レビューメディア「ジグソー」

「ラテン音楽が好きなCGクリエーター」のお気に入りは「LIVA X2」!Tania Libertadの歌を聴きながら、2画面モニターで快適に画像編集!

 

 

    LIVA X2 製品紹介

 

■名前など

 

(「銀色のパッケージ」って、「高級感」がありますね!)

 

本製品は、ECS LIVAとLIVAXの後継機種であるLIVA X²と言います。
文字にして書く場合、LIVA X2 の「X2」は「」とするのが正しい様ですが、Web上では「X2」も良く見かけます。

 

ですから、X2と言う表記の仕方も充分市民権を得ていると思います。
このレビューでも、ほとんど「X2」と書いていると思います。
(ブロガーさんやレビュアーさんも、「面倒だから」と言うのが理由かも知れません)

 

発音は「リバスクエア」です。
人によっては「リーバ」と「リ」を伸ばして
呼んでいる様ですが、どちらでも同じです。
(確かに、伸ばした方が日本語としては安定します)

 

なぜかと言うと、この単語は「リ」のところにアクセントがあります。
どこの国の言葉でも、基本的にアクセントのある部分は「強く」、かつ「やや長く」発音されるのが原則です。

 

だから、仮に「リーバ」と書いても間違いではありません。

強いて言うと、「リーバとリバの中間ぐらいの発音」が正しいと言えるのです。
(※余り関係無い話なのですが、筆者はアマチュアの「比較言語学者」なのです!)

 

ついでに、「リバ」の「バ」は、日本語の発音では「バ」ですが、正確には「ヴァ」とか「ウァ」が正しいのです。

本来の日本語には無い発音で、下唇を少し噛んで「ヴァ」と発音します。

(こう言った日本語の発音の表記は最近になって始まったものなのですが、日本古来から「発音自体」はあったのです)

 

また、「X2」は「エックス・ツー」ではなく、「スクウェア」と読ませています。
歴代の命名方式だと「リバエックス・ツー」となりそうですが、正式に「リバスクェア」と発表されています。

 

「なんで、四角くないのにスクウェアなの?」と言う質問には答えられません。

(zigsow会員さんから、「 X²はXの二乗で、平方根なので”SquareRoot”だから…」との指摘を戴き、きっと「それ」が正しいのではないかと思っています)

 

■レビュー対象商品

 

 

この製品のラインナップは、メモリー4GB/eMMC 64GBの「LIVAX2-4/64-W10」、メモリー2GB/eMMC 64GBの「LIVAX2-2/64-W10」、メモリー2GB/eMMC 32GBの「LIVAX2-2/32-W10」の3種類があります。

税別店頭想定価格はそれぞれ33,800円前後、29,800円前後、25,800円前後と予想しています。

すでに9月の6日から全国で発売されています。

 

この内、最上位の「LIVAX2-4/64-W10」が今回のレビュー対象商品です。

JANコード付きのメーカーさんの詳しい「型番」は、

「LIVAX2-4/64-W10 JAN:4580137829287です。

 

 

■LIVAの 変遷

 

一応、参考程度に「LIVAの変遷」を書いておきます。
(読者の皆さんの方が詳しいかも知れません)

 

初代ECS LIVAは、「お豆腐」などと呼ばれました。
豆腐のような外見に加えて、性能もそこそこ高く人気を集めました。

「おもちゃ」のようですが、実際にデスクトップパソコンとして十分使える点が評価され、一躍人気を集めました。

2代目LIVA Xは、別名「黒豆腐」または「胡麻豆腐」。
いくら「黒豆腐」でも、こんなに黒くはないですが、普通の「豆腐」と比較して「黒豆腐」。

 

見た目も豪華になりヒートシンクも強化。


4GBのメモリにパワーアップし、mSATAも増設できるようになりました。
性能が向上しVISAマウントも付属し色々とリッチになったのです。

もちろん、筆者もすぐにファンになり、注目を続けていました。

 

3代目LIVA X2は、一体、どんな魅力的な機能を盛り込んだマシンなのでしょうか?
これから、一緒に、見て行きましょう。

 

それでは、ここで、PEMMZの”Helenさん”にYoutubeの動画で「LIVA X2」の説明をして戴きましょう。

 

 

説明が全部外国語で意味が通じませんが、ここでは、それがちょうど良いのです。


ここでは、「片手で持った感じ」や、「オフィスの机に置いて使った様子」など主に「外観のカッコ良さ」だけを感じて頂ければ良いのです。

 

 

■LIVA X2 の特徴

 

数々の新機能を満載したニューマシンの特徴を簡単にまとめて見ました。

 

 

 

Windows 10 Home(64bit) を搭載した小型デスクトップ

 

LIVA X2 には、最新のWindows 10 Home 64bit OSを搭載しています。

 

(実機の基本情報。「プロダクトIDなどは消してあります」)

 

Windows 8の強みをそのままに、従来のWindows 7と共通する操作性を融合する事で、使い易さはそのままに、さらにパワーアップしたOSです。


Windows 10 により、ユーザーはストレージの容量を従来よりも多く使える様になりました。

 

マイクロソフトによれば、システムファイルの圧縮により64bit Windows 10 では2.6GB、32bitでは1.5GBを節約。

 

さらにPCのリフレッシュ・リカバリの仕組みを改善することでリカバリ用イメージが不要になり、デバイスにより4GB〜12GBが節約出来るのだそうです。

 

「小型PCファン」にとって、これは大いなる福音です。

 

 

Intel® Braswell SoC、Celeron® Processor N3050

 

(HWiNFO64によるサマリー)

 

Intel® Braswell SoC、Celeron® Processor N3050を搭載しています。

高性能、かつ発熱の少ない最新のプロセッサです。

 

 

Intel® HD Graphicsによる4K高解像度出力

 

(Video Adaptorのデータ)

 

CPUに統合された内蔵GPU機能、「Intel HD Graphics」により、何と4K高解像度出力にも対応します。

 

次世代映像圧縮技術HEVC(H265)ハードウェア再生支援対応

 

次世代映像圧縮技術HEVC(H265)のハードウェア再生支援に対応しています。

最新の規格でフォーマットされた動画コンテンツを滑らかに、ストレスフリーで再生可能です。

 

HDMI、D-sub同時出力によるデュアルモニタに対応

 

(HDMIとD-Subの「デュアルモニター対応」です)

 

HDMIポート、D-subポートを使って2つのモニターに映像を出力する、デュアルモニターに対応しています。

「2画面出力」で、デスクワークの作業性を飛躍的に高めることができます。

 

 

ファンレス設計で完全無音動作を実現

 

最新のIntel® Braswell SoCにより、省電力かつ低発熱なシステムはファンレスヒートシンク設計を採用、完全無音動作を実現しています。


動作音が全くしないので「故障?」と勘違いされる事もありますが、静かなofficeでも「音無しの構え」で地味に活躍出来ます。

 

 

省電力性能に優れた高速eMMCメモリストレージ

 

(speccyによるストレージのデータ)

 

LIVA X2は、「eMMCメモリストレージ」を搭載しています。

 

eMMCは、従来のHDDに比べ特にランダムアクセスが速く、HDD特有のプラッタ、磁気ヘッダなどの動作部品が無くゼロスピンドルを実現しています。

 

 

ギガビットLAN、Wi-Fi 802.11ac、Bluetooth 4.0

 

有線接続のギガビットLAN、高速ワイヤレス通信が可能なWi-Fi 802.11ac(ただし、最大433Mbps)、Bluetooth 4.0を搭載しています。 

 

 

ストレージ拡張用、M.2 2280スロット搭載

 

ストレージ拡張用のM.2 2280/2242スロットを搭載しています。

 

オプションによりSATA接続に対応したM.2 SSDを増設することで、Win7以前のOSが使用可能となります。(OSは別途入手して下さい)

(Windows 10 搭載マシンとしては、特異な方だと思います)

 

 

ECS LIVA X²

 

数々の新機能を搭載した自信のニューマシンが ECS LIVA X² なのです。 

 

 

    LIVA X2 を使う前の儀式

 

■必ず行う「儀式」

 

そんなに大それた物では無いのですが、新しいPCを手に入れると真っ先にする「儀式」があります。

 

いち早く新しい技術を取り入れている「LIVA X2」には適さない物もあるかも知れませんが、「通常の儀式」を参考にしながら説明しておきます。

 

  1. システムHDDのクローンを作る

    OSのインストールディスク付のPCの場合は、余りやらない。
    プリインストールOSの場合は、インストールDISKの有無に関わらず作る。
    ただし、今回はストレージがeMMCのため、クローンは省略。

  2. 回復ドライブの作成

    回復ドライブは、Windowsの機能を利用し、PCを使用する前に不慮に備えて必ず作る。
    インストールDISKがある場合は作らない。
    念の為、「予備用」をもう1本作って保存しておく。

  3. バックアップファイルの作成

    バックアップソフトは、「eMMCには対応していない」、あるいは「Windows 10未対応」などと言う場合もある様なので、今回は特に、「要注意」。
    原則は、「複数のメディアに、複数のソフトを使って」。

 

たった「これだけ」なのですが、今回に限らず、もたもたする事があります…。

なぜか、上手く出来た筈のクローンが正常に動作しなかったり…。

筆者にとっては、これは「新PC導入のおごそかな儀式」で、結婚式に例えるなら「ケーキ入刀」や「両親への花束贈呈」の様な物なのです。

 

