ジグソープレミアムレビュー「ISETAN MEN’S × ZIGSOW コラボ企画 第9弾
『<シーク> UネックTシャツ・ニーレングス』」
アンダーウエアに始まり、靴・シャツ・スーツ・ジャケット・コート。
時計・鞄・カメラにオーディオ 、フレグランスにスポーツグッズ
上質な人生を歩む男達が欲しいものが ISETAN MEN'S にあります。
今回ZIGSOW様とISETAN MEN'S様から提供していただいたのは
GUNZE様が、最高の素材を、最新の技術で作り上げたアンダーウェア3品です。
<シーク>UネックTシャツ(EE2516)
<シーク>ニーレングス(EE3687D)
<シーク>ニーレングス(EE0207/)
価格に見合う
まさに 暑い時にオススメ
ユニクロやワークマンから コスパに優れた涼感素材のインナーは数多く出ています
それらに対すると シークの商品の価格は3倍ほどの値付け
でもね ほんとに 着心地が良いのよ
価格に見合う 性能は保証できます
もう3年 手元にありますが なかなか そんな長期間 タンスに居座るインナーってありません
無駄に伸びないし ほつれないし 涼感は担保され続けているし
日常使いには ちょっと贅沢なお値段ですが だからこその一着かもしれない
値打ちの分かる人になら プレゼントしてみたら どうでしょ?
私は 特に UネックのTシャツが気に入っております
<シーク>UネックTシャツ(EE2516)
まず
<シーク>UネックTシャツ(EE2516)からはじめます
<シーク>UネックTシャツ(EE2516)は、柄物なので一見ではそうと判らないのですが
総メッシュ素材なので とても高い通気性があります。
首周りは深く抉られております
タグの代わりに「SEEK」は印字されています。
着心地の良さに繋がる設計は、これからの主流だと思います。
袖丈はかなり短めに設定されています
よくご覧ください
裁断面に折返しや縫い目が存在しません。
これはカットオフ®と呼ばれる製法によるものです。
カットオフは直訳すると「切りっぱなし」
生地の端を折り返して縫わず、切りっぱなしの状態で仕上げる技術。
襟・袖口・裾に縫い目が無いと下着のラインがうつりにくくなります。
実際に色々な種類のシャツを着て試してみます。
まずはイチバン気になる白いカッターシャツに合わせてみました
電球色LED電球と昼光色蛍光灯の混合光下での撮影ですが、まったく透け映りは感じません。
何かの間違いで大量の水を被るようなことさえなければ問題なしだと思います。
次は柄物ですが、シャツを着て熱帯夜の中を歩き、汗だくになった後の背中を撮影しました。
背骨の両脇に汗が染みとして浮かび上がっているのが確認できると思いますが、柄物の下着を着ていることは判りません。
綿100%時代のアンダーウェアとちがい、
<シーク>UネックTシャツ(EE2516)は、ポリエステル85%・ポリウレタン15%素材です
大量の汗を繊維内部に滞留させることが無く、どんどん蒸散させる力があるようです。
ボーダーシャツに汗が染みていたのに、その下は もう乾き始めていました。
同じシャツを横から見たところ。
細めのシャツなのですが、首周りや袖口に下着の型紙を想像させる映り込みや膨らみは見て取れません。 カットオフ®の恩恵を確認することができました。
スレンダーフィットのポロシャツでも首周り・袖口共に映り込みがありません。
まれに中高年がTシャツの下に下着を着てしまっているのをお見受けすることがありますが、
この<シーク>UネックTシャツ(EE2516)なら、決してバレることはありません。
素肌の上に着ているように見えるでしょ。
