かなり久しぶりにプレミアムレビューに選んでいただいて、Philipsのシェーバーとスタイリングキットをいただきました。ありがとうございます。
シェーバーは、かなり昔にB社のものを使用していて、2016年にPhilipsのシェーバーにリプレイスして愛用しています。購入したシェーバーは2015年製のモデルだったのでちょうど2年前のモデルですが、2年経ってどれだけ進化したのかも興味がありますね。
自分で簡単に身だしなみを整える為の必需品。
シェーバーと一緒にいただいたのは、「フェイス スタイリング NT5172/16」というモデルの製品です。こういった製品は男性なら気にはなるものの、自分でどこまでできるのかわからない人も多いと思います。
セット内容はアタッチメントが非常に充実した内容になっていますね。
先端の刃の部分です。電動ノコギリのように細かく前後運動してカットする構造になっています。このユニットも含め、先端部分は水洗いできるようになっていますので、清潔に保つのも簡単ですね。
この部分へアタッチメントを追加で装着するか、ヘッド部分ごとトリマーユニットに換装して色々な箇所のカットを行うことができるようになっています。左から2つは眉毛用、中央の大きいユニットがヒゲ用のトリマーで、右下がヒゲ用のトリマーにセットすることで0.5mm → 3mmの長さで揃えることができるようになるアタッチメントです。
本体はスティックタイプでグリップ感も良いですし、カット中にブレたり落としてしまうことも無さそうです。強いて言えば手首用のストラップを付けられれば良かったかなとも思います。
デザインはシェーバーと同じデザインコンセプトを踏襲していますね。
電源は単三乾電池一本で動作します。テスト用の乾電池が同梱されているので、購入後すぐに試すことが出来るのもうれしいですね。
また、スイッチなどの本体ギミックは無く、電池を格納する為にスティック本体をねじるのですが、その方向と反対に回すと電源がONになる仕組みです。これは最初ちょっとわかりにくかったです。
私は一介の普通のサラリーマンなので、アゴヒゲを蓄えているわけでもなく、毛深いわけでもないのであまりすべてのアタッチメントを試す機会に恵まれていないのですが、男性諸氏の多くはやはり鼻毛カッターとして使うことが多いと思いますので、まずはそちらを試してみました。
使っている瞬間の画像はさすがに見苦しいのでお見せすることはできないのですが(笑)。
カミソリ同様に刃が付いている方向が決まっているため、最初はうまく鼻の中で回すことができなかったのですが、慣れてくると鼻の穴の中の面に対してうまく刃を当てられるようになりました。
コツが少し要りますね。ただ、カットされた鼻毛がポロポロと落ちてきます。気持ちが良いです。
かなりミニ四駆のモーターのような回転音と細かい振動をするので、肌にカッター部分が当たるとむずがゆくなることもあり、慣れることも必要かなと思います。
簡単に試せるのかと思って、眉毛のトリミングに挑戦してみました。私個人としては、鼻毛カッターは後述する製品をすでに使っていたのですが、眉毛のトリミングは理容室でしかしてもらったことがありません。自分では初です。
こういったレビューをする時に当然モデルは自分なのですが、見苦しい写真で申し訳ないです(笑)。
実際にトリミングしてみると画像ではわかりにくいですが、眉毛の長さが揃うことで無駄に濃い眉毛をスッキリさせることが簡単にできました。やり方も説明書にイラスト付きで紹介されているので、非常にトライしやすいですね。
同系統のPanasonicの製品を私はずっと使い続けているので、ちょっとだけ比較してみました。
どちらも同じスティックタイプの製品で鼻毛以外にも様々な箇所の毛をカットできるのですが、やはり一番の違いは、この先端の刃の形状ですね。
PhilipsのNT5172/16はカミソリタイプに比べて、Panasonicの製品は先端が筒状になっていて、スリット部分に入ってくる毛を内部のカッターで切って吸い込むという構造になっています。どちらも一長一短で細かい部分のカットは、NT5172/16の方が思ったようにカットできる感じでした。
簡単なキャリングポーチも付属しているので、アタッチメントも含めてこの中に入れておけば出張先でも自宅と変わらず身だしなみを整えることができます。
「フェイススタイリングキット」というだけあって、顔の色々な箇所をこれ一本で整えることができます。使い方もシンプルでわかりやすく、Philipsならではの工夫が入っていて、カットも簡単にできました。シェーバーと一緒に朝の相棒として一本持っておくことをお勧めします。
