これまでは、BDドライブに付属してたPowerDVD 9を愛用していました。
難しい設定は必要なくPowerDVDで再生するだけで、画質だけでなく音も良くなりお気に入りです。
ですが、Windows8だとブルーレイが再生できなかったりと、いろいろ不便を感じていました。
今回は、最新バージョン「PowerDVD 14 Ultra」を使ってみたいと思います。
<テスト環境(PC)>
このモニターは3Dに対応しています。
PowerDVDも3Dに対応しているため、DVDやブルーレイを3Dで楽しめます。
最新版の「PowerDVD 14 Ultra」でも3Dは全く問題なく再生可能でした。
テーマ2で詳細にレビューしたいと思います。
<パッケージの写真>
<インストール編>
ダウンロード用のURLも付属しているので、DVDドライブがなくてもインストール可能です。
インストール作業自体も画面の指示に従うだけで簡単です。
アクティベーションには、オンライン接続が必須なのでDVDでインストールする際にもインターネットに接続した状態で実施してください。
Nexus7+MVNO環境で再生
YouTubeとタブレットを使用した動画再生をテストします。
ネットワークには、MVNOはOCNのSIMを使用します。
<使用機材>
タブレット:NEXUS7-32T(2012年モデル)
MVNO:OCN 80MB/日コース
映像ソース:パナソニック LUMIX DMC-GF5で撮影した動画
最大画質(AVCHD、1920x1080(フルHD)、30fps)
共通:動画の圧縮には、フリーソフトの「DivX Converter」を使用しました。
ソフトウェアのダウンロードは以下のURLから可能です。
http://www.divx.com/ja/software/technologies/hevc
「DivX HEVCプラグイン」のインストールにチェックが入っているこのとみ確認してください。
検証① YouTubeの動画再生
検証② タブレット+CyberLink Cloudに適した解像度を調査
<検証①>
YouTubeをオフライン再生してみました。
設定方法は、動画でも解説がありますが、左側のメニューから[ソーシャル メディア]-[YouTube]を選ぶだけです。
いつものブラウザからアクセスしているときと同じように動画をクリックするだけで再生可能です。解像度の変更も可能です。
また、YouTubeの動画をダウンロードしてオフラインで再生する機能も付属しています。
ニュースでも話題になりましたが、使用する際にはしっかり確認してから実施しましょう。
ダウンロード方法は、動画のピンをクリックするだけです。
ダウンロードして使用する際の利点を紹介します。
・スキップではなくて、動画の早送り・巻き戻し再生が可能
⇒スキップではないので、みたいシーンを見逃すことがなくなります。
・ネットワークの使用量や電波状態を気にしなくて済む
⇒MVNOのようにネットワークに上限がある環境だと重宝します。
<検証②>
デジカメで撮影した動画を、CyberLink Cloudにアップロードして再生します。
圧縮はAndroidのデフォルト環境でも再生できる「mp4」で、解像度のみを変更してエンコードした動画と比較しました。
やはりタブレットの解像度に合わせて圧縮したものが一番ベストでした。
ただし、大量の動画を保存するのであればCyberLink Cloudが10GBということも考えれて1サイズ小さくしても良いと思います。
・CyberLink Cloudの使い方
一般的なクラウドストレージサービスと同じ認識でOKです。
タブレットからの再生は、CyberLink Cloudにログインして保存した動画をタップするだけです。インストールされている動画再生プレイヤーが自動的に起動して再生されます。
音楽もストリーミングで再生可能です。
音が良くなる補正(Dolby)は有効になっていないと思いますが、CyberLinkという安心感もあり速度も十分に出ているクラウドサービスです。下記で紹介するスマホ用アプリからも操作(再生やアップロードなど)ができるため、これからますます進化に期待しています。
・Power Media Player(Bundle Ver.)
