Neato Robotics社が日本で販売するロボット掃除機のハイエンドモデル
Botvac D5 Connectedのプレミアムレビューをお届けいたします。
Neato Robotics社のBotvac D5 Connectedは「SLAM」
(Simultaneous Localization and Mapping:自己位置推定と環境地図作成を同時に行う技術)
を採用しております。
筐体上部に備わる360°レーザーセンサーで、暗闇の中でも部屋の形状や大きさを把握します。
前面のタッチセンサー・側面の光学センサー・全面底部の光学センサーからの情報も利用し
レーザーで得たマップを補完し、安全に、無駄なく、短時間で、効率の良いお掃除が期待できます。
スマホやタブレットで、本機の操作、予約を行うことができます。
また掃除中にトラブルが発生した時には、無線デバイスに概要が通知されます。
もちろん仕事が完了したことも通知されます。
身の回りでは、単身者やDINKS世代だけでなく、老夫婦世帯にもロボット掃除機が普及しています。
はたして、どの世代にも使いこなせるのか? どの世代に最もフィットするのか?
「SLAM」の能力はどうなのか?
できるだけ直感的に理解していただけるように13本の短い動画を制作しております。
目次に内容を示す題名を付けましたので、ご興味を引いたモノだけでも御覧くださいね。
賢い転校生がやって来た 教室がどんどん明るくなった 他の生徒も真面目になった
キャッチコピーとしては長めですね。 賢い転校生 だけでも良いかもしれません。
でも賢い転校生・Neato Robotics社Botvac D5 Connectedは、真面目に掃除をするだけじゃないんです。 彼と一緒に生活していると、彼を使いこなそうと思うと、自然と自分が「どんどんきれい好き」になるんです。
他の生徒は私のことですし、また家族のことだとお考えください。
ネイトを箱から取り出して、取説を読みながら手持ちデバイス(iOS・Android端末)でセットアップを開始すると、自分のBotvac D5 Connectedに任意の名前を付ける頁が現れます。
私はカタカナで「ネイト」と名付けて作業を進めましたが、後で名前を変えたくなりました(可能)
なぜなら、ネイト君に感情移入してしまったから。
まず最初にNeato Robotics社Botvac D5 Connectedの概要を短く動画にまとめた物を御覧ください
Neato Robotics社Botvac D5 Connectedは、手元にiOS・Android端末が無い場合でも
筐体に備わるただ一つのボタンを押すだけでスタンドアローン稼働します。
しかし、その性能をフルに使うためにはWi-Fi環境と、iOS・Androidいずれかの端末が必要です。
セットアップの手順を紙芝居にしました
1 ネイトアプリをアップストアもしくはグーグルプレイからダウンロードします(無料)
2 使用者のメールアドレスを入力してネイト社のアカウントを制作します
3 3台あるBotvacからBotvac D5 Connectedを選択して作業を進めます
4 まず手持ちデバイスとBotvac D5 ConnectedをWi-Fi接続します
5 次に手持ちデバイスを利用して、お使いのWi-Fi環境機器のパスワードをネイトに同期させます
6 数分後に初期設定完了のお知らせが手持ちデバイスに届きます。
(初めてBotvac D5 Connectedの電源を入れた直後の60分間はWi-Fi環境ペアリングモードですが
それを過ぎるとリセットする必要が発生します。取説12pに詳細がありますが、難しくありません)
注 お持ちの複数のデバイスとBotvac D5 Connectedをペアリングすることができます
この機能があるとご家族それぞれの都合に合わせて命令を出すことが可能です
ここまでご覧になって下さった方の中には、なぜBotvac D5 Connectedに親近感を覚えたのか?
