クールビズと称して、ノーネクタイで仕事に臨めるビジネスマンも居られましょうが、
一年を通してネクタイを着用される方の方が多いのではないでしょうか。
それに洋装での冠婚葬祭にネクタイは欠かせません。
また就活にノーネクタイで臨まれる方も少ないでしょう。
髪型や衣服にバリエーションが多い女性に比べると、男性にとってネクタイは自分を表現することができる数少ないアイテムだと思います。
ビジネスシーンでは、ブラックスーツと紺系のネクタイという縛りがあるかもしれませんが、
シャツの襟とネクタイのノット部分の組み合わせに気を使うことで、嫌味に感じられることが無い
オシャレ感を演出できると思います。
今回ZIGSOWさんとSAKAZENさんのご厚意により、
シルク素材を用いながら消臭・抗菌・防汚・撥水 という機能を持つHYBRIDBIZシリーズの
ネクタイを提供していただけました。
プレミアムレビューとして皆さんに、その特徴・素晴らしさをお伝えしたいと思います。
シルク素材を用いながら消臭・抗菌・防汚・撥水という機能が備わるが、その締め心地は?
一般的にネクタイはシルク100%素材で作られているものがほとんどです。
タグに記載されていると思いますが、ドライクリーニングが指定されています。
またネクタイには芯材が封入されていますので、迂闊に家庭で洗うと型崩れしてしまいます。
食事の際に気をつけていれば汚れないとお考えの方が多いかもしれませんが、ネクタイは着脱時に手指を使って締めますので、その皮脂が付着してしまいます。
食事の時に汚れが付着する可能性は否定できませんし、夏場には汗が染み込むでしょう。
ドライクリーニングに出すにしても、技能面に差があることは知られています。
料金もワイシャツより高めに設定されていることが多く500円前後が多いようです。
このSAKAZENさんが販売しているHYBRIDBIZ ネクタイは、シルク100%素材を採用しながらも、
消臭・抗菌・防汚・撥水 という機能を持たせることに成功しています。
このネクタイなら、汚れや匂いを気にせずに済むだけでなく、お手入れそのものの手間から開放されると考えてよいのでしょうか?
次の目次で、その防汚・撥水・消臭・抗菌効果を検証します。
それに続いてネクタイ本来の締め心地と解き心地、結び目の仕上がりを検証してみることにします。
HYBRIDBIZ ネクタイ 着用感レビュー 防汚・撥水性の検証実験 追記分として消臭効果も確認
シリンジに水・コーヒー・赤ワイン・ウスターソースを入れて
ネクタイに落とす実験を計画しました。
これだけでは、HYBIRIDBIZネクタイの防汚効果が良くわからないかもしれないと考えて
次は白いワイシャツと同時に汚してみることを計画しました。
液体をかけた後に、同じように不織布で拭き取ってみましょう。
動画をご覧になれない方は静止画でご確認くださいね。
同じように汚したのですが
HYBIRIDBIZネクタイは 軽く不織布で拭くだけで、汚れは全て取れてしまいます。
この通り。 驚きの撥水機能・防汚機能です。
匂いも残りません。 防臭機能に偽りなしでした。
抗菌機能については、真夏時に実感できるのだと想像しております。
皮脂が原因となる匂いや汚れが防止できるのだと思われます。
シャツの汚れはシミ取り剤に頼らなければ、、、全く取れません、、トホホです。
上の写真が全てを語ります。 想像以上の差に驚きました。
お洒落アイテムとして及第点以上を確保しつつ、これまでに無かった防汚・撥水・抗菌・消臭機能を備える。 まさにハイブリッドビズの名に恥じない素晴らしいネクタイ
消臭・抗菌・撥水・防汚という、これまでのシルク100%素材のネクタイが持っていなかった機能を備えるのが、このHYBRIDBIZ ネクタイ。
四季があり高温多湿の梅雨〜夏季を過ごす日本のビジネスマンに福音となるネクタイだと思います。
しかし、多機能なHYBRIDBIZ ネクタイとはいえ、
もしも価格に見合った締め心地・仕上がりを得ることが出来なければ、
その商品力に疑問が残ります。
検証してみましょう。
この撥水力を持ちながら
ワイドカラーとツイードジャケットにはウインザーノット
ボタンダウンシャツと紺ブレザーにはダブルノット
小さめの襟元にはプレーンノット
シーンや上着のボリューム、シャツの襟仕立てに合わせてどのような結び方にも対応できる
素材の良さを確認しました。
締めるときも、緩めるときも、シルク素材のネクタイらしい
「よいもの感」を感じることができました。
