レビューメディア「ジグソー」

日々進化している!?コスパ良しなNAS

今回のレビューは『使い方はあなた次第!ホームネットワークストレージサーバー「TerraMaster F2-220」徹底レビュー』のレビューアー選出によるものです。

この度はレビュアーに選んでいただきありがとうございます。
この場をお借りして御礼を申し上げます。

更新: 2017/10/08
デザインと外観

シンプルながら安っぽさを感じさせない

先ずはパッケージ。
蒼を基調としたカラーリングにTERRA MASTERのロゴがあしらわれています。

 

いざ開封。

 

内容物一覧。
TerraMaster F2-220本体にACアダプタ、LANケーブル、2.5インチおよび3.5インチそれぞれ用の取付ネジ、HDD識別用シール、ドライバー、取説。

 

各袋の閉じにもTerraMasterの文字入りシールが用いられていました。

 

2.5インチと3.5インチそれぞれ用の取付ネジ。
間違わないように色が異なっています。

 

HDD識別用のシールは色違いで2枚入っていました。

 

クイックインストールガイド。
一応取説に相当すると思われますが……
ホームページのURLが記載してあるだけで、他には説明らしきものはありませんでした。

 

保証条項が記載された冊子。若干日本語が怪しいのはご愛嬌。

 

ACアダプタ。Max39.96Wの出力のようです。

 

安心のPSEマーク付き。

  

付属していたドライバー。
取付用のネジに使用する物ですが、簡易的でも付属していると別途用意する手間が省けるので嬉しいですね。

 

さて、TerraMaster F2-220本体、先ずは正面。
左に電源スイッチとインジケータ、中央から右寄りにHDDトレイ。
左下のIntelマークが目を引きますね。

 

そして背面。
大きめの排気ファンの右側にコネクタポート類。

 

一番上はUSBポート。左が2.0、右が3.0、共にType-A。
塞がっている部分はLAN2。
同一筐体の上位モデルだと使用出来るようになっているんでしょうかね?
その下がLAN1。
一番下がACアダプタ用の電源ポート。

 

本体右側面。TERRA MASTERのロゴのみ。

 

本体左側面も同様です。

 

形状的には一般的な2ベイのNASによくあるタイプですね。

側面を含む外周部分がアルミなので、安っぽさを感じさせない点はGoodです。
見た目だけでなく、冷却効果も期待出来そうですしね。

更新: 2017/10/08
セッティング

こんなに簡単で良いの?

海外メーカーのNASの場合、一般的にHDDは搭載されていません。
TerraMaster F2-220も同様にコントローラーのみでHDDは別途用意する必要があります。

 

今回、このTerraMaster F2-220用に用意したのはNAS用HDDとして鉄板なWestern DigitalのRed 6.0TB(WD60EFRX)×2。

  

家族写真やビデオを安全に保存しておこうと思うと、特にビデオで容量を消費しますので大容量のHDDが必要になります。

NASで安全に保存、と言う時点で当然RAID1構成になりますので、使用可能な容量としては6.0TBのHDD2本で6.0TB分になります。

 

過去に使用してきた私的実績からHDDメーカーとしてWDをチョイス。
シリーズは安全性を見越してNAS用のRedを選びました。

先ずはHDD設置用のトレイを引き出します。
本体前面のトレイの下部を引き上げるようにするとロックが外れ、トレイを引き出すことが出来ます。

 

トレイを2本とも引き抜いた所。

 

トレイを抜いた後の内部の様子。

 

トレイにはHDD1、HDD2のシールが貼ってありました。

 

トレイはプラスチック製。

 

トレイの上にHDDを乗せて付属のネジで固定します。

 

ネジは付属のドライバーで止めればOKですが、使い慣れたドライバーで作業してもOKですね。
トレイとHDDの間は緩衝材(ゴム等)は無いので、しっかりとネジを締めます。
締めすぎには要注意、と言うことで最後はラチェットドライバーで締めても良いと思います。

 

ネジはHDDの底面で止めるタイプです。
ネジ穴の位置は標準的に作られているように見えますが、一部のHDDではネジ穴の位置が違うそうなので事前にHDD互換リストを確認しておく方が良さそうです。

 

ネジ止めが出来たら、後はトレイを戻すだけ。

後は本体背面にLANケーブルとACアダプタ繋いで電源ON。
起動直後は本体左上の2つのLEDが赤く光っていますが……

 

しばらくすると全てのLEDが緑色に変わります。

 

ハード的な設定はこれで完了。

トレイ出してHDD取り付けてトレイ戻して結線して電源入れるだけ。
なんて簡単なんでしょう(^^;

更新: 2017/10/09
セットアップ

ほぼ自動で完了!