なぜBotvac D5 Connectedに感情移入したのか? お分かりいただけていないと思います。
これからそれを各チャプターでお伝えするつもりですが、
まずBotvac D5 Connectedの「真面目なところ」を御覧ください。 健気なんです。
できるだけきちんと掃除しよう。
入れるところは、全部入って掃除しよう という気持ちが伝わると思います
Botvac D5 Connected 得意なこと と 不得意なこと
日本家屋に多い畳部屋 竹ラグなどのカーペット ウールカーペット ハードフロア
リノリウム床材 板張りの廊下 おおよそ考えられる全ての床材で試しました。
2センチ以内の段差なら余裕で乗り越えてくれることも確認しました。
全高10センチ以内の隙間なら、ベッドの下でも入ってくれますが、実際は筐体上部に備わるレーザー塔が接触してしまうところまで(鼻先)を突っ込んでくれるんです。 健気なんです。
まずは床材を選ばない様子から御覧ください。
次は狭い場所まで掃除しよう!と思い立ったBotvac D5 Connectedが、スマホに助けを呼ばずに
自分でなんとか脱獄しようと頑張る様子を御覧ください。
この状態で出口を探しているBotvac D5 Connectedは、そのサイドブラシを停止しています。
全ての力を出口探しに集中しているようで、思わず「頑張れ!」って言いたくなりますよ。
Botvac D5 Connectedにお掃除を命じる前に、床に放置されている小物や洗濯物、ケーブルの類は移動させておくことが基本です。
でも部屋干しのタオルが自然落下してしまったりなど、想定外が起こるかもしれません。
そんな時Botvac D5 Connectedはどうするのでしょうか?
普及価格帯のロボット掃除機には備わらない
大きなストロークを持つ左右独立懸架サスペンション グリップの良い独立駆動大径ホイールが
すごい仕事を成し遂げます
Botvac D5 Connectedは、筐体上部に備わるレーザーと、サイドと底部の光学センサー、フロントのタッチセンサーを統合制御して、自身の電子脳内に正確なマップを制作しているようです。
それはまるで「ぶつからないクルマ」
見事にビール瓶を避けるBotvac D5 Connectedの勇姿を御覧ください。
次は「落ちないBotvac D5 Connected」の様子を御覧ください
レーザーでは捉えることができない「崖」に相当する場所ですら、
「その縁ギリギリまで掃除してやろう」という彼の心意気が伝わるようです。
不意に崖をはみ出しても、底部に備わる光学センサーがブレーキを掛けます。
落とし穴でも用意しなければ まず落下の可能性はゼロだと思われます。
Botvac D5 Connectedの電子脳内にあるマップが自らの走行に正確に反映するのは、
左右に備わるグリップの良い約80ミリ大径ホイールが滑らないので、
自身の走行距離を正しく認識出来るから。
また独立モーター駆動なので自らの幅を理解した無駄のないUターンを行います。
約30ミリと長いサスペンションストロークは、他社の類似品が持たない大きなデパーチャーアングルとアプローチアングルを実現しています。
3つ上の「ネイト脱出に専念」動画でも サスペンションをフルに使って自らを揺らす様子を見ることができますが、普段もその特性を上手に利用している様子が見えます。
不得意なシーンは?
Neato Robotics社のBotvac D5 Connectedは「SLAM」と各種センサーを統合制御して、素晴らしいマップ制作と、それを元にした走行を実現しています。
が 万能ではありません。
Botvac D5 Connectedの全高は100ミリですが、
それは筐体後部にそびえる円筒状のレーザー塔を含めてのものです。
D字型の本体の全高は80ミリに過ぎません。
ですから100ミリに満たない隙間でも、82ミリほどなら鼻先だけでもと侵入してくれます。
しか〜し、わずか20ミリの高さのレーザー塔から水平方向に照射される光は、自分より下にある障害物を認識することができません。
ビリヤード台のサイドに巡らされているクッションの高さは37ミリ以下
ビリヤードの玉の直径は57ミリ前後(ローテーション)
故にビリヤード台の掃除を命じても、自分が居る場所の正確な面積を割り出すことが出来ません。
試験前は「まずクッションに沿って外周を走行し、その後無駄なくムラ無く台面の掃除を完了してくれるものだと期待しておりましたが、残念な結果となりました。
