Fulmo.Q PLUSはどこがPLUSなのかレビュー
応募動機
ENERMAX Fulmo.Q PLUS のゲーミングPC構成レビューで応募しました。
ENERMAX Fulmo Qを現在メインPCで使用しています。
ENERMAX Fulmo.Q PLUSのどこがFulmo Qと比べてPLUSなのかをレビューしたいと思います。
ゲーミングPCでは力不足のGTX650-E-1GD5ですが、将来大きなグラボをつける予定ですので(笑)
その点も踏まえてレビューしたいと思います。
よろしくお願いしますm(_ _)m
製品スペック比較
Fulmo QとFulmo.Q PLUSスペック比較してみました。
高さが3センチちょっと高くなり、USB2.0が1つ多くなりました。
しかし3.5インチと2.5インチベイ数が1つ少なくなりました。
最大399mmのビデオカードまで対応できるようになったところがすごい!
Fulmo.Q PLUS外観レビュー
Fulmo.Q PLUSとFulmo.Q を比べながら外観レビュー。
BCN AWARD 2016 PCケース部門 最優秀賞 の ENERMAX
並べてみるとだいぶ雰囲気が違いますね~PLUSはごついイメージ。
天板もFulmo.Q よりもしっかりしています。ちょっと固くなった感じ。
上部2つ、前面2つ、背面1つの最大5つのFANが搭載可能です。
白のボックスがファン位置。空気の流れはこんな感じ。
現在は前面2つ。背面1つで使用しています。
フロントパネル
全面メッシュです。青色LED付きファンが中央に1つついてます。前面2つまで搭載可能です。
いきなりですがIOパネルなしのこのすっきり感がいい。
下合わせがちょっとずれてしまってますが(・・;)
IOパネルが上付きになたので背が高くなってます。IOパネルがないので見た目がすっきり。
全面メッシュ、前面ファンが青色LEDなのは変更なし。
Fulmo.Q PLUSはIOパネルが上面なのでプラスチックなしで高級感があります。
Fulmo.Q はIOパネルのホワイトのプラスチックがちょっと安っぽい感じなのが残念。
レフトサイドパネル
サイドはアクリルパネル。透明です!(*≧∀≦*)
Fulmo.Q はスモークだったのでダイソーで下敷き買って透明に変えてました(笑)
スモークだとブルーのLEDが映えないのが残念だったけど今度は透明です!うれしい~~
(これは私が光るタイプが好きなので個人の感想です。)
サイドパネルが透明!!
パネル窓も大きくなってます。PLUSは曲面でやわらかいデザイン。
重ねてみると・・・アクリル面が大きくなってます。そして透明!
これでLEDがもっとよくみえる(((o(*゚▽゚*)o)))
ライトサイドパネル
PLUSのほうがサイドのふくらみの厚さが薄くなっています。
ここは前のままでよかったかなあ~~(ここは残念~~(・・;))
トップパネル
IOパネルは上向きです。ボコッと出てる感じです。もちろんUSB3.0もついています。
いい感じでダンボーおけます。
天板部分はマグネット式の埃フィルターがついています。簡単に外せてお手入れが楽です。
アンダーパネル
ゴム足と電源の埃フィルターが進化しています。
Fulmo.Q はすべり止めの溝がついた感じです。
Fulmo.Q PLUSはゴム足にやわらかな素材が貼ってあり、動きにくく傷がつきにくくなっています。
電源の埃フィルターは抜き差しできるので、下向きのままメンテナンスも簡単です。
リアパネル
7スロットまでOK。
上部のコード口はゴムになってます。
Fulmo.Qは金属ではずしたらそのままポカンとあいてます。ゴムもないのでさみしい。
【修正】
コード口は水冷パイプの出し入れ口でした(^_^;)
アドバイスいただいて初めて知りました。(/ω\*)
水冷やったことなくてコード口かと思い込んでました。
ゴムになったことでパイプが擦れて穴があかないように配慮されています。
Fulmo.Q PLUSはゴム口に変更されています。
Fulmo.Qは7スロットあるようにみえますが、一番下は抜けません。
PLUSはスロット脇はメッシュで通気性があります。
Fulmo.Q PLUS内面レビュー
Fulmo.Q PLUSとFulmo.Q を比べながら内面レビュー。
内面もオールブラック塗装になっています。
HDDトレーの中に付属品がはいっています。
説明書、ケーブルタイ、スロットカバー、ネジ
