以前同じ「HYBRIDBIZ」シリーズのネクタイについてレビューをさせていただいたことがありましたが、その時に「HYBRIDBIZ」について調べている内に私が強く興味を惹かれたのが、スーツを着たままスポーツジムのメニューをこなすという映像が紹介されていた、このHYBRIDBIZスーツでした。HYBRIDBIZシリーズ全般に興味がおありの方は、下に紹介しているHYBRIDBIZネクタイの拙レビューも合わせてご覧いただけると、より理解が深まるのでは無いかと思います。
ネクタイは防汚性能を大きな特徴としていて、例えばコーヒーなどが付着しても、拭き取れば跡が残らずキレイに除去出来るというものです。先日のレビューではかなり意地の悪い実験もしてみたのですが、それも全てクリアしてみせて素直に感心させられました。
HYBRIDBIZにはスーツやジャケット、ネクタイ、ワイシャツ、スラックスなどが用意されていますが、必ずしもそれは防汚性能に優れるものというわけではなく、今回取り上げるスーツのように伸縮性能に優れ、外観はごく普通のスーツでありながら激しい動きを妨げないというものもあります。ネクタイの方でも触れましたが、ここでHYBRIDBIZとは何かという説明を、改めて引用しておきましょう。
HYBRIDBIZ®とはサカゼンの商標登録であり、ひとつの服に2つ以上の機能性を持たせて(機能をハイブリッドさせる)、 その季節にお客様に一番着心地の良いものを提案することをコンセプトとしたブランドだ。
(以上、HYBRIDBIZ×GOLD'S GYMスペシャルコラボ! より)
ネクタイであれば防汚性能、スーツであれば伸縮性など、持たせる機能は品目によって異なります。中にはワイシャツのように防汚性能に特化した製品と、伸縮性能に特化した製品の双方を用意しているものもあります。理想をいえば、両方の機能を一つの品で兼ね備えていれば文句ないのですが、さすがに技術的な困難があるのでしょう。現状ではそれぞれについて使われるシチュエーションを分析して、その中で求められる機能を持った製品をそれぞれラインナップしているということのようです。
なお、今回スーツを受け取りにサカゼンさんの店頭に伺った際にHYBRIDBIZワイシャツを1着購入したのですが、それについては防汚性能が高いものを選んでいます。
伸縮性能の方を選んでも良かったのですが、元々私はワイシャツでも平気で体を動かしますので、比較的余裕のあるサイズのワイシャツを着用していて、高い伸縮性能があまり活かせない可能性が高いと考えたためです。防汚性能が高いものを選んでおけば、スーツの上着さえ脱いでおけば、先日レビューしたネクタイとの組み合わせで、食事中に汚してしまっても簡単に汚れを落とせるという長所が活かせると考えたのです。もっともこれはあくまで私個人の考えですので、上着との相性を考えれば伸縮性が高いワイシャツと組み合わせる方が自然だとは思います。
ちなみに今回レビューさせていただくHYBRIDBIZスーツの防汚性能はごく普通とのことです。ネクタイのような実験しないよう担当の方に釘を刺されましたので、予め記しておきます。
さて、ネクタイのレビューの際にも書いたのですが、私は自営業であり、客先での作業がある場合にはスーツを着用しますが、自宅での作業も多いため一般的な会社員の方と比較すればスーツを着る頻度は半分程度(週2~3日が一般的)になるのではないかと思います。ただ、スーツ着用時にそこそこ重い鞄を肩から提げて歩くことが多く、その意味での負荷はむしろ一般的な使われ方よりはむしろ大きくなっているものと思いますので、この後記していく各種テストも、その程度の負荷であることを踏まえた上でご覧いただければと思います。
それでは、今回着用するスーツをご覧いただきましょう。私はぴったりとしたスーツは元々着ない方で、今回も胸ポケットにスマートフォンやDAPを入れておくことが多いという点も踏まえてAB4のものを選択しました。着用時のシルエットを気にするのであればA4のものを着ておくべきなのですが、実用性や機能性を重視するというHYBRIDBIZの性格を踏まえても、実用性重視で選ぶ方が正解でしょう。