(この用途にはレーザーを利用しないランダム走行機械の方が合うようです)
ただ、ラシャに残るチョークの汚れ、埃の除去性能は期待以上のものでした。
Botvac D5 Connectedが認識できない低い障害物を、彼に知らせるため。
認識出来ているだろうが、万が一にも接触してほしくない「動かせないモノ」を避けて欲しい場合。
銘木を使った床の間に傷をつけたくない場合。
には付属のマグネットテープを利用することによって移動範囲の制限を行うことが出来ます。
標準のテープは4メートルの長さがありました。
純正部品として2700円 Amazonでは2000円弱で販売されています。
シャレで「磁気テープの仲間」であると思われる 忍者や水道工事業者が配るマグネットが使えるかどうかを検証してみましょ。
ついうっかり床に放置したままのヘッドホンケーブルを吸い込んでしまった。
長めのカーテンを吸い込んでしまった。
寝ている時に自動運転が始まりロングヘアを吸い込まれてしまった。
可能性があります。
Botvac D5 Connectedは、安全装置が働き、髪の毛やケーブルを切断してしまうようなことはないと思います。 また登録しているデバイスに「エラー」情報を発信してくれます。
状況を把握したら、ブラシパーツを外して対処しますが、工具要らずで簡単にことは進みます。
付属のクリーニングツールも利用して、きっと上手く行くでしょう。
また定期的なブラシパーツの手入れも推奨されております。
床掃除をBotvac D5 Connectedに任せることで 他の掃除が捗る 他の仕事が捗る スケジュール管理機能を利用すれば隣人との関係が良くなる
iOSデバイスで説明を続けます
スタートポジション画面の上に 左側にホーム 右側にグリッドマークが見えます
ホームを選択して掃除が始まると、Botvac D5 Connectedは、自分が置かれたフロアの入ることが出来る部屋の全てを掃除してくれます。
店内の真ん中にあるテーブルをダンボールで仕切り、仮想二部屋としてBotvac D5 Connectedが
どの様に動くのかを検証してみました。
少しわかりづらいですが、画像を拡大して御覧ください。
最初に黄色のライン(部屋の隅)を巡った彼は、仮想の次の部屋には移らず、最初の部屋の掃除を行います。
次に奥側の部屋に移動して、まず隅から、そして中央部を掃除します。
掃除が終わると、自動で充電台に戻ります。
所要時間は18分前後です
グリッドのアイコンを選ぶとBotvac D5 Connectedはスポット掃除モードで動きます
自分が居る部屋だけを掃除します。 ピンクの部分だけを掃除してくれました。 約10分。
これは仮想の奥の部屋です。 ネイトの走行を追ってみました。
最初に縁を丹念に掃除したあと、Uターンを繰り返しながら無駄なくムラ無く掃除を続けます。
完全な暗闇にはなりませんが、室内の照明を消した状態でもテストしました。
Botvac D5 Connectedはレーザーを利用しておりますので、周囲の明るさを必要としないことが
よく判りました。 所要時間に差は出ません。
椅子やテーブルを片付けてからBotvac D5 Connectedに仕事を依頼するのが基本だと思いますが
この状態でも、それなりのお掃除をしてくれます。 健気なんです。
でも、動けなくなったら知らせてくれるので 早く助けてあげてね。
一見、Botvac D5 Connectedが納まる場所として良さそうに見えますが、この場所はダメです。
充電台の周りには数十センチの空きスペースが無いと、彼が戻る時にそれを見失う可能性が増えるようです。
また、右側のスツールの脚が良くない。
自分より低い位置のシンバル部分を認識することが出来ないので、中央の黒い脚部まで進もうとすることを繰り返して混乱することがよくありました。
たとえ部屋の隅でも、このような場所なら問題なくBotvac D5 Connectedは帰宅します。
但し自らの電源ケーブルなどの始末は丁寧に行いたいところです。
Botvac D5 Connectedは、本体に備わるたったひとつのボタンを押すだけで完全に作動します
前述のスポット掃除切り替えも、ボタンの二度押しなどで対応します。
でも、できればWi-Fi環境下に置き、手持ちデバイスと連携させることが出来れば
使用者の生活を改善できる可能性があると感じました。
例えば
一週間7日それぞれを個別に、掃除開始時間予約を設定できます。