Fulmo.Qにはスロットカバーがついてません。
Fulmo.Q PLUSはFulmo.Qよりもベイ数は1つ少なくなっています。
なんといってもすごいのはグラボが最大399mmまで挿せること。
可動式のHDDトレイは機能性ばつぐんです。
Fulmo.Qは上3段は簡単に取り付けできます。他はネジ式。HDD数が多く挿せるのはFulmo.Qです。
HDD2台、SSD2台のせてみました。
HDDはトレイに簡単に設置できます。2.5インチSSDはネジ止めです。
簡単に取り付けできます。
HDDケージ届いた時そのままの状態。
後ろでネジ止めしてあります。
上のHDDケージをはずして
いろんなレイアウトを選ぶことができて自由度が高いです。
上部にさげてみました。
フロントパネルはずしてみます。LED付きファンが付属しています。
最大240㎜クラスの簡易水冷キットも装着可能です。
フロントパネル裏です。
埃フィルターが全面についています。スポンジじゃないので洗うのも簡単。お手入れが楽そう。
5インチベイのベゼルはつめをはずせばすぐに外れます。
ネジ不要でこちらも取り付けられます。
リアファンは標準装備。こちらはLEDなし。光りません。
パーツのお引越し
Fulmo.QからFulmo.Q PLUSに丸ごとお引越しします。
お引越しパーツです。グラボがちょっと力不足ですがFallout4もなんとかできるので
ゲーミングPCということでよろしくお願いします。m(_ _)m
【CPU】インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E3-1285L v4
【マザーボード】ASRock Z97 Extreme4
【メモリ】ADATA AX3U1600W4G11-DD (DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組)×2
【グラフィックボード】ASUS GTX650-E-1GD5
【起動SSD】インテル(R) Solid-State Drive 730 240GB
【HDD】日立GST Deskstar 7K1000.B(1TB/SATA3G/7200rpm/16MB)
【HDD】日立 HGST 3.5inch 7200rpm 2.0TB 64MB SATA 6.0Gbps 0S03191
【CPUクーラー】虎徹 SCKTT-1000
【光学ドライブ】BH10NS38 BL バルク
【電源】ENERMAX PC電源 DIGIFANLESS 550W EDF550AWN
【CPUファン】ENERMAX LEDファン エベレストアドバンス12㎝ UCEVA12T
【前面ファン】オウルテック 静音光るFAN 12cm角 25mm厚 OWL-FY1225L(BL)×2
【背面ファン】ENERMAX LEDファン エベレストアドバンス12㎝ UCEVA12T
【無線LAN】ASUS 11ac/n/g/b対応 1300Mbps高速無線アダプタ PCE-AC68
虎徹 SCKTT-1000は、全長160mmです。なのでケースすれすれです(・・;)
Fulmo.Q PLUSはCPUクーラーは高さ167mmなのでケースのサイドパネルがちょっとだけふくらんでしまいました。あと10mm幅があればな~(・・;) CPUクーラー選びには注意が必要です。
Fulmo.Qもピッタリでしたが、ふくらまずにサイドパネルができてました。
同じシリーズでも微妙に違いますね。
Fulmo.Q の時は斜めになっていたのが裏配線にとっても便利でした。
残念ながらFulmo.Q PLUSは構造上仕方ないと思いますが、まっすぐなので配線でキツキツに(・・;)
私の配線の仕方が悪いのかもしれません。SSDのトレイがちょっと奥まっていたらもう少し楽に配線できるかなと思いました。L型コネクタは引っかかってSSDサイズでは取り付けられません(T_T)
長いグラボがないので、NVIDIA GeForce 9600 GTを挿して薄い赤線で引いてみました。
HDDケージを一つはずさないと長いグラボはつけられません。
5インチ下にHDDゲージを下げてもぎりぎりなのでおそらく無理かなあ。
HDD数が減ってしまうのは残念なところです。
しかし最長399mmまでのビデオカードが搭載できるというのは、将来スペックアップしても
ケースを買いなおすことがないので大きいかなと思いました。
ケース内
こんな感じでお引越し終了~~!!