 

■「回復ドライブ」の作成

 

それでは、Aの「クローン作成」は出来ないので飛ばして、Bの「回復ドライブ作成」から始めます。

 

※注意

最新のWindows 10 では、「回復ドライブ作成により回復パーティションが無くなる」と言う事はありません。

 

どうも、一部では、「”回復ドライブ”を作成すると”回復パーティション”が削除される」と言う怪情報がまことしやかに噂されている様です。

 

どうやら、「回復ドライブを作成するとUSBメモリーの中身が全て消えます」と言うのを誤解して「回復ドライブを作成すると回復パーティションが消える」と間違った情報が流れている様なのです。

 

それと、もう1つ。

Windows 10 でも初期のバージョンでは、「回復ドライブ」を作成した直後に”回復パーティションを消す”と言うオプションが表示され、クリックすると本当に回復パーティションが削除されると言う危険極まりない仕様でした。
 

ここでも検証しましたが、最新のWindows 10 には”回復パーティションを消す”のオプションも出現しませんでした。

 

現在のWindows 10 では、特別なツールが無いと回復パーティションは削除できません。

だから、安心して”回復ドライブの作成”をして下さい。

 

 

●USBメモリーを用意する

 

このPCの場合、「8GB以上のUSBメモリーを用意して下さい」と言われるので、条件を満たしたUSBメモリーを用意します。

 

「8GB」で足りるかも知れませんが、「ギリギリで足りない!」と言うのは嫌なので「USB2.0と3.0の16GB」をそれぞれ1本用意しました。

 

2本作ったのは「速度比較」のためと、「新しいPCの回復ドライブは必ず2つ作る」と言う、筆者のこだわりに依る物なので、皆さんは1本だけで構いません。

 

(1本で充分だが、筆者の場合は複数用意するのが拘り)

 

当然、USB2.0よりも3.0の方が高速ですが、メモリーによって速度はまちまちですし、「16GB前後」(本当は8GB)のファイル量では書き込み、読み出しの時間も余り違いはありません。

 

USBの規格は2.0でも3.0でも構いませんが、新品を用意するなら3.0の方がベターです。

 

●実際の作成

 

 

ⅰ.最初に、検索ボックスに”回復”と入力し、検索結果に出た“回復 コントロールパネル”をクリックします。

 

 

ⅱ.上の画面の“回復ドライブの作成”をクリックして、手順に従います。

 

 

ⅲ. “システム ファイルを回復ドライブにバックアップします”にチェックを入れて“次へ”。

 

 (無用な混乱を避けるため、他のUSBメモリーは差さないこと!)

 

 

ⅳ.ここで、使用するUSBメモリーのドライブ(ここでは、”D”ドライブ)を指定して、“次へ”を押します。 

 

 

ⅴ.”回復ドライブ作成すると、そのドライブにあったデータは全て消える”と当たり前の事を大騒ぎする”警告”。

 

普通、大切なUSBメモリーを回復ドライブに流用する事は無いので、“作成”ボタンを押します。

 

(作成中は、こんな画面が出ます)

 

すると、作業が直ぐに開始され、”回復ドライブ作成中”と表示され、グリーン色のインジケーターで進捗状態が表示されます。 

 

 

ⅵ. 回復ドライブが作成出来ればこの画面になります。

 

この”回復ドライブの準備が出来ました”と言うメッセージには大いに違和感を覚えますが、じつは、ここから[回復ドライブ作業]を行う事も出来るようになっているのです。

 

今回は、ただ”完了”ボタンを押してください。

(じつは、当初の方針を変更して、「回復ドライブからの復元」も、この後すぐに簡単に触れる事にしました)

 

ちなみに、作成開始から終わりまで、所要時間は2時間前後でした。


(3.0と2.0ではこんなに違うのに、「回復ドライブ」の作成に掛かる時間は同じ)


今回、「回復ドライブ用」に用意したUSB3.0と2.0のUSBメモリーの速度です。
一応、規格の違い通りに速度の差があります。

 

ついでなので、他のUSBの速度も計測しておきました。 

 

(左は「超小型の金色」で、右は普通サイズのメモリー)


左が、このレビューでも使用している「金色の超小型メモリー」、右は最近買った「SPのBLAZE」です。

結果的に、この「白いメモリー」は家にある最速のUSBメモリーでした。

 

同じ「USB3.0のメモリー」でも、これだけの違いがあります。
価格はどちらも同じ様なものなのですが…。


ネットでは、「遅い」と言うユーザーの書き込みを見て「失敗したかな?」とがっかりしていたUSBメモリーです。


中にはアテにならない情報もあるものです。

 

回復ドライブ作成には、USB3.0メモリーを使っても2.0を使っても所要時間は余り変わりませんでした。
(時間の話は二回目ですが)どちらも「2時間」、眠くなるくらい時間が掛かります。


(これは、USBの転送速度よりも、「回復ドライブの作成ブロセスが極端に遅い」と言う事が大きく影響している)

 

作成に要する時間は、マシンパワーに大きく依存する物と思われ、LIVA X2 ではどうしても普通のノートパソコンなとど比較すると余計に時間が掛かるのです。

 

事前に、Windows 10 入りのノートパソコンで”37分”と言う参考データもあるのですが、気にする事はありません。

 

作成後の画面には、以前あった”回復パーティションを消す”のオプションはありませんでした。

 

評判が悪かったので、最近になって廃止されたのかも知れません。

 

ユーザー側も、「おかしい」と思ったら意見を挙げて置く物です。

”余りにも危険な仕様”と覚えていたのですが、忘れた頃に対応してくれる事もあります。

 

どうしても「回復パーティション」を消したい場合は「パーティション管理ソフト」で消せます。

しかし、間違って「消してはいけないパーティション」まで消してしまうとWindowsが立ち上がらくなるなどのトラブルもあるので、消さないで残しておいた方が賢明でしょう。

 

これで、「回復ドライブの作成」は終わりです。

 

 

書き込み済みのメモリーには分かり易く表示してケースなどに大切に保管して下さい。

 

お使いのWindows 8 以降のOSが搭載されたPCが「LIVA X2が1台だけ」と言う方はただ「回復ドライブ」とだけ書いておけば良いですが、複数のPCを使っている場合は「LIVA X2」と必ず書いておいて下さい。

複数のメモリーを持っている場合、書いて置かないと後になってどれがどれか分からなくなります。

(”経験者は語る”です!)


また、回復メモリーは「まだ空き容量があるから」と言って、「一時的に、他の目的に使い回す」などと言う事は絶対にしないで下さい。

(同じく、”何度も失敗をした張本人”が語っちゃってます!)

 

■「回復ドライブ」からの復元

 

それでは、ここでせっかく「回復ドライブ」を作成したのですから、流れとしてもちょうど良いので、「回復ドライブからの復元」を簡単に説明しておきます。


Windows10が起動しなくなった時に、今回作成した回復ドライブをUSBポートに挿せば、メニューが表示されてバックアップしたイメージを復元することが出来ます。

 

(システムが起動不能になった様な場合に出るとされる画面)

 

回復ドライブから起動すると、

キーボードの選択画面>オプションの選択>トラブルシューティング>ドライブから回復する

などの幾つかの選択画面が出ますが、全て画面の指示に従います。

全てが終わればシステムが再起動し、「復元されたシステム」で立ち上がります。

(※この部分の説明は、「本当にシステムがおかしくて立ち上がらない時」にしか再現が出来ません。従って、あくまでも「こう言う画面が出る筈」と言う事で書いて居ますし、説明のための画像も「別の作業の時にキャプチャーしたもの」を使い回しています)

1つ注意しておきたいのが、回復ドライブで復元出来るのは、あくまでも”購入時の出荷状態”だという事。

後からユーザーがインストールしたソフトはもちろん、音楽、写真、動画、メール、ドキュメントといった個人ファイルは、一切残りません。

特に2度と手に入らない個人ファイルは、必ず復元前に別途、バックアップしておきましょう。

 

また、ソフトのライセンスなども、「アクティベートが済んだからもう良い」ではなく、必ずどこかに保存して置いて下さい。

 

●回復ドライブ作成と復元の「一口メモ」

 

このレビューでは、USBで「回復ドライブ」を作りましたが、本来の手順では「システム修復ディスク」を作ることが多いです。

(Windows 10ではどちらも作れます)

と言うか、世間ではそうらしいのです…。

でもじつは、回復ドライブでもシステムイメージからの復元が出来るのです。

(※ここでは「回復ドライブからの復元」を強くお薦めして居る様にみえますが、あくまでも”「回復ドライブ」と「システム修復ディスク」を比較したら”と言う事です)


Windows 8.1 やWindows 10 の復元に「回復ドライブ」を使う理由は大きく2つあります。

まず1つが、システム修復ディスクがCD/DVDでしか作れないのに対し、「回復ドライブ」はUSBメモリー1つで作れる事。

 

最近のPCは光学ドライブを持っていないモデルが多いので、USBメモリーの方が扱い易いからです。

(もちろん、LIVA X2 にも光学ドライブは付いていません。でも、「USB接続外付けCD/DVDドライブ」を持っていれば使用は可能)

 

まあ、確かに「USBメモリーはデータが良く化けるから心配」と言う声もあり、同感する部分もあります。


もう1つの理由は、システムイメージが壊れてしまっても、この回復ドライブさえあればOSを復元出来ると言う事。

 