ご自分のお仕事、休暇に合わせることも可能ですが
集合住宅にお住まいの方なら、隣人の生活に合わせて「お留守」の時間帯に動かすことで、関係の悪化を防ぐことが出来るかもしれません。
Botvac D5 Connectedが行った仕事の結果を「面積」「時間」別に管理・検証することが
可能です。
またBotvac D5 Connectedのライフにおける交換時期やダストボックスの掃除時期を管理することができる機能も便利だと思います。
ビリヤード台X5台の広さの店舗ですら途中充電の必要がなく、1時間強で完了。
経験上、同じ場所を数回掃除するとAIが学習するのか効率が良くなるので、時短が期待できます。
仮にもっと広い面積での仕事でも、Botvac D5 Connectedは途中で充電台に戻り仕事を完成させます。 諸元によると最大420平方メートルが保証されておりました。
一度の掃除でダストボックスがパンパンに! 毎日掃除機をかける習慣があるのですが
Botvac D5 Connectedは自らが入れる場所の全てを掃除してくれますから。
ロボット掃除機の底力を確認した次第です。
420平方メートル! 25メートルプールなら余裕でこなす能力がある計算です。
カウンター7席 他20席相当のカフェでは20分をかけずに掃除が終わります。
仕込みの間にBotvac D5 Connected 深夜ウォーキングの間にBotvac D5 Connected
窓を拭く間にBotvac D5 Connected 開店前にBotvac D5 Connected
集合住宅にお住まいの単身世帯でも
3階建ての2世代住宅でも
和室中心のシニア世代にも
広い店舗をお持ちの方にも
Wi-Fi環境があれば素晴らしいですが、それが無くても掃除性能に差は出ません。
床に脱ぎ散らかしたままの衣服を片付ける機能はありません。
狭い脚間隔を持つスツールの間に入ることは出来ません。
拭き掃除は出来ません。
代表的な日本家屋の和室と廊下の間にある2センチ以上の敷居を跨ぐことは出来ません。
ダストボックスやブラシの掃除はユーザーの仕事として残ります。
でもね、まずは使ってみて。
そしてBotvac D5 Connectedの様子を見ましょ。
次にBotvac D5 Connectedが動きやすいように、彼が迷わないように工夫しましょう。
お互いを信用するようになったら、きっと生活が変わると思います。
以前より床が綺麗になることはもちろん、きっと窓も壁も、本棚の中もキャビネットの中も
綺麗になっていくはずです。
真面目で実直で、可愛げのある転校生がクラスを変えた!
そんな印象を持ちました。
水洗い可能なダストボックス リーズナブルな補修部品価格
フィルターやブラシの寿命は、使用頻度や環境に大きく左右されると思われます。
また最初のお掃除で溜まるゴミの量は、自動掃除機を定期的に使用すると必ず減ります。
Botvac D5 Connectedには残存エネルギー量を管理して、仕事中でも自ら充電台に戻る機能が備わりますが、ダストボックスの量センサーや、フィルターの詰まりに伴う吸引力の低下を自己判断する機能は備わっていないと思われます。
そこで、ユーザーは手持ちデバイスに「リマインダー」設定を行い、ゴミ捨て時期やフィルター・ブラシ交換時期を確認する仕組みです。
できれば仕事の度にダストボックスに溜まった埃を捨てる 定期的に確認する、ブラシ周りは目視で状況を確認し、気づいた時に手入れすることが製品を長持ちさせるだけでなく 掃除の効率・結果を高めると思います。
使用前の新しいダストボックス
手前の台形の孔はBotvac D5 Connectedの吸引部に繋がり、透明ボックス背面に見える白いものが高性能フィルターです。 左から右方向へエアフローがあると想像してくださいね。
高性能フィルター これも新品時の写真 きちんと嵌めて利用するのが大事なポイントです。
フィルター外側の襞部は、ブラシやクリーニングツールでお掃除ができますが、内側のメッシュ内部に堆積する微細な埃を取り除くことが出来ません。
これがフィルター自体の寿命に関係するのでしょう。
浄水器のフィルターと同じで、高性能な製品ほど その寿命は短い傾向にあると思われます。
実験用にチラシを切って作った短冊をフロアに撒いた時のお仕事後の様子。
この時はハードフロアなので、綿埃がほとんど混入しておりません。
これは実験でコーンフレークをハードフロアに撒いた時のもの
これは実験でコーヒー粉を撒いた時のもの
