我が家は田舎の一軒家ですが、7月末頃に近所で空き巣騒ぎがあり、外出したスキに
窓ガラスを割られ侵入されたらしいです。
我が家でも10年以上前ですが、冬の間は車庫に置きっぱなしだった夏用タイヤを
盗まれたことがありました。
こんな経緯から自宅警備員代わりに、このArlo Pro(VMS4230)に見守ってもらうことに
しました。
カメラ外観が見えるパッケージ
今回のレビューは「Arlo Pro (VMS4230)」カメラが2台同梱されている製品です。
ケースを外すと、カメラの他は同梱品が2箱
1箱目には、ACアダプタ・取付け用ネジ釘・金属マウント2個・バッテリー2個
2箱目には、USB充電器・充電用ケーブル・LANケーブル・取説類・ベースステーション
中でも警告用のラベルがシュール
USB充電器は1ポートで
出力は5V1.8Aです。
ベースステーションは
上面にSYNC/SIREN OFFボタン
下側に電源/インターネット/カメラのステータスLED
裏側の穴はスピーカー用の開口、下側にはポート類
左よりReset/バックアップストレージ用のUSB1・USB2/LAN/電源ボタン/AC-Jack
底面にはスベリ止め用にゴム脚も付いています。
技適マークも表示されています。
付属品の金属ベースです
裏にはネジ釘の頭を引っかける穴が開いています。
カメラ用のバッテリー
容量は2,440mAhなので、小さめのスマホ並みです。
ベースステーション用のACアダプタ
出力は12V-1.5A
カメラ本体です。
レンズ横にはLEDもありますが、下の黒い部分には赤外線発光も仕込まれているようです。
上部にはSYNCボタンとバッテリ収納部を開けるボタン
裏面の凹んだ部分にマグネットが仕込まれていて、金属ベース固定用です
三脚用ネジ穴と、USB充電用のポート(micro-USB)には防水用のキャップ付きです。
開けると、周囲にはパッキンが貼られていて
防水対策は万全のようです。
バッテリー収納については、下の動画を見て下さい。
防水対策のため、機密性が高いことが音で分かります。
ワイヤレスの手軽さ
設置した場所は2ヶ所
玄関と裏庭を監視します。
1台目は玄関付近の出入りをカーポート上部から
お盆休み前に時間が無く、とりあえず金属ベース裏に両面テープを貼り付け仮設置しました。
もう1台は川を挟み道路に接した裏庭を軒下から監視する位置に設置。
外からは高い位置ですが、家の中からは手を伸ばせば届く位置なので、バッテリー切れの
交換の際も、比較的簡単に出来そうです。
こちらはネジ釘を打ち、金属ベースを引っかけ設置しました。
スマホで簡単設定ができます!
次に初期設定として、Androidスマホを使って設定します。
クイックスタートガイドのQRコード
これをスマホカメラから読み取り
GooglePlayからアプリをダウンロードします。
アプリ容量は26.49MB
アプリを起動するとログイン画面が表われますが、下の「Arloを使いますか?」をタップ
機器選択より「Arlo 100%ワイヤレス」を選択し、
ベースステーションの接続を行います。
我が家の通信回線はドコモ光ですが、ルーター機能はNTT西日本のフレッツ光ネクスト隼
契約時のPR-400MIに持たせていて、無線LAN親機(WR8700N、R8000)はアクセスポイントと
として機能させています。
なので、今回のArlo Pro(VMS4230)ベースステーションはルーター(PR-400MI)に接続
しました。
ベースステーションは階段の中ほどに設置
コンパクトなので、階段の上り下りには邪魔になりません。
カメラとベースステーションの同期については、下の動画を見て下さい。
カメラを同期させるのは本当に簡単にできます。
同期が終わるとデバイスが検出され、アプリも次へ進み
メールアドレスを登録します。
私は他にNETGEAR製品を持っていて、既にアカウント登録済みなので、そのアドレスで
サインインしました。
続いてプランの選択。
無料プランはデータ保管が7日間(1GB以下)、有料プランでは11,900円/年で保管が30日間になります。
これで初期設定完了です。
初めてアプリを立ち上げるとベースステーションのアップデート待ちになっていました。
アップデート中
また、先ほど登録したメールアドレスにカメラからの通知を受け取る確認メールが届き、
確認先できるとメール通知が有効になります。
先ほどスマホで登録したアカウントでパソコンからもログインできます。
USBへの録画
無料契約では、録画データはクラウド上に1週間(7日間)分しか保管されませんが
USBストレージをベースステーションに取り付けると、長期記録が可能になります。
USBメモリーを取り付け、
管理画面からフォーマットします。
USBデバイスへの録画許可や上書き設定をして、
画面にUSBのマークが表れます。
USBへの録画は可能になりましたが、スマホやパソコンからの確認は1週間(7日間)分しか
出来ないのが残念です。
8/24に確認すると、残っているのは8/17からですが
ベースステーションからUSBメモリーを外し、パソコンで確認すると
フォルが2個あって、「000000」フォルダには8/15からのデータが残っています。
「000001」フォルダには最新の録画データがあり、
どうもフォルダサイズで連番に新たなフォルダを登録するようです。
どこまで届くの?