これは、「システムイメージが一部でも壊れると復元出来ない」という最悪の事態に対する保険なのですが、「これ」があるのと無いのとでは安心感が違います。

 

特に、「これから、パーティション構造を変更して~」などと言う時は、「最後の砦」として「たとえ何があっても、最終的にはこれで復元出来る!」と言う強みは大きいです。

「回復ドライブ」があるからこそ、大胆に「不要なパーティションはカット!」などと言う事が出来るのです。

 

 

以上、長くなりましたが回復ドライブの作成から復元までを簡単に紹介しました。


丸ごとバックアップ出来るシステムイメージはとても便利ですが、それだけにイメージファイルが壊れたり、復元出来なかった時のショックは恋人に裏切られたみたいに落胆は大きくなります。

 

新しく手に入れたPCは、必ず「回復ドライブ」を作って「最悪の事態」に備える様にして下さい。

それから、ここでは「手順」には含めませんでしたが、「作成した回復ドライブが正常に動作するかどうか?」は可能な範囲で積極的に自分の手と目で確認して置いて下さい。

 

実際に回復ドライブで復元まではする必要は無いですが、「作成した回復ドライブでPCがブート出来るか?」は必ず1度は確認して置いて下さい。
(筆者の場合、最低1度は”復元まで”テストして置きます)

 

ほとんどの場合、何かあってから、「あれ、BIOS画面が出せないよ!」とか、「USBから立ち上がらない!」と慌てる事が多いのです。

そこで、ここで「矛盾する事言うじゃんか?」感じるかも知れませんが、レビアーとしては「回復ドライブからの復元」は余りお薦めではありません。

 

Windows 10 はまだ出てから余り時間が経っていないから良いのですが、それでも、最近は大きなアップデートがありました。

 

回復ドライブから復元をした場合は、通常は出荷時からその時点までのWindowsUpdateを全部やり直す事になるのですから、「面倒臭い」なんて物ではありません。

 

「回復ドライブからの復元」は、「それしか方法が無い時にする、最後の手段」と考えています。

 

筆者としては、もっと確実で手間の掛からない、「バックアップからの復元」の方を強くお薦めします。

 

    もう1つの大切な事

 

筆者だけかも知れませんが、上の説明とは別に、PCを使うために事前にやっておかなくてはならない事がまだあります。

 

これは、Windows 8 以降のOSを搭載したマシンで特に必要な事です。

 

■BIOSユーティリティー(付属マニュアルによる説明)

 

●BIOS設定ユーティリティーについて

 


(本機とUSB接続キーボード、マウス)

 

BIOS設定の時はUSB接続キーボードが必要になります。

たぶん、PS2キーボードでもOKだと思いますが、PS2の場合は、このPCに繋ぐのには「PS2-USB変換アダプタ」が必要になります。

普段、「Bluetoothキーボード」など「無線」を使っている方は、設定時だけはUSBキーボードを用意して下さい。

 

無線キーボードだと、「何回やっても設定画面にたどり着けない!」などの問題にぶち当たる事があります。
(ただし、2.4GHz帯のUSBドングル使用キーボードはUSB接続と等価なので使えるそうです)

 

BIOS設定を変更する時は、必ず該当項目の動作を充分理解した上で変更して下さい。
「分からない項目」は変更しないで下さい。

また、一般的にPCは「出来る限りデフォルトのまま」で使い、「変更」は最低限の必要項目のみにした方が賢明です。

 

●BIOS設定画面の表示の仕方

 

電源投入直後、すばやく「DEL」を押します。
じつは、ここで「上手く行かない!」と言う方が多いです。

 

(電源ON直後DISP画面右下に、一瞬、小さく表示されます)

 

上の画像の通り、電源投入直後に”[Del] BIOS Setup”、"[F7] Boot Menu"と一瞬だけ表示されます。

表示されてからでは間に合わないので、早目に押します。

「すばやく」で駄目だったら、DELは先に押しておいても良いです。


(ちなみに、[F7]では「次回一回のみのブートデバイスの変更」になります。「設定の保存」も出来ませんので、用途によって使い分けて下さい)


もちろん、「連打」ではなく、「連続で押し続ける」事です。

 

(BIOS「設定画面」)

 

BIOS設定ユーティリティーの初期設定画面ですが、次の「UEFIファームウェアの設定画面の出し方」と同じ画面です。

(「BIOS設定」とか「UEFIファームウェア設定」と別の名で呼んでいますが、じつは同じ物を指しています)

 

ここでは、下の「もう一つの方法」=UEFIファームウェアの設定画面の出し方」で詳しく説明します。

(※ただし、Windowsが立ち上がらない状態になった時などは「上の方法」がどうしても必要になる場合があります) 

 

■UEFIファームウェアの設定画面の出し方

 

 

 

Windowsにログインした直後の画面です。


(Windowsの一番左下の「田」マークをクリック、「電源」をクリックでポップアップ)

 

ⅰ.Windowsの画面で、”SHIFT”を押しながら”再起動”をクリックして下さい。

 

左下の部分を拡大したのが下の画像です。

 

 

すると、再起動して青い[オプションの選択]と言う画面が出ます。

(ディスブレイを2画面にセットアップしている時は、必ず2台両方の液晶ディスプレーに電源を入れておいて下さい)

 

(手持ちカメラによる撮影のため、画像が汚いですが…)

 

ⅱ.真中の[トラブルシューティング]をクリックして下さい。

 

 

ⅲ.[トラブルシューティング]の中の[詳細オプション]を選択。

 

 

ⅳ.[UEFIファームウェアの設定]を選択します。 

 

 

ⅴ.”再起動する”をクリック!

これで、Windowsは再起動して[UEFIファームウェア設定]のMAIN画面]が出ます。

 

(「言語」は「日本語」も選択出来ますが、「英語」にした方が賢明)

 

ようやく、[UEFIファームウェア設定のMAIN画面]が出ました。

 

なお、先ほどの[BIOS設定の表示の仕方]からやると、手順も極端に少なく、いきなり上の[MAIN画面]に飛ぶので、とても早いです。

 


「お疲れさま!」と言いたい所ですが、ここから[項目]を選び、本番の[変更作業]をして行きます。

 

なお、「使用言語」は、「日本語」も選択出来ますが、「英語」の方が意味が良く理解出来るのはとても面白い事実です。

 

変な「翻訳日本語」で却って混乱するのは必至、「英語のままで使用する事」を強くお薦めします。

従って、このレビューでは、言語は「英語」の画面で説明します。

 

■ブート優先順位の変更

 

これは、後で詳しく触れますが、[バックアップからのリストア]などにも使います。

きっと、この項目が一番使うと思いますので、簡単に触れておきます。


ⅰ.MAIN画面から、→キーを使って[BOOT]を選択します。

 

現在は、Boot Option #1 には[Hard Disk]が選択されていますが、これを、↓↑キーを使って、[新しく優先したいBootメディア]に変更します。
例えば、[USB Flash]や[CD/DVD]、[USB HDD]などです。

 

ⅱ.設定の保存をします。

 

(どの画面からでも、「F4キー」を押すと「Save configuration and exit? 」と聞かれる)

 

どんな作業でも、最後には必ず「F4キー」を押して[設定の保存]をして下さい。
保存しない場合は、「キャンセル」の扱いになり、[全ての設定]が保存されずに元に戻ります。

 

 

■セキュアブートの無効化

 

  • セキュアブートとは

ファームウェアがマルウェアに感染するなどして不正な署名になっているとOSが起動しなくなるのがセキュアブートと呼ばれる機能です。

 

「Designed for Windows 8」のロゴを付けたハードウェアを発売するためにはこの機能をサポートする必要がありましたが、一方で、Linuxやその他のOSをインストールしたいというユーザーのために、[セキュアブートをオフにするオプション]も搭載するように定められていました。

 

しかし、Windows 10ではセキュアブートをオフにするオプションを搭載するかどうかはメーカーが選べる事になり、Windows 10以外をインストール出来なくなる恐れが出て来ています。

 

幸い、LIVA X2 には[無効化のオプション]が搭載されており、ユーザーの自由度を制限しません。

  • 無効化手順

 

ⅰ.[UEFIファームウェアの設定]でやった手順で、[UEFI設定のMAIN画面]を出します。

 

 

ⅱ.[セキュア ブート] 項目を見つけて、 [無効] に設定します。

 

(どの画面からでも、「F4」を押すと「Save & Quit」(「保存して終わり」)です)

 

ⅲ.変更を保存して、終了します。

 

PC を再起動します。

 

※UEFIファームウェアの設定を変更する際は注意してください。

 

メニューは上級ユーザー用に設計されており、設定を変更したために PC が正常に起動しなくなる場合があります。

製造元の指示に正しく従ってください。

 

(とは言う物の、[UEFIファームウェアの設定]が出来るだけで「上級者」ってのにも異論があります…)

 

また、この機能を無効にしたままPCを使い続けると「ブートセクター感染型ウィルス」などには無防備となります。

 

「それなりの考えを持って、解除したまま使う」のは各人の自由ですが、「リスク」を常に念頭に置いて運用して下さい。

 

※ レビュー用の LIVA X2 では、設定は「Enabled」になっていました。

 

これが「Enabled」になっていると色々と都合の悪い事があるので、必要に応じて「Disabled」にして下さい。

 

ただし、この設定を「Disabledのまま」で継続使用する場合は、リスクを充分に理解し上で使用して下さい。

 

