「HYBRIDBIZ」ネクタイのレビューを書かせていただくに当たり、まずは私自身とネクタイの関係について述べておくことにしましょう。
私は自営業で、IT技術系の各種作業を、主に中小企業の方から請け負う形で仕事をしています。そのため、ご依頼主の企業に仕事で出向くときにはスーツとネクタイを着用します。
一方、ソフトウェア開発やWeb制作など、自宅で作業をする日も少なくはありません。その日は敢えて着替える必要もありませんので普段着です。結果としては、1カ月の内の約半分弱スーツとネクタイを着用するということで、一般的な会社勤めの皆様と比べてしまうとそれほど利用頻度が高いとはいえないでしょう。
また、その際に着用するスーツやネクタイ、ワイシャツ等も、作業で傷や汚れをつけてしまうというリスクも高いため、さほど高いものでは無く買い換えが利きそうなものを選んでいます。実際にPC系の現場作業で、スーツのズボンを完全に破いてしまい、修理すら不能としてしまった経験もありますので。
ごく稀に金融機関系の仕事や、大手企業内に商談で入る場合に、通常よりは小綺麗な格好をしていく場合はありますが、大抵の場合はほぼ実用性重視でスーツを着用していることになります。
普段色々なアイテムのレビューを書かせていただいていますが、このような発想で服や服飾品を選んでいるため、アパレル分野のレビューを書いたことは全くありませんし、この方面へのこだわりもそれほど強くはないのですが、そのような私が興味を惹かれたのが、この「消臭 抗菌 撥水 防汚」を売りとする「HYBRIDBIZ」でした。実用性を最重要視する私にとって、この謳い文句が事実であるのならば、私にとってこれほど頼りになるネクタイは無いでしょうからね。
なお、着こなしやデザインについてのレビューにつきましては、私以外の本製品のレビュアーの方々はその方面に長けた皆様ですので、そちらを参考にしていただくことをお薦めします。
SAKAZEN HYBRIDBIZとは?
今回レビューさせていただくのは「HYBRIDBIZ」のネクタイですが、SAKAZENさんのオンラインショップを覗いてみると、他のジャンルにも「HYBRIDBIZ」の名を冠する商品が見つかります。そこで、まず「HYBRIDBIZ」という名称が何を意味するのか確認してみましょう。
実はSAKAZENさんの企画ページに、そのものの説明が用意されていましたので、まずはそれを引用してみましょう。
HYBRIDBIZ®とはサカゼンの商標登録であり、ひとつの服に2つ以上の機能性を持たせて(機能をハイブリッドさせる)、 その季節にお客様に一番着心地の良いものを提案することをコンセプトとしたブランドだ。
(以上、HYBRIDBIZ×GOLD'S GYMスペシャルコラボ! より)
例えばスーツであれば、きちんとしたビジネススーツの体裁を保ちながらも、身に付けたままで激しい運動すら可能という機能を付加しているという形です。
他にもシャツやスラックス、ジャケット、パンツなどが用意されていて、今回レビューさせていただいたネクタイもそのラインアップの一環という訳です。
そしてネクタイの「HYBRIDBIZ」が持つ特徴というのが、先に挙げた「消臭 抗菌 撥水 防汚」ということになります。これは通常ネクタイは一般的な方法で型崩れやしわを起こさずに洗濯するのは難しいことから、割合汚れなどには神経質にならざるを得ない(しかもその割に汚れは付着しやすい)ことに対して、「HYBRIDBIZ」ネクタイはカジュアル系の服のようにラフに着用することが可能となるということを意味します。
もちろん「HYBRIDBIZ」は本来ビジネスウェアとしての品質や体裁を保っていることが前提条件となりますので、ビジネススーツと合わせて着用しても自然に感じられるデザインや品質感を備えているということにもなるのです。
以下のレビューでは、実際に自分が仕事で外出した際のシチュエーションを想定して、そこで付着すると思われる汚れへの耐性をチェックし、さらにいくつかのスーツと組み合わせることでデザイン面での特徴も探っていきたいと思います。
外観から他との違いを読み取ることは出来るか
まずは実際に着用してみる前に、外観上の違いが他のネクタイとの間にあるのかどうか、確認してみましょう。丁度、つい先日買ってまだ未着用のネクタイがありましたので、それと見比べてみます。
