Arlo Pro (VMS4230)は市場価格5万円弱と、ホームユースとしては高価な部類に入ると思います。
聞いた事も無いようなメーカー品なら数千円で購入出来ますが、そのようなメーカーのスマートフォンアプリをインストールする事すら躊躇してしまいます。
こう言った個人情報を扱う製品は、出来る限り信頼出来るメーカー品が良いと思っています。
その点NETGEARはWi-Fiルータやスイッチングハブ等、ネットワーク関連製品を多く扱っており、私も愛用しています。
Arlo Pro (VMS4230)の同梱品について
まずは、Arlo Pro (VMS4230)に何が付属しているか、簡単に説明してます。
- ベースステーション:カメラをコントロールする本体。有線LANでネットワークに接続します。
- カメラ:標準で2台付属します。バッテリー駆動で本体とワイヤレス接続します。
- バッテリー:カメラ用のバッテリー。
- ウォールマウント:カメラを壁等に固定する為のベース。
- 取付ネジ:ウォールマウントを壁等に固定する金具。
- ACアダプター:ベースステーション用の電源。
- LANケーブル:ベースステーション用のLANケーブル。
- USBアダプター&USBケーブル:カメラ用の充電器。
写真にはありませんが、簡単なインストールガイドが付属します。
ベースステーションは、一般的な無線ルータくらいのサイズでしょうか。
カメラも握り拳くらいのサイズです。
ベースステーションの背面には、警報アラーム用のスピーカーが内蔵されています。
試しに鳴らしてみた所、強烈なアラーム音が鳴り響きました。
Arlo Pro (VMS4230)は、録画した映像をローカルストレージでは無く、クラウドに保存するようになっていますが、USBコネクターに接続したローカルストレージにも同時記録する事が可能です。
天板には、カメラのペアリング用のスイッチがあります。
カメラには固定用のマグネットが内蔵されています。
また三脚ネジ穴もあるので、市販のカメラアクセサリーでの設置も可能です。
RAM MOUNTSのようなタイプなら、カメラの脱着や固定も簡単だと思います。
使用環境
インターネット環境:コミュファ光(1Gbps)
ルータ:コミュファ光のモデム+NETGEAR R7000(ルータ)
ベースステーション設置場所:2階の子供の部屋(仮)※壁にLANポート有り
カメラ設置場所:1台目は玄関(1階)、2台目は主に寝室(2階)
スマートフォン:iPhone6
Arlo Pro (VMS4230)は録画した映像を常にクラウドに保存する為、インターネット通信要件として【上り 1Mbps以上】が必要となっています。
また、Arlo Pro (VMS4230)のベースステーションは有線接続となっており、基本的にはモデムやルータの傍に設置する事になります。
もしも、有線で接続出来ない場所に設置したい場合は、無線LAN中継器(ワイヤレスエクステンダー)のような製品を使えば可能かなって思います。
NETGEAR製品で言えば、EX7300/EX6200/EX6120/EX6100でしょうか。
使い方は簡単なのに高性能!
【Arlo Pro (VMS4230)の製品紹介】
【Arlo Pro (VMS4230)の設定・設置】
家と家族は勿論、うっかりミスもカバー出来る!
前からベビーモニターやネットワークカメラに興味があり、その中でもNETGEAR Arlo Pro (VMS4230)に注目していました。
何故、ベビーモニターやネットワークカメラに興味があるのかと言うと、去年子供が産まれて一軒家に移り住みました。
その生活の中でいくつかの問題が発生しており、それを解決出来る方法としてベビーモニターやネットワークカメラがあります。
その問題点とは・・・
- 建物の構造上、玄関が道路から死角になっておりセキュリティ面で不安があります。
- 来客の際、2階の寝室で子供がお昼寝している場合が有り、ベットからの落下等の心配があります。
- 私の母親が遠方におり、帰省時にしか孫に会わせれないので成長を見せてあげたい。
- 出掛ける際、玄関のカギを閉めたか不安になる時があります。
以上の4点を、Arlo Pro (VMS4230)を使って解決できるのか?