(「そんじゃ、結局、どうすりゃ良いのよ!」と言われそうですが、「それ」が「個人責任」と言う物です)

ちなみに、決して「お薦め」とは言いませんが、筆者は「ずっとDisabled」で使っています。

 

 

■高速スタートアップの無効化

 

  • 高速スタートアップとは

高速スタートアップとは、Windowsの起動を高速化させる機能の事です。

 

シャットダウン時にハードウェアの構成やサービスなどをメモリに保存することで、次回のPC起動を高速する事が出来ます。

 

※ 再起動では高速スタートアップは有効になりません。

 

しかし、高速スタートアップを有効にしていると「BIOS」が起動出来ないとか、ハードウェア構成を変更すると不具合が生じる場合があるので、そう言った場合は[高速スタートアップ]を無効にする必要があります。

 

  • 無効化手順

 

ⅰ.さっきと同じ方法で[UEFIファームウェアの設定]の[MAIN画面]を出します。

 

(LIVA X2 では、デフォルトで無効になっていました)

 

ⅱ.BOOT項目に[高速スタートアップ(FAST BOOT)]を捜します。

 

Enabled⇔Disabledの変更です。

 

この場合も、必ず[設定の保存]をした上で[再起動]をして下さい。

 

これで、[高速スタートアップの無効化]完了です。

 

再び有効化する場合は、また、この画面から[Disabled]を[Enabled]にして下さい。

 

※高速スタートアップは「Disabled」になっていましたので、ここでは変更する必要はありません。「確認のみ」して下さい。

 

 

以上で、”LIVA X2 を本格的に使う準備”は完了しました。

 


 

 

    キットではない!

 

筆者も含め、「LIVA X2 はキット」と思っていた方も多いと思います。

 

キットにした事で「安く上がった」とか、「ユーザーの自由度が増した」と言う場合はキットがベターなのですが、「いち早く使いたい」と言う向きには「キットでない方」が都合が良いのです。

 

これはメーカーさんに聞かないと詳しくは分からないのですが、従来製品では、「パーツの取り付け」や「ケースの開閉」などに伴って本体やパーツをユーザーが壊してしまうトラブルが相当数あった物と思われます。

「キットではない」と言うのはメーカーさん的には「大きな改善点」と思われます。

 

「キット」そうに違いありません!

 

「ベアボーン」と「キット」、「完成品」は、少しずつ意味が違います。

 

でも、個人的には「ベアボーン」と「キット」と言う言葉の集合関係が良く分かりません。

 

「ベアボーン」の中に「キット」が含まれるのか、「キット」に「ベアボーン」が含まれるのか…。

 

あるいは、「ベアボーンの一部」と「キットの一部」が重なるのか?

 

まあ、LIVA X2 は「完成品」なので、いつまでも考える必要は無いのですが…。

 

ネットで「LIVA」を調べていたら、「LIVAはベアボーンキット」と言うフレーズがありました。

 

そうです、LIVAは「ベアボーンキット」なのです。

 

それから、「キット」だと魅力的な反面、ある種のハードルの高さを感じてしまいます。

 

実際の所は、過去のシリーズから「ドライバー1つあれば、特に専門知識など必要は無い」と判るのですが、特に文化系で仕事をしている方は敬遠してしまう傾向があると思います。

(それは「偏見」と言う物です! ウチの嫁みたいに「食物科出身?」でも、工具さえあれば天井のLED照明でも何でも恐れず取り付けられる人も居ます)

 

「ベアボーンキット」から「完成品」にシフトした事で、「ユーザーの間口」は一層広くなったと思われます。

 

まあ、レビュアーとしてみれば、「外観とインストール説明だけで頁が稼げるぞ!」なんて目論んでいたのがぶち壊しになりましたが…。

 

「それだけ、先へ突っ込んだレビューが出来るぞ!」と考え方を改めれば良い訳です。

 

 

    早速、使って見た

 

■OSは「プリインストール」!

 

 

Windows 10は、すでにプリインストールされています。

特にインストールメディアは付属して来ませんが、内臓ドライブには隠しドライブがあり、そこにデータが保存されています。

だから、Windows10の機能を使って、いつでも「回復ドライブ」がUSBメモリーなどに作れるようになっています。

 

(地域や言語、メールアドレスなどを入れて行くと「アッ」と言う間に設定は終わる)

 


(重要な更新プログラムも、いくつか取得します)

 

使用開始も、ユーザー名や地域、原語などを入力すればすぐに使えるようになっています。

 

(数分だけでしたが、Windows Updateで他の作業は中断)

 

1つだけ注意しなければならないのはWindows UPDATEです。

でも、デフォルトで”自動更新"になっているので、気にしない人は「放置」でも適当なタイミングで自動で更新されます。

 

■ほとんどソフトを入れないと、立ち上げは、わずか「29秒」!


(自分でインストールしたのは、この”Glary Utilities”だけ)

 

(いくつかのソフトを入れると、「42秒」でした!)

 

「高速起動」も設定していないのに、この「ブート時間」の”29秒”は早いと思います。

しかし、いくつかの「基本的に自分が常用したいソフト」をインストールすると、”42秒”になってしまいました。

 

じつを言うと、まだ、「ウィルス対策」を始め、幾つかの「常用ソフト」がインストールされていません。

 

筆者の使い方は、普通のユーザーよりもやや重いです。

ほとんどの同じマシンをお使いのレビュアーさんの値は42秒よりも少ないのではないかと思われます。

 

(現用のビジネスPCのブート時間。色々入れ過ぎて時間が掛かり過ぎます!)

 

これから、まだ幾つかのソフトを入れなければならないのですが、Firefoxや、この「Glary Utility」など、一通りの「常用ソフト」は既にインストール済です。

 

確かに、これは「フェアな比較」ではありませんが、現時点のブート時間は歴然としています。

(「未更新のインストールソフト」の赤数字は「見なかった事に」!)

 

 

■ドライブのプロパティなど

 

一見、複雑に見えますが、「Windows 10プリインストールPC」として、特に、変わった構造ではありません。

(Paragonのバックアップソフトによるパーティション構造。本当は4つのパーティションがある)

 

Windowsからは普段使わないパーティションは「不可視」になっているため、ドライブレターも振られていないし、エクスプローラーなどではストレージは「C:1つ」しか見えません。

 (当然ですが、「Cドライブ」しか見えません!)

 

(ほとんど”サラ”のシステムドライブのプロパティです)

 

■「eMMC未対応のソフト」もあります

 

システムドライブにeMMCを使っている関係上、サードパーティーのバックアップソフトなどでは「eMMCを認識しない場合」があるので注意が必要です。

 CrystalDiskInfo

 

 WIN SCORE SHARE

 

 AOMEI Backupper Standard

 

 PerformanceChecker



これらのソフトがまともに動作してくれないのは「eMMCストレージが原因」とは言えない物も含まれています。

「Windows 10未対応」と言う物もあります。

もちろん、「両方が関係していると言う物」もあるかも知れません。

徐々にソフト側が「Windows 10 への対応」とともに「eMMCストレージ対応」もして行くものと思われます。

(ソフトが古過ぎて、対応を見送る物もあるかも知れません)

 

■「ドライブの容量」に関する誤解と真相

 

 

すでに、Firefoxなど「常用」が予想される代表的なソフトはインストール済になっていますが、計測の時点で「19.1GB使用済み」で、まだ、およそ「38.4GBの空き」があります。

(合計で64GBにはなりませんが、これで計算は合っています。回復パーティションなど不可視バーティションを合算しても足りないように見えますが、これは「単位の問題」)

 

「64GBの容量が無い?」と思う人がいると思いますので、簡単に説明します。

そうです、1000と1024換算の違いなのです。

 


(公称64GBのLIVA X2の”Cドライブ”は、もともと57.5GBしかありません!)

 

ストレージ容量の”64GB”は1000換算、 OS上では1024換算なので64GBは約59GBになります。

そこから、「不可視パーティション分」を差し引いて57.5GBなのです。

 

余り一般的では無いかも知れませんが、本当は「GB」と「GiB」で表すべきなのかも知れません。

 

要するに、

1KB=1000B
1MB=1000KB
1GB=1000MB


と言うのと、


1KiB=1024B
1MiB=1024KiB
1GiB=1024MiB

 

の系統の違いです。

この方が分かり易いと思うのですが、「GiB」などと初めて聞いた人は却って尻込みをしてしまうかも知れません。 

 

そんな訳で、これは「詐欺」ではありません。

敢えて言うなら「数字のマジック」なのです。

 

 

■ベンチマークなど

 

(左がLIVA X2 のeMMCストレージ、右が普通のHDDのベンチマークの計測結果)

 

CrystalDiskMarkの結果です。

Seq Q32T1のWriteなどは「カメさん」ですが、他は特にランダムがメチャクチャ速いです。

 

参考までですが、「我が自慢のサブマシン(ビジネスPC)」のベンチを右に並べておきます。

 

ビジネスPCはOSもWindows 8.1ですし、システムDISKも購入時に付いてきた「省電力でパフォーマンスは二の次の様なのHDD」のままなので、余り「正しい比較方法」とは言えません。

 

それにしても、自慢の2013年モデルのビジネスPCは、ディスクに関してはあっさり負けています。
個人的には、正直言ってかなり落ち込みます…。

 

ただ、Lenovoマシンの方は、これから、まだ「SSD換装」と言う手が残っており、近いうちに実施します。

 

■LIVA X2 の温度変化

 

次に、LIVA X2 を使った時のCPUの温度変化を簡単に計測してみました。

「実測値」ではなく、ソフトでの計測なので時として「異常な値」を表示する事もありますが、だいたいは信用して良いと思います。

 

(多少、朝晩は気温は下がりますが、室温は余り変化しません)

 

執筆時の昨夜から今朝にかけて、計測開始時の筆者の部屋の室温です。


「22度前後」と言うのは、「やや寒く感じる室温」ですが、「CPUの温度変化」の計測には適して居ます。

 

また、「愛犬と同居」のため室温は「低目」の方が都合が良く、「上着を羽織って」データを採っています。
(10/17に、ようやく「パネルヒーター」が入りました)

 

(Core Temp 最新版による計測)

 

上の画像は、Core Tempの最新版による計測の表示で、

は、電源投入直後、「ほとんど負荷の掛かっていない時」。
真ん中が、3~4時間そのまま放置して「回復ドライブを作成中の高負荷時」。

は、そのおよそ3時間後「もう一本の回復ドライブを作成中」のものですが、たまたま、この時は1回目よりも負荷は軽めになっていた様です。

 

コア#0とコア#1の温度がいつも異なっていますが、何か「設計上の仕様」に依る物なのでしょうか?

