はじめに
今回ご紹介させていただくプレミアムレビューは CyberLink社 PowerDirector 15 Ultimate Suite。
PowerDirector 15と言う製品についてですが、動画編集ソフトになります。動画編集ってどういうイメージ持ってますか?周りの人に聞いてみました。
「難しそう」
「面白そう」
「大変そう」
「いつ使うの?」
「やってみたい」
等々・・・どの人もまず返ってくる言葉が「難しそう」「えっ?そんなこと出来るの?」と前向きじゃない感想でした(´・ω・`)
時代はスマートフォンで写真を撮ったものに落書きしたり、画像加工したり普通にしているのに”動画編集”って聞いただけで「難しそう」になるみたいです。
止まってるか動いてるかの差なのに・・・面白い意見を聞けた気がします(・∀・)
今なら動画編集したものをプレゼントしたりしたら、一部でヒーローになれるかもしれませんよ?
そのくらい動画編集って、まだまだマイナーな位置にいるみたいです。
製品による違い
WindowsOSもそうなのですが、いざ購入しようとしたときに迷うのがエディション。
PowerDirector 15もエディションによって使える機能が違います。
今回レビューするPowerDirector 15 Ultimate Suiteは、スイート製品になるので基本となるPowerDirector 15 Ultraと言う単体ソフトに、いくつかのソフトがパッケージされたものになります。
詳細な製品比較はCyberLink社のHPを見てほしいのですが、簡単に表にするとこんな感じになります。
PowerDirector 15のパッケージに簡単な表が載っていたので紹介します。
動画編集に欠かせない演出となるエフェクトや、動画編集用のテンプレートが最初からウルトラに比べて倍以上入ってますので「あぁ~あの機能があったらなぁ」が無いパッケージが PowerDirector 15 Ultimate Suite です。
動画編集をするパソコンは、どんなパソコンが必要?
さて、動画編集をやるにはどの程度のパソコンがあれば動画編集が出来るのでしょうか。
「運動会とかでプロがDVD売ってくる位だから、すごいパソコンが必要なんじゃないの?」
そう思うのも無理はありませんね。でもたぶん大丈夫です。
なぜなら私のパソコンのスペックでレビューに選ばれてますから・・・(;・∀・)ダイジョウブダヨネ?
ストレージがSSHDとは言いつつも、SSDではないのでもたつく原因があればソコかもしれません。
このスペックで大丈夫なのかどうかは、このレビューを通して分かりますよ。
PowerDirector 15 Ultimate Suiteという製品
製品を手にするのは久々な気がします。何かって言うとダウンロード版が用意されてますんで、そっちばかり購入してますね。
久しぶりなので少し見てみようかと思います。
パッケージ表面には製品名と何が出来るのか?を表すアイコンがずらり。
今回のパッケージから360度動画編集が可能になったので、全面に360度を持ってきています。VRも流行ってきたし必要な機能だと思います。
裏面にもPowerDirector 15最大の特徴である360度動画編集の紹介が見えました。
アルティメットスイーツにのみ同梱されている強力なツール ColorDirector(色調整ツール)やAudioDirector(音響ツール)の紹介もありますね。
この箱ちょっと変わってまして裏面が扉になってました。Suite製品で何が出来るのか?がすごく分かりやすく簡単に説明されていました。
さすがにこれだけの機能をパッケージ裏側だけじゃ説明しきれませんからね。良いアイデアです♪
そして、ずっしりと重いPowerDirector 15 Ultimate Suiteに入っているのは、これだけっ!
PowerDirector 15インストールDVD(2枚)
・製品本体プログラム
・追加コンテンツ
ユーザーガイドがよさそうなので1つずつ見ていきます。
PowerDirector 15ユーザーガイド
なんと!こちらフルカラーのユーザーガイドになります。やりたいこと毎にチャプター形式で説明されているので、非常に見やすいです。
動画編集の敷居の高さとか気にならないほどの親切・丁寧なガイドだと思います。
機能単位の説明とかだと読む気無くなるので良いと思いました!(・∀・)b
Color Director 5ユーザーガイド
ColorDirectorは動画の色編集を行うソフトです。体育館なんかで撮った動画、黄色くなってたりしませんか?そんな黄色になってしまった動画もColorDirectorで見たままの色に変更出来ますよ。
っていう色編集製品なのに・・・モノクロ印刷かーい!