今度はソフトウェアのセットアップ。

 

先ずはPCのブラウザで、取説相当の紙に書いてあった http://start.terra-master.com/ にアクセスします。
アクセス直後は中文简体なので、一覧から日本語を選んで日本語に変更しましょう。 

 

最初は使用する製品モデルの選択です。
一覧の中から「F2/F2-220」を選択して次に進みます。

 

マニュアルのダウンロード。
正直マニュアル読まなくても問題ないくらい簡単に設定できますが、必要に応じてダウンロードしておきましょう。

 

ただ残念な事にダウンロードした圧縮ファイルを展開して出来るpdfファイルは、日本語表記のファイルのみ、ファイル名が文字化けしていました。
読める部分だけ残して、拡張子をpdfとして認識できるファイル名にリネームすれば、pdfファイル自体は問題なく読めますし、ちゃんと日本語で表記されています。

 

 

さて次へ進むと、HDDの取付の解説が。
既にハードウェアのセッティングは完了しているのでスルーして次へ進みます。

 

PC用クライアントのインストールです。
Mac用とWindows用のソフトウェアが用意されています。

 

ダウンロードした圧縮ファイルを展開して出来たファイル群の中から「TerraMaster.exe」を実行します。

なお、クライアントソフトウェアについては後ほど。

 

TOSのインストールと言うことで、NASのOSであるTOSをオンラインでインストールするか、先にダウンロードしておいてローカルでインストールするか、を選べるそうです。
今回は自宅なので、わざわざ手間のかかるローカルインストールを行うメリットは無いのでオンラインインストールを行います。

 

ちなみに、会社などでネットから隔離されたLANで使用する場合等はローカルインストールを行う必要があると言えます。

 

TOSのインストールが完了したらHDDの初期化を含むNASの初期設定を行うようです。

 

使用開始イメージが表示されました。

 

 

 

スマホなどからアクセスするためのアプリも提供されているようです。
ただESファイルエクスプローラーが提示されている事から、普通にsamba等に接続可能なファイラーなら何でも良いようです。

 

最後にお知らせが出て終了。

 

必要なドキュメントやソフトウェアのダウンロード案内、作業手順の案内、でした。

説明としては取説読むよりも楽ですし、確実に目を通すと言う意味でも良いのですが、反面ネット接続環境が無いとお手上げな感じはしました。

 

さて先程出ていたクライアントソフトウェア。
「TerraMaster.exe」を実行すると、自動的にLAN内からTerraMaster F2-220を検出して一覧に表示してくれます。
もし表示されない場合はLANケーブルが挿さっているか、同一ネットワーク上に繋がっているか、等ネットワークの設定を見直しましょう。

  

TerraMaster F2-220を選んで登録ボタンをクリックするとIEが起動します。
デフォルト設定のブラウザではなく、有無を言わさずIEが起動します。

 

単純に一覧に表示されたIPアドレスのポート8181に接続するだけなので、好きなブラウザでアクセスし直せばOKです。
「開始」をクリックするとセットアップが開始されます。

 

先ずはHDDの検査。

 

5分~20分との事ですが、今回は3分程度で完了しました。

 

オンラインインストールかローカルインストールの選択になるので、初期値のオンラインインストールのまま先へ進みます。

 

HDDの初期化確認が出るのでOKを選んで先へ進みます。

 

TOSインストール中。

 

インストールが完了すると自動的に再起動されます。

 

再起動後、管理ユーザーのパスワード設定および確認用のEメール登録。
確認コード未入力のまま「確認コードの送信」をクリックすれば、入力したメールアドレスに確認用のコードが届きます。
届いた確認コードを入力して次へ。