<シーク>UネックTシャツ(EE2516)の特徴のひとつとして
深めの襟ぐりがありますが、このように第2ボタンまで開けても下着が見えてしまうことがありません。
これなら「ツキノワグマ」なんて陰口を叩かれる心配はありませんね。
素材:ポリエステル85%・ポリウレタン15%
抗菌防臭加工済み
溶着ベアメッシュで折返しや縫い目が無い首回り、裾部分、袖口部分
MサイズとLサイズ また姉妹品に無地の製品もラインアップされています。
暑い日こそ ニーレングスを履くことで快適に過ごす
ニーレングス 男性には聞き慣れない言葉ですが、意味は文字通り膝丈のこと。
昔風に言うと7分丈のズボン下を意味すると考えて良いと思います。
異なる最新素材を、それぞれ最適化手法で製品化されており
異なる履き心地が得られました。
レビューテーマに則り、まずは<シーク>ニーレングス(EE3687D)からご紹介いたします。
カットオフ®と伸縮メッシュ素材を3D裁断縫製することによって快適を実現したEE3687D
箱裏に 生地の端を折返し縫いせず切りっぱなし仕上げを行うカットオフ®技術
ウエストにはソフトに伸びるニットゴムを採用
アウターに響かない「おしゃれな着こなしのためのインナー」を実現するための工夫ですね
もうひとつ <シーク>ニーレングス(EE0207/)の特徴は
デオクリーン® グンゼオリジナルの消臭技術
繊維上の抗菌成分がニオイのもとになる雑菌の増殖を抑制
クールメイク® 接触冷感性と吸放出特性のある繊維スカイクール®UPと
汗・湿気などを感知して伸縮するベントクール®で構成されたハイテク冷感素材採用
カットオフ®は非採用
ウエストに採用されたソフトに伸びるニットゴム以外は、見た目も履き心地も別物です。
どちらの商品も、暑い日こそニーレングスを履くことによって快適に過ごそう
そう思わせる魅力を感じることができました。
それぞれの特徴は独立した項目を設けて、個別にご紹介いたします。
<シーク>ニーレングス(EE3687D)
<シーク>ニーレングス(EE3687D)型番のDはデニム柄を意味すると思われます
ウエストゴムは、伸縮性の高いニットゴムを幅広採用しているので、腹部にゴム跡が残る心配は殆ど無いと思います。 ブランドロゴのSEEKが誇らしげです。
本体部もウエストゴム部もポリエステル85%ポリウレタン15%で構成されています
カットオフと大書されているので その部分を大写ししましょう
下のボタニカル柄は<シーク>ニーレングス(EE0207/)折り返し縫いが確認できますが
デニム柄の<シーク>ニーレングス(EE3687D)は、日本手ぬぐいのように切りっぱなし
であることが判ります もちろんほつれや破れに繋がらない特殊加工が施されています
実際に履いたところは、このような様子になります
性別を問わず、靴下、ニーレングスを問わず、ゴムの締め付け部に痒みを覚えたり、肌荒れを起こす方が居られますが、カットオフ®で仕上げられた製品を利用すれば、かなり心配が減ると思われます。
デニム柄なので、一見すると通気性に劣るように思われるかもしれません。
しかし箱には「メッシュ素材」と大書されています。 実際はどのくらいの通気性があるのか?
上から下まで、このレベルのメッシュ素材で構成されています。 蒸れは心配しないでください。
お見苦しいとは思いましたが、実際に履いた写真も掲載しますね。
フィット感は高いです。
局部は立体3D縫製とでも呼べるものなので、締めつけは感じませんし用を足す時にも不具合は感じません。
カットオフ®の効果で、膝下に痕が残りませんし、それでいてズレ上がりもありませんでした。
濃いデニム色なので白いズボンでは透けるかな?