こういう機能を使ったら、こういう色調整が出来ましたって言うのが、モノクロ印刷じゃ全く分からない。ここはカラーでやって欲しかった(´・ω・`)
Audio Director 5ユーザーガイド
AudioDirectorは音響編集を行うソフトです。動画の音声にノイズが乗ってしまった・・・なんて時でもAudioDirectorでノイズ除去出来たりします。
こちらもモノクロ印刷のユーザーガイドですが、音響に関してのガイドになるのでカラーは必要ないかな。
PowerDirector 15 Ultimate SuiteにはColorDirector/AudioDirectorが付いてくるわけですが、実はコレ各々12,000円程します。2本で24,000円。
PowerDirector 15 Ultimate Suiteの値段を、この2本だけで超えてしまうんですね。なんてお得なんでしょうスイート製品。
インストールという作業
ソフトウェアなのでインストール作業が必ずあります。作業なので一番楽しくないところです。
楽しくないので、ユーザーに「これ入れますか?」「これ入れると便利だけど?」とインストール中に聞いてきて欲しくありません。
PowerDirector 15 Ultimate Suiteのインストールはどんなもんなんでしょうか?
製品本体プログラムDVDを入れるとイントール用のメニューが出てきました。
さっさとインストールボタンを押してしまいましょう。
PowerDirector 15 Ultimate Suiteには本体プログラム以外に、専用ソフトが2本入っています。全部入れてしまいます。次へを押しましょう。
はい、本体プログラムイントール完了!
良い!簡潔で良い!惚れた!
本体プログラムがインストール完了したので、続いてエフェクト関連のインストールに移ります。
DVD/BlueRayディスクを作成するときに便利なテンプレート集です。絶対使わない!って言うテンプレート以外は入れておいた方が良いです。今入れておかないと気付くことないので・・・
でも、だったら最初のメインプログラムと分けないで全部インストールでも良いかなぁ。
下の体験版は特に必要ないので、これでディスク1枚目は終わりです。
続いてディスク2枚目。この2枚目なんですが、全部入れておいて下さい。特殊効果のデフォルトセットになります。最初のころは使わないと思うのですが、本格的に動画編集するときに必要になります。
エフェクト同様に後で追加でインストールってしないと思うので、この類の追加コンテンツ・テンプレートは全部入れてしまいましょう。
ディスク1枚目も2枚目も何も考えなければ全部次へで片付きます。と、言うか考えさせちゃいけないんだと思います。
PowerDirector 15 Ultimate Suiteは本体プログラム・エフェクト・テンプレートの3種類に分かれてはいましたが、簡単なインストール作業で好感が持てました(・∀・)
360度動画を作ろうの前に
PowerDirector 15の最大の売り。それは360度の全天球動画を編集出来る事。
昨今話題のVRって言うのがありますが、どこを向いても画像の切れ目が無い。そういう動画編集が可能です。
360度動画は今回レビューをするにあたって RICOH THETA S を貸し出してもらってるので、こちらの製品を使って360度の撮影を行っていきます。
このカメラ、前後にカメラレンズが付いていて同時に撮影が出来るスグレモノなんですよ。
では早速360度動画を作っていきましょう♪
360度動画を作ってYouTubeで公開しよう ~Part1:初めての360度 失敗編~
作ろうとは言うものの動画撮影はいたって簡単。RICOH THETA Sで動画を撮影するだけ。
ここでは撮影した360度動画をPowerDirector 15に放り込んで、YouTubeにあげるまでの手順を紹介します。
え?YouTubeで見れるの?
そうなんですよ。2015年3月 YouTubeで360度の動画を公開できるようになっていたんです。知らなかった。。。
RICOH THETA Sを使って動画を撮ってきたので、早速これをPowerDirector 15に入れてみたいと思います。
PowerDirector 15を起動するにはアイコンをダブルクリックします。
ようこそ画面が表示されるので、360°エディタをクリック。
PowerDirector 15が起動するとこんなウィンドウが出てきました。どうやら360度動画の編集は出来るものの、すべての機能が使えるわけではなく制限があるようです。
ダイアログを閉じたら360度動画を編集できる状態になっています。
ゲームと違ってチュートリアルとかはありません。初めてのソフトで躓くのは、ここからどうしたらよいのかわからない事です。
ここでは、何も考えずに撮ってきた動画ファイルをPowerDirector 15に入れます。
動画ファイルを掴んでPowerDirector 15の赤枠内に入れます。
・・・なんか怒られました。どうやらPowerDirector 15の初期プロジェクトの縦横比がRICOH THETA Sで撮った縦横比と違うようです。
ここはお勧めされている通り16:9にします。
するとどうでしょう?撮影した動画が赤枠の中に入ったでしょう?