なお、この比較対象となっているネクタイは、某大手紳士服チェーン店で取り扱われている、HYBRIDBIZとほぼ同価格帯(実際には税別価格で1,000円ほど比較対象品の方が高く設定されています)の品です。また、後述する実験に用いた古いネクタイもここで取り上げておきましょう。
まずは今回の主役となるHYBRIDBIZです。
実は私がレビュー応募時に希望したのは別のデザインのものでした。というのも、手持ちのスーツとの色のマッチングがこれでは今ひとつかと思っていたのです。とはいえ、今更新たにスーツを調達する訳にもいきませんので、ここは割り切って合わせてみることにします。
とりあえず拡大して見てみましょう。
シルク製ということで、自然光が当たるとある程度の光沢が出ます。模様に合わせて生地の目が縦横交互に並んでいる辺りが特徴的と言えばそうでしょうか。ただ、特に目で見てわかるような質感の違いは無いように思えます。
そして他の紳士服チェーン店で調達した比較対象品がこちらです。
普段使うスーツの色に合いそうで、無難なデザインかつさほど高価ではないという辺りを選んで買ったものです。これも拡大してみましょう。
こちらは生地の目の方向が一定ですね。写真では丁度光が当たっておらずわかりにくいのですが、実物はHYBRIDBIZよりやや光沢があります。手持ちのネクタイの多くは、作りや品質感はこれと同等といえます。
そして普段は着用していないのですが、後述する実験のために犠牲になっても良いネクタイも引っ張り出してきました。
これは買ったときのデータ等が残っておらず詳細は不明です。多分比較的安いものだったとは思うのですが…。
拡大してみるとこんな感じです。
今回比較する3本の中では、もっとも光沢は弱く感じられます。生地の作り自体は先程の比較対象品に近いものとなっています。
並べてみると、大剣の幅や全体長は3本とも殆ど同じでした。
撥水、撥油だけではなく消臭、除菌機能も持つというHYBRIDBIZですが、外観からそれを窺い知ることは出来ませんでした。もっとも、それがはっきりと判ってしまうようではビジネスアイテムとしては問題がありますので、むしろ正しい造りというべきでしょう。
外観から従来品との違いは判別出来なかった以上、今度は実際に想定される汚れを付着させてみて、その性能を検証することにしましょう。
外観からは想像出来ない防汚性能
その1.「消臭 抗菌 撥水 防汚」の実力を検証
今回のレビューの最大の見せ場となるであろう実験が、この防汚性能テストでしょう。今回は割合よくありそうな食事汚れで、付着してしまうと目立ちそうなものを計5種類用意しました。
・コーヒー
・ラーメン(醤油味、油はラード)
・デミグラスソース(オムライス)
・チリソース(エビチリ)
・黒酢ソース(酢豚)
実は最初は酢豚を除いた4種類を用意していたのですが、丁度実験の直前に酢豚を食べたので、急遽そのソースも追加したのです。
汚れはスプーンに少々を上から振りかける形で付着させ、それをティッシュペーパーで拭き取るだけでどこまで汚れが落ちるのかを試しました。実際に外出先で汚してしまったと考えれば、すぐに用意出来るのはせいぜいティッシュペーパーくらいでしょうからね。
・コーヒー
私が実際にコーヒーでスーツを汚すという可能性を考えてみると、コンビニコーヒーか大手チェーン店のブレンドコーヒーなのですが、今回は近い品質のものということでドリップオンタイプのコーヒーを淹れました。なお、普段私がコーヒーを飲むときにはミルクや砂糖は一切使いませんので、今回もブラックとしています。
これをティッシュペーパーで拭き取ってみましょう。
軽く拭き取っただけですが、見事に落ちました。ネクタイをよく見ても、濡れた跡がありません。撥水性能が極めて強力なので、コーヒーが染み込まないということでしょう。もちろんかけた部分を手で触っても湿気が感じられません。実はこの後の実験も含めてビデオ撮影用と写真撮影用とで、同じ実験を2回ずつ繰り返しているのですが、同じ場所にもう一度付着させても問題はありませんでした。
・ラーメン
スーツ着用時に割合多い汚れのパターンとして考えられるのが、麺類の汁がかかってしまうことでしょう。特にラーメンは油分が多く、服に付いてしまうとなかなか厄介です。
これも拭き取ってみましょう。
こちらも見事に落ちました。コーヒーと同様に、ごく普通にティッシュペーパーで拭き取っただけで充分でした。これもネクタイには染み込んでいかず、かけた後の状態写真で判るように水玉のような形のまま残っていました。油分を多く含んでいる液体でも、撥水性能に影響はないようです。