【1】建物のセキュリティ向上
私の家の玄関は道路から死角になっており、セキュリティ面で多少不安があります。
以前から監視カメラがあればなぁと思っていました。
NETGEAR Arlo Pro (VMS4230)は、動体検知は勿論ですが音にも反応するそうです。
LED内蔵で夜間でも鮮明(白黒ですが)に撮影出来ます。
LEDライトの照射範囲を考慮すると7m以内に収まる位置で、なるべく高い位置にカメラを設置する事が望ましいようです。
動体検知はカメラを横切る方向に反応し易いので、その辺りも考慮する必要があります。
また、侵入者からカメラ自体が見える位置の方が抑止力にもなりそうです。
最初は、ベランダにカメラを設置しようと思いましたが、撮影対象が小さくなり過ぎるのとカメラ自体が見付け難いと思い、玄関のすぐ傍に設置してみました。
付属のウォールマウントを強力な両面テープで貼り付けて、カメラを固定しました。
このウォールマウントはドーム形状の金属ベースで、カメラ裏面に内蔵されているマグネットで固定出来るスグレ物です。
バッテリー交換時も簡単に取り外しが出来ます。
ただし、垂直面に固定する事が前提のようで、私のように水平面に固定した場合には上下方向の首振り角度が、想定外になる可能性が高いです。
8月中旬の大型台風が直撃しましたが、暴風雨に曝されながらも故障や落下もせずに頑張ってくれています。
一番心配な夜間の玄関の撮影状況は、こんな感じです。
この写真はLEDライトが点灯しているので明るいですが、実際はもっと暗いです。
うちの玄関にはセンサーライトがあり、動きを検知すると照明が点灯します。
センサーライトを切った状態で紺色の上下に身を包んでテストしてみましたが、問題無くArlo Pro (VMS4230)は撮影していました。
カメラを横切った時に検出していました。
カメラ設置時の注意点としては、人通りが激しい場所の設置は好ましく無いようです。
私は玄関が死角になる為、設置していますが・・・
難点は、出入りの度にスマホに通知が来る事。
そして、カメラのバッテリー消費が多くなる事。
【2】ベビーモニター
うちの子はベビーベッドで寝てくれず、寝室のベッドにソファを固定して寝かせています。
そもそもベビーベッドで寝てくれれば、落下等の心配はしなくても良いのですが・・・。
普段は、リビングでお昼寝をしている場合が多いのですが、お昼寝のタイミングで来客等があると2階の寝室でお昼寝する事があります。
そこで、ベビーモニターがあればなぁと思っていました。
Arlo Pro (VMS4230)には標準で2台のカメラがセットされており、1台は玄関の監視用に常設しています。
残りの1台を状況に応じて使い回すようにしています。
我が家の寝室の壁には飾り棚があり、そこに金属パイプが付いています。
何気にカメラの内蔵マグネットで固定してみると、良い感じの角度で固定出来る事が分かりました。
広角レンズなので、大雑把に設置しても良い感じに映ります。
※トリミングしています
うちの子は寝相が悪く寝返りや回転もするので、ベッドから落ちないか心配で(汗)
照明を消した状態でも、バッチリ撮影出来ます。
寝返りの場合、縦方向の動きになるのですが動体検知はしてくれます。
音声検知もONにしているので、泣いた時も反応します。
【3】遠方の母に孫を見せてあげたい
このArlo Pro (VMS4230)には、家族や友人を招待する機能があります。
招待する機能では、別のスマートフォンやタブレットでArlo Pro (VMS4230)を操作・閲覧が可能になります。
本体、カメラ1、カメラ2を個別に使用制限を掛ける事も出来るので、安心・安全です。
結論から言うと、Arlo Pro (VMS4230)を使って遠方の母に孫の顔を見せて上げる事は可能です。
ただし、我が家のプライベートを守る事を考えると、孫専用にカメラを用意する必要があります。
1台は玄関の監視用、もう1台は状況に応じて使い回すような運用をしている場合、もう1台追加する必要がありますね。
家族や友人を招待するには、アカウントを作成してもらう必要があります。
