我が家は、集合住宅で自転車は前の道に駐輪するように管理会社から言われているため、停めています。しかし去年1月に3回もパンクしたので、近所にある中学校の生徒による、いたずらを疑いwebカメラを購入しました。ただ屋外用は高いので、室内用のIO DATA製Qwatchを内部に水が入らないように水道用のテープで防水を行って使用していました。しかし今年の6月から7月にかけてあった雨により、お亡くなりになってしまいました。
他にも外出時にガスレンジを止めてから出たか心配になるためにwebカメラを購入しました。
こちらはBuffaloのもはや販売中止になったやつを未だに使用しています。
今回は本器の立ち上げと機能部分を動画化してレビューを行いたいと思います。
動画を作成する方が初期設定するより大変だった
Arlo Pro立ち上げ編動画
Arlo Pro機能編動画
来客時はArlo Proで確認後に出るようになりました
Arlo Proを玄関前に設置したため、インターフォンの代わりとして来客の確認を行ったり、帰宅時に留守中の来客を確認をしています。ただ自転車監視用はいたずらされていない限り見ていません。
さすがに1日100回前後の録画全部は見ていられない。
作成される動画はFPSが可変
NETGEARのサイトに書かれているカメラスペックは以下の通りです
実際に録画して、ダウンロードした動画は常時720Pではなく、以下の通りです。
調査方法は録画設定を変えて3回20秒前後録画を行い、ファイルのプロパティでFPS、ビットレート、サンプルレートの最大と最小を確認しています。
ただし、これはズームを行っていない場合になります。ズームを行っているとサイズも変わります。また暗視機能使用時(昼間は24)と未使用時(夜間は15とか11)ではFPSが変わります。
・動画
a)録画設定:高品質録画
サイズ :1280 × 720
FPS :24~15
総ビットレート :943~774kbps
b)録画設定:最適化
サイズ :640 × 352
FPS :24~11
総ビットレート :578~478kbps
c)録画設定:最適な電池寿命
サイズ :416 × 240
FPS :24~15
総ビットレート :374~324kbps
・音声
ビットレート :55.9kbps~42kbps
サンプルレート:16kHz
モノラル
個人的な意見ですが動画のFPSと音声のビットレートは固定にして欲しいので☆を2個減らしました
また、防塵防水性能のIP65とは防塵が6級、防水が5級という意味になります。
防塵6級は「粉塵が中に入らない(耐塵形)」で、最上位になります。
防水5級は「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」で、最上位は8級です。なお生活防水は4級以下で完全防水は5級以上らしいです。
ちなみに防水規格は以下の通り
防塵企画は以下の通り
バッテリの減り具合
40秒録画、録画設定最適化、 1日108回録画 12%消費
20秒録画、録画設定最適化、 1日85回録画 5%消費
20秒録画、録画設定最適な電池寿命、1日95回録画 4%消費
20秒録画、録画設定最適な電池寿命、1日82回録画 3%消費
20秒録画、録画設定最高品質、 1日75回録画 5%消費
20秒録画、録画設定最高品質、 1日111回録画 6%消費
10秒録画、録画設定最適化、 1日17回録画 2%消費
10秒録画、録画設定最適化、 1日11回録画 1%消費
10秒録画、録画設定最高品質、 1日19回録画 1%消費
10秒録画、録画設定最高品質、 1日 9回録画 1%以下消費
10秒録画、録画設定最適な電池寿命、1日12回録画 1%消費
10秒録画、録画設定最適な電池寿命、1日19回録画 1%以下消費
録画品質と録画時間によってバッテリの減りが変わるのはまぁ、想定通りですが、録画設定の違いによるバッテリの減りはビットレートの差より大きい気がしますねぇ
街灯がなく、人通りが少ない場所を監視する用なのかな
個人使用で使用した結果、私が感じた使用感についてです。
1.来客監視用途
在宅中は常時webブラウザーで来客監視を行おうと思っていました。
ですが、webブラウザーでLive映像を見ているだけの監視を行っていると20分くらいで
タイムアウトとしてログアウトします。
スマホ用は触らずに30分くらい監視を行ってもタイムアウトなどは発生しませんでした。
来客が来て、チャイムが見てからログインするか、10分くらい置きに制御を行う必要があり、
ひと手間かかることに。
2.暗視機能
我が家の玄関先のように真っ暗ならば暗視機能は正しく働くが、街灯などで照らされた
微妙に明るい場所では、微妙に暗く見える。また、Liveで見ていたら猫が夜中に通りかかったのに
録画が開始されなかった。
この時の感度は90だったので動作検知で録画開始してもおかしくはないはず
中途半端にくらいところでは動作検知がうまく働かない?
バイクが通行するのは認識していたし、人も認識していた。猫の大きさが無理なのかな?
3.バッテリ
バッテリは月に1~2回くらい充電することになるが、充電がQuick Chargeに対応していないもよう
また、充電を行うためには充電装置とバッテリを別途購入して、満充電したのと交換するか、
カメラを設置場所から外して、充電装置として使用する必要がある。
4.ポップアップとメール通知
動作検知時にスマホにポップアップを表示したり、登録済みアドレスに
メールを送信する機能がありますが、めったに動作検知しない箇所にカメラを設置しない限り
有効にしない方がいいです。使用開始直後はメール送信機能を有効にしていましたが、
何十通とメールがきたので無効にしました。私の使用方法だといらない機能です。
屋外用ネットワークカメラとしては安い
屋外用ネットワークカメラはピンキリですが、4万前後から15万前後まであります。
ですが、Arlo Pro VMS4230-100JPSは、本体はカメラ2台付きでAmazonで49980円。追加カメラは1台21800円でかなり安いです。
ただ、USB HDDを接続すればバックアップはとれますが、無料の範囲で使用する場合は7日で録画データが削除されます。
値段は米ドル換算なので毎月値段が変わることになります。本社サイトを見たところPremierが$99.99でEliteが$149.99みたいです。
今まで購入していたwebカメラはNASやPCに動画やスナップショット保存できました。本機はクラウドサーバーだけなので、☆を減らしました。
集合住宅向きではない
屋外向けカメラとして、屋外に置くことを考えると本機は、集合住宅向けではないです。
おそらく本来の使用では、広めの庭がある一軒家での使用を想定していて、庭のあちこちにカメラを置くんじゃないかなぁと思います。侵入者があれば、メールやポップアップ、ベースステーションの警報でしらせる。または、一軒家の駐車場や玄関前にカメラを置いて、帰宅確認を行う。
集合住宅みたいに不特定多数がカメラ前を通る場合は関係のない検知により、録画が行われてバッテリーの減りが早くなる。このため、屋内のみにカメラを置くならば、Qwatch(ts-wlc2)で構成すれば、1台7000円前後の初期投資のみで16台まで一度に監視できる。このソフトはユーザー登録すればもらえる無料のソフトなので追加費用はかかりません。この場合はカメラごとにIPアドレスを割り当てる必要があることが問題になりますが…
屋外で使用したいというならば本機はかなり使えます。製品として、防塵防水対応が行われていますし、私は使用する相手がいないので使っていませんが、プッシュツートークというカメラ側に声を飛ばす機能があります。マイク付きであればそれでインターホン代わりにもなります。我が家のPCにはマイクがないのでできませんが・・・
結論としては、屋外にカメラを置くならば、本機を使用するのがいい。
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