この赤枠で囲んだところを タイムライン と言います。このタイムラインは、エフェクトや複数の動画の切り替えなんかを使う際に複数使ったりしますが、今回は1つの動画のみなのでエイヤッと放り込みます。
それにしても良いんでしょうかコレ?なんか双眼鏡から覗いたような動画なんですけど?
(´・ω・`;)
プレビュー画面もそんな感じだし・・・
なんだか良くわからないですが、YouTubeにアップロードしたら360度ビューになるのかも知れません(・∀・)マエムキ!
とりあえずYouTubeにアップロードしてみましょうか。
PowerDirector 15のタブに”出力”があるのでクリック。さらに”オンライン”タブをクリック。
今回はYouTubeにアップロードするのでYouTubeを選択します。すると、YouTubeにアップロードするための情報が項目として出てくるので、項目を設定しましょう。
こんな感じにしてみました。
プロファイル種類:フルHD画質 1920x1080
タイトル:とりあえずなのでそのまま
説明:ここもそのまま
タグ:ここもそのまま
動画のカテゴリー:川の動画なので、旅行とイベントを選択
公開/非公開:非公開を選択
ハードウェアビデオエンコーダーがグレーアウトしてチェックが出来ませんでした。GPUのスペックが足りないのかな~(;・∀・)
最後に動画の出力フォルダを選択します。
んんん???なんだ?ファイルの種類がMediaPlayer形式(*.wmv)しか選べない。何かがおかしい気がする。
まぁ、でも設定も済んだし、なんとなくおかしい気もするけど出力を開始します。
開始ボタンをクリックすると、YouTubeにアップロードするための認証が必要だとPowerDirector 15が言ってきました。
認証ボタンをクリックして先に進みます。YoutubeアカウントにPowerDirector 15がアクセスする許可を求めてきました。
拒否を押すとアップロード出来ないので、許可をクリックして先に進みましょう。
さらに情報が出てきました。(´Д`;)ヒー
Youtubeは1本あたり15分以上の動画はアップロード出来ないそうです。PowerDirector 15が分割してアップロードしてくれるようです。地味にうれしい機能を搭載してますね♪
お~!なんだか怪しいながらも先に進めることが出来ました!動画アップロードされるまで、しばらく待ちましょう。
アップロードされた動画はYouTubeにあるので確認してみます。ブラウザを立ち上げて確かめてみたいと思います。
確かにテスト動画として2本に分割されてYouTubeにアップロード出来ました!
んが・・・双眼鏡のままじゃん!だめじゃん!(/ω\)ナンデー?
360度動画を作ってYouTubeで公開しよう ~Part1:初めての360度 立ち直り編~
さっぱり意味が分かりません。360度用のカメラで撮った動画がなぜ360度にならないのだ?なぜだ?なぜなんだ?
悩むこと数日・・・RICOH THETA Sが壊れているのか?いや、動画は取れている撮影設定がダメなのだろうか。
答えはRICOH THETA Sにありました。そう、RICOH THETA Sで撮影した動画は、ただの360度の動画だったんです。
それはRAWデータで、そのままでは使えないファイル。デジカメで言うところの現像をしなくては360度フォーマットの動画として使えないことが分かりました。
変換をするにはRICOH THETA Sのパソコン用アプリが必要なので、急いでインストールします。
RICOH THETA Sで撮影した動画を、RICOH THETA Sパソコン用アプリに読み込ませて360度動画に変換させましょう。
これをしないと360度フォーマットメタデータが動画ファイルに埋め込まれず、360度用のファイルと認識しないんだそうです。
フォーマット変換後が完了すると360動画がRICOH THETA Sパソコン用アプリに表示されました!マウスで全方向に動いてます。
この変換後の動画ファイルをPowerDirector 15に再度読み込ませてみました。
プレビュー画面がまるで違うことに気が付いたでしょうか?
