レビューメディア「ジグソー」

無音小型PCで実用的とかいうイイトコどり

 

◎な点

 

・Windows7をフル活用できる

 

・VESAマウントがある

 

・mSATAで高速な動作が出来る

 

・小型

 

・ファンレスそして無音

 

・ACアダプタが秀品

 

ACアダプタが30Wまで余裕が有ること。

本体は10Wぐらいまでの消費電力だが、スマホの充電や

電力消費の多い、USBバスのドライブなどを使うとリスクが大きくなりがち。

特に、前作のECS LIVAはUSBバスのマシンだったので、USB機器をつなげるとかなり負担が大きかった

それを反省したわけでは無さそうだが、通常のACアダプタを採用することにより

より安定した電力給電を実現したのだろう。

(特に、スマホの充電などになると、一気に7~8W増えるので数珠繋ぎだと本当に危険だ)

だからと言って過信は良くない。たくさんのUSB機器を使用するときは、外部ACアダプタ搭載のハブを使うなどして、本体の電力給電の負担を減らすようにしたい。

 

 

☓な点

 

・マザーボード自体にスイッチやLEDのピンヘッダが存在しない

 

・背面にもUSBポートが欲しかった。

 

・デュアルコアは微妙に非力。クアッドコアあれば世界は変わった。

 

AtomZシリーズのコアを採用すれば単純に性能が倍になるので

よりたくさんのソフトを使える可能性があった。

それが少し残念と思ってしまった。

特にゲーム面でそこが大きく目立ってしまう。

 

 

 

より詳しいレビューは、徹底レビューで

更新: 2015/03/29
LIVA X の徹底レビュー PREMIUM REVIEW

無音PCと実用性ともう一声の性能のバランス

 

LIVAの性能は、俗に言う超低発熱CPUのBay-Trail系譜のCeleronを搭載している。

ターボブーストしても2.5GHz程度しか伸びないデュアルコアCPUだ。

絶対性能は残念ながらCore2Duoのフルパワーに一歩劣る。

だが、着眼点は圧倒的小型でありながらファンレスであること。

つまるところ、このPCには音がしない。また、ファンを吸気する為の吸気口も存在しない。

自然対流する為の吸気口は存在するが、要はシンクライアントという法人向けの機能が正統進化し

一般ユーザーでも使えるようになったというお話かもしれない。

 

少しばかり昔話をさせて頂きます。

ファンレスPCというのは自作ユーザーはもちろん

ガジェットオタクにとってはひとつの境地であり

大型クーラーを搭載したり、ファンレス電源を購入したり

ノートパソコン向けCPUを無理やりデスクトップPC向けに改造したマザーボードに取り付けしたり

上級者向けの世界であった。

 

だが、ファンレスPCというのは簡単ではない。

というのも、Windowsを動作させるCPUというのはx86系のCPUであり

非常に複雑な演算も熟す分、発熱も大きいという欠点があるCPUで

PentiumというCPUが息吹がかかる頃には、ファンというのは常にまとわりついてきた。

自作ユーザーはもちろん、パソコンを使うユーザーにとってはファンというのは当たり前の存在であった。

 

ファンレスで動かすにはどうしても通常のパッケージのCPUより性能を落とす必要があった。

昔は特に低発熱の場合の性能低下が著しく、用途を恐ろしく限定しないと使えないレベルであった。

 

10年ほど前のシンクライアント機で使われているCPUなんてまさにそれで

動画再生なんて夢のまた夢で、ネットは重いし、正直できることはメモ帳ぐらいであった。(それは言い過ぎw)

 

ノートパソコンでは、Let's NoteのCF-T5あたりまでは超低電圧Core2 SoloやDuoを使っており

激アツだが、ファンレスで動かせるということで未だに評価されているPCもあったりした。

 

自作PCは考え方次第では上記のシンクライアントやレッツノートを大きく凌駕する高性能PCの

ファンレスPCというのが組めたし、今ではその敷居は大きく下がっている。

 

だが、ファンレスPCというのは所謂「ニッチ」な製品であり

わざわざそれを意識しなければ購入できないものばかりであり

正直言って、小型ファンレスPCなんて安い値段で買えるものでは無かった。

ベアボーンでは割りと存在していたが、まだまだ高く、メモリーやSSDを揃えると安くはなかった。

 

だが、2014年革命が起きる。

 

 

ECS LIVAだ。

ファンレスであり、eMMCのSSDを「搭載してくれている」超親切設計であり

無線LANものっかっていて、メモリも装着済み。

そしてそのお値段。おねだんはそれはそれは革命的である。

 