HDDトレイの前面がENERMAXのロゴになって、HDDがみえなくなっているのですっきりした印象。
大きさはほとんどかわりないので中の広さは同じ感じです。
配線がへたくそなのはスルーでお願いします。(^_^;)
Fulmo.Q PLUS
Fulmo.Q
裏配線
Fulmo.Q PLUS
なんかいっぱいです。(^_^;) Fulmo.Qのほうが余裕あるかな。
Fulmo.Q
ファンコントローラーつけてみました。
IOパネルがないのでとってもすっきりしてます。上部IOパネルいいですね。
ゲームプレイ
Fallout4
HWMonitor PROで計測
Fallout4を起動させて同じ時間プレイした後、同じ画面で計測。
使用ファンも変更なしです。
画面上がFulmo.Q PLUS、下がFulmo.Q
室温24度 Fulmo.Q PLUS 室温23度 Fulmo.Q
CPU温度はわずかですが、下がってます。
グラフィックボードの温度は5度ほど下がっています。
わずかですが、Fulmo.Qより温度が低いです。Fulmo.Qは上面が今まで開いていなかったので
空気の流れがいいと思います。
ゲーミングPCへの拡張性は十分。 それと引き換えのマイナス点を知っていれば長くつきあえるケース。
最長399mmまでのグラボがつけられるのは将来大きなグラボを購入してもつけられるので安心。
それと引き換えにHDDケージを取り外さないといけません。そのマイナスポイントを最初から知っていれば将来簡易水冷やグラボをつけたとしてもケースを買いなおすこともなく使えると思います。
オンボードでいいやと思って買ってあとからグラボをつけたいけど、スペースが~~~(;´д`)
なんてこともなく使っていくことができます。
私は透明アクリルのサイドパネルがお気に入りです。私にとっては大きなPLUSです。
ドスパラさんの通販サイトでFulmo.Q PLUSは6500円(税別)Fulmo.Qは4250円(税別)
その差2250円。その差を埋めてくれるPLUSがあると思いました。
あとはグラボを買うだけだ~~~1080とか1070とか1060とか(笑)
もしHDDトレイをはずすとなってもケース内に物理的に収まればPLUS使います。
冷却も上面に2つファンもつけられるので熱にも対応できそうです。
後で後悔しないためにはPLUSを買うときに将来的にHDDトレイのリスクをわかって買うかで満足度も大きくかわってくると思います。
総評の★4つは、長いグラボをつけた時にHDDケージをはずさないといけないところで★1つ分減らしました。ここが改良されるといいなと思います。あとちょっと上に伸びてくれれば改善されそうなんだけどな。
PLUSなレビュー写真集(´∀`)
組み込み後の動画です。
光の漏れ具合でサイドパネルがギリギリなのがわかります。
ほこりがあっという間にアクリルパネルについてしまう(^_^;)
リンさん
2016/05/25
ケースレビューとはこうやるんだと勉強させて貰いました。
自分には出来なかったです。
ケースはカッコよくてメンテナンス性も高くて羨ましいです。
KAOさん
2016/05/25
コメントありがとうございます!
初めてのプレミアムケースレビューだったのでどう書いていいか
悩みながらでした。そう言ってもらえるとうれしいです。(o>ω<o)
harmankardonさん
2016/05/25
魅せるPCケースには丁度いいですね.
パーツ一覧のところで,電源の表記が,リンク先はあっているのですが,ファンの型番になっていますよ.
KAOさん
2016/05/25
ありがとうございます!
なおしてきます~~~
プレカリアート真面目明さん
2016/05/30
おれは阿修羅で高さで困ってしまったw
光り物、かっこいいっすね。
いいなあー
KAOさん
2016/05/30
レビューおつかれさまでした!!
CPUクーラーは、虎徹 SCKTT-1000です。
ほんと高さがぎっりぎりでした。(;´д`)
同じケースの進化版だから余裕かなとおもっていたのであらっという感じでした。
一緒に光らせましょう(´∀`)