最高は負荷の重い時のコア#1の「67度」の様ですが、こんなに上がっても良いものなのでしょうか?

 

因みに、ケースを手で触れると、かなり温まっていました。

 


「上面」よりも「底面」の方がより熱くなっており、「ゴム足」の少し背の高いものなどで本体を浮かして「通気」を良くした方が良いかも知れません。

来年の盛夏にどうしても気になるなら、「ノート用の小さな冷却器」を考えますが、せっかくの「無音PC」です。

それに、これから「冬場」に入るので、そう言った心配はありません。

 

「熱くて素手では触れられない」と言う事ではないので、「これで良い」のかも知れません。

 

いずれにしても、使用中、「電源が切れる」とか、「リセットが掛かる」などの「熱による異常動作」は全くありませんでした。

 

 

 ■その他の注意点

 

1つだけ注意しなければならない点があります。

画面出力にHDMIを使う場合、なぜか、すぐにディスプレーが認識されず、出力が「黒味」となってしまう事があります。

「ゆっくり出て来る」と言う場合もありますが、「永久に出ない場合」もあります。

 

(最初は、左のモニターは画像が無かった…)

 

筆者の場合も、最初はHDMIにシャープのディスプレーを接続しましたが認識しないので”D-Sub接続”に変更して設定をしました。

 

(認識していないのですから、画像は出るはずがありません)

 

その後、何度やっても画像は出ないので(と言うより、認識しない!)、HDMI側はLGのディスプレーに接続してようやくOKとなりました。

 

(モニター交換でOKとなりました)

 

使用しているケーブルは全く同じなのですが、今度は全く異常がありません。

 

(今度は、HDMI側も認識しています)

 

本来なら徹底的に原因を探るべきなのですが、今回はレビューの完成を最優先にして、「機会があったら、後で原因を特定する」としました。

 

これは、「LIVA X2 の問題」と言うよりも、「HDMIの仕様の問題」である可能性が高いです。

 

実は、この件で調べている時、幸運にもzigsowの「NUCやその他の小型PCのプレミアムレビュー経験者」数人から聞き取りが出来ました。

 

その結果、「複数のレビュアーさん」から、「同様の経験があり、今も未解決」と言う声が上がりました。

どうやら、これは「モニターの仕様によるもの」とは見当が付いています。

 

次回の検証では「現象が再現せず」となるのか、「やっぱり、現象は再現」となるのか?

(と言いながら、なかなか検証はしない…)


たぶん、筆者が、工学系出身の人間でも、「報道」または「放送局」と言う「臨機応変な職場」にとっぷりと浸かってしまった後遺症に依る物なのでしょう…。

(※「臨機応変」は、時として「行き当たりバッタリの辻褄合わせ」とも言い換えられます)

 

それから、「2画面」でもう一つの注意があります。

設定にもよるのでしょうが、2画面で使用しているとBIOS設定画面を出すと、「どちらの画面に画面が出るか判らない」と言う事。

 

「再起動」でメインのディスプレーからなかなか画面が出ないので(たまたま、その時はサブDISPではTVを見ていた)調べると、なぜか「BIOS設定画面」だけは「サブディスプレイ」側に表示されていました。

 

同様に、アプリケーシュンなども1度サブDISPに表示すると、以降はWindowsがそれを覚えていて、次回からも起動すると必ず「サブDISP側」に出て来る様です。


「そう言う仕様」と考えていますが、「使い方の問題」かもしれません。
単に、「筆者が良く知らないだけ」かも知れません。

 


 

 

    総合評価

 

LIVA X2 は「趣味の小型PC」のみならず「ビジネスパソコン」としても充分の機能を持っており、個々人の担務にも依りますが、「プロのCGクリエーター」にも充分使える性能を持っています。

 

特に、フルサイズの2画面を使い、「かなり重い作業」とされている「GIMPによる遠近法を用いた画像変形」などもストレスなく熟す事が出来ます。

(フリーでも高機能なGIMP2の起動画面)

 

GIMP2と言うフリーの画像ソフトは、パワーの低いマシンでは立ち上げるだけでも一瞬「フリーズ」した様に見える事があります。

しかし、LIVA X2 ではすんなり立ち上がり、全くストレスを感じません。

 

また、この様な作業をしている間に「音声」では、ファイルサイズの大きな「音楽データ」(CDをFlacにエンコードしたもの)をノンストップで再生しても、「音楽が引きつる」、「画像変換がスムースに行かない」などのトラブルは一切ありませんでした。

 

  (2画面を使って、音楽を聴きながら左右の画像を比較して歪を修正する画像変換)

 

上の画像では、右のかなり歪んだ画像をサンプルに使いましたが、こんなに歪んでしまっては「撮影失敗」です。

 

でも、かなり面倒な作業ではありますが、注意深く丹念に仕事をすれば左の画面の様に綺麗に歪みを修正する事が出来ます。


(綺麗に成形された画像。ただし、上と全く同じ画像ではありません)

 

折角ですから、整形して黒い部分をカットしたりサイズを整えて、縦横比なども微調して実際にこのレビューにも使用しています。

 

また、このレビューではCDのエンコードを始め、画像変換や編集、各種ベンチ計測、もちろん文章の編集や投稿のアップロードまで、「全ての投稿に関わる作業」には「LIVA X2」だけを使っています。

 

 

ここで「念の為」述べておきますが、「CGクリエーター」は筆者の職業では無く、あくまでも「趣味」の上での役割です。


ですから、「仕事の能率が上がるから」とは言え、「会社で趣味の音楽を聴きながら作業している」と言う事実はありません。

(中には勘違いして会社に通報する人が居たら困りますので、「念の為」に書きました)

 

 

機材の関係で今回は実証を見送りましたが、画面の最大解像度は「4K」にも対応しており、今後、もっともっと活用範囲は広がるものと思われます。

 

特にグラフィックのパワーを必要とする「ある種のゲーム」や「動画エンコード」などははっきり言って苦しいと思います。

 

でも、「静止画」と限った場合、「4344x2448 pixまでの、全てのサイズの画像変換」などが「これ1つ」でストレス無く出来てしまいます。
(ここで示した”画像サイズ”は、筆者が現実に扱った事のある最大の画像)

 

「スリムPC」や「ビジネス用途」と言われるマシンを日頃から使い慣れている者の1人として、これは、「とても驚くべき事」です。

 

 

今夜は、他のPCには一切電源を入れず、「静音」の中で、ラテンのバラードでも聴きながらゆっくりと過ごしたいと思います。

 

飲み物は「ノンアル」で良いです。(弱いのです)

「おつまみ」は、牡蠣のアヒージョ、思いっ切り辛くして…。

 

サルー!(乾杯!)

 


 

 

    「良い点」と「悪い点」

■「良い点」

Wi-FiのWi-Fi 802.11ac、Bluetooth 4.0はとても良い。

細かく仕様を調べると11acでも「最大433Mbpsまで」なのですが、それでも11acの方が良いです。

 

余程の好条件でなければ「最高速」は出ないのですが、「ボトルネック」は少しでも少ないのが良いと思います。


無線LAN子機を内蔵していないとUSBポートを必ず1つは占有する事になるので、「高機能な無線機の内臓」はとても助かります。

 

USB3.0対応スロットが3個(うち、1スロットは2A出力のEZ Charger機能)の仕様ですが、PCシャットダウン時でもスマホやタブレットの充電が出来るのはとても便利です。

 

「今日の作業は全て終わり!」とPCをシャットダウンして、思い直して電源を再投入した経験は何度もあります。

(画像では、左が「有線キー&マウス」、USBメモリー、外付けSSD)


「計3スロット」も良く考えられており、マウス、キーボードを別々に使ってもまだ「外部HDD」や「USBメモリー」などに使えます。
(別のところで説明しましたが、一番右のポートは使い終わったらすぐに外す事!