スマホ需要もあるし、Intelやベンダーも大きな価格破壊が必要だったと思った結果だと思うが

 

ファンレス業界にとっては本当にあっけない革命である。

 

 

我々の苦悩の日々は何だったのか。

 

小型で、ファンレスとなると、mini-ITXのATOMマザーボードを買って

だけど、発熱怖いから小型ファンつけて……電源は無音にしたいからACアダプタ買って……

SSDは60GBぐらいあればいいなぁ……。メモリはどうせサブだから4GBぐらいでいいし。

Bluetoothがあればマウスとキーボード繋がるし……USBはそんなにいらない。

 

そんなニヤニヤしながら悩んでいた日常が

 

ECS LIVAによって大きく変動されてしまった。

 


 

 

小型のファンレスPCがほしい。

LIVA買うか。

 

 

 


 

 

 

決してディスっているわけではないことをご理解いただきたい。

ファンレスPCは「大型」がつきもので

小型PCは「騒音」がつきものだったのです。

実際NUCとかは静かではあったが、ピーク時はやはり音を感じていた。

 

だが、このPCは何だ?

 

ロリ無口キャラである

(絵が苦手な方はスルーしてください)
(絵が苦手な方はスルーしてください)

 


 

 

 

mSATAのSSDを装着すればWindows7をインストールできる!

 

Windows7はメインストリームサポートが終了した

旧型のOSとなりつつあるWindows製品ではあるが

サポートしているソフトが多いのと、無難な動作や無難な操作性で今も使われているユーザーが多い

企業もWindowsXPを脱却し、大体の企業がWindows7に移行している事が多い。

 

個人で使うのであれば、Windows8.1も選択肢に入れていいと思うが

旧式のスタートボタンや、クラシックモードなど使えるOSと考えればまだまだ使える

XPモードを利用し、スタンドアローン上でWindowsXPのソフトを動かすことも可能だ。

 

 

  1. mSATAのSSDを装着(M.2やPCI-eSSDは装着不可認識不可なので注意)
  2. BIOS画面を起動し、UEFIモードからレガシーに切り替える
  3. 更にBIOSでWindows8.xモードからWindows7モードに切り替える
  4. 残りはUSBにDVDドライブや、USBデバイスを装着し通常通りにインストールを行う。

 

 

これらが一応の流れだ。WindowsXPをインストールできるか試してみたが

残念ながらインストール前にフリーズした。

また、SATAモードにクラシックのIDEモードに変更できるみたいなんだが……

それでもフリーズは変わりなかったので、そこらを解決できる玄人さんがいれば

もしかしたらインストール出来るのかもしれない……。

 

ただ、あくまでも私はWindows7をインストールするのをメインに進める。

 

 

Windows7をクリーンインストールした状態では

残念ながらネットもつながらないし、グラフィックドライバも適用されていない。

USB3.0もインストールされていないため、それらの基本的なドライバを適用させておきたい。

 

ECSの公式ページからも用意出来る。個人的にはサブPC等で用意しておきたい。

インストールが完了すれば、SSDの恩恵もありある程度快適に動作する。

詳しく検証する前に、Windowsスコアを貼っておく。

 

 CPUのスコアは4.4とモバイル向けCPUと見ても相当に低い。

Celeron N2803はBay-Trailの2コアCPUであり、Atomプロセッサーの後継コアである。

消費電力の低さは最早圧巻の勢いなので、文句は言いようがないが

上位のPentium Jや、タブレットで採用されている4コアのAtomを搭載しても問題は無いとは思う

4コアのAtomまでになると、Core2 Duoの通常電圧コアとも争えるぐらい優秀な性能を持つ。

 

Celeron N系統は、Core2の超低電圧コアや、Pentium Dクラスのレベルの闘いになる

この2015年にまさかPentiumDの引き合いが出るとは思いもしなかったが……。

 

 

ただし

PentiumDの消費電力はシステム全体で捉えると100W近くになり、アクティブ時には250Wレベルになるケースが有る。

それに引き換え、ECS LIVAの消費電力はシステム全体で6.5W、アクティブ時でも10Wクラスだ。

グラフィック性能も試算して考えれば、PentiumD世代のメインストリームのグラフィックは

6600GTや7300GS等になるだろうか

 

グラフィックコアの性能はHD Graphicsの恩恵を受けているため

8600GTレベルの性能にまで争えてくる。とはいっても3Dゲーム性能はお察しのレベルであることには変わりない。

Windows7のAeroを快適に動かすのはもちろん、PentiumD時代やCore2時代とは次元の違う

動画再生支援機能や、HDMI搭載、4K出力、DirectX 11採用等……

 