西日のあたる窓辺のソファを移動させて、そこに部屋干し機具を設置しております。
普段は衣類から出る綿埃・糸くずなどが堆積しますが、どうしても掃除機を入れることが少ない場所
今日はBotvac D5 Connectedに依頼してみますね。
おやおやどうしたことでしょう
透明樹脂部品の反射で、中がよく見えないかもしれませんが、やはりカーペットからは多くの綿埃が取れます。 ハードフロアではあり得ない量の埃が狭い範囲から取れます。
この種の埃が溜まると、ダストボックスの見た目も悪くなりますし、フィルターの目詰まりも気になります。リマインダーは時期を知らせていませんが、水洗いすることにしましょう。
この時期の陽光なら数時間を待たずに完全に乾燥します。
ブラシホルダーには電気部品が存在しないので、これも水洗い可能です。
多機能ブラシやサイドブラシも、必要に応じて軽く水洗いしてやると掃除効率が上がると思います。
ひとつだけ残念なことは、予想を越えた埃を吸い込んでいてもBotvac D5 Connectedは掃除を続けてしまいます。 入り切らない埃をブラシ部に残しながら、頑張ってしまうことがありました。
この時はダストボックスの処理をするだけでなく、シュラウド内部に残る埃を掻き出す必要がありました。 また、そうでない時も、ダストボックスとフィルターパーツを分離する時に、その埃が舞い上がることがあります。 吸い込み側孔には弁が無いので、そこから溢れることもあります。
潔癖症のユーザーなら、マスクを着用して、大きめのビニール袋の中で処理したくなる。
そんな気もします。
但しこれはキャニスター方式を採用しているほとんどの電気掃除機が抱えている問題だと思います。
メンテナンスに関しては、工具要らず
純正部品の価格は Amazon調べでおおよそですが
ブラシ 約6,500円(機能の異なる製品あり)
バッテリーパック 約5,000円
サイドブラシ 約750円
アレルゲンカットフィルター 一枚あたり約1,000円(機能の異なる製品あり)と
輸入製品として見なくてもリーズナブルな設定でした。
家電というよりロボット
Neato Robotics社のBotvac D5 Connected
前面にブラシを配し 後方上面にレーザー塔を配す 練りに練られたフォルム
アップデート用USBケーブル 作動範囲制限用磁力テープ ブラシ手入れツール
着脱式電源ケーブル 充電台 高性能フィルター
ダストボックス 取説
背面 左右に備わるグリップの良い約80ミリ大径ホイール
独立モーター駆動 約30ミリと長いサスペンションストローク
片側だけに備わるサイドブラシ(マグネットで確実な固定脱着が嬉しい)
ブラシガードは工具要らずで脱着可能
2重螺旋コンボブラシ 刷毛とシリコンブレードが適材適所で良い仕事を行います。
筐体上部に備わる360°レーザー塔 暗闇でも問題なし 兵器感が漂います
後部側面に備わる排気口 高性能フィルターとあいまって綺麗な排気が保証されます。
綺麗な床を作るために、Botvac D5 Connectedのお手入れも必要です。
大容量リチウムイオン電池は1〜2年が交換の目安(使用頻度により)
外箱に特徴が詳しく掲載されております。
詳しくはNeato Robotics社のHPを御覧くださいね。
8/26日現在 Amazonでの販売価格は79,790円です。
Wi-Fi環境が無くても
スマホアプリで管理するロボット掃除機の謳い文句の通り、ユーザーはiOSかAndroid端末で
Botvac D5 Connectedに命令を出したり、動作環境を確認したり、報告を受けることができます
きちんとアプリ対応した端末を所有していても、掃除させる部屋がWi-Fi環境下に無いと
アプリ操作は不可能です。
Bluetoothにも対応していればよかったかもしれませんが、それでは仕事先・外出先との連携が取れません。
でもね、Botvac D5 Connectedは筐体に備わる、たったひとつのボタンを操作するだけで
スポット掃除、もしくは繋がるワンフロア全ての部屋の掃除を完了させることができます。
動作モードは筐体に備わるLEDサインの色で識別できます。
だから端末を持たないユーザーにも、Wi-Fi環境を持たないユーザーにも
Botvac D5 Connectedを使いこなすことが出来ます。
充電台を置いていないフロアでも、ただボタンを押すだけ。
Botvac D5 Connectedは、仕事を終えると、最初に置いた場所付近でチンと座って待ってますよ。