ベースステーションとカメラはWiFi接続ですが、どこまで届くのか?
試してみました。
まず、建物周りは問題なく通信出来ました。
我が家の敷地面積は概算1,000平方メートル(約300坪)ほどになり、カメラを持ち歩いて
録画してみると
約20m離れて①地点・・・アンテナ3本
道を挟んで②地点・・・ここでスマホは家のWiFiを見失うが、カメラのアンテナ表示は3本!
さらに用水を渡り③地点・・・まだ3本
家の裏④地点・・・ようやくアンテナ2本
これ以上は断念しましたが、直線距離で約35mでも録画出来ました。
防水性能と同期設定
せっかくの動画レビューなので、静止画では伝わらない2つのポイントをまとめてみました。
前半は、カメラにバッテリーを装着する様子です。
ここでは防水機能を示すカメラの機密性として、「音」に着目しました。
後半は、ベースステーションとカメラを同期方法についてLEDの点灯状態を撮影しました。
高い防水性能が期待できます。
また、カメラを同期するのも簡単で、誰でもスムーズに使用開始できると思います。
もう一つの動画レビューは、カメラの性能や設置での注意点を動画でまとめてみました。
画質の違い・感度の違い・など使ってみて初めて分かる部分です。
残念ながらYoutubeの画質では、違いが伝わりにくいかな~?
旅先でも安心
お盆休みに、私と奥さんと息子の3人で仙台へ旅行に出掛けており、自宅の様子については
このArlo Pro(VMS4230)のお陰で旅先から、色々確認が出来ました。
例えば、叔父がお墓参りに来たことや、
年老いた母が元気で裏庭の手入れをしていること
本当に優秀な自宅警備員です。
おまけですが、旅行前に仮設置したカメラが落下するトラブルがありました(^^ゞ
旅行準備で忙しく、両面テープ固定で仮設置したのが悪く、設置から4日後の旅行最終日に
粘着力が暑さと重力に負けたようです。
ちょうど旅先から確認していたので、早めに気が付きました。
11:10にはお盆参りにお寺の住職が訪れてた動画が記録されていていましたが、次の11:45
では地上に横たわって、排水溝のグレーチングと娘の車を記録してました。
12:30頃に異常に気が付いて急いで娘に電話(12:32)し、車で踏みつける前に回収して
もらいました。
貴重な落下時の録画や、回収風景は動画でどうぞ(^^ゞ
旅行から戻って、カメラの状態を確認しましたが、チョット傷が付いた程度で済んだ
ようです。
カメラ上下に痛々しい傷が・・・
カメラは2mの落下からも耐える信頼性が有ります!
改めて設置する場所を探し、玄関脇の軒下に変え
今度はネジ釘を打ち付け、今度はしっかりと設置しました。
Smartな自宅警備員
最後に、設置して約17日過ぎましたが、気になるカメラのバッテリー消費を
確認してみると、
レビュー用に動かしたり、感度を高め・高品質録画設定にした1台は76%
デフォルト設定のまま、一日に5回程度の記録に終わった2台目は97%
普段使いであれば2~3カ月は充電せずに使えそうです。
これからもArlo Pro(VMS4230)に自宅警備を続けてもらい、防犯や家族の安心を見守って
いきたいと思います。
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