ZIGSOWのプレミアムレビューとしてSTEALTH VR200のレビューをお届けしたいと思います。
VRコンテンツは最近増えてきているのでスマホを使って簡単にVRを楽しめるこの手の製品は多く販売されています。段ボールで作られた安価なものもありますし、STEALTH VR200のようにしっかりとした作りの高価な製品まであります。
□公式ページ
*再生時の音量にご注意ください。VIDEOではVR100を使用しておりますが、VR200でも同様の体験がお楽しみいただけます。
早速レビューに入りたいと思います。
パッケージ
スマホを使ったゴーグルVRなので本体は非常に軽くパッケージも軽いです。
同梱物は簡単な説明書とアプリ紹介、レンズクロス、クッションシールです。
クッションシールはスマホのボタンがホルダーに干渉する場合に貼れば良いようです。
iPhone 6 Plusでもケースをつけたまま装着できる!
装着するスマホはiPhone 6 Plus。スマホの中では大きいサイズですがSTEALTH VR200は問題なくはいります。
iPhone 6 Plusと比較すると大きさがわかります。
前面の蓋をあけるとホルダーがあります。上下にバネで開くので スマホを挟みます。ボタンが干渉してしまう場合は付属のクッションシールで回避します。
SPIGENのHYBRID NEOケースをつけたま装着してみました。辛うじて収まりましたが蓋が閉まらずOUT。
縦方向はまだ余裕があります。
HYBRID NEOは2層になっているので外側のパーツだけ外して装着したところぴったりでした。
iPhone 6 Plusサイズでも比較的幅が変わらなければケースをつけたまま装着できそうです。
YouTubeのVR動画の場合は中央に線がでるのでこれを参考にすれば、正確にセットすることができます。
蓋を閉じたら準備完了です。
前面のパネルは外せるようになっていました。磁石でついているので簡単に脱着できます。
説明書にはスマホが熱くなる場合には外すようにと書いてありました。
VRの処理は結構重くて発熱しやすいのでこういう配慮はうれしいですね。
また、両サイドにスペースがあるのでAR(仮想現実)を楽しめるようにカメラが使えます。
よくできてますね。
ただし、iPhone 6 Plusだと中央にセッティングするとカメラは見えないのでギリギリまで橋に寄せないとダメでした。
ヘッドバンドはレンズの中に収納できます。
バンドを引き出したところ。
顔にあたる部分は分厚いクッションがついていて装着性がとてもいいです。
バンドの長さはマジックテープで調整できます。
側面側もマジックテープ。
マジックテープなので簡単に調整できますね。
レンズの調整は3つのダイヤルで行えます。
真ん中がレンズ幅、左右の縦のダイヤルはフォーカス調整です。
目の幅や視力に合わせて調整出来るのはこの価格帯だからですね。
レンズには保護フィルムが貼ってあるので剥がしておきましょ。(しばらく貼ってあるの気づきませんでした汗)
側面に隙間があるので充電ケーブルやイヤホンケーブルを通すことができます。
蓋を閉じてもこのようにケーブルを出すことができます。
iPhone 6 Plusだと大きさがぎりぎりなので、イヤホン形状によっては当たってしまうかもしれません。
その場合はBluetoothイヤホンとか使わないといけません。
イヤホンをすればさらに没入感が高まるのでこの配慮はいいですね。
頭に装着した感想は、やはり前が重いことですね。後ろ側にもウエイトをつけたりして中央に重心をもってきたいところです。
ゴーグルモードにしてVRの世界へ
さまざまなアプリでVRを体験してみましたので感想を
□YouTube
世界最大の動画サイトはVRもいっぱいあって飽きません。
『VR』や『CardBborad』、『3D』などで検索するといっぱいでてきます。
□Discovery VR
さまざまなVR動画を集めたアプリです。YouTubeとあまり変わらない感じですが、多くのコンテンツがあるので楽しめます。
□Perfect Angle: Zen edition
VRを使ったパズルゲームです。見る向きを変えるとオブジェクトが重なってある形になります。
最初は簡単なのですが、関係のないオブジェクトが邪魔をして分かりにくくなっています。ムズイです。
プールに潜るとメニュー画面になります。ヒントを出すこともできるのですが、それでも難しいです。
□VR Cruse
VRの体験用アプリって感じです。そんなにVRが用意されているわけではないのですぐ見終わってしまうかも。初音ミクのライブがVRに最適に作られていて楽しめました。
MINI COOPERのラリーのVRでは、ラリーカーに同上体験しているような気分に。オンボードカメラをVRにすると周辺の様子やコーナーの先を見たりできるので臨場感が高いですね
□Panovi
エンタメ系VRアプリ。PINコードが必要になるVRもあり、アーティストや主催者からPINコードを得る必要があるようです。
□シドニーとあやつり王の墓
VRアドベンチャーゲーム。ゆっくりじっくり楽しめそうなアプリでした。これからやってみようと思います。
他にもシューティングゲームなどもありますね。VRはやっぱり見てるだけよりなにか目的をもって使った方が楽しく感じたのでゲームが最適かもしれません。
ゲームの場合は激しく頭を振る必要があるので酔いやすいのは注意です。立って身体を動かすようにしたいところです。
□アプリまとめ
アプリを使う場合の注意点としては、ちゃんとゴーグルモードにすることですね。
通常のモードは1画面なのですが、
ゴーグルモードにすると左右に画像がわかれて立体視ができるようになります。
動画系アプリで残念なのは、ゴーグルを装着したままだと画面にタッチできないことですね。YouTubeは仕方がないにしてもゴーグルに対応したアプリならゴーグルを外さなくても操作できるようにして欲しいところです。
YouTubeのような動画再生VRを楽しむならば、再生ボタン付きのBluetoothヘッドセットやイヤホンを使った方が便利です。Androidスマホならマウスが使えるので装着したまま操作できそうです。
一方でゲームアプリは頭の動きで、選択できるように設計されているので付けたまま楽しめます。
VRはゴーグルを使うべき
STEALTH VR200で初めてVRを体験してみましたが、スマホを手にもって体験するVRとは臨場感や没入感が全然違いますね。
安いVRゴーグルを使ったことがないので違いはよく分かりませんがしっかりとホールディングされますし、クッションが厚くて目の周りも痛くなりません。レンズの調整も細かくできますしさすがハイエンドゴーグルです。
残念なのは、筐体が白ベースになっていることですね。明るい部屋で使うとスマホの画面以外の部分が白いので気になります。試しに暗い部屋で使ってみたら臨場感はかなり増しました。
前モデルのVR100同様に黒い筐体にすべきだったと感じます。せめて内側は黒い方がよかったかなと感じます。
とはいえ、スマホで簡単にVRが体験できるVRゴーグルは楽しいので値段に関わらずお勧めしたいです。
VR200のブラックモデルの登場に期待してレビューを終えたいと思います。
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