始めに「地震」について
あっ、最初に言って置かないと話の意味が通じないと思います。
私、hachは北海道の札幌市内に住んで居ます。
(当初の発表では「震度6強」でしたが、後で「震度7」に訂正されました)
9月6日未明に発生した北海道胆振地方を震源とする最大震度7の地震は多数の死傷者が出るなど道内各地に大きな被害をもたらしました。
zigsowのプレミアムレビューに直接は地震災害は関係が無いのですが、やはり、停電や電気使用制限、ガソリン不足、食料品不足などは投稿にもそれなりの影響が出て来ます。
自分の場合も、レビュー対象商品を受け取り、商品写真を撮ったり本格的に投稿を進めようとしていた矢先の被災。
場所によっては震度7を記録する揺れがあり現在までに41人もの死者も出た訳ですが、幸い札幌でも自分の住んでいる辺りは大きく揺れる事も無く家も家族全員も今の所無事です。
ただ、ここは札幌でも比較的賑やかな町なのですが、復旧はなぜか取り残され「まる2日間」の停電を強いられました。
(たぶん、周囲に病院やその他の公共の建物が少ないからでしょう…)
インターネットも電話も繋がり難くなり、情報収集には「携帯ラジオ」だけが使えました。
業界の中に居て何よりも情けないのは「TVが見られない事」でした。
(同じ札幌市内でも地域によっては震度6強の揺れを観測し、家屋全壊などの大きな被害を受けた地域もありまた)
「地震でレビューが遅れます」なんて言い訳をするつもりはありませんが、地震の余震は2週間以上経っても依然として続いており電気会社の「節電お願い」もなお続いています。
レビューは出来るだけ早めに仕上げたいと思っていますが、状況によっては「ネットが繋がらない」と言う事も今後もあり得ない事ではありません。
(まあ、普通は無いとは思いますが…)
レビューを書くのに、何よりも具合の悪いのは「余震」です。
札幌では大きな余震は今の所ありませんが、小さな「微震」は今までに何百回と絶え間なく起きています。
執筆中の先ほど(9月17日未明)も、札幌南区では震度(震源地近くでは震度4)の地震がありました。
いつしか体も覚えてしまって、常に体が揺れている様な感覚に陥っている人も多いのです。
(自分はこう言うの弱いので、「乗り物酔い」みたいになっていて気持ち悪くて吐きそうです)
レビュー対象商品の「使用感想」などは落ち着いて書ける状況にはありません。
(そもそも、「枕」に関係無く夜も落ち着いて眠れません)
ま、取り敢えず、何とか書くしかありません…。
レビュー対象商品について
Technogel®Sleeping Contour Pillow II です。
- 日本人の体型に合いやすいコンパクト設計
- 肩と枕の間に隙間を作らず首や肩の負担をやわらげる
頭痛の種の「首凝り」や「肩凝り」とさようなら!