これが正しい状態です。さっきはただのフルHDの横長2D動画を編集しただけだったみたいです。
プレビュー画面をマウスでドラッグすると全方向正しく見れました。
そうだよね。360度動画編集なんだからPowerDirector 15で見れないとおかしいよね(;・∀・)
360度動画を作ってYouTubeで公開しよう ~Part1:初めての360度 完結編~
失敗編で既にYouTubeまで動画あげる方法は分かったので、PowerDirector 15の機能で少しだけ動画ファイルを加工してみたいと思います。
まず最初に、失敗編で「YouTubeは15分までしかアップロード出来ない」って言われていました。
元動画が25分もあるので縮めてしまいましょう。さて、どうやって?
15分で動画を切ってしまっても良いのですが・・・動画の長さを5分程度に圧縮してみます。圧縮というと難しい言葉に聞こえますが、要するにビデオの再生スピードを速めるという事です。
ツールからアクションカメラセンターを呼び出します。
まず下のタイムラインの黄色枠になっている部分で、どこからどこまでの範囲の動画について再生速度を調整するのかをマウスで指定します。
そして速度エフェクトの適用にチェックを入れて、所要時間・・・つまり何分で再生させるかを入力します。
5分で再生したいので5分と入力します。だいたい5倍速で再生される計算になりました。OKを押して設定を確定させます。
「川の様子をただ見ている」そういう動画にしたかったのですが撮影日の天気が悪くて動画が暗いんです。どんよりとした動画を見るより明るい動画の方が気分がいいですよね。
動画の色合い調整をして、明るさを変更してみましょう。
補正/強調をクリックして補正ツールを呼び出します。
暗い動画を明るくするには色々な方法があるのですが、すでに用意されている色情報を適用させてみます。
カラープリセットから、スポーツプリセットを選択して雪原を選んでみました。ここまではバッチリです。
あとはタイトルもあると動画を加工した雰囲気が出るので、動画のはじめにタイトルを入れてみます。
左のメニューから「T」の文字をクリックすると、既に登録されているテンプレートが出てきました。
数種類しかなく非常に少なく感じますが、テンプレートやエフェクトなどはDirectorZoneと言われる素材ダウンロードサイトが用意されていて、そこから気に入ったテンプレートが探せます。
今回はインストール時に用意されていた エクストリーム1 を使いました。エクストリーム1をマウスでタイムラインに置きましょう。
そして、タイムラインに置いたテンプレート情報をダブルクリックすると、タイトルデザイナーが表示されます。
タイトル情報を入力してタイトルを完成させます。タイトル入れただけで編集された動画っぽくなってきました。
自然な音も良いのですが、アクセントとして音楽を追加して完成させます。
早速アップロードしましょう。アップロードは失敗編の手順と同じです。
※アップロード直後は360度動画にならないので注意です。しばらく時間がかかるようです。
出来た作品はこうなりました~。どうでしょう(;・∀・)ドウナノ?
動画編集は簡単だ!
Part1でズラズラと色々書きましたが、PowerDirector 15で360度動画をYouTubeに上げるまでを簡単にまとめるとこうなります。
Step1. 動画を撮影
Step2. 撮影した動画を360度フォーマットに変換
Step3. 変換後の動画ファイルを PowerDirector 15 に読み込ませる
Step4. PowerDirector 15を使って YouTube にアップロードする
これだけです。
なんならStep1と2は RICOH THETA S。Step3と4は PowerDirector 15。やることなんて2種類しか出てこないし、YouTubeにアップロードするところも PowerDirector 15 がやってくれます。
アップロードした後は見るだけ。そう、みんなで楽しく見るだけ♪
360度動画を作ってYouTubeで公開しよう ~Part2:写真も動画に出来るんだよ~
Part1では360度動画ファイルを編集しました。動画編集なんだし当たり前と言えば当たり前なんですが、あえて動画を使わずに写真を使って動画を作ってみたいと思います。
これもRICOH THETA Sの素材を使います。スライドショー?まぁそんな感じです。
素材は星空♪
写真を連続撮影して動画にしてみたいと思います。
ここで問題になるのがバッテリー時間と撮影枚数。RICOH THETA Sは充電しながらの撮影が出来ないらしく、撮影枚数に限りがあります。
