無料試し読みできる電子書籍・漫画ストア「めちゃコミック(めちゃコミ)」のレビューになります。
その特徴は何といっても「スマホ、ガラケー専用」であること。
大画面化なタブレット端末が手軽に入手できる今、スマホでわざわざ見ることに最初は懐疑的でしたが、試してみると納得。
めちゃコミック(めちゃコミ)じゃないとダメという人がいる理由が分かりました。
漫画であって漫画にあらず。これはもはや漫画とは別のエンターテイメント!
1.登録
会員登録の様子です。
スマホ&ガラケー専用ということもあり、登録もスマホ&ガラケーのみ。
PCでは登録すらできませんのでご注意を。
以前はタブレット端末も非対応でしたが、2017年4月からタブレット端末に対応したので、
iPadの大画面で見たい!という人も一安心ですね。
スマホでアクセスすると会員登録ボタンが表示されるので登録方法を選択。
今回使用するスマホは「ASUS ZenFone2 laser」。
SIMフリー機も対応しているので安心です。
3大キャリアの場合は携帯代決済と抱き合わせて支払いができますが、
MVNOのためクレジットカード支払い>メールアドレスで新規登録を選択。
※2017年4月時点で、以下2点の追加対応がありました。
・2017年3月に支払い方法に「Yahoo!ウォレット決済」が追加されました。
・2017年4月にタブレット端末に対応いたしました。
送られてきたメールからアクセスすると登録処理が継続できます。
めちゃコミック(めちゃコミ)の登録には、月額コースの契約が必要です。
コースは全部で7コースあり、この中から選択します。
・めちゃコミック20000/月額:21,600円/ 20,000pt + 5,000pt(115.7%)
・めちゃコミック10000/月額:10,800円/10,000pt + 2,500pt(115.7%)
・めちゃコミック5000/月額:5,400円/5,000pt + 1,200pt(114.8%)
・めちゃコミック2000/月額:2,160円/2,000pt + 450pt(113.4%)
・めちゃコミック1000/月額:1,080円/1,000pt + 200pt(111.1%)
・めちゃコミック500/月額:540円/500pt + 50pt(101.9%)
・めちゃコミック300/月額:324円/300pt(92.6%)
※括弧内は月額料金(税込)に対するポイントの率
めちゃコミック500以上のコースであればボーナスポイントが付き、
月額料金が高い方がポイント効率が上がります。
ボーナスの率を考えると、500と1000コースで約9%の開きがあるため、
めちゃコミック1000以上のコースを選択すると良いでしょう。
月あたりの漫画本に換算すると、1000~5000あたりがボリュームゾーンと思いますが、
この3コースならポイント効率の差も少ないため、普段の購入スタイルを想定してコースを選択すると良さそうです。
今回は「めちゃコミック2000」コースを選択して登録しました。
コース登録が完了すると、簡単なプロフィール登録を行い使用できるようになります。
2.ホーム画面~コミックス選択
ホーム画面は次のような画面。
上部/下部にステータスバーがありますが、上部スクロールバーはスクロールすると見えなくなります。
下部ステータスバーは常時表示なので、こちらをメインに使用すると良いでしょう。
検索ボタンから今回のレビュー対象「お嫁様は神様(著:三浦ひらく)」を検索しました。
購入は単行本一冊単位ではなく、一話ごとの購入になります。
今回は贅沢にまとめ買い、しちゃいました。
一話50pt × 10話で合計500pt消費して購入です。
残念ながらまとめ買いしてもお得感は無いので、
10話まとめ買いでポイントボーナスなどがあると良いなと思います。
購入が終わったら早速読書タイムになります!
漫画にあって漫画にあらず。
めちゃコミック(めちゃコミ)は元々がガラケー向けに提供されていたサービスであり、
小さな画面&小記憶容量で漫画を読むため、非常に工夫された配信方式です。
iPadやKindleに代表されるタブレット端末であれば漫画1頁(場合によっては見開き)をまるまる表示させても支障ありませんが、
ガラケーの画面だとそうはいきません。
そのためコマ送り方式で漫画を一コマ一コマ分割して再編集、配信されています。
こちらは「お嫁様は神様」の表紙。
スマホだとブラウザ上でビューアーが起動し、このような画面が表示されます。
まず、左の画像が表示され、「進むボタン」をタップすると右の画像にスクロールします。
次に本文冒頭の抜粋。
左端の画像から、「進むボタン」をタップするごとにスクロール/切り替え/スクロールと右画像に変わっていきます。
漫画とはコマ割りを含めて楽しむものという既成概念がありました。
作者は漫然とコマ割りをしている訳ではなく、スムーズに読ませるために、効果的に魅せるためにコマ割りを行っているからです。
それを分割して表示しているので、読みにくくなるのかと思ったんですが・・・意外にも読みやすい。
普通の漫画を読み返して改めてみるとなるほど、視線の動きの違いを意識して作ってある。
漫画の場合、1頁をz字のように視線を動かして読みますが、
めちゃコミック(めちゃコミ)の場合は視線は文字を読むI字の動きくらいで、それ以外の動きが必要ありません。
画面側で行ってくれるからです。
まるでRPGゲームをやっているような雰囲気です。
この漫画のz字をI字へ変換=読書の作法の変換がめちゃコミック(めちゃコミ)の真価ですね。
漫画にあって漫画にあらず。
独特な漫画表現はこの表現で育った世代には代えがたいものなのでしょう。
また各話の終了には次回予告があります。
一話毎のためテンポも良く読み終わり、そのまま次回予告も表示されるので、
つい気になって続きを購入してしまいそう!?です。
そんな中だからこそ気になったのは上部にあるアドレスバーとめちゃコミックの表示。
常時表示されているため気になりました。
情報の選択と集中こそがこの方式のメリットであるので、
余計な文字は表示せずに読ませたいシーンのみが表示できるようなシステムだと更に没入感が得られると思います。
隙間時間にめちゃコミック(めちゃコミ)。
スマホを弄る時間が多いのは家にいるより出先にいる時。
自転車で外に出かけて読書してみました。
めちゃコミック(めちゃコミ)はデータをダウンロードせずに1コマごとに読み込みします。
スマホの容量を圧迫しないメリットがありますが、
反面、データ読み込みの遅延が気になるかもと心配でした・・・
が、そもそもがガラケーでも読めるサービスのため、
4G回線でも読み込みの時間の心配は全くの杞憂でした。
流石に進むボタンをタップ連打するようなことをすれば読み込み遅延発生しますが、
普通に読んでいる分にはストレスありません。
ポタリングの休憩時間など、ちょっとした隙間時間に楽しめそうです♪
めちゃコミック(めちゃコミ)という表現方法。
私の場合は漫画はペーパーメディアで読んでいた世代であり、最近はタブレット端末に徐々に置き換わっていたところでした。
携帯デバイスの画面サイズ、解像度が大型化している時代に、
あえてガラケー、スマホで漫画を読むなんて・・・と思っていましたが、
目から鱗。良い意味で期待を裏切るサービスでした。
元来はガラケー向けサービスであるが故の表示スタイルかと思いますが、
革新的な漫画表現です。
スマホばかりで漫画を読む習慣が無い人にこそオススメできるサービス、
それがめちゃコミック(めちゃコミ)ですね。
「※2017年4月時点情報」
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