と危惧しておりましたが、そのようなことはありません。
また薄い素材ですので、ウエストがきつく感じることもありません。
(注)レビューに際して、ニーレングスの下にはパンツを履かずに、製品を直に着用するように指示されておりますが、そのような使い方が正しいと感じております。
快適に過ごせますよ。
<シーク>ニーレングス(EE0207/)
<シーク>ニーレングス(EE0207/)はボタニカル柄で清涼感をアピールしています
ウエストゴム部は、<シーク>ニーレングス(EE3687D)と同じようにブランドロゴのSEEKがプリントされております。
伸縮性の高いニットゴムを幅広採用しているので、腹部にゴム跡が残る心配はありません。
本体はキュプラ(ベンベルグ)40%、ポリエステル30% 指定外繊維(アセテート系)30%
ウエストゴム部 ポリエステル85%、ポリウレタン15%
デニム柄の<シーク>ニーレングス(EE3687D)と全く異なる素材を採用し
独自の「冷感・吸汗速乾 消臭・防菌防臭 部屋干し対応」を謳っています。
デニム柄の<シーク>ニーレングス(EE3687D)の特徴であるカットオフ®は非採用です
裾部の様子がこれ 丁寧な縫製も相まって、締めつけ感は無く、それに起因する荒れやかゆみの
心配は少ないと思われます。
素材の通気性を想像してもらうために写真を用意してます。
デニム柄の<シーク>ニーレングス(EE3687D)に比べると、繊維の隙間は小さく見えます
装着した様子を掲載しますね。
この商品も直穿きです。
白いクロップドパンツに合わせてみましたが、当然ながらはみ出すことはなく、透けもありません。
中高年愛用のハーフパンツには無理があります。
<シーク>ニーレングス(EE3687D)と<シーク>ニーレングス(EE0207/)の比較まとめ
<シーク>ニーレングス(EE3687D)は、体への密着度が高く感じられ
階段の昇降時、自転車利用時、ウォーキング時には、ニーレングスとズボンの間に擦過が生じます。
対して
<シーク>ニーレングス(EE0207/)は、体との密着は感じません。
階段の上がり下り、自転車利用時、ウォーキング時には、ニーレングスとズボンが一体化し
体とニーレングスの間に擦過が生じます。
穿いた瞬間に感じる印象として
<シーク>ニーレングス(EE3687D)は、保温性を予感させます
<シーク>ニーレングス(EE0207/)は、接触冷感の言葉通りの清涼感が得られます
<シーク>ニーレングス(EE3687D)も<シーク>ニーレングス(EE0207/)も
履くことによって、ズボンに汗染みを出してしまうことを防ぐ効能があります。
裏地の無いコットンパンツやチノパン、あるいはジーンズに合わせると、特に夏場においてベタつきを感じずに済みます。
但し、<シーク>ニーレングス(EE3687D)は、全面通気性を確保したメッシュ素材でありますが
身体とのフィット感が高いので、炎天下の作業や、夏場の外回り仕事には不向きだと感じました。
途中で脱ぎたくなることがありました。
しかし、真夏日が続く日々でも、冷房の効いた電車・職場で過ごす時間が多い方にとっては
適度な保温性が良い結果を生むと思います。
冷えにお困りの方は<シーク>ニーレングス(EE3687D)をオススメします。
駅まで毎朝毎晩数キロ歩くよ という方は、清涼感が続き、穿いている感覚の薄い
<シーク>ニーレングス(EE0207/)が良いでしょう。
どちらも商品も、長時間の運転時に、蒸れや不快感を感じることはありませんでした。
膝裏に分厚い縫い目が無いので、その部分に痛みを感じることもありません。
冷房の強い運転席に長く座るお仕事の方に、良いお知らせになると思います。
どちらの商品も、通勤レベルの自転車に悪い影響を与える使用感はありません。
全ての使用感において 下に何も穿かなくても、まったく違和感はありません。
新素材 日本製 身に付けている者も他者の目も快適であるための工夫
ヨーロッパの紳士は、カッターシャツの下に素肌だと聞いております。
でも、それはそれ。
ここは今や亜熱帯地方に分類されると云われる日本であります。
吹き出す汗がシャツに染みを作っている状態を好む人はいないと思います。
コットン100%の真っ白いTシャツは、福士蒼汰や桐谷健太に任せましょう。
少なくともビジネスシーンでは、コットン100%のTシャツインナーは時代遅れだと思います。
スポーツシーンから始まった新素材インナーの波に乗りましょう。
<シーク>UネックTシャツ(EE2516) 写真 左
素材:ポリエステル85%・ポリウレタン15%
抗菌防臭加工済み
溶着ベアメッシュで折返しや縫い目が無い首回り、裾部分、袖口部分
<シーク>ニーレングス(EE3687D) 写真 右
素材: ポリエステル85%ポリウレタン15%
