねぇ。
    ついつい挽いた粉を全て使おうとコーヒーミルのビンの底から
    さらう様にキレイに移してしまって、後から画像を見たら皮の様な
    フィルムの様なモノがちらほら見えるでは無いですか。

    以前にも一度教えていただいたような記憶が有る様な無い様な...
    次に豆を挽く時は意識して取り除いて、味の違いを試してみます。
    重ね重ねありがとうございます。

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