ダウンロードサイトに飛ぶとインストーラのダウンロードが

自動で始まります。54MBしか無いので速いです。

http://www.leawo.org/jp/downloads/total-media-converter-ultimate.html

インストーラーの「ltmcp_setup.exe」をダブルクリックして起動。

「ライセンス契約に同意する」をクリックすると「インストール」ボタンが

押せるようになります。

インストールもあっという間に終わります。

「完了」ボタンを押して、起動します。

この時にアップデートの問い合わせが行われるようで、

パッチアップデートの画面が出てきました。

リリース日が2015/07/07ですから、本体のバージョンアップが

あるまではデフォルトで出ますね。

起動画面です。まだライセンスキーを入れてないので、

ラウンチメニューには「試用版」の文字が。

右上の「キー」マークをクリックしてライセンス入力を行います。

ライセンス認証画面です。今回は、レビュー用に頂いたキーを入力しました。

認証が終わると、モジュールごとの状態が「製品版」に変わります。

メイン画面に戻ると、ラウンチメニューの方も「製品版」と表示されています。

これでインストール作業は終わりです。

さて、最初に検証してみたかったのは動画サイトからのダウンロード機能です。

様々なダウンロードサイトが有りますが、現時点で対応しているサイトを

検証してみたいと思います。

・Youtubeの場合

ラウンチメニューの右下、「Downloader」をクリックすると

いきなりYoutubeの画面がブラウザの様に出てきたのは、

ちょっとビックリ。

デフォルト設定がYoutubeになってるんですね。

しかもブラウザ機能を持ってるのか。

並みのダウンローダーでは無いですね。

 　ダウンロード手順　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ダウンロードしたい動画を普通に再生。

右端の緑色のマークをクリックしてタブを引き出します。

しばらく再生して待っているとダウンロード可能な

フォーマット一覧が表示されます。

3gppはケータイ用かな？普通にPCで再生するならmp4かflv辺りでしょうかね。

好きなフォーマットをクリックしてやると、

「ダウンロード中」のカウンターが1に変化します。

ダウンロードが完了すると、音が鳴って知らせてくれます。

ダウンロード手順は上記の通りですが、その他のダウンロードサイトについて、

ダウンロード可能か表にまとめてみました。

Leawo社は中国の会社なのですが、世界的に有名なYoutubeから

ダウンロード出来るのは当たり前か。

ニコニコ動画に対応してくれているのは、日本の事情を

よく理解してくれている感じはしますナ。

但し、FC2動画が再生すら出来なかったのはちょっと残念か。

たぶん知られていないのか、メジャーだと思われてないのか・・・。

動画サイトって一つ一つサポートしていくしかないですからねぇ。

意外だったのは韓国系のPandoraTVからダウンロードが出来たこと。

昔は様々なダウンロード方法が有ったのですが、今は仕様変更の為に

TokyoLoader（フリーソフト）以外は全滅でしょう。

中国系のMioMioは再生は出来るもリスト上に出てこないので、

ダウンロード出来なかったですねー。中国の会社なのに残念。

動画サイトは他にも沢山有りますが、試したのはこれぐらいです。

 　ビデオ編集手順、機能など　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ラウンチメニューの「Video Converter」から起動。

編集したい動画ファイルをドラッグ＆ドロップで追加。

動画毎に編集アイコンをクリック。

トリム編集では始点、終点を指定することで、

必要な部分のみカット編集出来ます。

透かし機能はテキストかイメージファイルを

スタンプ的に入れ放しにする機能です。

これが字幕だと思っていたのですが勘違いしてました。

動画にコピーライト表示などを埋め込む場合に便利な機能です。

クロップ機能は拡大表示機能ですが、

編集しているビデオ全体に影響するので本当に使うなら、

トリムでカット編集して繋ぎ合わせる等の工夫が必要かと思います。

効果機能は明るさやコントラストの調整で使います。

音量増加は結構、使えるかもしれません。

簡単な編集機能だけですが、ちょっとした編集には使えると思います。

一通り、編集が終わればOKボタンを押して、変換画面に戻り、

変換開始します。

動画の結合も出来ます。

変換ボタンの隣に有る青いボタンを押せば、

結合後の動画を表示してくれます。

 　パラメータを設定してみる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

変換パラメタの設定は、メニューに表示されている動画形式名のボタンを

クリックすれば、プロファイルの編集か変更で出来ます。

「編集」を選択した場合、映像と音声のパラメタを

個別に自由に変更でき、カスタム保存することが出来ます。

今回は、映像コーデックをH.264、ビットレートを2500Kbpsに変更し、

カスタム設定で変換してみます。

「変更」を選択した場合、ビデオやオーディオ、さらにHD、4Kなどの

形式ごとにプリセットされた多種多様なフォーマットに変換できます。

デバイス毎に変換することも可能。iPhoneやWindowsなど

各メーカー毎にワンクリックで設定できます。

この変換パラメタの設定はホント、強力かつお手軽に設定できますナ。

 　字幕を付けてみる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このソフト単体で字幕を編集して付加する事は出来ません。

