ミズノのワークシューズ ALMIGHTY VH 11L
かつてプレミアムレビュー提供製品として プロテクティブスニーカー オールマイティVS
のレビューを担当させていただきました。
作業靴に見えないファッショナブルな外観。
確かな安全性と素晴らしい通気性を両立させていた逸品でした。
今回は
「シューズ内の熱気を逃がせ 通気に特化したMIZUNOワークシューズ」という触れ込みの
新製品を試させていただく機会を頂戴しております。
日本工業規格(JIS)の定義により 安全靴とは
「主として着用者のつま先を先しんによって防護し,滑り止めを備える靴。」と定義される。
革製: 天然の牛革をクロム等でなめしたもの。革の厚さや性能についても基準がある。
総ゴム製:耐油性のあるものとないものがある。
ゴムの厚さや性能についても基準がある。
漏れ防止性の試験をクリアしなければならない。
タン裏のタグにはJSAAと記載されております
公益社団法人日本保安用品協会制定のプロテクティブスニーカー規格(JSAA規格)
A種 衝撃吸収 耐油 が 保証されています。
甲被が布や合成皮革で作られた靴はJIS規格に合致しないため、安全靴と呼ぶことは出来ない。
しかし、海外製の先芯を装着したスニーカータイプの靴の輸入増加に伴い、
消費者が安全性についての適正な判断を行うために、
日本プロテクティブスニーカ協会(JPSA)により、
JIS規格と同等の業界標準(JSAA規格)が設けられており、
JIS規格対象外の靴でも、JPSA規格に合致する製品に推奨マークを表示している。
なるほどミズノのワークシューズと 規格名のプロテクティブスニーカーは同義なんですね
そしてA種のプロテクティブスニーカーは
安全靴の普通作業用(S)種と同等の安全性が保証されているようです
(先芯の耐衝撃性能70J・耐圧迫性能10kN、表底のはく離抵抗300N以上あるもの。)
踏み抜きの危険性が高い現場 製鉄所など超高温に晒される現場
高電圧に対する性能が要求される現場 には用途にあった安全靴が採用されているのだと思いますが
一般的な工場・倉庫・厨房・ガソリンスタンド・タイヤスタンドなどでは
この種の 蒸れない・軽い・プロテクティブスニーカーが活躍する時代なんですね。
それでは 手持ちの靴と比較しながら その通気性 その快適性 その堅牢性 をご紹介いたします。
看板の通気性から検証します ぜひ動画をご覧ください
まずは動画をご覧ください。
MIZUNOワークシューズVH11Lの通気性が素晴らしいかを確認してもらえると思います。
この動画で比較したのは
主役のMIZUNOプロテクティブスニーカーVH11L ワークシューズなのに407グラムと軽量
オールマイティVSは355グラムでした
その差はソールに備わる秘密兵器 だと思いますが おって説明したいと思います。
通気性に特化したアディダスのクライマクールは239グラムです
メッシュ構造を持たないレザーコルテッツは286グラム
噛ませ犬として登場してもらったレザーコルテッツは ともかくとして
通気性に特化したアディダスのクライマクールも
安全靴ながら通気性に特化したMIZUNOのプロテクティブスニーカーも
それに呼応するような通気性の良いインナーソールを持っておりました。
360度全方位通気性を謳うクライマクールほどではありませんが
プロテクティブスニーカーVH11Lは 守るべきつま先 踵をしっかりカバーしつつ
アッパータン部とサイド部はクライマクール顔負けのメッシュ構造を採用していることがわかります
蒸れをサイドとアッパーからだけでなく、ソール側からも効率よく逃がすために設けられた
サイド左右に8つ空いた通気孔が決めてなんですよ。
え? じゃぁ 水が入るの 靴の中 びちょびちょになっちゃうの?
靴下濡れちゃうの?