機械に詳しくない相手や、スマホやタブレット等を持っていない相手の場合は、設定済みの端末をプレゼントする事も考える必要がありますね。
【4】玄関のカギの閉め忘れ確認
普段の何気ない行動、特に玄関のカギを閉めたかどうか忘れる事があります。
実際には閉め忘れた事はほとんど無いのですが、旅行に出掛ける時に『玄関のカギを閉めたかな?』と心配する事がしばしばあります。
最近の玄関ドアには、電子ロックが搭載されている物もありますが、うちの玄関ドアは普通のドアです。
そこで、ネットワークカメラを玄関内に設置してサムターンの向きを確認出来れば・・・。
実際に設置してみて気付いた事が一つ。
鍵の閉め忘れ確認の為だけに、下駄箱にカメラを移動させる手間が・・・。
かと言って、常時カメラを設置するのもなぁと思っていましたが、実は既に解決していたのです。
玄関に設置しているカメラには、不審者は勿論ですが自分自身も撮影されているので、外出時に鍵をしているシーンも録画されています。
これを確認すれば、鍵を閉め忘れたか分かりますね。
HDR機能が欲しい
デジカメは勿論、ドライブレコーダーにも採用されているHDR機能。
室内であれば、それほど明暗差はありませんが、屋外設置となると光と影の影響が大きいと思います。
私の家の玄関に設置したカメラも、光と影の影響が多大です。
もう少し中央付近の暗部を明るくして、右側の白飛びを抑えれたらなぁとは思います。
画角は110°で、ドライブレコーダー程の広角では無いので歪みは余り気になりません。
肝心の画質ですが、解像度はHDですが凄く鮮明とは感じませんでした。
ついついデジカメと比較してしまいますが、良くTV特番で見る監視カメラ映像と比べれば圧倒的に綺麗です。
監視カメラとしては対象物に近過ぎると駄目ですし、遠すぎると良く見えないというジレンマもありますよね。
バッテリー持ちが凄い!
Arlo Pro (VMS4230)を設置してから20日以上経ちますが、玄関に設置したカメラはバッテリー残量80%です。
人通りの激しい場所だと頻繁に録画が始まるので、バッテリー消費が激しくなります。
そう考えると、凄いですよね。
3ヶ月位は充電無しで動作しそうな感じです。
セキュリティーから見守りまで
Arlo Pro (VMS4230)は、複数台のカメラを連携して撮影する事が可能だそうです。
あるカメラが検知したら他のカメラも同時に撮影する。そんな設定が出来ます。
ルールの項目で設定出来ます。
追加のカメラは2万円程しますが、低価格な検知センサーだけの製品があれば良いなぁと思います。
例えば玄関のアプローチに設置し、カメラのセンサー範囲外や検知し辛い動きでも録画が開始出来ると便利です。
他にも、録画時間も指定が出来ますが、動作イベントが終了するまで録画も出来ます。
デフォルトが動作イベントが終了するまで録画ですが、玄関に設置すると1回の出入りで2~3回検知する事もザラでした。
今は、30秒位に設定しています。
基本的に動体や音を検知して録画されますが、手動でカメラをONにしてリアルタイムで監視する事も可能です。
録画は勿論、写真も撮れます。
また、マイクをONにすればカメラを通じて話しかける事も可能です。
明るさ調整も出来るので、HDRは無いものの多少見易くする事は出来ます。
ペットや子供の見守りにも、バッチリ対応出来ますね。
Arlo Pro (VMS4230)で、家と子供の安全を手に入れる事は可能かな
Arlo Pro (VMS4230)を導入すれば、ネットワークカメラによる効果に満足出来ると思います。
目立つ位置に監視カメラを設置すれば、抑制効果もありますしね。
子供の見守りにも満足してます。
子供が大きくなれば、学校から無事に帰宅したかの安否確認も出来たりと、玄関に設置するだけでメリットは大きいと思います。
頻繁にスマホにプッシュ通知が届きますが(笑)
ネットワークカメラのハッキングもニュースで見かけますが、NETGEAR製は大丈夫だと信じたい。
Wi-Fiルータも頻繁にファームウェア更新していますから、セキュリティホールがあれば随時対応してくれると期待しています。
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