 

ディスクアレイの選択。当然RAID1を選びます。

 

RAID1の他、Single Disk、RAID 0(ストライピング)、JBOD(スパニング)も選べます。
Single Diskは2つのHDDをそれぞれ別々に認識するモード、RAIDとJBODについてはロジテックサイトの説明が判りやすいので、そちらをどうぞ。
ロジテックサイトの説明

 

HDD初期化の最終確認。初期化しないと先へ進まないので初期化します。

 

HDDのフォーマット中。今回は3分程度で完了しました。

 

初期化が終わるとTOSのログイン画面へ。
先程登録した管理者用アカウントでログインします。

 

TOSのデスクトップ画面。
他社NASと同じような判りやすいGUIですね。

 

ハードウェアに引き続き、ソフトウェアの方も大した手間もなく、ほぼ自動であっさりと完了してしまいました。

え?もう使えるの?感じですね。

更新: 2017/10/09
操作性

判りやすく簡単

先ずはコントロールパネルを開き、ざっくりとメニューの一覧を。

 

コントロールパネルのウインドウの左側にツリー状のメニューがあります。

大分類として「権限」「ネットワークサービス」……

 

「ストレージマネージャー」「一般的な設定」「システム状況」となっています。

 

システム状況から「ハードウェア情報」を開いてみます。
CPUにIntel Celeron J1800@2.41GHz(2コア2スレッド)が使われているのが解ります。

また現在のCPU使用率や、CPU温度、メモリー容量・使用量などが見られるようです。

 

ファイルサーバーとして見るのなら、一番注目したいのは装置温度ですね。
この温度が高くなりすぎるようであれば、HDD寿命にも影響してきますので。

 

さて、今回TerraMaster F2-220を使用するにあたり、導入手順以外に実使用において2つのテーマを掲げました。

1つは家族分のアカウントを作成し、それぞれのスマホからファイルのバックアップ、および共有ファイルの閲覧を行う。

もう1つは東芝REGZA(TV)でTerraMaster F2-220を録画用HDDとして利用する、という物です。

 

先ずは実際に使用していく上で必要になるユーザーアカウントの作成を行います。
「権限」から「ユーザー」を選択して、新しいユーザーを作成します。

 

ユーザー名とパスワードの他、リモートログインやSSHを使用を許可するか否かを選択できます。

 

必要に応じて容量制限も行えます。

 

所属させるユーザーグループを選択します。
通常はallusers(一般ユーザーグループ)で良いですね。

 

共有フォルダに対する権限設定も行えます。

 

作成するユーザー情報を確認した上で作成を選択します。

 

無事に新しいユーザーが追加されました。

 

ユーザーグループの方は初期値でadminとallusersの2つが用意されています。
家庭内使用の場合であれば、特に拘りがなければ初期値の2つで十分ですね。

 

共通フォルダの方は、初期値ではpublicが用意されています。


今回、東芝REGZA Z8000(TV)からLAN-HDDとして使用するために専用のフォルダを作成します。

 

念のためにアクセス制限は緩くしておきます。

 

新しく共有フォルダ REGZA を作成しました。

 

では、実際にREGZAから録画してみましょう。

REGZAの画面でレグザリンクを表示し、LAN-HDDの登録を行います。
機器の一覧にTerraMaster F2-220の共有フォルダであるpublicとREGZAが表示されています。

 

REGZAにカーソルを合わせて決定。
これで機器登録が完了しました。

 

では動作テストを行ってみます。

 

おや?テストが失敗してしまいました。

 

初期状態ではREGZAがguestユーザーとしてアクセスしようとするらしいのですが、どうも上手くアクセス出来ていないようです。
匿名ユーザーではなく、アカウント登録したユーザーで再度テストしたものの変わらず失敗でした。

 

ただREGZAの取説によると、テストについては確実なものではない、との事なので一度試しに録画を行ってみます。

番組表から番組を選んで録画設定。
保存先をLAN-HDDのREGZAを選択。
登録しようとすると結局ユーザーアカウントとパスワードを確認されたので、登録ユーザーのアカウント入力を行いました。

 

さて、番組終了後……果たして録画出来たのか?
録画リストを見てみると……お!?録れてるっぽい!?