 

(筆者の場合、KEYもマウスも「有線」を使うのが「クリエーター」としての拘りですが、「ポート不足」はKEYに搭載されている「USBハブ×2ポート」でクリアしています)

 

M.2スロットの使用は未検証ですが、今後の拡張の可能性を拡げてくれる物なので大歓迎です。

ただし、M.2スロットにSSDをユーザーがセットした時点で「保障」対象から外れるようですので、M.2スロットの使用には「それなりの覚悟」が必要です。


(最近「テスター」も買ったので、きっと「大丈夫」です)

 

■「悪い点」

取り立てて「悪い点」と言う程でも無いのですが、「可能なら、今後、対応してほしい点」が2つだけあります。

 

メモリーやeMMCの交換・追加に対応して欲しい。

アクセスランプが欲しい。

 

もしかすると「欲張り過ぎ」と言われるかも知れませんが、ユーザーの一人としては「メモリーやeMMCの交換・追加に対応して欲しい」と言う事。

 

当然、メモリーを追加するとその分が価格に上乗せされてしまいますが、せっかくの64ビットOS搭載の利点を活かした使い方を考えると、「オプション扱い」で良いから対応して欲しいと思います。

 

同じように、eMMCもユーザーによる交換や追加は出来ない仕様の様です。

 

具体的スペックとしては、最大メモリーは「8GBまで」、eMMCは「最大容量128GB」くらいで良いと思います。 

 

それから、zigsowの歴代LIVAのレビューアさんらからもすでに出ている要望ですが、やっぱり、「パイロットLED」の他に、「アクセスLED」も欲しいです。

 

もしかすると、何か技術的にハードルがあるのかも知れませんが、やっぱり、あった方が格段に使い易いです。

 

 

    今後の展開

 

今回のレビューでは「小型PCへの思入れ」が強過ぎて、「レビュアーお薦めの方法」などを、読者さんに一方的に押し付ける様な内容になってしまいました。

 

読者さんとしては、「こう言うやり方もあるのか?(色々ある中に)」程度に読んで下されば良いと思います。

 

また、今回は「要件をギリギリ満たす内容」に留めましたが、まだまだ、「M.2スロットの活用」を始め、やって見たい事が幾つかあります。

LIVA X2の最大画面出力は「4K」対応なので、高画質の液晶モニターが手に入ればやって見たいと思っています。(現時点ではFull HDの二画面使用)

 

「小型PCは自己のライフワークの一環」と認識し、今後も「LIVA X2」に限らず、「小型マシン」や「ビジネス用途マシン」、「NUC」や「スティックPC」には、広くアンテナを張り巡らせて行きたいと思います。

 

このエントリーは、締め切り後も、随時、「追記」の形で書き足して行く積りでいます。

 

今後も、時間は掛かりますが、この「小さな宝箱」を大事に育てて行きたいと思います。

 

このLIVA X2は、多少、「駄々っ子的性格」をも持ち合わせていますが、そこがまた「この子の魅力」でもあります…。

 


 

 

    使用機器

このレビューのために使用した主な機器などです。


■液晶モニター(本当は、どちらもTVです)

●①
Full HD(1290×1080)LG Electronics Japan 地デジチューナー搭載 TN液晶モニター+ブラック+スピーカー搭載+リモコン付属 23インチモニター M2380D

●②Full HD(1290×1080)SHARP AQUOS 液晶テレビ22型 ブラック系 LC-22K90-B
※いずれも、最高画質がFull HDまで


■比較対象PC

 

●Lenovo ThinkCentre E73 10AU-X014JP

我が自慢の「現サブPC」、所謂「ビジネスパソコン」とか「スリムタイプ」と呼ばれるPCで、「小型」であるよりも、より「省エネ性」に優れています。

 

■キーボード


●ELECOM キーボード USB接続 メンブレン式 日本語109キー 2ポートUSBハブ付 Wii/プレステ3対応 ホワイト TK-FCM010WH

※ただの白い色のUSB有線接続キーボードですが、「ハブ2ポート搭載」がミニPCではとても便利。

 

■有線マウス

 

●マイクロソフト 有線 マウス Basic Optical Mouse ホワイト for Business 4YH-00004 (法人向け)

※ただのグレーの色をした「有線マウス」。クリエーターやゲーマーには、「KEYもマウス」も、「有線」が評判良いです。

 

■外付けHDDケース

●玄人志向 プレミアム 8.6mm厚 薄型 2.5インチ HDDケース GW2.5US-SU3/BK

※Crucial のSSD M500を収めて使用しました。 

Plextor プレゼント商品 レザー製SSDケース

※なぜか、「無料のプレゼント商品」って有料の物よりも使い易かったりします。

 

■SSD

●Crucial M500 内蔵型SSD 480GB 2.5インチ SATA6Gbps CT480M500SSD1
※このマシンのシステムバックアップ用2.5インチSSD。

●インテル SSD520 120GB

 

■USBメモリー

●Transcend USBメモリ 32GB USB 3.0 キャップレス ゴールド 耐衝撃 防滴 防塵 (無期限保証) TS32GJF710G

※データとPortableアプリ保存用。

 

●ソニー(SONY) USB フラッシュメモリ 16GB USB3.0 LED ソニー ホワイト 海外向パッケージ品

※回復ドライブ作成用に調達したUSB3.0のUSBメモリー。

 

SONY ポケットビット USM16GL(B) [16GB]

 ※同じく「回復ドライブ作成用」。以前から持っていたUSB2.0のUSBメモリー。

●シリコンパワー USB2.0フラッシュメモリ Touch T01 4GB ブラック 超小型USB SP004GBUF2T01V1K
※ブートUSBメモリー作成用。

  
■バックアップソフト

 

AOMEI Backupper Standard

バージョン・リリース日 v3.2(15/09/16)

EaseUS Todo Backup Free

バージョン・リリース日 v8.6.0.0 (build 20150805)(15/08/06)

Paragon Backup & Recovery 14 Free Edition(64bit版)

バージョン・リリース日 v10.1.25.377(14/11/24)

■ベンチマークなどのソフト

 

●7stacks  1.5 beta 1 & 日本語化ファイル

Core Temp 1.0 RC6

●CrystalDiskMark 5.0.2 x64 Portble

●CrystalDiskInfo 6.5.2 x64 Portable

●Sppecy (Portable)1.28.709(64bit)

●Glary Utilities 5.35.0.55 ProとFree

●その他のPorableSoftware 多数

 

 

    追記・更新一覧

 

追記や更新を一覧にしたものです

(今後、追記や更新などがあった場合、「何時」、「どこを追加したか」などを記します)

なお、「言い回し」や「誤字・脱字」の修正等、軽微な物は一覧には入れません。

●2015/12/05 画像追加:
→LIVA X2のイメージバックアップとリストア>■システムイメージからの復元>●イメージバックアップからの回復の実際の最後の画像(Ver.1511 OSビルド:1058.17)を追加。

        

 


 

更新: 2016/09/27
LIVA X² の徹底レビュー PREMIUM REVIEW

LIVA X2のイメージバックアップとリストア

■バックアップについて

あくまでも「一般的なバックアップ」についての解説です。

じつは、今回は、日頃の勉強不足が原因で、ここで急遽説明する事になった「Windows 10 標準機能」の「バックアップ」の仕様についての把握が出来ていません。

従って、今の所、「厳密な意味でのWindows標準機能のバックアップの説明」にはなっていませんので、ご注意下さい。

ただ、ほとんどの場合は「適応する内容」だと思います。

●3つのバックアップ

バックアップは、大きく分けて、3つの分類が出来ます。


①フルバックアップ

 

②差分バックアップ


③増分バックアップ


①フルバックアップは、文字通り”全部をバックアップ”するもので、一番安全なバックアップですが、「容量を喰う」と言うのが難点です。
(②や③を指定してバックアップしても、「初回分」は必ず「フルバックアップ」になります)

②「差分」”前回のフルバックアップ以降の変更を保存”するもので、ファイルサイ ズは小さくなりますが復元には、2つのイメージファイルが必要になります。

③増分は、さらにサイズを小さくできるのですが、バックアップごとの差分しか保持していないためどれか1つでもファイルが欠けるとそれ以降の復元が出来なくなります。
 
それから、イメージバックアップソフトは案外原始的で、仮に1部が欠けてしまっていても「特にエラーが出ない」と言う仕様のソフトが多いのです。

しかし、現在のバックアップソフトは色々と進歩していて、「出来上がったイメージが正しい物かどうか」をチェックする機能があったり、イメージ全体でなく「ファイル単位で復元」が出来たりするソフトもあります。

個人的に便利だと思うのは、「イメージ全体または一部を、現在稼働中のシステムにマウントして使える」と言う機能で す。

この機能があると、わざわざ「ロールバック」をしなくとも、現在のシステムを走らせたまま「旧システムに収納したファイル」を引っ張り出して「参照」したり「コピー」したりが自由に出来ます。
 
この機能は「EaseUS」だけでしか確認していませんが、筆者が知らないだけで、他にも対応しているソフトがあるかも知れません。
 
③つのバックアップの違いについてに話を戻しますが、3種類のバックアップを組み合わせて上手に利用するのがコツです。

ただ、「個人的」な事を言いますと、筆者は基本的には「フルバックアップ」しか使いません。
 
なぜかと言うと、他のバックアップではそもそも「初回」のバックアップが不完全だった場合、以降のバックアップの全てが「無意味」になってしまうからです。
 
たとえバックアップの容量は嵩んでも、「毎回、フルバックアップ」をしています。
 
 
●スケジュール

バックアップソフトには、たいてい「スケジュール設定」の機能が内蔵されています。

(EaseUSのスケジュールバックアップの設定の一例)