色についてですが、私はどういうわけか紺色系のスーツが何となく好きになれないことが多く、今回も用意していただいた中からグレー単色のものを選択しました。
このHYBRIDBIZスーツは2パンツタイプとなっています。詳細については後述しますが、上の写真のタグに書かれているように復元力の高さがありますので、1日おきに交互に履くようにすると、アイロン掛けなどの手間が最小限になるという売りもあるようです。ただ、今回は敢えて世間並みの負荷に近づけるために、片方のスラックスのみを着用するようにしました。
しゃがんでみれば、伸縮性を実感できる
HYBRIDBIZの動きやすさを実感するのは実に簡単です。HYBRIDBIZを着用して、その場にしゃがんでみましょう。
すると、一般的なスーツではしゃがんだときにスラックスの尻から大腿部にかけての部分が引っ張られるたり、背中の部分が窮屈に感じるような印象を受けるはずです。ところがHYBRIDBIZでは、まるでジャージやトレーニングパンツを着用しているかのごとく、引っ張られる感覚が無いのです。これはHYBRIDBIZが一般的なスーツと比較して伸縮性に優れていることによるものです。
但し、この生地の伸縮性は特定方向にのみ優れているため、HYBRIDBIZスーツの開発に当たってはどの方向の伸縮性が快適性に寄与するかという点を徹底的に分析し、それに合わせて生地の方向を組み合わせているとのことです。
そこで、HYBRIDBIZスーツの伸縮性がどの程度優れているのか、他のスーツと比較してみましょう。比較対象のスーツは、2パンツではないものの、他の紳士服店でこのHYBRIDBIZに近い希望小売価格で販売されていた品です。
まず、スラックスについては両端と膝付近に目印のテープを貼っておき、ベルト側のテープをA点、膝付近をB点、足首付近のテープをC点とします。そしてA点とB点を持って破れない程度に引っ張りA-B間の伸び幅を、B点とC点も同様に引っ張りB-C間の伸び幅を計測します。
上着については動きを制限する大きな要因は背中部分であろうと考え、背中横方向の伸縮幅を測定します。また、袖部分も同様に計測してみます。
実験しておいて言うのもどうかと思うのですが、この値を比率としてみると意外と地味な印象を受けます。とはいえ、スラックスなどはほぼ同じ幅で2倍以上伸びるということになる訳ですから、伸縮率はやはり高いというべきでしょう。単純に長さだけで比較すればほぼ同じ箇所(スラックスA-B間Bの場合)を引っ張ってみて3.5cm以上と2cm弱という伸び方の違いですから、この数字から受けるよりも遙かに実感として大きいものがあります。実際に力を入れて引っ張ってみると、スーツ然とした外観からは想像できないほど柔軟に伸びていくことがわかります。少し大げさに感じるかも知れませんが、包帯を引っ張ったような感触に近いといえばわかりやすいでしょうか。
スーツの方でいえば袖の伸縮幅は、一般的なスーツとそれほど大きく変わる訳では無く、背中側が大きく違うことが見て取れます。つまり背中の窮屈さから解放されることで動きやすさが劇的に改善するという研究結果が得られたと予想されます。この後の実験でも、この背中の自由度の高さが活きてきていることがおわかりいただけるのではないかと思います。
この伸縮性についてもう少し迫ってみましょう。まず、使われている繊維の構成を確認してみます。
比較対象の方は少し見辛いかも知れませんが、「ウール99%、ポリエステル1%」と記載されています。
当然素材としては比較対象品の方が高く評価されるものです。実際に見た目の品質感だけでいえば、正直に言って比較対象のスーツの方が上ではないかと思います。
とはいえ、HYBRIDBIZスーツの素材構成は比較的安価なスーツではよく見られるものであり、それだけで伸縮性の説明にはなり得ません。そこで生地をマクロ撮影してみました。
拡大してみると、意外と生地としての性質が違うことが判ります。HYBRIDBIZの生地は繊維が輪を作るように並んでいます。このような生地の作り方はポロシャツなどではよく見られますが、スーツ生地ではまず見かけません。一般的なスーツはこの比較対象品のように、繊維が隙間無く一定方向にびっしりと並んでいるものが殆どです。