更に、グラフィックだけではない。

この製品はSSDを使わないと動作しない。SSDがあるという点で

10年前のPCとは比べ物にならないぐらい快適な操作性が実感できる。

 

実際の快適さはHDDを使用したCore2ノートPCを大きく凌駕する。

 

ソフトウェアの起動の早さはもちろんのこと、アプリの引っ掛かりが少なく

大体の作業が快適に動作する。CPUを酷使する動画編集や、音声加工等はおすすめは出来ないが

ノートパソコンで作業していた時代を考慮すれば出来ないことはない。

しかもどれだけ酷使しても何も文句を言わない。

ファンレス仕様なのである。

ハードウェアオタクとしては、PentiumD、7300GT、メモリ2GBの大型デスクトップを過去にし

それでいて消費電力は1/20、大きさも1/10クラスにまで小さくなっているのだ。

 

初めてLIVAを使う人にとっては感動することは少ないかもしれないが

ずっとPCを買い替えてきたユーザーにとっては浦島状態なのである。

 

 


 

 ECS LIVA X フォトレビュー

 

 

 USBは全面のみ。

 

贅沢を言うならば背面にもUSBコネクタがひとつぐらい欲しかった。

 

ファンレスとはいえ、自然対流は必要とのことなのか、通気口が開いている。

 

中へのアクセスはネジを外せばいける。

 

大型のヒートシンク。これはそのまま外せる。

 

ヒートシンクに対して、スプレッダがむき出しで、シリコンウェハがしょぼい

これでも充分冷やせるのだろうか?

 

Intel CeleronNプロセッサー。最初から丸裸だ! HD Graphics内蔵だ。

更新: 2015/03/27
LIVA X の活用術 PREMIUM REVIEW

改造パーツとしては全く使えない。そのままのケースであるべき

 

小型マザーボードを渡されて考えることといえば

何かのハードウェアのケースの中に仕組んで、PCとして使うというネタ

 

張り切って、PS3やPSXを用意しようと思い

LIVAのマザーボードを取り出した。

 

が。

 

 

どこを見てもフロントパネル用のピンアサインがない

NUCには、拡張型ケースを使用してもらうために、ピンアサインを搭載しており

電源ボタンや電源LED、アクセスランプをオリジナルで用意することが出来た。

 

 

だが、ECS LIVA Xには、ピンアサインを搭載しておらず

電源ボタンも、LEDもハンダ付けされているのと、LEDがとても小さく

そこからケーブルを潜り込ませることや、取り替えるのははっきり言って

保証外だし、やるべきではないと思った。

 

USBもフロントに3つあるのは大きいのだが、

背面にUSBも無いし、中にUSBピンヘッダも搭載されていない。

 

自作PCのマザーボードとは大きくかけ離れた

専用のロジックボードと思ったほうがいいだろう。

ヒートシンクは本体の裏面ネジと一体化しており、別のケースに搭載となると

いくら低発熱のCPUとはいえ熱暴走しかねない。

 

 

正直魔改造を行う前提で買うなら、色々と保険の効くNUCをおすすめする。

メモリやSSDを別途購入しないといけない等コストは嵩むが

予めピンアサインされている点がメリットとなるだろう。

 

 

魔改造を考える必要もなく、ケースそのものがすでに優秀

 

VESAマウントを搭載しており、VESA規格のPCモニターの裏やTVの裏に搭載することが出来るため

擬似一体型マシンを用意することが出来る。古い液晶モニターにも使える

D-Sub端子を搭載しているのも憎い点だ。

買い替えとなると、古い液晶も買い換えないといけない点があるときも

LIVA Xを購入すれば別途予算を追加せず搭載することが出来るのは素晴らしい。

 

LANや無線LAN、更にメモリも4GB搭載していたりと

多少多くのアプリを動かしていても安定していたりする。

小型サーバーとして使うのも有りかもしれない。

 

Windows7が使えるので、ソフトウェアの選択肢もとても広い。

64bitのWindows7の機能を不足なく使えるのであればビジネス用途や

オフィス用途で使うことも出来る。

 

またゲームもリッチな3Dゲームは到底難しいため

子供用のPCとして使えばネトゲ廃人回避につながるかもしれない

 

ファン駆動も無いので、底面のホコリだけ気をつければ長時間使うPCとしても使える。

 

用途はとても広いと思う。

昔のシンクライアントと比べれば雲泥の差だ。

あれは上級者向けにも程があった。

 

 