大剣先を揃えた状態で、小剣を確認しつつ長さを比べています。
上から 日本製普及品
真ん中 ポロ・ラルフローレン
下 HYBIRIDBIZネクタイ
ネクタイの長さは実測146cm
手持ちのネクタイと比較すると、ポロやエルメネジルド・ゼニアの輸入品と同等の長さです。
剣の幅は80mm. 2016年の今・過不足ない、丁度よい幅かと思います。
前剣の裏側には後剣を納めるための使いやすいループがあります。
タイピンを使う習慣の無い方には良いお知らせではないでしょうか。
直販サイトで5,290円
これは合わせやすいチェック柄ですが、定番のレジメンタルストライプ・小紋柄をはじめとして
ペイズリー柄やドッド柄が用意されています・
色目も紺系の他に、赤系・ピンク系・グレー系・緑系など多岐にわたるラインナップ。
輸入品の値付けが1万円を越える事を思うと、とても高い商品力があると断言いたします。
追記検証
仕事中にネクタイを締めることはありませんが、11/20は検証のため着用。
子供が保育園でお世話になっていたころ、私がお迎えに出向くと保育士さんが
「◯◯くんのお父さんが来るとお腹が減るよ〜。 めっちゃ美味しそうなカレーの匂いがするもん」
加齢臭ではありません。 美味しそうなカレーの匂いですよ〜。
厨房の中に居る時は自覚しませんが、確かに店外に出ると自分からカレーやコーヒーの香りがすることを感じます。
特にカレーの破壊力は強いです。
そこでHYBRIDBIZ ネクタイに、カレーの仕込みに付き合ってもらうことにしました。
休日につき夕刻で閉店しております。
ネクタイを解き他の仕事を済ましてから、残り香を確認することにします。
お見事でございました。
HYBRIDBIZ ネクタイに加齢臭はもちろんのこと、カレーの香りは残っておりません。
これは夏場でもネクタイを外せない外回りのビジネスマンには朗報だと思います。
HYBRIDBIZネクタイ自体や、オンラインショップ上の情報では、消臭効果を生むための素材や仕組みについて詳しく語られていませんが、「紫外線を浴びることで消臭効果を生む」とあります。
推測の域を出ませんが、
ほぼ確実に「酸化チタンを利用した光触媒技術」を採用しておられるのだと思います。
私がずっと愛用している空気清浄器も、同じ理論で非常に高い消臭効果を発揮しています。
酸化チタンを繊維や塗料に利用する技術があると伺ったことがありますので、間違いないでしょう。
リンク先のフォトエコロジーと云う光触媒空気清浄機は、効果に懐疑的な方も
「知って驚き」「使って納得」する製品なんです。
ファンを使って匂いを吸い込むこともなく、他の匂いを使って嫌な匂いを消すものでもありません。
有名なところではTOTOも光触媒技術を用いた外壁タイルを製造販売しています。
HYBRIDBIZの消臭・抗菌効果に疑う余地はありません。
確率された技術で文字通り裏打ちされていますから。
SAKAZEN オンラインショップ
商品を提供してくださったスポンサー様は、SAKAZEN・坂善商事株式会社です。
首都圏を中心とする関東地方と愛知県に直営店舗を展開されている紳士服の製造販売を生業とされています。
私は関西在住なので、よく存じ上げておりませんでしたが、柏木由紀さんやイモトアヤコさん、
中山秀征さんなどワタナベエンタ所属の有名タレントさんを宣伝に起用しておられます。
また、やはりワタナベエンタ所属の石塚英彦さんを起用しているのは、「大きなサイズ」の商品を展開されているからですね。
昭和生まれにはとても懐かしい「モンクレール」ブランドも扱っておられるようです。
昨年から再びよく目にする機会が多いな? と思っていたのですが、坂善商事さんのお力なんですね。 納得しました。
他にもエンポリオ・アルマーニや人気のDIESELもラインナップ。
細身の若者から、恰幅の良い紳士まで多彩な品ぞろえに驚きました。
首都圏や名古屋近郊にお住まいでない方でも、オンラインショップでお買い物が可能です。
そちらでハイブリッドビズはもちろんのこと、紳士服・スーツ メンズカジュアル・
インポートブランド・ファンション小物。
そして大きなサイズのお洋服を選ぶことができます。
関西では見ることができなかったサカゼンさんのTVCMはWeb上で見ることができます。
これはハイブリッドビズのTVCM
SAKAZENさんにお願い
現在のところハイブリッドビズには柄物だけがラインナップされています。
普段はネクタイを締めない方でも、その人生の中で白いネクタイと黒いネクタイは必ずと言ってよいほど必要なはず。