 

カーソルを合わせてみるとサムネイル画面に番組の内容が……

 

再生してみます……お!ちゃんと録れてるじゃないですか!

 

うん、バッチリ!

 

PCから管理者ユーザーでTerraMaster F2-220のREGZAフォルダにアクセスしてみると……
録画ファイルが出来ていました。

接続テストでは失敗したものの、実際の録画はしっかりと出来ていました。

 

なお、現行REGZAにおいてはTerraMaster F2-220をLAN-HDDとして記録用に使うことは出来ないようです。

と言うのも、NASをLAN-HDDとして直接録画出来る機能がZ-8000の数世代後から無くなったとの事のようです。(口コミサイト等の書き込みに、それらしき事が記載されていました。)

 

さて、話を戻してスマホからのアクセス。
普段使用しているファイル マネージャーHDでアクセスしてみます。

ネットワークでLAN内をスキャンすると、直ぐにTerraMaster F2-220が見つかりました。
が、タップすると無情にも「接続できませんでした」の文字が……

 

設定変更で匿名ユーザーではなく、登録しているアカウントでアクセスするように変更します。
すると、あっさりとフォルダの一覧が表示されました。

 

ぼかしが入っているフォルダが個人フォルダですが、REGZAとpublicの共有フォルダも見えています。
個々のバックアップは個人フォルダに、皆が見ても良いファイルはpublicに、と使い分けを行います。

 

Photoは管理者ユーザーのみ書き込み可能、それ以外のユーザーは閲覧のみ可な共有フォルダです。
ここに家族写真や動画のファイルが保存されています。
閲覧時に間違って消してしまわないようにするために、管理者ユーザーにのみ操作権限を与えている訳です。

samba接続に対応したファイル管理アプリであれば同様にして簡単にアクセスすることが出来ますね。

 

さて、他の画面も少し見てみましょう。

 

日時関係。タイムゾーンを日本に変更するのをお忘れなく。

 

残念ながらNTPは一覧から選択するだけで入力は出来ないようです。
日本標準時のntp.nict.jpとかには出来ないんですね……

 

 

常用する上で気になるのがファンの騒音。
標準ではスマートファンが選択されていて負荷レベルに応じてファンの速度が変わるようになっていました。

余程でなければ標準のままで良さそうですね。

 

 

夜間は確実に使用しないので、というような場合は時間指定で起動と終了が行えるようです。

 

 

ストレージマネージャーのHDD情報。
不良トラックスキャンやってみたら半日以上経っても終わらない……
一日がかりになるので思いつきでやったりしない方が良いかも。

 

流石にHDD動きっぱなしなので温度も若干上昇。
途中で何度か見てみているけど、CPUも装置温度も大きく変わらず43度前後で安定しているので特に問題は無さそう。

 

なお、このSS撮った日は部屋の中暑くて思わずクーラーかけようか、なんて話してたくらいなので、この温度なら優秀な気が……

 

最後にアプリの状況。
インストールしているアプリの稼働状況ですね。

 

 

ベースがLinuxだけあって、それなりにソフトが用意されています。
自宅でWEBサーバ立ち上げたい、とかならTerraMaster F2-220でも可能ですね。

 

GUIが判りやすくてNAS初心者とかでも普通に使う分には迷うことは無い気がします。

更新: 2017/10/09
総評

伸びしろに期待

NASと言えばQNAP、Synology、NETGEAR、新しい所でASUSTOR辺りがメジャーですよね。
そこにTerraMasterという新しい風が飛び込んできたわけですが……

 

TerraMasterが日本でデビューして1年弱。
その1年弱の間にかなり成長してきているんじゃなんでしょうかね?

 

未だ未だ日本語が怪しい所も残っていたりしますが、ファイルサーバーとして使用する分には困らない程度には成熟してきていると思います。

QNAPやSynologyに比べるとアプリのラインアップが未だ未だ弱い気がしますが、それらはNASとしてオプション的な部分なので、それを必要としない人も多数いると思います。

 

そう考えた場合、スペック的・価格的に見た場合、かなり優秀なんじゃないでしょうかね?