更新: 2015/03/29

実用性の高さを検証

PSO2のベンチマークは、最低画質であればギリギリ遊べるレベル

だが、思いマップやたくさんのキャラがいる場所では重くなる。

ロビーで適当に談話するときや、ログインして色々することがあるときなど

メインで使わない時の予備として考えればなんとかなりそうだ。

体験版2.0だと途中で止まってしまい、スコアを確認できなかった(ただ途中で2000を超えていた)

おそらく、Windows UpdateでCPU使用率を持って行かれたことが原因かと思われる。

アップデートで極端に動作が重くなるのは、なんだか懐かしい気分だ。

 

Youtubeの映像再生はかなり快適だ。

SSDの動作も相互して、快適なWEBブラウジングが出来そうだ。

ただ、これもWindows Updateで驚異的に重くなるので、アップデート中はファッ○と叫びながら

酒を飲み、やさぐれておこう(笑)

 

 

 

文章入力や、オフィス用途になると、このマシンの真価が溢れ出る。

何より、Windows7を使えることが何よりの安心感となる。

旧型のOfficeも問題なく使え、メモリ4GBのおかげで、動作が重くなっても

フリーズやスワップが発生しないのは大きい。

HDDやファンの音も存在しない為、夜間の作業にも快適に使える。

 


 

 

 

 

更新: 2015/03/29

オーディオ機器としてもGood

 

 

HDMI端子はもちろん、USB端子も複数搭載しているので

小型DAPCとしてどっしり構えれるのも大きい。

ライトユーザーとしてはiTunesの母艦として使えるし

ヘビーユーザーは、HDMI端子を利用したりUSBインターフェイスを利用して

オーディオプレイヤーとして利用したり出来る。

実際の音質のどうこうは、残念ながら碌なオーディオ機器を持っていないので大きく言えないが

ファンレス、スピンレスなので、mSATA SSDを大容量にしたり、USB SSDを利用して

ストレージを拡張すれば、無音でWindows対応の高級オーディオを使用できるのは大きい

 

最近はAndroidやiPhoneでオーディオ鑑賞がブームになっているが

古い資産を使えるのは大きい。

 

また、特に音質に大きなコダワリがなければ、イヤホンジャックが付いていて

ヘッドセット機器を使えるというのがみそ

私は何一つ問題ないが、オーディオユーザー視点で言えば

デジタル音声出力もあったら最高だった。HDMI端子があるから問題ないと言えば無いんだが。

 


 

更新: 2015/03/29

ゲームマシンとしては微妙「艦これ専用マシンか?」

 

私は提督業も行っており、毎日遠征は欠かせない。

また、放置ボイスを聞くために開けっぱなしのことも多い。

 

ゲームは正直、艦これで精一杯だ。

ノートパソコンで作業をしていると、どうしても悩みの種がファンの音だ。

一昔まえのCore2ノートになると艦これを開くとファンがフル回転することが多い。

 

演習を回していると特にうるさくなる。別に問題無いといえば問題ないが

願わくば無音で出来るなら願わせてもらいたい。

 

その願い聞き届けられた。

 

ECS LIVAはファンレスなので、間違いなく快適に動作する。

さらに、艦これの軽量化もあり、一昔前のマシンでもまぁまぁ快適に動作する。

間違ってもAndroid機での無理やりFlashで動かした艦これや、PentiumM等の古い端末で

動かした艦これとは別次元である。はっきり言って実用レベルだ。

 

そしてファンが轟音をあげないということは、スピーカーから出る音はとてもクリアであること。

艦娘の声が雑音に紛れることなく聞こえるのは少し不思議な気分だ。

Windowsタブレットですでに達成したことではあるっちゃああるが、

やはりデスクトップPCとしてもで無音というのはとても不思議かつ嬉しい事なんですよ。

 


 

 

更新: 2015/03/29
総評

総評!

 

 

小型無音PCとはいえ、かなり実用的だ

もちろんゲーミングPCとして考えるのは厳しすぎる

また、動画編集や写真編集やイラストレーターDTM等には向いていないのも当たり前だ。

 

あくまでも音楽、写真、動画を鑑賞するものとして考え

文章入力やオフィスやネット等

「コンテンツを消費するため」として使うマシンとしてはかなりの実用性だ。

 

リビングPCとして使うのが一番多い使い方かも知れないが

サブPCや、子供のメインPC、仕事先のクライント機としても使えるだろう。

mSATAを取り付けさえすればWindows7としても使えるので

レガシーな用途を必要とするユーザーにとっても有用なマシンだろう。

 

 

 

 

ECS LIVA Xは、前作ECS LIVAより

出来る事の選択肢が広がった製品と言えるだろう。

 

 

【3/29 一旦レビュー完成 残りゲームのスコアを載せる mSATA周りを詳細にレビュー作成】

29人がこのレビューをCOOLしました!