これについても、上手に設定すると効率的なバックアップを取る事が出来ますが、ソフトの完成度が未熟であったりアルゴリズムに矛盾があったりすると「大量のエラー」を吐いたり、バックアップが正常に行われないなどの問題が起こる事があります。
 
たいていは、使用者が能動的に設定すると使える物ですが、Microsoftの様に「デフォルトで日曜日の何時」などと無理やり設定する不親切なソフトもありますので扱いには注意が必要です。

初心者用に、「初回に1度だけ設定すれば後はお任せ」と言う「楽々バックアップソフト」もかなりある様で、とても便利に出来ています。
 
しかし、本当は利用者がソフト自体の動作を良く理解して使わないと、イザと言う時に「思った様に復元が出来ない」と言うトラブルが良くあります。

また、設定が悪いと、例えば「毎回起動時にバックアップ」など、PCにかなりの負担が掛かる割にメリットが少ない設定の例もあります。

また、賛否両論の「ノンストップ」または「それに近いバックアップ」が出来るソフトもあります。
 
設定によっては「3分に一回のバックアップ?」などと驚きますが、「3分に一回チェックし、変更があれば3分間に合った変更をバックアップ」と思えば、そんなに大きな負担は掛かりません。
 
 
■イメージバックアップの実際
 
それでは、これから、Windows 10 標準機能を使っての「イメージバックアップ作業」について説明していきます。

●「外付けSSD」と「回復ドライブの用意」

バックアップのメディアは、もちろん「外付けHDD」でも構いませんが、今回、筆者は「外付けSSD」ですることにしました。

実際、バックアップ対象がeMMCと言う事で、メディアがSSDで もHDDでもバックアップに要する時間は余り変わりません。

用意するのは、PCのストレージ容量以上のUSB接続外付けSSDです。

このPCのストレージの容量は公称64GBとされていますので、「少なくとも64GB以上」なら、「HDD」でも、「SSD」でも構いません。

ただ、「バックアップ」も出来れば「1回分」だけではなく、「複数回分」を収納したいので、なるべくなら可能な限り大容量が欲しい所です。

筆者は、たまたま、以前ノートPCの換装用に調達した「480GBのSSD」が余っていたので流用しました。

回復ドライブについては、先ほど「回復ドライブの作成」で作成済みなので、それを使います。

※バックアップ用のSSD(またはHDD)は、「他の目的で使用中の物」は使わない方が良いです。
SSD(またはHDD)は必ず「新品」を使って下さい。(または、再フォーマットしてから)
特に、ストレージに「別のPCのバックアップファイルが存在していると、バックアップに必ず失敗する」との情報があります。
 
 
●システムイメージバックアップ

システムイメージの作成です。
 
ⅰ.事前準備です。

(あり合わせのUSB接続のHDD・SSDケースです)

(SSDを入れ、USBポートには、なるべく早いタイミングで繋いでおいて下さい)

USB接続のSSDケースとSSDを用意します。

 

上の、”Liva BackupWin”は、ドライブのラベルに自分で好きな名前を付けて事前にNTFSでフォーマットしています。

名前は何でも良いのですが、”LIVA X2 のバックアップ用”と判る様にして下さい。



ⅱ.LIVA X2 にUSB HDD(SSD)を接続したあと、”PC設定”をクリック。


ところで、この「スタートメニュー」ですが、少し変ですが異常ではありません。
「Windows 7」みたいに見えますが、「Windows 10」です。

(どうしてもWindows 10のスタートメニューが見難いので、サードパーティーのスタートメニューを使っているのです)


 

ⅲ.”更新とセキュリティー”をクリック。

 

ⅳ.バックアップ画面で、”バックアッソフトと復元に移動(Windows7)”をクリック。

 

ⅴ.”バックアップの設定”をクリック。

 

ⅵ.バックアップ設定の確認です。

 

これで良ければ”設定を保存してバックアップを実行”をクリック。


バックアップの作成は、すぐに始まります。

 (上の”詳細の表示”をクリックすると中身が見えます)



ⅶ.このまま、しばらく待てば終了です。

(かなり嫌なエラーですが、中身を確認してOKとする)

 

ⅷ.一部”エラー”があった様ですが、”バックアップその物”は出来ている様です。

 

(”エラー”の中身の詳細の表示)

気になって調べてみましたが、”指定されたファイルが無い”と言う事で、それが”とても大切なファイルかどうか”は分かりませんが、いずれ、リストアしてみれば「成功」か「失敗」かの確認が出来ます。

※なお、本来なら「スケジュールバックアップの設定の仕方」なども合わせて説明すべきなのですが、説明が悪戯に複雑になるのを避け、意識的にその部分の解説を省略しています。

 
■システムイメージからの復元

下の画像は、最近使用している「お気に入りの壁紙」。
もちろん、iPhoneで撮った「自作の壁紙」です。


(最近の「お気に入り」のデスクトップ)

 

「バックアッブの作成」と「システムイメージからの復元」に成功すれば、めでたく「LIVA X2オリジナルの壁紙」で立ち上がる筈です。

後で、「これ」を覚えていて助かったりします。

 

●「回復ドライブ」で起動して「バックアップイメージ」から復元
 
いくらシステムイメージだけを作ったとしても、その復元方法を知らなければ使えません。
一般的に、「一応、バックアップは取ったけど、後は分からない」と言う方が多いです。

筆者の場合、新しいPCは、必ず1回は「トラブルが起きた事」にして「リストア」のテストをします。
これをして置かないと、「ト ラブル」が起きるのはいつかは分からないので、イザと言った時に「パニック」になるからです。

と言う事で、今回は「回復ドライブで起動し、システムイメージから復元する方法」を紹介しておきます。

じつは、「復元」と一言に言っても色々な方法があるのですが、「この方法」を知っていれば「他の方法」も簡単に理解出来るので、今回はこれで説明しておきます。

まず”回復ドライブからの起動方法”ですが、多くのパソコンは起動時にF9キーやF12キーなどを押して起動するデバイスを選ぶ画面を表示し、その中から選ぶ事になります。

どのキーを押すのかや、どんな選択画面になるのかはPCによって違うので、事前にPC付属のマニュアルを良く読んで置いて下さい。
 
●イメージバックアップからの回復の実際
 
「LIVA X2」では、DELキーで選択し、設定変更が出来ます。

また、「F7キー」でも良いのですが、多少、動作は違います。
どちらを使っても立ち上げられます。


(”F7”では、1回のみのブートデバイス指定が出来る)


ⅰ.”回復ドライブ”からブートします。
 
”DEL”キーの場合は「設定の保存」が必要ですし、”F7”の場合は必要ありませんが「1回限りの変更」になりますまた、DELで設定変更した場合、復元が完了したら、BOOTをHDDに戻して置く必要があります


[言語の選択]画面)


[オプションの選択]

[詳細オプション]では[イメージでシステムを回復]

ⅱ.[言語]を選択後、[トラブルシューティング][イメージでシステムを回復]を選択。

 

(パスワードは、わざと、予測されない様に文字数を変えて表示しています)


ⅲ.アカウントとパスワードを入力します。
 
アカウントは自動的に画面に出て来ますが、”パスワード”だけは忘れると復元が出来なくなります。

 

ⅳ.復元するシステムイメージを指定します。

 

”利用可能なイメージのうちの最新を使う”がデフォルトになっています。
これで良ければ”次へ”。

 

自分で選択したければ、”システムイメージを選択する”に印を付けて”次へ”をクリック。

 

 

”選択可能なバックアップ”の詳細を指定したければ”詳細設定”クリック。
指定しないのなら、そのまま”次へ”

 

指定すると、中には3つのバックアップがあるので(事前に、バックアップを3回取りました)、”必要なバックアップイメージ”を選択。

(結局、特別な理由がない限りは”最新”を選択するのが普通です。もちろん、別のファイルも選択出来ます)

(若干の”レイアウトの乱れ”もありますが、”Microsoft”なので…)

一応、”詳細設定”は確認だけして置きます。

ここでは、”ドライバーのインストール”は必要ありません。

 

 

結局は、「これで良い」ので各項目に”チェックが付いている事”を確認して”OK”

 

ⅴ.復元するファイルを、最後にもう一度確認。

これで良ければ”完了”

 

 

ⅵ.”復元すると、全てのディスクはフォーマットされる”との警告。

「当たり前」なので”はい”

 

( ”復元”作業が始まっています)

 (今回のプレミアムレビュー最大のピンチ!)

 

これは、かなり”ヤバい”です。

”あの、バックアップの時に出たエラーが関係しているか?”などと思い、落胆して”閉じる”。

 

(懐かしい、以前使って居たデスクトップ)

 

でも、予想に反して”リストア(復元)”には成功しています!

”何よりもの証拠”は、バックアップを取った時に使っていた「LIVA X2 オリジナルの壁紙」!