安心してね。
ひとつのフロアの異なる部屋を全部掃除してほしい時は、電源ボタンを一度押すだけ。
iマークが青く光り、越えることが出来る段差なら全てを克服しつつ、場合によっては自ら充電台に戻りつつ仕事をやり遂げます。
もし、その部屋だけを掃除してほしかったら、ドアを閉めてボタンをひと押し。
もし、広い部屋の中央だけ、隅だけ、食卓周りだけを掃除してほしかったら、ボタンを二度押しして
iマークが白く光ることを確認してください。 重点的に約6畳分程度を掃除して充電台に戻ります。
侵入を許したくないエリアがある場合は、付属の磁気テープを利用すれば きちんと言いつけを守ってくれます。
Wi-Fi環境が無くても、スマホ端末が無くても ちゃんと使えます。
管理画面が変更されておりました(8/31)
iOSで管理しておりますが、その管理画面がブラッシュアップされていることに気づきました。
この時は、2Fで待機しているBotvac D5 Connectedの周辺を、ざっと片付けて、直に始動ボタンを押してから管理画面を開きました。
設定当初のそれとは画面の様子が変わっていることに気づきます。
明らかに「改良」されています。 直感的に操作出来ます。
これを機に管理画面(新型)右下にある「ギアマーク(設定)」からBotvac D5 Connectedにユーザーが任意で名付けるペットネームを変更することにします。
画面の設えがせっかくフレンドリーに変更されているので
ペットネームも、よりフレンドリーなものに変更します。
これはいつでも自由に変更可能です。 簡単です。
これまで直感的に理解することが難しいと感じていた、モード切替が簡単になります。
ハウスを選べば、Botvac D5 Connectedが通行可能なワンフロア上にある全ての部屋を掃除します。
スポットを選べば、他の部屋に入ることはありません。
静音モードへの移行、作動中を実感することも含めて 非常に理解しやすくなりました。
掃除履歴画面の表示方法、設えには変化がないようです。
各種設定やヘルプの呼び出し、将来備品を注文する時に便利なワンタッチボタンも
以前のそれより見やすく、また利用しやすくなっております。
Botvac D5 Connected自体の機能・掃除のマナーには 今のところ変化はないようですが、アップデートが本体に適用されるケースも考えられます。
付属のUSBケーブルがそのための用意だと思います、が、
今のところ接続ポートの位置は見つかっておりません。
返却にあたって
Neato Robotics社のBotvac D5 Connectedの大まかなサイズは
長さ33センチ 幅32センチ 高さ10センチ 重さ3.4キロです。
写真のように指先をかけることができる凹みがありますので、片手で簡単に持ち運ぶことが出来ます
ワンフロアのマンションなどにお住まいの方なら、床の上にあるものを上手に片付けたり
ドアを開放固定したり、カーテンや電化製品のケーブルの始末を上手に行うことで一度の操作で全てのフロアの掃除を行うことが可能です。
テストしたビリヤード店の床面積は約100㎡でしたので、途中で充電台に戻ることなく完了してます。
諸元表によると途中2度のセルフ充電を経て最大420平方メートルに対応するようです。
個人宅では十分な性能ですし、ダンスフロアやお寺の本堂などにも対応する性能です。
返却にあたって最後のダストボックスの記念撮影。
絨毯が中心だと、このような綿埃系のゴミが溜まります。
コンボブラシや、そのカバー、サイドブラシ、ダストボックスなどは簡単に取り外せますので
水洗いした後に陰干し乾燥を行います。
背面、ブラシカバー内部や 表面、ダストボックスの下などは マジックリンで掃除すると
綺麗になります。
乾燥後、組み上げつつ 各部や表面にアーマオール処理をしておくと、次回以降のお掃除がとても楽になります。 ことさら静電気を生む製品ではありませんでしたが、やはりモーターを内包してウールカーペットや畳の上を走る仕事ですので、薄く埃が堆積してゆきます。
アーマオール処理しておくと、ずいぶん見た目が違うと思います。 充電台もね。
家の中にWi-Fi環境が備わっていれば、外出先からスマホなどからBotvac D5 Connectedに指令を出せます。
仮にそのような環境が無くても、本体に備わるたったひとつのボタンを押すだけで、アプリ管理されているBotvac D5 Connectedと全く同じ仕事を遂行してくれます。