中でも婚礼時に必要な白いネクタイは、飲み物由来の染み・日焼けなどが原因で、いざという時に
困る事があると思うんです。
できればHYBRIDBIZ ネクタイシリーズに、
白と黒の冠婚葬祭用ネクタイを企画していただきたいです。
それはハイブリッドビズではなく、ハイブリッドセレモと名付けるべきかもしれませんね。
買い替え需要を殺してしまうかもしれませんが、一定の潜在需要が見込めると思います。
ディンプル
提供していただいたHYBRIDBIZ ネクタイはチェック柄ですが、
青系でブラックスーツや紺ブレザー、グレー系スーツなど、
相手を選ばず合わせやすい良いデザインだと喜んでおります。
ネクタイの結び方を改めて尋ねられる事が多いのですが、
私は結び目にディンプルを作ることをお薦めしています。
我が国の総理大臣である安倍晋三氏も、第一期内閣時代は違いましたが、今季は綺麗なディンプルを作られているようです。 スタイリストが付いたのかな?
紳士の国と呼ばれる英国の政治家の皆さんの多くは結び目にディンプルがあります。
比して我が国の政治家の皆さんの多くはノーディンプル。 個人的に気になります。
ネクタイの展示を見ると、
やはり綺麗なディンプルが出来るように結ばれていることが多いと思います。
お話を伺うと、ディンプルを作る結び方は「葬儀」には合わないということですが、
それ以外ではマナー違反になることは無いということです。
キュッと結ぶ時に人差し指を挟むことで簡単に出来上がります。
プレーンノットからウインザーノットまで ネクタイの結び方はWebで簡単に学ぶことができます。
ネクタイの基本を学ぶことができますので、興味を持たれた方は参考にしてくださいね。
これがネクタイのあるべき姿
ネクタイのお手入れ
くろぱんださんから「防汚・撥水加工」はクリーニングで落ちてしまわないのか?というコメントを頂戴しました。
手持ちのネクタイを検証しましたが、絹100%という表示だけという製品が多く、そもそもドライクリーニングを含めて「洗う」という前提がないのが普通なのかも と改めて思います。
ネクタイの中には布製の芯があるようで、不用意に洗うと型崩れの恐れがあるようです。
しかし手指の汚れや飲食物の汚れが付着してしまう可能性があります。
その場合はクリーニングに出すより「しみ抜き専門店」に依頼するのがイチバン良いようです。
知り合いに和服・法衣を中心に「しみ抜き」を専門に扱う業者が居りますので、尋ねてみました。
彼が教えてくれるには
HYBRIDBIZ ネクタイのように製品自体に防汚・撥水加工が施されている製品は
決してドライクリーニングに出さないことが大事だということです。
HYBRIDBIZ ネクタイを知らない業者が通常のドライクリーニング処理を行うと、製品が本来持っている性能が損なわれるとのこと。
もしも落ちにくい汚れが付いたとしても、きれいな布を使って丹念に汚れを移行させるようにと
教えてくれました。
先日の実験で確認済みですが、赤ワインやウスターソースですら、すぐに拭き取れば完全に落ちます。
HYBRIDBIZ ネクタイ そう、私は汚れません。 だから洗う必要が無いのです。
これがネクタイの本来あるべき姿なのか と思います。
増え続けるネクタイをハンガーにかけて収納すると、引き出す時に他のネクタイも一緒に出てくる。
そんなご経験をお持ちの方は多いと思います。
100均で入手できる冷蔵庫用ストッカーや、使用済みの綿棒ケースなどを利用して
優しくネクタイを丸めて収納すると、
選びやすく、そして取り出しやすいのでご紹介しておきますね。
防汚性能だけじゃない
普段はネクタイを締める機会の少ないレビュアーですが、先日の東京観光では2日目にコンサートがあったので、カバンの中にHYBRIDBIZ ネクタイを連れて行きました。
素材がしっかりしているので、丸めて収納していてもきちんとVゾーンがつくれます。
そのままタンスの肥やしにしておくのはもったいないので、毎日ネクタイが必要な長男に譲ることにしました。
スーツの種類やシャツの設え、年齢を問わず使えるデザイン・色目・仕立てを再確認しました。
良いネクタイです。
仕事をしながら、急いでスパゲッティをかきこむような状況が多いとおもいますが、
それこそ! HYBRIDBIZ ネクタイの出番です。
まさかこの状況で紙エプロンを使うこともできませんしね。
これからずっと長く使えるでしょうし、次の購入候補としても強い存在感を示してます。
みっちゃんさん
2016/11/20
チェックのネクタイもなかなか良いですね!