・デミグラスソース
今度は洋食屋でオムライスやハンバーグなどを食べると使われていることが多いデミグラスソースです。付着してしまうとはっきりと色が残ってしまう、厄介な汚れとなりますね。今回はオムライスにかかっていたものの一部を上に載せてみました。
これもティッシュペーパーで拭き取ってみましょう。ただ、今回は先程よりは粘度が高い液体であったため、拭き取りにはいくらか時間がかかりました。
とはいえ、手で触ってべたつきを感じない程度まで拭き取ってやると、どこにデミグラスソースがあったのか見た目では判らない程度まで落ちました。
・チリソース
今度は中華料理で使われることが多いチリソースです。今回はエビチリを少しすくい取って上に載せてみました。
見た目からしても、生地に染み込んでいないことは判ります。ただ、これもかなり粘度が高いため、拭き取りには結構苦労しました。
拭き取ってしまえば、やはりどこにチリソースがあったのか判別出来ない程度に落ちています。ここまでティッシュペーパー以外は全く使っていませんが、それでも残った汚れはありません。なお、この実験は実施した時系列通りに掲載していますので、前の汚れが残っていたら、次以降の実験にも写り込んでしまうのですが、それもありません。
・黒酢ソース
最後に、食事で食べた酢豚のソースで試してみましょう。これもスプーンですくって少し上に載せてみます。
これもティッシュペーパーで拭き取るのですが、今まで以上にべたつきがあり拭き取りにくさを感じました。
これも目視で判る状態ではなくなっています。ただ、今回は触ったらべたつきが感じられる程度に付着しました。これはティッシュペーパーに水を含ませて、改めてじっくりと拭き取ったところ触っても判らない程度に回復しましたが、HYBRIDBIZの防汚機能にとってはやや苦手な相手なのかも知れません。
なお、実際にどの程度拭き取って汚れが落ちたのかについては、以下のビデオにまとめましたのでご覧いただければと思います。正直言ってコーヒーやラーメンのスープの落ち方にはちょっとした感動すら覚えるほど見事なものでした。
その2.手持ちのスーツと合わせてみる
着用例については前述の通り私にとってのプライオリティがあまり高くないということもありますので、簡単に済ませます。
普段着ているスーツと組み合わせ、ネクタイの結び方も普段スーツを着用する際に必ずこうしている、プレーンノットで統一しています。
なお、今回はシャツによる印象差を防ぐために、ワイシャツは最も一般的な白無地のものを着ています。
この部分の撮影では、Canon EOS M3にEF17-40mm F4L USMを装着して、自撮りしています。但し、スーツの上着を着ると自撮りの姿勢では形が大きく崩れてしまいますので、三脚に置いて撮影しました。
ここで着用しているのはグレー系のストライプのもので、ブランドは「STUDIO by D'URBAN」のものです。
撮影は仕事から帰ってきて行いましたので、これは仕事の時のスタイルそのものです。暗かったのでHDR撮影したのですが、そのせいで色合いがどのスーツもあまり変わらないように写ってしまっています…。
手持ちでは数少ない紺系のスーツです。ブランドは「ungaro」。まあ、この辺りは値段重視で買ったものですので、あまりこだわりはありません。グレー系よりはこちらの方が落ち着いた感じはします。
こちらもちょっと明るく写ってしまっていますが、実際にはダークグレーのストライプです。ブランドは「DonatoVinci UOMO」。この時期に着るスーツではないのですが、色合いの違うスーツがあまりないのでこれを着てみました。
個人的な感想から言えば、思ったよりはグレー系のスーツと組み合わせても収まりは良かったと思いますが、実際に店頭に多数並んでいるHYBRIDBIZネクタイの中からこの柄を選ぶかと考えると、多分無いだろうという気もしています。その意味では希望柄でなかったことによってむしろ貴重な機会をいただいたということになるのかも知れません。
実物を見てのクオリティ感から言えば、5千円前後という価格に対しては相応というものではないかと思います。他の紳士服チェーン店で買った近い価格帯のものと比較してそれほど大きな差は感じられませんが、もう少し上の価格帯のものと比べるとやや高級感は落ちるかというところです。もちろん、防汚性能からすれば大きな割安感はありますが、見た目だけで判断すればそのような印象を受けます。
普通のネクタイならどうなるのか?