Wi-Fi環境とスマホがあれば、Botvac D5 Connectedのお掃除履歴やメンテンス時期がよく解るメリットがありますが、お掃除能力自体には差が出ません。
購買に際してはWi-Fi接続機能を持たない普及機も存在するので、ご自分の環境や狙いを考えてから
製品を選ばれることをオススメします。
ただ、ひとり暮らし、もしくは共働きでマンション住まいのご家庭を想像すると、
スマホ管理でお掃除の命令を出せること
通勤時間をそれに当てることができること
相棒(隣人)が寝ている間に掃除機を動かさなくてよいこと などなど
Botvac D5 Connectedの存在が 生活の質を大きく向上させてくれることを容易に想像できます。
友人たちとBotvac D5 Connectedについて語り合いました。
皆が私に尋ねるのは
「床にモノが転がっているようなお家には不向きでしょ」
「猫や、おもちゃを転がしている子供の居る家は向かないのでは?」
「拭き掃除はしてくれないの?」
「ほんとにきれいになるの?」
私は答えます
「そのとおりだと思う でもこれをきっかけに改善するという手もあるよ」
「家猫の居るうちだからこそ毛の掃除に役立つのでは? もちろん稼働中は猫を他の部屋に」
「小さな子供が居るからこそ、床を綺麗にしておくことは大事でしょ」
「拭き掃除はしてくれないけど、雑巾に毛埃・綿埃が付くことは減ると思うよ」
「Botvac D5 Connectedの目は障害物を避けるための目なので、ゴミの取り残しは有る」
「でも機械任せだから掃除の頻度が上がるでしょ、だから回を重ねることで綺麗になる」
「掃除機のノズルを入れにくいベッドの下から出てくるBotvac D5 Connectedの
ダストボックスを見ると すごいな って思うよ。」
決して安価な製品ではありませんが、
綺麗好き・機械好き・新しいもの好き・使いこなし好き・忙しい人・体力面で床掃除が辛い人
色々な方に寄り添った良い製品だと思いました。
返却するのが寂しい気持ち。
良い機会・面白い機会を与えてくださりましたNeato Robotics社・ZIGSOW運営の方々に
改めて感謝します。 ありがとうございます。
追伸
ご近所に曹洞宗大本山永平寺由来の尼寺があります。 高齢の庵主様がお一人で守っておられます。
曹洞宗といえば厳しい修行・お掃除で知られる宗派ですので、その尼寺も驚くほど綺麗にお掃除・お庭の手入れがなされております。
でも、きっと床や畳のお手入れは辛いだろうな。
Botvac D5 Connectedとか使っちゃダメなのかな? いちど訊ねてみよう。
タコシーさん
2017/08/26
ロボット掃除機性能の進化は、すごいです 人間がやってるみたいです
お疲れ様でした。
フェレンギさん
2017/08/26
機械的に直角ターンを繰り返す反面、身体を前後に揺すりながら自分でなんとかしようともがく様子に人間味を感じます。
気づいたことがあれば また追記いたしますので、ぜひ御覧くださいね。
hidechanさん
2017/08/26
お尻をクイクイ上げる辺りがカワイイですね!
店舗の場合は、椅子を上げて置いたら、他の作業をやっている間にフロアーの掃除をしてくれているので効率がよさそうですね!
フェレンギさん
2017/08/26
クイクイと可愛いでしょう? 行く手をラグに阻まれて大きく前後に身体を揺らして「イヤイヤ」をした時があるんです。 その時はカメラが無かったんです。
再現性が無くて、その様子をお伝えすることが出来ません。
見てほしかったな〜 あの「イヤイヤ」も。
その後、ぐずることは決してありません。
実直に仕事を続けてくれたことは言うまでもありません。
くろぱんださん
2017/08/26
ネイト君の影響で「ネイト君が自由に動くためにきれい好きになる」っていいですね。
テーブルの脚付近でぐるっとおそうじしてる姿がカワイイです。
やっぱり広いフロアーでの活躍っぷりがイイですね。一番の有効利用といった感じです。
うちは狭いけど「ロボット掃除機」が来てくれたらきれい好きになるかも?
フェレンギさん
2017/08/26
カーペットから出る埃は ギョッと するほど多くて 普段の掃除を反省してます。
また椅子の下まで入ってくれるのが嬉しい。 居住区ならベッドの下がきれいになりそうですよ。
なかなか自分では手が出しにくい価格帯ですが、「親のために買ったよ」 という人が増えつつある理由が見えた気がするレビューの機会を頂戴しました。