HYBRIDBIZは丁度肩付近を撮影していますが、肩の縫い目を境に繊維の方向が微妙に変わっていることも判ります。恐らく最も伸縮性が発揮されるように生地の方向を組み合わせた結果が、このような向きとなったのでしょう。HYBRIDBIZは、スーツの固定観念を敢えて覆すことで、ずば抜けた機能性を手に入れたのでは無いでしょうか。
スーツを着用して野球に挑戦。殆ど支障は無かったが…
野球といっても、さすがに土のグラウンドでプレーしてしまっては、ごく普通に汚れてしまいます。そこで今回はバッティングセンターで、フリーバッティングとストラックアウト(的当て投球)に挑戦してみました。
具体的には、スーツの上下はHYBRIDBIZスーツ、ネクタイもHYBRIDBIZネクタイで、ワイシャツは普段着ている他社製のごく普通のものという組み合わせです。また、靴は革靴では傷んでしまいますので、始める前にスニーカー(結構古いNIKE AIR MAX系のもの)に履き替えています。
まずはバッティングです。HYBRIDBIZスーツを上下着用した状態でバッティングをしてみました。
打ち終わってみての結論は、上着があってもスイングの邪魔とは感じられませんでした。伸縮性もさることながら、比較対象のスーツと比較して大幅に着心地が軽いため、一般的な洋服を着ている程度の感覚でしかありません。但し通気性は一般的な洋服より落ちますので、しばらくバットを振っていると暑さは感じられましたが。
なお、私は実に20年ぶりにバッティングセンターを利用したというほどのブランクがありますので、バッティングの内容がぱっとしないのはHYBRIDBIZのせいではなく、私の技術の問題です。
この撮影の後に上着を脱いでワイシャツだけの状態や、比較対象の一般的なスーツでも1回ずつ試してみましたが、一般的なスーツではスイングのフォロースルーを取りにくく、どうしてもスイング自体が小さくなってしまいました。ワイシャツとHYBRIDBIZスーツであればほぼ同じ感覚でスイングできていました。
次にピッチングをご覧いただきましょう。かつてと比べて肩の可動域が大きく落ちていますし、腱鞘炎で握力も無くどうしても力のある球は投げられませんが、この状態で投げる程度であれば上着を着ているということは全く気になりません。
正直言って、ここまで投げられなくなっているという点に凹むという結果でした。かつては110Km/h程度の球は投げられていたのですが、今回は痛みを我慢出来る範囲で精一杯投げても80Km/h台しか出ていません…。
なお、こちらもHYBRIDBIZスーツは私の動きを阻害するようなことは全くありませんでしたので、その点については改めて触れておきます。
特に注目していただきたいのは、ピッチングの動作そのものでは無く前方からのトスされるボールが足下に飛んできて、それをしゃがみながら受けているシーンです。普通のスーツであればとっさにこれほど深くしゃがもうとしても、生地が引っ張られてなかなかこのようには動けません。むしろこの時点では私自身スーツを着ているという意識を完全になくしていたほどです。スーツであることを意識せずに動けるほどの伸縮性を、意図すること無く体験できました。
さすがに野球に関する他の動きである、走塁や守備を試すことは出来ませんでしたが、投球や打撃であればHYBRIDBIZスーツを着ていても、殆ど邪魔に感じること無くこなすことが出来るということを実感しました。
このバッティングセンターでの実験で強いて問題となる点を挙げるとすると、スーツを着てバッティングセンターを利用すると間違いなく奇異の目で見られるという点でしょうか。ビデオカメラのために三脚を立てたりもしましたので、周囲に迷惑をかけないよう平日午前中の他の利用者が一人もいない所を見計らって実施したのですが、係員の方の視線は露骨に感じられます。メンタル的な消耗だけは、この実験で強く感じられました。良識ある大人の皆様は真似されないことをお薦めしておきます。
アイロン掛けの必要性は減る