ここまで、HYBRIDBIZの売りとなる「消臭 抗菌 撥水 防汚」について検証してみました。しかし、ここで一つ疑問が生じたのです。それは
「ごく普通のネクタイに同じことが起きたらどうなってしまうのか?」
ということです。
そこで今回は前述の古いネクタイに犠牲になっていただき、HYBRIDBIZと同じ目に遭って貰うことにしました。もっとも、出来れば助かって欲しいという本音はありますので、こちらの染み抜き剤を用意しておきます。
それでは、まずはコーヒーを試してみましょう。
・コーヒー
この写真はコーヒーをかけてから5秒経たない程度の時間で撮影しているのですが、既に周囲に滲んでいることがこの写真からも判別出来ます。
拭き取ってみましたが、はっきりとコーヒーの跡は残ってしまっていますね。もちろん乾けばいくらか目立たなくなりますが、乾いてもこの跡は目視出来るレベルで残ってしまいます。
・ラーメン
今度は油分が多く、より条件としては厳しくなるラーメンのスープです。同じように上からかけてみましょう。
これも既に染み込み始めていることが目視で判ってしまいますね。これもスープを振りかけてから5秒程度の状態です。当然時間が経過するに従って、状況はますます悪化していきます。
撮影後すぐに拭き取りましたが、やはりくっきりと跡は付いてしまいました。
この時点でHYBRIDBIZとの差はあまりにも明らかであったため、このネクタイでの実験はここで打ち切りました。これ以上続けてしまうと、本当に落としようがないような汚れが付いてしまう可能性が高そうですからね。
ここで先程の染み抜き剤を使ってみました。この染み抜き剤には専用の拭き取りパッドが添付されていますので、そのパッドに染み込んでいた汚れを付着させてみました。
これでもまだ落ちきっていないのですが、汚れが殆ど染み込んでしまっていたことが判りますね。HYBRIDBIZであれば別ですが、普通のネクタイをくれぐれもこのように汚さないよう、皆様もご注意下さい。このネクタイもさほど目立たない程度まで汚れは落とせましたが、それでも現場作業の時以外に着用するのはもう無理です。
お手入れはどうすれば良いのか?
まず、前提条件としては普段の使い方では汚れは付着しないはずであり、また除菌・消臭機能も備えていると言うことを考慮すれば、日常的にお手入れの必要があるとすれば、アイロン掛けくらいでしょうか。
とはいえ、さすがにいかなる汚れも付着しないということではない筈です。そこで、防汚性能とお手入れについて、実際に「紳士服のサカゼン」さんの某店舗に伺って、その辺りを店員の方に質問してみました。
まず、防汚性能については「食事で付着すると思われる汚れについてはほぼ完全に対応出来る」とのことでした。一般的な油汚れはもちろん、色が付きやすいワインなどがかかってもきちんと対応出来るそうです。但し私が仕事の際に想定するような機械油などの場合には、その限りではないこともあるようです。
また、この防汚性能は特殊加工によって実現しているとのことで、コーティングのようなものを施しているそうです。そのため、一般的なドライクリーニングなども必ずしも駄目という訳ではないものの、やはり効果が弱くなったり失われる危険性はあるそうです。
ドライクリーニング等に出してしまった場合には、市販の撥水加工スプレー等で処理してやることである程度の性能は維持出来るはずなので、クリーニングを利用するのであればそのような方法を考えて欲しいというお話しでした。
※以上の内容はあくまでその店員さんの見解ですので、SAKAZENさんの公式見解とは異なる可能性がございますことをご了承下さい。また、ご対応いただいた店員の方に、この場を借りて改めて御礼を述べさせいていただきたいと思います。
タフで小洒落た男の相棒
ここまでの検証で「HYBRIDBIZ」の誇る「消臭 抗菌 撥水 防汚」性能と、それを感じさせないネクタイとしてのクオリティはある程度ではありますが確認出来たのではないかと思います。
普段この価格帯のネクタイを買うことが多い私から見れば、デザインや品質感も販売価格に対して充分に高い水準にあると思いますし、一般的な行動範囲での汚れを気にしなくても良いという安心感はなかなか他に代えがたいものがあります。
もっとも、スーツを身につけた際に、いくらHYBRIDBIZを着用していたとしても、ネクタイ以外はごく普通の品ですから、ネクタイ以外の汚れに気をつけなければいけない事に変わりはありません。特に私は普段白系統のワイシャツを着ることが多いので、ネクタイが汚れに強いからといってうかつに汚してしまっては大変ですからね。