経緯
もう10年も前、「肩凝り、首凝りが酷い」と言う事で、マッサージや整体に通った事がありました。
しかし、マッサージでも整体でも改善はしませんでした。
そんな時、ネットその他の情報から「寝る時の姿勢や枕が原因では?」と疑い始め、就寝時の姿勢や枕の高さなどを気にするようになりました。
良く、寝転がってテレビを見たりする時、自分の腕で「腕枕」をしがちですが、これは首の骨にとっては最も悪い事だと知りました。
また、テレビ視聴用に高い枕を用意するのも肩や首には悪いそうです。
枕はその高さが重要で、特に高過ぎると「首凝りや頭痛の原因」になると勉強しました。
もちろん、枕が低過ぎても同様に支障が出ます。
(ただ、自分の場合は「低過ぎ」の弊害は出にくく、まったく問題はありませんでした)
以来、「TVは寝ながら見ない」、「枕は低め」を実践して来ました。
普段使って居る枕に関しても、自分の物は普通の人の標準的な高さよりもかなり低めにしており、一時は、「バスタオルを幾つかに折っただけ」と言う様な物を用いて居た事もある位です。
そして、「首凝りや肩凝り」からは完全に解放され意識の中から完全に忘れ去っていた頃、日頃の生活の不摂生から「脳出血」を患いました。
もっとも、病気と枕は大きな直接関連性は無いかったとは思います。
一時は意識不明、発病から2~3週間の記憶は今もありません。
しかし、当初の想像よりは軽症でおよそ半年で退院。
右手と右足などの運動神経に後遺症が残りました。
5年経過の今もなお仕事をしながらリハビリを続けています。
しかし、気持ちに少し余裕が出て来て考えてみると、ここへ来て昔の「首凝り、肩凝り」が何時の間にか完全に復活してしまっているのです。
今の「首凝り」、「肩凝り」は病気の後遺症の影響も大いにありそうなのですが、「枕と首凝り、肩凝り」を理解している筈の自分の油断と言うか理解不足に気が付いたのです。
最近まで使って居た枕は、「そば殻」の様な素材による枕でした。
「パイプ」にしては柔らかいし、「綿」などよりも堅い。
比較的深めに頭を載せると、僅かに首にも当たり、決して「心地良くない」と言う物ではありませんでした。
ただ、低反発ウレタンの様な「反発力」は無かった様です。
もちろん、高さについても「髙過ぎる」と言う事は無いと考えていました。
(でも、実際、今回のレビューをしてみて「今までの枕はやや高過ぎた」と言う事が分かりました)
そんな中で、zigsowでTechnogel®Sleeping Contour Pillow II のプレミアムレビューの募集があると知り、「渡りに舟!」とばかり応募したと言う訳です。
悪い生活習慣
長い間(少なくとも5年間)、首凝りや肩凝りを忘れていたのですが、この間に「悪い習慣」が自然と復活していました。
「枕の高さ」以前に、首に良くないのは「寝転びながらのTV視聴習慣」です。
もっとも、以前肩凝りで悩んだのはたぶん10年位は前。
ベッドで寝たり、そのベッドの足元にTVを置いて寝転びながら良く刑事ドラマや野球中継を見る様になったのもつい最近の事。
(ごろ寝TV視聴)
だから、忘れていたと言うより、全く考えた事も無かった訳です。
「寝転びながらTVを見るのは首に負担が掛かる」なんて事は10年前から百も承知していました。
(寝ていても、揺れればTVを見て地震情報を確かめる…)
特に、ここの所の地震で「TVの寝転びながら視聴」をする機会も増えてしまいました。
(寝ていて地震で飛び起きて、TVを点けて速報を見て確認する…、など)
そもそも、就寝前にTVやPCの画面を見るのは眠りを妨害するのです。
それは、PCでもTVでもスマホの画面でもNGなのです。
一般的には、「就寝30前からはPCやスマホ、TV画面」は禁物なのです。
(一説には、「3時間前」とも言われます)
「理想的な枕の高さ」などのうんちくは短めに…
■枕の理想の高さは、人によって違います
「Technogel®Sleeping Contour Pillow II」の場合、
身長155cm以下 サイズ7
身長155~165cm サイズ9 ←「身長」は172cmですが、敢えて低目を選択
身長165cm以上 サイズ11
また、やせ気味の人は1サイズ下が推奨されています。
しかし、これだけでなく、使用しているマットレスや敷布団などの敷き寝具に依っても変わって来ます。
そして、個人の好みや骨格によっても違ってきます。
まあ、この他にも、
枕が低過ぎるとどうなるか?
枕が高すぎるとどうなのか?
枕の高さの目安は?