単刀直入に言えば、TerraMasterコスパ良くね?って事。

 

レビュー書いている時点でamazonで2万円強。
その価格帯で他社製品と比べたら性能的には頭1つどころか2つくらい飛び抜けている感じですね。

 

色々遊びたい人には物足りないかもしれませんが、純粋にNASとして見た場合、かなり魅力的じゃないでしょうかね?

更新: 2017/10/21

SambaとDLNA

2017-10-21追記。

 

TerraMaster F2-220の共有フォルダに動画を置いてスマホで見てみよう!と言う訳で、SambaとDLNAでの動画視聴を行ってみたいと思います。

 

 Samba                                 

 

先ずはSamba。
Samba読み取りに対応した動画再生アプリを使用します。

 

いくつかありますがBSPlayer FREEを使用しました。

 

LANを検索するとTerraMaster F2-220が見つかるので、TerraMaster F2-220へアクセスするためのアカウント情報を入力します。

 

利用可能なフォルダの一覧が出てくるので動画を置いたフォルダを選択します。
今回動画は共有フォルダとして作成したMovieフォルダに保存しています。

 

ファイルの一覧がサムネイル付きで表示されました。
後はファイルを選べば動画が再生されます。

 

BSPlayerの利点はSambaでアクセスしている場合でも、一つ見終わったら次のファイルを自動的に再生してくれる点ですね。
FREE版はバナー広告が煩いのが欠点ですが……
バナー広告、再生画面にも出るんですよね……

 

 DLNA                                  

 

さて、今度はDLNA。
こちらは事前に準備が必要です。

 

先ずはTerraMaster F2-220のTOSでアプリケーションの一覧から「Plex Media Server」を選択してインストールします。

選んで「インストール」ボタンをクリックするだけの簡単インストール。

 

Plex Media ServerがインストールされるとTOSのデスクトップにアイコンが出来るので、それをダブルクリック。
表示された画面を見る限り、TOSの中ではなく別途指定のURLにアクセスする必要があるようです。

 

アクセスするとログイン画面が表示されますが、アカウント作成をスキップすれば、そのまま中に入れます。
ログインアカウントを作成すると、宅外からリモートアクセスが可能になるようです。
今回は宅内でのみ利用するのでアカウントは作成しませんでした。

 

アカウントを作っていない(サインインしていない)ので警告が表示されていますが、宅内使用に際しては問題にはなりません。

 

先ずは動画をライブラリに追加します。
ライブラリの種類は目安のようです。
今回はテレビ番組にしておきました。

 

動画のフォルダを指定します。

 

初期ではplexユーザーのホームフォルダが選択されています。

 

今回はTOSで共有フォルダとして作成したMovieフォルダを使用しますが……

この時点で最早Linuxに関する知識が無いと厳しい感じになってきていますね……

 

各ユーザーのフォルダは /home/ユーザーアカウント 。

こちらについてはLinux知ってれば直ぐに判るファイルパスですが……

 

一方の共有フォルダは /mnt/md0 に設定されていました。
REGZA(TV)からの録画用に作成したREGZAフォルダが見ているのが解りますでしょうか?
今回はMovieフォルダを使用します。

 

と言う訳で、 /mnt/md0/Movie を指定。

 

ライブラリに追加したフォルダの中身が読み込まれサムネイルが表示されるまで少し時間がかかります。

 

さて、今度は再生側。
「VLC for Android」を使用します。

 

Sambaサーバー以外にDLNAなPlex Media Serverが見えています。
同サーバーを選択して、さらにVideoを選択。

 

ライブラリに追加した「テレビ番組」が見えました。
選ぶと動画の一覧がサムネイル付きで表示されます。
ファイルを選ぶと、勿論動画の再生が始まります。

 

VLCは広告なしでスッキリですが、一つ見終わるとファイル一覧に戻ってしまい、自動的に連続再生してくれないのが残念ですね。

 

Sambaを使用した場合はファイルを読み込んで再生、DLNAの場合はストリーミングで再生。

どちらも一長一短ですので必要に応じて使い分けるのが良いかもしれません。

 

TerraMaster 側は簡単に設定できますが……
スマホ側で使いやすいアプリを探すのが大変な感じですね……

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