”システムイメージを復元出来ませんでした”と言っているのですが、問題無く復元出来ています。

(この種のエラーは良くあるらしいです。もしかすると、「一部のファイルが復元出来なかった」と言う意味かもしれませんが、今の所は使っていて不都合な点はありません)

 

復元作業に掛かった時間は、回復ドライブで立ち上げてから上の画面が出るまで、およそ24分でした。

 

当初はサードパーティーのバックアップソフトを利用しての「高速バックアップ&リストア」を頭に描いていたのですが、都合により今回は「OS純正内臓機能」のみでの説明になりました。

(Ver.1511 OSビルド:10586.17になりました)

なお、運悪く、ちょうど「これ」を書き上げた直後、Windows 10 の「大きなアップデート」がありました。

そのアップデートで、「バックアップと復元」についても幾つかの修正が行われている筈です。
 
しかし、ここで「最初からやり直し」と言う事になると大仕事になってしまいますので、今回は「今までのWindows 10の動作と言う条件付き」でお許し戴きたいと思います。
 
OS標準機能によるバックアップとリストアは、実施した限りでは一応は成功しているものの、余り信用は出来ないみたいです。
 
「将来的にも、イメージバックアップとリストアはOSには任せられない!」と感じました。
 
その他にも、 サードパーティーのソフトによる「バックアップ&リストア」は色々な意味でとても魅力的なので、出来る限り精力的に追加実施して「追記」して行きたいと思っています。
更新: 2016/10/03
LIVA X² の活用術 PREMIUM REVIEW

これ1つで、「お気に入りの音楽」を聴きながら、「2画面」を開いて、結構重い「画像編集」も出来ます!

    LIVA X2 の賢い活用法

 

(PCコーナーの片付けは、レビューが終わってから…)

■2画面で、マルチタスクをフルに活用!

 

高解像度の画像を編集しながら音楽を聴いても、画像変換に時間が掛かったり、音楽が途中で止まったりはしません。

 

特に、クリエイティブな作業をする時には「お気に入りの音楽を聴きながら」と言うのはとても能率が上がります。

 

スポーツなどでは昔から取り入れられていますが、残念な事に、ITに隣接した世界であっても「古い、保守的な組織」ではなかなか認められません。

 

「仕事中に音楽を聴くなんて、飛んでも無い!…」などと。

それにしても、「何でこのPCは音が良いの?」と感じます。

特に、「低音」が無理無く綺麗に出ています。

 

アナログのAUDIO回路設計では、「カップリングコンデンサ」をたった1つだけ、例えば「1μF(ファラッド)から2μF」に変更したり「種類を換える」だけで「低音の聴こえ方も高音の抜け」も大きく変わります。

 

ただ、コンデンサーの容量はいつも「多目」にして「タンタルコンデンサ」を使えば良いのかと言うと、そんな事はありません。

無理をすると必ずどこかにピークが出来て「歪」が発生し、聴いていても「違和感」を感じます。

 

(「今は、全部ユニットがパッケージになっているから、「オーディオの回路設計」なんてチューニングは出来ないよ!」と言う声あり)

 

数値には示せませんが、LIVA X2の音は自然で素晴らしいのです。

 

 


(例えば、こんなのとか…)

 

(AIMPで、同じ曲をwavとflacで聞き比べ)

 

筆者は良く「Tania Libertad」の曲をCD品質からFlacやWAVEにエンコードした物を好んで聴きますが、「著作権のある曲」をWeb上で読者の皆さんにも聴いてもらう方法はほとんどありません。

 

技術的には可能でも、「法律的」に無理なのです。

 

そこで、今回は「雰囲気だけ」でも感じて欲しく、Taniaのライブの歌をYoutubeの画像と音楽で聴いて戴きたいと思います。

(TaniaのFacebook頁。「いいね!」してます)

 

Tania Libertadは、現在、ネット上でも精力的に活躍しており、オフィシャル及びオフィシャルに近い組織が彼女の高品質な曲をYoutubeに大量に上げています。

 

この曲はライブで、音源は、普段、筆者が聴いているCDの物とは全く別物(尺も少し違う)ですが、それでも「雰囲気」だけは味わう事が出来ます。

 

一番違うのは、「FlacやWAVEではない」と言う事だけです。

(本当は「そこ」が一番大切なのかも知れませんが…)

 

(ライブから、Tania Libertadの"Ave Maria")

 

今回は持ち合わせ機器の関係で画像は「Full HD」まで、音楽は「CDをFLACにエンコードしたもの」まででしたが、「4K画像にDSD形式音源」の組み合わせならもっと素晴らしい画像と音が聴けそうです。

 

いつか、是非、やって見たいと思います。

 

 


 

更新: 2015/11/27

LIVA X2の賢い使い方(その他の「お薦め」!)

    賢い使い方(その他のお薦め)

 

■ポータブルアプリ

 

「超小型PC」や「スティックPC」、「NUC」などで「充分なストレージの空き容量確保が難しい」と言う方は、ぜひ、「Poratbleアプリケーション」を試して見て下さい。

 (驚くほど豊富な使用中の”PortableApp”の一覧)

 

筆者は以前から使って居たものですが、USBメモリーなどに保存して置きいつでも「インストールしないで使える」ので、システムやストレージを圧迫しないのでとても便利です。

 

個々のアプリケーションの紹介はしませんが、ブラウザや画像関係、音楽プレーヤーからウィルス対策まで、「ほとんど全て」が揃います。

 

特にWidowsオプチマイザーやスタートアップ管理、レジストリークリーナーなどが便利です。

 

このレビューでは、「使い勝手」を優先してFirefoxは通常版を利用していますが、必要ならFirefoxもChrome、Operaなどの有名ブラウザも、全部「ポータブル版」が用意されています。 

 

 

●特にお薦めのポータブルソフト 

  • AIMP Portable
  • Revo Uninstaller Portable
  • CCleaner Portable

  • Blender Portable

  • GIMP Portable

  • McAfee Stinger

  • SpybotPortable

どこかで見たり聞いたりした事のあるソフトばかりですが、全部、「まがい物」ではありません。

全て、バージョンも「ほぼ、正式版と同じ物」が使えます。

 

 


 

更新: 2016/07/14

LIVA X2のキャッチフレーズを考えて下さい!

    キャッチフレーズ!

 

■キャッチフレーズを作っちゃおう!

 

 

レビューにはそんな「設問」はありませんでしたが、自分から作りたくなりました。

 

Web上では、「LIVA X2 の代名詞」としては、「お弁当」や「弁当箱」は、数々のレビュアーさんの「スタンダード」となりそうな勢いです。

「切れる大人女子のお弁当!」

(この画像では”女子”にはなりませんでしたが…)

 

可愛さと同時に、オフィスにあっても全く違和感がない「スタイリッシュさ」を併せ持つ…。

自分的には、「白いスーツに身を包んだ、優秀な女性社長秘書」を連想します。

 

それにしても、どう見てもこれは「お弁当」です。


(母親の力作のチビくんの「キャラベン」)

 

そこで、ここで敢えて今朝用意した我が家の「おチビさん」(孫、幼稚園入園準備中)のお昼ご飯用お弁当の写真もアップしてみました。

 

形も似ていて、とても可愛いですね!

 


 

更新: 2016/07/14
使用感

凄く良いです!

    舐めていました、ごめんなさい!

 

「この程度のおもちゃでは…」と、はっきり言って舐めていました。

でも、使って見てその考えは「間違い」である事が判りました。

 

素晴らしいコストパフォーマンスで、この価格帯でこんなハイスペックな小型PCはありません。


(「忍者」の様にモニタ台の下に身を隠せます。但し、排熱の関係からはお薦めしません)

 

現在使っているビジネスパソコンとの比較でも、性能に遜色が無いばかりか上回っている点が幾つもあります。

 

個々の数字では幾つかはビジネスパソコンには負けていますが、そもそも、価格が倍以上違います。

(現用ビジネス用PCの価格は、定価「10万円くらい」と高価)

 

それでも、「総合能力」では完全に上回ります。

きっと、LIVAは世代を重ねるごとにその「弱点」を上手にカバーしてグレードアップして来ているのだと思います。

 

正直を言って、「LIVAの開発チームの一員になりたい!」と真剣に思います。

 

それから、「プロのクリエーターでも充分に使える性能」は決して誇張ではありません。

実際、我が家のマニファクチャーの「チラシ屋さん」兼「Youtube動画編集、アップ代行屋さん」、「HP、ブログ作成、更新代行屋さん」
でも、1台仕入れて使いたいと思っています。

 

また、個人的観点からは、今まではビジネスパソコンが「サブマシン」でしたが、これからは「LIVA X2」をサブとして使い、引き続き、「メール」や「Web閲覧」、「zigsow投稿」などの「普段使い」は全て熟して行きたいと思います。

 

それだけ、LIVA X2 は使い易く、すぐ手に馴染んでいるのです。

 

最後に、すでにどこかに書いたかもしれませんが、

 

基本的に、このレビューに関わる全ての作業(「イラスト書き」や「キャプチャー画像」、撮影した「写真の修正」、「文章の作成・編集」や「投稿のアップロード」など)は全てLIVA X2 だけで行いました。

 

「基本的」としたのは、「他のマシンのベンチ測定」などは絶対にLIVA X2 でする訳には行きません。

だから、「全て」とは言い切れません。
従って、「一部はサブPCを使った」と言う事になるからです。

コメント (8)

  • L2さん

    2015/10/18

    Xの二乗で、平方根なのでSquareRoot(Rootだけでも通じるけど)だから、スクエアなのかもしれないですねー。
  • hachiさん

    2015/10/18

    >L2さん

    なるほどね。
    こっちが気が付かなかっただけですね…。
  • とーさんさん

    2015/10/19

    レビューご苦労様でした。
    レビューとは、関係ないですが・・・
    ふたを開けるのが楽しみになるお弁当ですね。
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