個人的には同じ「HYBRIDBIZ」の名を冠したスーツやシャツの方にも興味が湧きました。先にリンクを紹介しているGOLD'S GYMさんとのコラボキャンペーンでは、スーツを着たままスポーツジムのメニューをこなすというシーンがあり、私も仕事先によっては結構大型の荷物を運んだり、結構無理な姿勢を強いられるような場面があります。これほど姿勢の自由度が高いスーツ一式があれば、そのような仕事が随分楽になりますし、無理な姿勢で破いてしまうようなリスクも大幅に減りますからね。
とりあえず、次にネクタイを買うときには、質問に伺った店舗で本来の希望の柄かそれに近いものを何か買おうと思う程度に、HYBRIDBIZの満足感は高いものがありました。
さすがに数万円のネクタイと比べてしまえば見た目の品質感に差は付きますが、一般的なビジネス向けの装いに適しているのはこのクラスの製品ではないかと思いますし、より高級なネクタイを買っても得られない機能性がこのHYBRIDBIZにはあります。日頃ネクタイを締めて働く男性に、一度使ってみていただきたい、魅力的なネクタイです。
1日経過で、前日の実験の痕跡は判別不能。これは本物だ。
昨日一度まとめを書いた本レビューですが、ほぼ丸1日経過しましたのでここで改めて状態を確認してみました。
昨日の実験で色々汚れを付着させた辺りを改めて確認してみましましょう。昨日の酢豚の実験で少しべたつきが残った辺りは、終了後濡らしたティッシュペーパーで再度じっくりと拭き取るという作業はしています。
すると、実験終了直後は少し残っていたべたつきと匂いですが、現時点では確認出来なくなりました。つまり、洗剤や染み抜き剤などを一切使わず、乾拭きと濡れ拭きだけで全ての汚れを落とせたということになるのです。
ごく普通のネクタイではコーヒーやラーメンのスープですら跡が残ってしまったということを考えると、HYBRIDBIZの防汚性能は想像を超えて素晴らしいものということができます。
この素晴らしい防汚性能が特に生きるのは、個人的には泊まりを含むような出張時ではないかと思うのです。普段なら家に帰れば何か対策が出来るような場合でも、出先では何も対策をしようがないということも多いでしょう。しかしHYBRIDBIZであれば、最悪の場合でも濡れ拭きさえ出来れば、その後何事もなかったかのように着用することが出来るのです。この安心感は他のネクタイでは得がたいものでしょう。忙しいビジネスマンにこそお勧めというべきなのかもしれません。
みっちゃんさん
2016/11/26
実際に比較対象に別のネクタイを検証されたんですね。
これは勇気がいるレビューですね。
インタビューにはビックリしました(^^♪
jive9821さん
2016/11/26
有難うございます。私の場合、普段こちらの方面へのこだわりがない人間ですので、あくまで実用性だけにこだわってみました。
別のネクタイの検証については、フェレンギさんのレビューでコメントした「準備」とは、この犠牲となるネクタイの選定だったわけです。この方がHYBRIDBIZの特徴が引き立つかと思いまして…。
ただ、私ではどうしても情報量もセンスも不足していることはわかりきっていましたので、リアル店舗がある地域の利を活かして、店員さんの見解を追加させていただきました。
フェレンギさん
2016/11/28
素晴らしいレビュー。 閲覧者の方々に伝わる情報量が多い、素晴らしいレビューだと思います。
みっちゃんさんと、jive9821さんと、私 三者三様のレビューが並びましたので、スポンサーの坂善商事様も、きっと喜んでくださっていると、、そうあって欲しいと思います。
閲覧者の皆さん。 年末年始の飲み会には鍋が付き物、午前様も多いかもしれません。
そんな状況下で、このネクタイはお役に立ちますよ〜。
できれば直販サイトで買ってくださいね〜、お願いします。
坂善商事直販サイト
jive9821さん
2016/11/28
私だけどうしても畑違いの感はありますが、ド素人なりの視点のまま最後まで突き進みました。普段の分野と違い、自分の中に知識の引き出しがないことを痛感させられましたが…。
ただ、レビューとしてみた場合には確かに三者三様で、個性の違いはうまく出ているのかなという気はしますね。
私のように雑に使う人間にこそ特性が生きるネクタイですから、皆様も普段使いにしていただきたい品ですね。
みっちゃんさん
2016/12/13
実店舗にインタビューはすごい行動力で、顧客目線でのレビューのまとめは良かったです。
とても参考になりました。
ぜひぜひ見習わなければ(╹◡╹)
jive9821さん
2016/12/13
正直言って、自分だけはないと思っていただけに驚きましたが、決して自分の得意な分野ではないだけに有難い評価と思います。店舗に行けるのは完全に地の利であり、私自身の手柄ではない部分ですが…。
いずれにしろ、自分から積極的にファッション分野を書くことはそうそうあるものではなく、良い経験が出来ました。