社会人としての第一印象はやはり身だしなみを気にする方も増えていますし、女性だけでなく男性もこういった製品を使うことでいくつになっても気を付けておきたいですね。
PHILIPSらしい優しさを感じる剃り心地。
S5076/06のセット内容は、本体、キャップ、トリマー、電源アダプタというシンプルな構成です。私が愛用しているSeries 9000 S9181/26にはキャリングケースが付属していましたが、それは残念ながら付いていないようですね。
手に持ってみて最初に感じたのが非常に持ちやすいグリップ感です。
この「くびれ」が左右どちらの手で持ってみてもちょうど良い位置にあるので、手にしっくり馴染む感じがしました。
愛用している2015年製のSeries 9000 S9181/26と外観比較してみました。9000にも若干の「くびれ」はありますが、S5076/06の方がかなり人間工学に基づいて考えられたデザインに変更されていることがわかりますね。
S5076/06のヘッド部分です。Philipsの顔とも言えるこの三つのシェービングヘッド部分の形状も進化し続けています。
この3つがそれぞれ角度を自由に変えられることで顔の曲面に合わせてフィットするようになっています。さらにヘッド全体も5方向に動くようになっているので、かなり柔軟に顔の形状に合わせて動いてくれます。
気になる剃った後の手入れもワンタッチで開くことができるので、良いですね。
S9181/26は専用の洗浄充電器にセットして基本的な手入れをしてしますが、やはり内部の手入れは手動です。S9181/26のヘッド部分は簡単に外れるものの、S5076/06のように開閉式ではなくバラバラになってしまうので、少し面倒でした。S5076/06の方がより考えられていますね。
ヘッド部分の保護キャップです。どの向きでも装着できるわけではなく、ロックするツメの部分が手前になるように被せてヘッド部分を保護します。
充電用の電源アダプタは専用のものになっています。
充電中は、LEDが点灯します。電池が消耗して残りが少なくなると下のように赤く点灯しますが、通常は白色のLEDで状態を知らせてくれます。
内蔵されている充電池はニッケル水素電池になっています。充電は約1時間で満充電、40分の使用が可能になっています。
ニッケル水素電池は継ぎ足し充電には向いていないので、一回の充電で最後まで使い切ってしまうことを推奨されていますが、いざ使う際に充電が切れてしまっては意味がありません。
そこでS5076/06では、5分間の充電で一回分のシェービングの分くらいを充電できるようになっています。
また、ニッケル水素電池という都合上だと思いますが、電源アダプタを接続した状態のまま使用することもできません。
実際にシェーバーを使ってみました。剃る前の状態です。毎日一回剃っていて、朝起きた状態ですね。濃くもなく薄くもなくという感じでしょうか。
剃る際には、小さく円を描くように優しく肌にあてるだけで十分です。
約2~3分間シェービングした結果です。深剃りしすぎて肌がカミソリ負けすることもなく、かといって髭がチクチクと残っている感じもしない、本当にちょうど良い感じで剃れました。
剃った後、手軽に水で洗っておけるのはやはり便利の一言ですね。剃った髭は皮脂と一緒にシェーバーの内部に溜まっていくので、水で流したくらいでは落とせないことも多いのですが、S5076/06では簡単に水で流すだけで落とすことができました。構造的にも素材的にも落としやすくなっているように感じました。これでも落ちない隙間に入ったものは付属のブラシで落とします。
S9181/26と剃り心地を比べてみましたが、音は若干S5076/06の方が大きいものの、肌にあたる感じはS5076/06の方が広く優しい感じがしました。
ヘッド部分は2015年製のモデルと比べると、一回り大きくなっていて、本体とのジョイント部分も太くさらに安定した動きが出来るようになっています。
それだけではなく、やはり新しくなった丸みがある「コンフォートカット刃」という構造が優しい剃り心地を実現しているのだと実感できました。
Philipsのシェーバーと言えば、量販店のラインナップの中でも「敏感肌向け」として置かれていることも多いです。
実際に「カミソリの10倍 肌にやさしい」というスキンプロテクションシステムは、本当に使ってみると自分の肌に優しく、それでいてしっかりと髭を剃ってくれ、誰でも安心して電気シェーバーを使えます。
今回のSeries 5000 S5076/06はラインナップの中ではミドルクラスですが、最上位モデルにも引けを取らないPhilipsならではのこだわりが感じられる良いシェーバーだと思います。
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