厨房からお座敷へと移動する用途を考えて、ワークシューズながら靴紐を非採用　スリッポンタイプ

アッパーベロ裏側に使用者の氏名を記入できるタグが備わります。

靴べらを使わずに脱ぎ履きし易いスリッポンタイプですが、どうしても履き口が傷みやすい。

その部分は合皮を配置することで強化されてます。

重機の近くで作業する安全靴には必須のトゥガードは非採用　

つま先の上に重たいものを落としてはダメよ　ダメダメ。

ワークシューズとしても、スポーツシューズとしても一流のミズノ製品らしく　

しっかりとしたインナーソールが内蔵されてます。　

抗菌防臭加工が施されているのも　嬉しいポイント。

ランバードのトレードマークが誇らしげです。

目視することは叶いませんが、ミッドソールには井桁状のセル構造を採用することで

クッション性の良さを確保してます。

そして、このソール。　他のワークシューズと同様のしっかりとしたパターンを見てください。

濡れた床はもちろん、工場で培われた耐油性が魅力。

食用油の影響で滑りやすい厨房の中も、このソールなら　安心です。

自動車のタイヤのそれを彷彿とさせるスリップサインが見えます。

ブロックとサインがツライチになったら、買い替え時ということね。

屈曲性も高い。

脱ぎ履きの楽なスリッポンタイプなのに、このワークシューズ、、走れます。

靴の中で足がズレないので、全速力で走っても大丈夫。

このあたりの使用感を短い動画にまとめました。　　ぜひ御覧くださいね。

アサヒが販売している　同種の厨房用シューズと比較してみました。

左がミズノ　右がアサヒ

経年変化を考慮しても、ミズノが採用している合皮の持つ高級感が見て取れます。

ソールの様子

左がアサヒ　右がミズノ

アサヒは実測・片足２６０グラム　　　ミズノは実測・片足３０４グラム

実際に足を入れた時に感じる重さに　差を感じることは無いレベル。

４０グラムの増量は、履いたときのしっかり感に繋がっていると感じます。

アッパーにもヒール部にも、そしてインナーソールにも備わるランバードが誇らしげ

アサヒの前にはシェフメイトというブランドの厨房用シューズも使っていましたが

シェフメイトのソールには、特別な工夫を見ることは出来ません。

ソフポン　アサヒ　シェフメイト　　すべて２７センチ・EEE　なのですが

利用開始から間もないことを差し引きつつも、ソフポンはEEEという感じを受けません。

同じ２７センチでも　EE程度の感触を受けています。

とにかく足が靴の中で遊ばない。　とにかくフィット感が高い。　走ってもズレない。

でも、脱ぎ履きのし易さは、きちんと確保されている。

やはり出自がスポーツシューズのミズノ　そんな印象を受けております。

定価　税込み5,830円と　決してお安くは無い価格設定ですが、安価な同種の製品と

直に比べると、十分にその価格差はあるな　

そう思わせてくれる　高品質な厨房用ワークシューズでした。

ペットネームは　ソフポン。