枕選びは、枕だけで考えないのが鉄則だよ
などの項目を考えて見ましたが、いつも「長過ぎて焦点が定まらない」のが自分のレビューの欠点。
締め切りまでの時間も無い事だし、ここはもう「うんちく」よりも「使用感想」に進む事にしました。
早速、使用してみた
早速、Technogel®Sleeping Contour Pillow II を使用して見ました。
最初に、今まで使って居た「そば殻枕」との比較です。
形はかなり違いますが、面積的にはだいたい同じような大きさです。
重さは、中身がそば殻なのでかなり軽く「およそ800g」です。
本製品の重量は「およそ3kg」とかなり重いです。
本人は「塩梅が良い」と言う事で長い間使って来た「そば殻枕」でしたが、今回のレビューがきっかけでテストした結果「やや高い」と言う事が確認出来ました。
知らない内に、寝る時には「やや猫背」になっていたのです。
(これなら、TVは見易くても首や肩が凝る訳です!)
本製品ですが、頭を優しく包む様な形になっています。
真上から見ると「ほぼ長方形」です。
真横から見ると、頭に接触する部分が曲線になっています。
頭を上にして枕の中心に寝ると、頭の向きは真正面よりもやや下に視線を落した位置になります。
一般的には、この角度が「水平-5°」になれば「最適な枕の高さ」と言う事になるようです。
(顔が5度前後の傾斜をする)
今まで使って居た枕では、「もう5°くらい下」(-10°)に頭が向いていました。
頭はほど良く沈み込み、とても安定していて首も適度に支えています。
一番最初に感じたのは、内蔵されたジェルの効果で頭や首回りが「やや涼しい、スーっとした感覚」でした。
とても良く寝れ、翌朝目覚めても「スー」っとしています。
「そば殻枕」ではまったく経験した事の無い感覚です。
とにかく、眠り始める頃、今までは何度も寝返りを打ってやっと寝られるのが常でしたが、この枕を使うと寝返りをしないで直ぐに眠りに入れています。
もちろん、寝入ってから何度も寝返りをしているとは思いますが、寝返りに抵抗感が無くとても楽に寝返りしている様です。
そして、朝目覚めるとちゃんと頭が枕の中心にあります。
今までの枕では、毎朝、枕がどこへ行ったか分からない事が多かったのです。
(まあ、これは枕自体の重量とも関係があり、「当たり前!」とも言えます)
幾ら「Technogel®Sleeping Contour Pillow II は安眠に効果がある!」と言っても、数日のみの使用では充分な確認は出来ません。
ただ、「今の所特に大きな問題も無く、良い点ばかりだ」とは言えます。
長い間、肩凝りで悩んでいた人には「救世主」になるかも知れない
皆さんにも、強くお奨めします!
枕を換えるにはなかなか勇気のある決断が必要ですが、長い間「首凝り」、「肩凝り」で悩んでいた人は試した方が良いです。
その原因が「全て枕の高さに依る物」とは言い切れませんが、かなりの確率で「枕の高さを最適にする事」で改善出来る物です。
実際、自分の場合は「間違ったTV視聴習慣の見直し」と「適切な枕への交換」で劇的に改善しています。
今まで使って居た枕は決して悪い物ではなかったのですが、自分の体には「やや高過ぎ」でした。
これによって、「やや猫背」の癖が自然に着いて仕舞っていた様です。
それから、脳出血の後遺症の影響からは簡単には抜け出せないですが、この枕のお蔭で最近は比較的良く眠れるようになっています。
今後の「リハビリ」にも張り合いが出て来ました。
地震の余震に対する不安などはなかなか解決はしませんが、徐々に時間が解決してくれるものと思います。
似た様な症状で困っている方は是非試してみて下さい。
CLWさん
2018/09/22
そして、地震大変でしたね。
私も、枕には苦労していますが、今はそば殻で少し大きめを使っています。
・・・横を向いて寝るので・・・
試したい気もありますが、枕は難しいですね。(笑)
hachiさん
2018/09/22
コメント、ありがとうございました。
地震は驚きました。
まさか、2日間のブラックアウトは経験するとは思いませんでした。
枕は毎日使うので、自然と健康への影響も大きいです。
どうしても「価格」は気になるので、「それなりの覚悟」も必要になりますね。
今回のレビューはとてもラッキーでした。