使い勝手を検証した例としては、データ転送の数値のほかコピーに掛かる時間を計測したものがある。測定は1GBと60GBのデータを用意。Cドライブから外付HDDへのコピーと外付HDDからCドライブへの双方向を試したものである。(表2)
これによると1GB程度のデータであればCドライブから外付HDDへのコピーは従来の約15%の時間しか掛からないことが分かる。また、60GBの大容量であっても外付HDDからCドライブへのコピーする場合なら約半分の時間で済ませることができるのだ。この試みで出た時間の短縮は、データを頻繁にコピーする場面において「USB3-PEX2」が実用度の高いものであるということが実証されている。
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Cドライブ → 外付HDD |
RESULT |
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USB2.0 → USB2.0 |
USB3.0 → USB3.0 |
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1GB |
56"59 |
8″19 |
6.9倍(85.5%短縮) |
60GB |
38′27″78 |
24′17″76 |
1.58倍(36.8%短縮) |
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外付けHDD → Cドライブ |
RESULT |
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USB2.0 → USB2.0 |
USB3.0 → USB3.0 |
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1GB |
43″39 |
22″11 |
1.98倍(49.4%短縮) |
60GB |
52′07″12 |
24′47″44 |
2.1倍(52.43%短縮) |
【PC】DELL dimention 4700C/CPU:Celeron® 2.53Ghz/メモリ:2GB×2/OS:Wondows XP Home 32bit SP3
【外付HDD】トランセンドUSB3.0対応 500GB外付HDD/TS500GSJ25M3
- ※1 各レビュアーがCrystal Disk Mark 3.0を使用
- ※2 数値はいずれもユーザーレビューの中から抽出したもの。同一PCではないのであくまでも参考数値