充電しながら撮影・外部メモリ対応だったらなぁ~と思いました(/ω\)ザンネン
さてと、まずは星空を撮るための準備です。星空を撮るのはそんなに難しくないのですが、RICOH THETA Sのレンズ性能とセンサー性能が分かっていないので、現地で調整しました。
ISO 125/露出時間30秒でそれっぽい画像がとれました♪肉眼だと真っ暗なんですけれど、カメラから見ると思った以上に明るいようです。
これを連続撮影(1分間に約2枚)したんですが、約1時間しかバッテリーが持たず数多くは写真が取れませんでした。もっと多く撮れれば~。
合計130枚の撮影画像で動画を作成してみたいと思います。
まずはPowerDirector 15を立ち上げて、新しい360°プロジェクトを作成します。
タイムライン上におもむろに130枚の画像を一気に流し込みますよ~。130枚の画像をマウスで掴んでエイッと♪
ファイル名が連続しているので、きれいにタイムライン上に並べてくれました。1枚、1枚タイムライン上に並べてられないですから、これは便利な機能だと思いました。
タイムライン上に並んだところで、写真1枚あたりの表示秒数が5秒になっていることが分かりました。5秒だと連続性が良くわからないので1秒以下で写真が切り替わってほしいところです。
写真130枚全部を選択すると、メニューに所要時間と言うのが出ているのに気が付きました。
これをクリックすると写真1枚あたりの表示時間が変更出来るようです。
1秒以下の数値を0.05に設定してプレビュー。まぁまぁかなぁ~と納得できる速度だったのでこれにしました♪
全体秒数は21秒。1枚あたり0.16秒です。
タイトルは無し・音楽だけプラスしてみました。
もうちょっと暗く撮っても良かったかなぁ~(;・∀・)
流れ星みたいにヒュンヒュン飛んでるのは飛行機です。
ちょっと撮影失敗したなぁと思うのは、カメラの角度を星空に合わせた事。動画を回そうと思うと変な回り方しちゃうんですよ。360度カメラは水平に使わないとダメなんですね~。。。
便利なエフェクト紹介
今回の動画編集では動画のイメージに合わなかったので使わなかったのですが、PowerDirector 15に用意されている360度動画で使える便利なエフェクトを紹介します。
360度動画を作成していて思う事は、真下の三脚なんとかならんのか?です。
もしくは自分を消したい。。。動画の中心にいるのは嫌なんだよ。。。とか。
皆さんいろいろ工夫しているようですね。傘の先端にカメラつけてみたり(´Д`)
撮影後の動画を見ている分にはいいんですが、撮影している最中は、とっても情けない姿になってしまってますよね~。
そこでお勧めのエフェクトはこちら。トライポッドカバー!
プレビューだけ見ると「え~?なにこれ?どう使うの?」って思いますよね。えぇ、私も思いました。変な形だし。
使ってみましょう。
今時点の真下の画像はこんな感じです。三脚が丸見えですね。
エフェクトをタイムラインに置くと!?あら不思議~( ゚Д゚)
なんと真下の三脚がCyberLink社のロゴマークに変わりました。いや、厳密には三脚のハンドルがはみ出てますけど・・・
そうなんです。自撮り棒なんかで真上から撮影した時の自分自身を、このエフェクトを使うと隠せるんですよ。
360度動画をYouTubeにあげたいけど、自分は隠したいなぁと思うときなどは有効だと思いますね~。
2D動画と違って全方位見れるのが360度動画の良いところでもありますが、死角もないのが360度動画なんです。そういう悩みを解決してくれるエフェクトはありがたいですね(・∀・)b
ロング自撮り棒と行く散歩
釣り用の玉網に変換アダプターを付けて、散歩動画を撮影してきました。
最大まで玉網を伸ばしたかったのですが、木にぶつかってしまうので4m程度の高さから撮影した感じになります。
ラスト10秒は最大まで伸ばして撮影したので、身長+腕の長さもろもろで6mくらいの高さになっていると思います。
~使ったエフェクトなどの紹介~
・補正/強調
動画スタビライザー:最初から最後まで使用
カラープリセット:雪原
・PiPオブジェクトルーム
トライポッドカバーPowerDirector:最初から最後まで使用
・タイトルルーム
カスタムで作成「相模川散歩路」:最初から9秒まで
カスタムで作成「ドローン風味」:最初から9秒まで
カスタムで作成「権利表記」:4分35秒から最後まで
・クロスフェード
音楽を重ねるだけで作成:3分18秒から3分23秒
動画の揺れが酷かったので、動画スタビライザーを使用してみました。(動画の補正/強調から使用できます)