すでに各種ストアからダウンロードできますが、広告を除去するコードが付属しています。
H.264、MP4、MPEG、MKVには正式に対応しているので問題なく再生できました。自分がテストした時点はH.265の動画は再生できませんでした。
また、ホームメディア(DLNA)の設定を行うことで、PCとタブレット間で動画のやり取りがストリーミングで可能になります。一度環境を作ってしまえば特に難しいことはないのですが、DLNAの設定方法は記載されていないので、この機能は初心者にはハードルが高いかもしれません。使用しているルータの設定がメインになるので機会があれば設定方法を解説したいと思います。
4K動画と3D動画再生
4K動画と3D動画を再生します。
ただし、現在使用しているモニターが4Kに対応していない一般的なフルHDなので、基本圧縮された状態での検証です。
<4K動画>
手持ちのカメラでは4K動画を撮影できないので、以下のサンプル動画を使用させていただきました。ファイルサイズが1GBを超えているので、時間に余裕を持ってダウンロードしてください。
⇒こちらはダウンロードが自由に可能ですが、R3D形式なので再生にはAdobe製品が必要です
比較用の再生ソフトには、「Media Player Classic Homecinema」を使用しました。画面がシンプルで動作も軽いことから昔から愛用していました。
・結果
自分の環境ではどちらもコマ落ちすることなく再生可能でした。
ただし、CPU利用率を見ると差が明確に出ました。
参考にメモリ使用率も表示していますが、本レビュー後でブラウザ等も起動した状態なので参考程度に。
<PowerDVD 14 Ultraで再生中>
<Media Player Classic Homecinemaで再生中>
ここまで差がでているとは思いませんでした。この程度のCPU利用率ならゲームをしながらでも十分に処理が継続されそうです。しかも、好みもありますが、映像はよりクリアでキレイな色合いに補正されて、音も「DOLBY」効果で良くなるとなれば、DVD再生の王道ソフトは伊達ではないと思いました。
<3D動画>
LG D237IPSは3Dに対応したディスプレイです。3D再生には付属の「TriDef 3D」を使用していました。
3D対応のDVDの再生時には、上記のソフトと専用メガネを使用することで3D視聴が可能です。ただし、通常のDVDを3Dで再生する際には、ディスプレイの設定を毎回、ディスプレイについているボタンで変更したり戻したりする必要があって面倒だったり、3Dの深さを設定できなかったりと不便が多かったです。
「PowerDVD 14 Ultra」も3Dに対応しているので早速使用してみました。
3D対応のDVDは、DVDを入れて再生するだけで問題なく再生できたので、今回は通常のDVDを3Dに変換して再生する場合についてレビューしてみます。
・使い方
まずは、「PowerDVD 14 Ultra」設定を変更します。自分が使用しているディスプレイだとすべて自動で問題なかったのですが、どのような設定ができるか紹介します。
・再生方法
DVDを入れて再生します。再生度、画面の下に表示されている「3D」ボタンを押します。
すると、3D用に変換されて表示が始まります。
専用メガネでみると、バッチリ3Dで表示されました。
・ソフトウェア比較
使いやすさを比較してみました。
結論から言うと純正のディスプレイ付属ソフトウェアを超えた使いやすさです。
2014/12/30 追記
4Kディスプレイ+Fluid Motionを使ってみました。以下の設定を1回行う必要があります。
①ビデオカードの機能を有効化
http://zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&own_item_id=286791
②ブルーレイ再生中に設定変更
③完成(ブルーレイが最初から再生されます)
すごく簡単に、有効化できました。
画質はブルーレイなので元からきれいでしたが、激しく動くシーンなどでは特にスムーズになったことを実感しました。
早送りや巻き戻しなどの動作も変わらず問題ありませんでした。
<参考>
②ブルーレイ再生中に設定変更の手順
②-1画面を[右クリック]-[設定]をクリック
スクリーンショットのソフトが4Kに対応していなかったので切れちゃいました
②-2「TrueTheater/ハードウェア デコーディング」をクリック
②-3「TrueTheaterエンハンスメントを適用する」をクリック
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