HYBRIDBIZスーツの伸縮性以外の大きな特徴と言えるのが、復元率の高さです。ここでいう復元率とは皺や折れ曲がりなど、正規の形が崩れた際にそれがどの程度元通りに戻るかという値であり、一般的なスーツは95%以下という数値に落ち着くのだそうです。
一方でHYBRIDBIZスーツの復元率(キックバック率と呼称しているようです)は公称値で97%となるそうです。数値の差だけで見れば2%程度なのですが、これがはっきりと刻まれた皺と、軽く入っている皺という程度の差に繋がるということになるようです。
そこで先程伸縮率を比較したスーツと、数日おいてみて皺の残り方を比較してみました。差が見やすかったスラックスを並べてみましょう。
注目するべきは 画面真ん中付近となる、膝裏辺りの皺の入り方です。実はHYBRIDBIZは直前の着用から1日半、比較対象は1週間ほど経過しているのですが、刻まれている皺の深さや量が大きく違うことが見て取れます。
右のスーツのような皺が入ってしまっていると、きちんとした場に着て行くにはアイロン掛けが必要なレベルです。しかし、HYBRIDBIZの方は確かに軽くは皺が見えますが、アイロン掛けが済んだスーツであっても目的地に到着するまでに入ってしまう程度のものでしかありません。
HYBRIDBIZの復元率については、着用が終わった直後と、丸1日経過後とで比較した写真もありますので、ご覧いただきましょう。
この2枚がいずれも着終わった直後のものです。写真なので若干わかりにくいかも知れませんが、皺がきっちりと入っていることはおわかりいただける程度かと思います。
若干場所と拡大率がずれてしまっていますが、大体はおわかりいただけるでしょうか。
HYBRIDBIZスーツの復元率は97%で、100%ではありませんので完全に皺が無くなるということはありません。ただ、くっきりと刻まれていた皺が、割合薄くなっている部分が多いのが判ります。
私のように普段の仕事で折り目正しいというほどの服装が必要でなければ、アイロン掛けしなくても着られる程度に落ち着いています。濃い皺が入ってしまっていたり、どうしても消えないで気になる皺がある場合には、軽くスチーマーを当てるなどすれば十分に目立たない水準にすることが出来そうです。
店頭で受け取った際に担当者の方から伺った話では、2パンツなので1日ごとに交互に履くようにすれば、普段使いであればアイロン掛けなどをしなくても十分にコンディションを保てるはずだとのことでした。実際に私も4月下旬から着用を始め、約1ヶ月後の現在に至るまで一度もアイロンやスチーマーによる手入れをしていませんが、他のスーツと比べると明らかに皺や型崩れはありません。
ところで、ここで比較対象としたスーツの肩部分をご覧いただきましょう。
毛玉のようなものが多数出来ているのがおわかりいただけるでしょうか。実はこれは私が仕事時に持ち歩くPCバッグを、肩から提げて歩いたことですり減ってしまったという状態なのです。私のPCバッグはPC2台(ASUS TAICHI 31+Microsoft Surface Pro 3)やドライバーセットなどの工具類、書類の類が多数入っている関係上、全体重量で7~8Kg程度となります。これを肩から提げたまま歩き回ったことにより、その部分が擦れてしまったのです。
HYBRIDBIZスーツはまだ1カ月ほどしか着ていませんので、さすがに同じバッグを提げて歩いていてもすり減ったようには見えません。そこでHYBRIDBIZスーツを受け取った際に担当していただいた方に質問してみたところ、HYBRIDBIZは擦れに対する強度は特別にある訳ではないが、擦れた場合にはこのような毛玉になるのではなく、毛が徐々に摩耗してポリエステルが多くその箇所に残ることから光沢が出てくるのではないかという回答でした。なお、擦れに対しての強度も、この比較対象のものよりはあると思われるとのことでしたので、少し期待しておくことにします。
今のところは写真の通り特に問題は起きていませんので、この状態が保たれれば有り難いところです。
普段使いのスーツとして優れた完成度