ハイブリッドの良さが伝わりますね。
私も頑張らなければ(^^♪
jive9821さん
2016/11/20
一つツッコミですが、サカゼンさんの綴りが…。
cybercatさん
2016/11/20
坂善さん、是非とも!
フェレンギさん
2016/11/20
ありがとうございます。
月末は用事が立て込んでいるので、思い切って早めに投稿することにしました。
今日はちょっと寝不足気味でございます。
みっちゃんさんのネクタイレビューは、皆さんが楽しみにしていると思いますので、
ぜひ上手く仕上げてくださいね〜。
フェレンギさん
2016/11/20
そしてご指摘の綴。 まったくの思い込みで、気づいておりませんでした。
ありがとうございます。
早速訂正いたしました。 本当にありがとうございます。
jive9821さんのレビューは、皆さんが楽しみにしていると思います。
どんなテストになるのか、私もとても楽しみです。
フェレンギさん
2016/11/20
やはり、そう思われますか。 ご同意を得て百人力です。
特に白は、必ず飲食が付きますよね。 乾杯の時にこぼしちゃったり、、、。
先日取り出してきた水玉の白は、買った時とは風合いが異なっており、すこし残念な気持ちになったんです。
この提案がスポンサーである坂善さんに届くことを切に願います。
くろぱんださん
2016/11/20
お着物などでもそういった加工があるのですが、その加工を施したお着物を普通にクリーニングすると撥水効果が薄れるようです。こちらもドライクリーニングすると効果が落ちる加工なのか気になります。
でも、そもそもクリーニング出すような汚れ方はしないから出す必要ないのかな。
ちなみに、男性のスーツ・ネクタイ・メガネが揃った姿が好きです。
フェレンギさん
2016/11/20
確かにシルク素材の防汚加工は「お着物」が先達でしたね。
縁遠い私でも、その商標を知っておりました。
ドライクリーニングは業者さんによって知見・技術に差があるので、そのあたりを調べてみると面白いと思いました。 情報を集めることが出来れば追記してお知らせしたいと思います。
がじおさん
2016/11/21
フェレンギさん
2016/11/21
グレーのそれはロメオ・ジリでした。 貰い物でございます。
ハリスツイードや紺ブレザーはJプレスなんで、きっちりとした仕上がりが楽しめますが、
ジリはふんわりしてます。
でも日本人にはちょっと袖が長いですわ。
がじおさん
2016/11/21
最近、購入するシャツがワイドカラーが増えたのでもっぱらディンプルありのウインザーノットです。
ネクタイのしまい方が私も同じ方法でしたので思わずクスリとしてしまいました。(^^
フェレンギさん
2016/11/21
私も若い頃はボタンダウンシャツにレギュラーノットでしたが、ワイドカラーが増えております。
アラクレさん
2016/11/25
特に白って結婚式につけていくので、ワインとか料理に気を遣うんですよね・・・
フェレンギさん
2016/11/25
ありがとうございます。
このプレミアムレビューは、コンテスト扱いなので皆さんのコメントやご賛同のご意見が
良い結果の後押しになると思うんです。
勝手に妄想しているだけなんですが、そんな気がします。
そうじゃなくても、嬉しいものでございます。