次は それを確かめてみましょ。
水たまり? 大丈夫ですよ 動画で確かめてね
それなりの深さの水たまりを歩いてみても、MIZUNOのプロテクティブスニーカーVH11Lは
水の侵入を許しません。
同じ深さの水たまりをアディダスのクライマクールで歩くと どうなるのかを可視化するために
右足にアディダス 左足にミズノを履いて 実験してみたんです、
流石にソール全体に通気孔があるアディダスだと 盛大に水が侵入してしまいます。
灰色のソックスが 少し変色していることで それを理解できると思います。
こちらはミズノ
安心してください 濡れておりませんよ〜。
ソールの底は 他のミズノのプロテクティブスニーカーと ほぼ同じ成形なんです。
通気を確保するための穴は、ソールのサイド側に空いているから
それなりの水深の中を歩いたくらいでは まったく水の侵入を許しませんでした。
それでいて
もしも水が入ったとしても、いつまでもグジュグジュせずに 下から排出されるのは
アディダスと同じで 早期に快適性を取り戻す効能もあります。
雨の日には乗らないでと言われているような オープンの旧い英国の小型車がアディダスだとしたら
信号待ちの間に空け閉め可能のルーフを持っているコンバーチブルのメルセデスがミズノ
そんな比喩も可能かもしれません。
プロテクティブスニーカーとしての安全性を検証しました
安全靴の普通作業用(S)種と同等の安全性が保証されているMIZUNOのVH11L
(先芯の耐衝撃性能70J・耐圧迫性能10kN、表底のはく離抵抗300N以上あるもの。)
踏み抜きの危険性が高い現場 製鉄所など超高温に晒される現場
高電圧に対する性能が要求される現場 には用途にあった安全靴が採用されているのだと思いますが
一般的な工場・倉庫・厨房・ガソリンスタンド・タイヤスタンドなどでは
蒸れない・軽い・プロテクティブスニーカーが活躍します。
じゃぁ どれくらい頑丈なの?
を動画で表現してみました。
私は厨房で使うので、包丁をつま先に落とすのが筋なのかもしれませんが
大事な相棒の包丁を わざと落とすなんて出来ません。
ダンベルを持って その代わりとしております。
上は一般的に厨房内で使われることが多い シェフシューズと呼ばれるモノ。
つま先や踵部の安全性は確保されませんが、耐油性の高いソールが確保されています。
それと比べて、同等以上の耐油性を確認しております。
滑りません。
そのうえ通気性という大きな武器が備わるMIZUNOのプロテクティブスニーカー。
厨房内で快適なのは MIZUNOのプロテクティブスニーカーVH11Lです。
ソールには2箇所 スリップサインの目安となるリブが備わります。
万能 高いホールド性 楽に履けるよ 脱げるよ
ご覧の通りのメッシュ構造 踵部には夜間の安全を担保する反射ストライプが見えます。
他のスポーツ用 おしゃれ用スニーカーと比較しても 見劣りしないデザイン性。
業界が証明証を出している 確かな安全性。
工事現場で 文字通り安全靴を愛用している知り合いにインタビューして 判ったことがあります。
現場ではヘルメット、長袖、長ズボン、そして安全靴が必須なのですが
できれば快適に過ごしたい。
だから夏場は換気ファン付きの空調服が当たり前になっています。
それと同じで 夏場には夏用の涼しい安全靴が欲しい。
このMIZUNOのプロテクティブスニーカーは それに応える良い製品。
安全靴に もうひとつ求められる性能として 安全を担保した上で 脱ぎ履きの楽さがあるようです
仕上がったフロアに上がる時は 靴を脱ぐ必要があるためです。
そのためにはBOAシステムを採用したプロテクティブスニーカーが存在しているようです。
このVH11Lは、3Eの足型を採用しているため、靴の中にある足には余裕を感じることができます。
しかし踵部のホールドがとても高いため、靴の中で足が遊ぶ感覚はありません。
その踵部の内側には耐久性の高い合皮が貼られていますが、一定の柔軟性も保たれておりますので
とにかく脱ぐのも 履くのも楽なんです。
締めやすい 緩めやすい 丸紐のシューレースの調整を上手にしておけば
脱ぐ時に緩めなくても、履いた時に締めなくても大丈夫。
それでいて 確実に足を守ってくれますし 快適性を保てます。
みなさ〜ん 夏場の過酷な環境下
通気性を確保しつつ 濡れた床でも水の侵入を許さない 新しい構造のソールを備えた
MIZUNOのプロテクティブスニーカーVH11L
良い製品でしたよ、オススメします。
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