4月下旬から、1カ月近くにわたってHYBRIDBIZスーツを着用してきましたが、率直に言って見た目は普段使い用かな、という印象です。2パンツタイプで店頭価格39,800円というスーツですから、決してスーツとして高級というほどのものではなく、その意味では価格相応というべきでしょう。もっとも、私がスーツを着るのは、打ち合わせや商談を除けばほぼ客先でPC関連の作業をするときですから、そのような用途には丁度良いといえます。
特筆するべきはやはりその着心地です。私は電車で動いているときなど、結構駅の階段を駆け上がったりするのですが、そのような場合にここまで動きを制限されないスーツを着たことは今までありませんでした。走ったときの身軽さでいえば、普段外出時に着ている普段着と比べてもむしろ上かも知れないというほどです。もっとも、スーツを着ているときには革靴を履いていますので、靴の方での制限はどうしてもある訳ですが。
本文中で触れていますが、特別な動きをしなくても、単にその場にしゃがんでみるだけでHYBRIDBIZスーツの優れた伸縮性は存分に体感出来ます。しゃがむときに生地が突っ張る感じが全くしないというスーツやスラックスというのは、これが初めてです。ちょっと重い荷物を持ち上げるというときなど、スーツを着ていることを意識しなくて良いというのはとても楽なのです。
改善点として要望したいのは、デザインや形状のバリエーションの拡充という点でしょうか。率直に言ってもう少し値段に幅は出ても良いので、もう少し選択肢が用意されていると有り難いと感じます。
また、生地にポリエステルが割合多く配合されていて、これがHYBRIDBIZならではの機能に大きな役割を果たしているであろう事は容易に想像出来るのですが、これにより外観の品質感がやや損なわれているという側面もあります。今回比較対象としたスーツはウール99%のもので、機能性では大きく劣るのですが品質感はやはりこちらの方が上です。2パンツではないものの、価格ではそれほど大きな差は無いはずのものですので、質感がもう少し近づいてくれれば文句なしという所です。
もっとも、現時点でも比較的リーズナブルな価格と別格といえる着心地を実現できているわけで、特に動き回るような立場の仕事をしている方にはお薦め出来る品です。私自身、客先がスーツの価格帯まで気にして観察してくるような相手でなければ、仕事の際にはほぼ毎回HYBRIDBIZスーツを着て外出しています。スーツの窮屈さが気になっている方に、是非一度試していただきたい逸品です。
最後になりましたが、お世話になりました担当の方及び、サカゼン馬喰町店紳士服フロアの皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
おまけ:JR馬喰町駅徒歩0分のサカゼン馬喰町店
今回はスーツの受け取りと打ち合わせはサカゼン馬喰町店で行うので、調整した日時に店頭に伺う形となりました。
私は千葉県在住で、かつては都内に通勤や通学をしていて、東京駅はよく利用していました。
そしてその際には総武快速線を使っていましたので、馬喰町駅も毎日のように通過していたのです。ところが、今まで馬喰町駅で下車したことがあるかといわれると、何と一度もありませんでした。馬喰町付近自体、かつてこの近辺にあった讃岐うどん店(現在は人形町に移転してしまいました)を訪ねた一度だけしか立ち寄ったことが無かったほどです。
ですから、スーツを受け取る際にいただいたメールに書かれていた「JR馬喰町駅 A3出口 徒歩0分」とはどういうことかと少し疑問に思っていたのです。特に駅ビルのような構造にはなっていなかったような記憶がありましたので…。
当日、A3出口から外に出た瞬間、疑問は氷解しました。当日の私のtwitterコメントをご覧いただきましょう。
JR馬喰町駅の表示板の真横に「洋服のサカゼン 馬喰町店」と看板が見えていたのです。せいぜい徒歩十数秒ですから、0分というのも納得は出来ました。ちなみに未だに仕事で時々行く秋葉原駅付近までも徒歩十数分と、意外と近いということもわかりましたし、今後用事があれば地元の店舗と合わせて立ち寄らせていただくことにしようと思います。
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