正面の揺れは軽減され見やすい動画になりましたが、ずれ補正に動画ファイルを移動させるので後方視界がおかしなことになりました。
仕方ないと言えば仕方ないですが、360度動画に関してはスタビライザーはよっぽどのことが無い限り使わない方が良いかもしれません。
動作まとめ
はじめに懸念されたプロ向きの機材、ハイスペックなパソコンが必要なんじゃないか?と思われた方もいたのではないでしょうか。 実は360度動画を作成するには、私のパソコンスペックじゃ処理が遅くて使い物になるんだろうか?と感じていました。
でも全然そんなことは無く、動作が遅くて動画編集がままならない、、、と、いう事もなく快適に編集を行うことが出来ました。
単純なエフェクト、動画ファイルも1ファイルだったからなのかも知れません。タイムラインの動画ファイルが多くなったりしたら処理がもたつくかも知れません。
でも、よくよく考えてみると私たちが作る動画編集って、ガンガンにエフェクト使って、どんどん動画ファイル追加して絶え間なく切り替えて・・・なんて難しいことしないんですよね。
運動会・演奏会などの撮りっぱなしの動画だったり、旅の思い出ビデオだったりと1つの動画ファイルに対してタイトルつけたりする程度だと思います。
ただこういった動画編集ソフトで困るのは、最初から使えるテンプレートやエフェクトが限られているという事。限られたテンプレートやエフェクトだと、どうしても不満が出てくるんですよね。
「もうちょっと使えるエフェクトとかないの?」とか(´・ω・`)
このPowerDirector 15は独自のダウンロードサイト(DirectorZone)を持つことで、そんな悩みを解決しています。
そのサイトには2016/12/04現在なんと!651,803もの無料エフェクトが用意されています。m9( ゚Д゚) ドーン!
これだけあればさすがに使えないエフェクトなんて無いでしょうし、きっと気に入るエフェクトがあることでしょう。
気に入ったエフェクトを使って、家に眠っている撮りっぱなしの動画編集してみませんか?きっと楽しいですよ(・∀・)
kensanさん
2016/12/04
同ソフトユーザーですが、どのようにレビューされるか気になっていましたので拝見しました。
どんどんこれからレビューに動画も入れてくださいね。
nicknameさん
2016/12/04
コメントありがとうございます。
360度動画以外の動画編集も試してみたいですね。撮影と編集に追われて、すべてを扱いきれませんでした。
THETA Sが貸出品なので360度はこれで終了になりますが、2D動画については今後アップしていきたいと思います。
KAOさん
2016/12/04
星空映像すてきでした!
私も最初撮ったそのままで変換されるのかなあ~と思ってそのまま読み込ませてしまいました。
15分以上の動画だと分割アップロードしてくれる便利機能初めて知りました。
奥が深いソフトで使っていくのが楽しみです。
nicknameさん
2016/12/04
コメントありがとうございます!
星空映像のお褒めの言葉、ありがとうございます。(・∀・)
もっともっと撮影できると良かったんですけどね~。充電しながらの撮影機能希望です。
分割アップロードをはじめ、便利だなぁコレっていう機能があって積み重ねられた要望をうまく取り込んでいるなぁと思いました。
さくぞ~さん
2016/12/06
やはり360°カメラは大自然を映すのには向いていますね。
レビューを見て思ったのですが、静止画も360°で撮れば動画に組み込んで使えるんですね~。
言われてみれば当たり前なのですが、気づかなかった~。
nicknameさん
2016/12/07
コメントありがとうございます。
動画画質が全周囲でFHDなので、画質が落ちてしまうんですよね。
静止画は5376×2688と高画質で綺麗に取れるので、高速スライドショーにしたら良いんじゃないかと思いました(・∀・)
kensanさん
2017/01/05
Power Director15はCUDAに対応していないと言うか、最新グラフィックカードのドライバーをダウンさせないと機能しません。
最近このソフトを使いエンコードさせることがあり、CPU(i7-4790K)のソフトウェアーエンコードにて、CPU負荷率が100%(温度85℃オーバー)近くなります。
第7世代は使用したことがありませんが。You Tubeやフルハイビジョンで見る程度ならCUDA(多少画質は落ちる)で、CPU負荷下げたいですね。
Premier Pro CCはCUDA対応ですので、負荷が60%(温度55~65℃)程度ですが。
よって現在は使用していません。