全面メッシュ素材
3D立体縫製 カットオフ®による折返し・縫い目の存在しない膝下
<シーク>ニーレングス(EE0207/) 写真 中
本体はキュプラ(ベンベルグ)40%、ポリエステル30% 指定外繊維(アセテート系)30%
ウエストゴム部 ポリエステル85%、ポリウレタン15%
独自の「冷感・吸汗速乾 消臭・防菌防臭 部屋干し対応」を謳っています。
乗用車の開発において、日本仕様は亜熱帯地方のそれより過酷な条件を設定するようです。
気象庁の百葉箱の中にある温度計が35度を越える数字を示す猛暑日に、都会では より過酷な温度があります。
しかし電車やバスの中。 オフィスの中では上着無くしては過ごせない室温が提供されています。
身体から吹き出す汗をインナーに留めておいては、気化熱で身体が冷えます。 匂いが出ます。
ワイシャツやズボンに汗染みを作りたくありません。
でも新素材のインナーがあれば、素早く汗を吸収したあと、効果的に蒸散させることができます。
体温や表皮の湿度によって、メッシュ構造が変化する機能は、体温保持に役立ちます。
着ている者の健康を維持することを助け、着ている者を見る者に不快感を与えません。
素材のフィット感、着心地の感想は使用者の体格にも起因するとおもいますが、今回提供していただいた3種の<シーク>製品に共通していたのは、無類の通気性の良さでした。
その様子を動画でご確認ください。
比較対象として最後に登場させている綿100%のトランクスが 良い参考になると思っています
<SEEK>製品においては布から蒸気が出る様子が見て取れますが、綿100%トランクスでは それが確認出来ません。 (蒸気はケルヒャーのスチームクリーナーを利用しております)
一連の<シーク>製品は、素材から縫製を日本国内で行っております。
故に複数枚に渡る多言語表記のインナータグを装着する必要がありません。
多くの日本人に対応できるM/Lサイズ展開です。
プレミアムラインとして
ホールガーメント®インナー 完全無縫製インナー カットオフ®ドライフィール
ファンクションラインとして
カットオフ®メッシュインナー カットオフ®ドライフィール ポロシャツ対応インナー
Tシャツ対応インナー 綿100%冷感+速乾インナー
スタンダードラインとして
カットオフ®オールシーズン
がラインアップされており、それぞれに柄物から無地職が用意されています。
伊勢丹メンズで提供される高品質なシャツやトラウザー、スーツやシューズに見合ったインナー。
身に付けている本人の快適性を保ちつつ、歩き、座り、屈むことを阻害せず。
アウターに響かない、透けない、自らも他者の目も満足させる数々の工夫。
それらをとても高い次元で実現している。
それが、<シーク>UネックTシャツ・ニーレングス3製品です。
QUALITY OF ISETAN MEN'S
伊勢丹メンズのベストセラーです。
評価の確立している製品です。
ご自分でお買い求めになるのはもちろんですが
夏の贈り物にも最適だと思います。
cybercatさん
2017/07/21
ボーダーシャツからの裏写り具合や最後のスチームクリーナーを使った通気性のデモはとても説得力あって、このテの商品レビューはフェレンギさんの独壇場ですね。
自分はついつい下着は清潔でありさえすればイイや、と商品そのものにはお金かけないのですが、こういう高機能下着も試してみたくなりました!
フェレンギさん
2017/07/21
うひゃ〜 ありがとうございます。
お褒めにあずかりました。
なかなか自分の財布から買うことは躊躇してしまう高価格・高機能下着なのですが
数年前からベストセラーに君臨するだけの製品だな と感じました。
その良さがレビューから伝わったなら、こんなにうれしいことはありません。
hidechanさん
2017/07/21
最後の通気性の比較は、これからの季節を乗り切るアンダーウエア―を選ぶのに非常に分かりやすい動画でした。
スーツのズボンがベタ付くのが嫌で、夏場は二―レングス的な物を利用しようと試したことがありますが、トランクス派の私には、どうにもピッタリフィットが不快で諦めてしまいました。
その点、<シーク>ニーレングス(EE0207/)は良さそうですね^^
ただ、約4000円は、数を揃えるのに中々勇気のいる価格帯ですね~
2000円位なら3着位でローテーション出来そうなのですが・・
フェレンギさん
2017/07/21
まさに、その通りです。
<シーク>ニーレングス(EE0207/)なら、トランクス派の方でも締めつけ感は一切感じませんので、これまでと同じ感覚で利用できますよ。 (私もトランクスがメインです)
直履きで違和感ありません。 接触冷感もおすすめポイントです。
まず一着から お試しになってください。 色も選べます。