別途、フリーソフトなどで字幕ファイルを作成し、

変換時に指定する事は可能なようです。

サポートされている字幕形式はsrt、ass、ssaです。

今回はフリーソフトのSubtitle Workshopを使って字幕を作ってみました。

動画と同じファイル名でassファイルを作り、

同ディレクトリ配下に置いて、プルダウンメニューから指定します。

完成した動画はこちらから。

・様々な動画形式のビデオや、DVDを再生してみる。

動画形式の変換で多種多様なフォーマットに対応しているのは

分かっているのですが、メディアプレイヤーとして再生出来る

フォーマットに付いて検証してみます。

検証結果を表に纏めます。

サポートしている動画形式は他にも沢山あるのですが、

当方が所持している動画ファイルで試せたのは、これぐらいです。

予想通り、特に問題なく再生可能でした。

後、気になるのはエンコードする時に使ったコーデックの差ぐらいでしょうか。

aviで試したのは、H.264、DivX5、XviDです。

動画を3D化するには、動画編集画面の3Dタブから設定出来ます。

今回は、深度を+2、モードを赤色／シアンで変換してみました。

よくある青赤メガネで見れるようです。

完成した動画はこちらから。

手持ちのDVD VIDEOをリッピングしてみよう。

まずはラウンチメニューの「DVD Ripper」から

VOBファイルを選択します。

各VOBファイルが追加されたら、動画結合にて１本に纏めます。

後は変換ボタンを押して待つこと3分程度。

プロテクトなんてへっちゃら。

サクっと969MBのaviファイルに変換されました。

「動画変換はデバイス指定でお手軽かつ強力」

現時点でメーカー各社が発売している機種を網羅している所が凄い。

新機種が登場すると恐らくバージョンアップしてくると思われますが、

ワンクリックで変換できるのは、初心者にもウレシイお手軽さ。

イマドキのデバイスは、大抵の動画形式なら再生可能でしょうが、

動画はデバイス毎に適正値で見たいもの。これを自分で調べて、

細かく設定するのはとても面倒臭いワケで。

多種多様なデバイス指定可能な所が、このソフトの売りでしょう。

１．良かった点

・インストール後の容量は120MB程度で小さめ。

・動画ダウンロードにブラウザ機能を持っている。

・Youtubeやニコ動など主要な動画サイトに対応している。

・簡易動画編集が付いていて、ちょっとした編集なら重いソフトよりは役立つ。

・動画形式の変換が強力。対応しているフォーマット数もさることながら、

　デバイス指定でワンクリック変換可能。作業の簡略化が図れる。

・動画の3D化変換など面白い機能が付いている。

・DVD VIDEOのリッピングも簡単。サクッと1本のaviファイルに変換。

・比較的、動作が安定している。

２．悪かった点

・本ソフトでは字幕が編集出来ない。字幕を付けるのには、別途フリーソフトなどで

　字幕ファイルを作成した後、変換時に指定する事で付ける事は出来る。

PC : ark Gouger Noct-L GU-IV4H77M-S（デスクトップPC）

OS : Windows 7 Professional 64bit

CPU : インテル Core i7 3770 [3.4GHz / 95W / L3 8MB / 4C 8T]

CPUクーラー : インテル 純正クーラー

メモリ : 【Micron】SanMax DDR3-1600 SMD-8G68CP-16K-D-BK 8GB[4GB×2]

マザーボード : ASRock H77M [intel H77チップセット／2メモリスロット]

グラフィックスカード : ASUSTeK NVIDIA GTX650-E-1GD5

SSD：インテル(R) Solid-State Drive 730 240GB

ハードディスク : 1TB Seagate ST1000DM003

電源 : Silverstone SST-ST50F-P ATX 500W [静音 80PLUS BRONZE認証 ※ケーブル着脱式]