レビューメディア「ジグソー」

おっさんボディのモーターアップ

『水素水生成機・・・? そんなん、効果あんの?』

 

最初に募集を見たとき、まず思ったことがコレである。

 

今回、レビューするMagic Shake。

このカラーだと、男性が持っても違和感は余りない。

 

ただ、水素水そのものに効果が無い、いわゆるエセ科学の類いであるかというと、そうでもない。

水素水を透析用水に利用した場合、透析患者の炎症を抑える効果があることは既に一部実証されており、一部の病院では実際に運用が開始され、臨床結果も良好なのだという。

 

お隣のI市にあるD総合病院でも導入されており、腎炎が緩和されたという話も聞く。

実際、水素水がエセだという話の大半は、調べてみると「ペットボトルじゃ搬送中に水素が抜ける」という点を問題にしているものが大半で、水素水そのものの臨床結果に異議を唱えたものは皆無。

 

それじゃ、作ってすぐ飲むタイプの装置なら、それが簡易的なものであれ効果はあるんじゃなかろうか?

 

まあ、理論とかは良く分からんのだが、実際やってみるのが一番手っ取り早い。
MagicShakeを使って一日1リットル、朝と晩に500mlづつ作ってすぐ飲む生活を続けてみた。

 

更新: 2014/03/31
Magic Shake を使用することで起こった変化 PREMIUM REVIEW

一番信じられないのは自分自身、翌日から効果あり

今回、生成に使う水は「硬水であるほうが水素の出が良い」とのことなので、バナジウム含有量の多い富士山近辺で採水される製品を選んで購入した。

水素生成中は、このように電極付近に細かい泡が出続ける。
使用する水によって出が良かったり悪かったりするので、出が良いのを選ぶとお得。

 

さて、気になる結果を言うと、確かに一定の効果は期待出来るようだ。
現時点ではきっかり二週間の飲用なので、一気に健康体になったとか、そういう事は特にない。
ただ、以下の点については実際に変化が見られた事例である。

 

・寝付き・寝起きが極端に良くなった。

私は以前から寝付きが悪く、寝るまでに最悪の場合二時間かかることもあった。

そのため、寝起きの悪さも酷いもので、目覚ましを止めるために「一度起きたにも関わらず、目覚ましを停止した姿勢のまま二度寝」するなど日常茶飯事。

三つの目覚ましを別々の位置に配置しておかなければ、まず確実に起きられないという酷い体質の持ち主だったのだが・・・

 

摂取開始の翌日、何故か目覚ましが鳴る前に目が覚めたのだ。
そういや、昨日は23時過ぎに寝たからな・・・と、気にも止めていなかった。

 

ただ、流石に2週間連続で「目覚ましが鳴る前に目が覚めた」となれば、話は別。
休日などは基本的に「用事が無かったら昼まで寝ている」のが普通だったのに、何故か日曜でも7時前に目が覚める。
前日の就寝時間を平均しても、だいたい1時前くらいなので摂取開始以前と変わりは無い。
3時前後に寝た日もあるが、やはり7時前に目が覚める。

 

眠りが深くなったのか、寝付きが良くなった(10分以上かかった記憶が無い)ことによるものか不明だが、少なくとも飲み始める前と飲み始めた後で、きっちりと差が出たのは事実だ。

 

 

・目の疲れが出にくくなった。

これは一週間くらい経ってからだが、運転中に発生していた「目玉の上が痛み出す」現象が、大幅に緩和された。

 

私は仕事柄、一日平均五時間は運転している上に、PCを眺めている時間も多い。
眼疲労とは長い長いお友達だ。

そのため、運転中どうしても酷く「目が凝る」ことがある。
目玉に疲労が堆積し、見えてはいるものの「何があるか」ということに集中できなくなる。

 

こうなると運転自体が危険なので、すぐさまコンビニに飛び込むなりして、車内に常備されたホット・アイマスクで「目玉を休憩」させる必要があった。
そんな極端な・・・と思うかもしれないが、ここ最近は普段使う眼鏡をサングラス並みの遮光レンズ(夜間は使えないレベル)に変えなければ、目の痛みで気分が悪くなったり、吐き気を催すこともあったくらいに酷かったのだ。

 

目医者にも「極度の眼疲労」と太鼓判を押され、眼鏡を全部作り直したり、半年近くも投薬を繰り返す状態にあった。


勿論、それらは今でも「出るときは出る」のだが、少なくとも「ほぼ毎日」発生していたものが「三日に一度」くらいまで緩和。

医者の治療効果が出始めた時期と重なっている可能性はあるが、投薬開始からは半年近いことを考えると、偶然の一致とは考えにくい。

 

 

顕著に差が出たのはこの二点であるが、そのほかの変化としては幾分疲れにくくなっているようだ。
肝臓あたりが重く感じたり、疲労感で背中が丸まるといった「おっさん疲れ」が夕方になっても出ず、瞼も重くなりにくい。

 

正直、理由はさっぱり判らんのだが、プラセボで二週間連続で体調変化が続くとも思えない。
この先、継続して使うことで、更なる改善があると期待したい。

更新: 2014/03/31
Magic Shake の良かった、気に入った、オススメしたい活用法、メリット、特長など PREMIUM REVIEW

効果はOK、でも商品としての完成度がいまひとつ

さて、最初に効果を書いたのですっ飛ばしたが、次に本製品の使い方。

・・・といっても、使い方自体は見たまんまなので、特に難しいところはない。

 

最初に、本体の上にあるフタを回して外す。

次に電池ボックスを取り出し、単四電池を3本装着。
本体にセットし直したら、フタを閉める。

 

このフタの部分、説明書によると防水されていないそうなので、取り扱いの際やお手入れの際には水がかからないよう、注意が必要。

 

正直に言うと、この部分は不満を通り越し『当たり前の機能が付いていない』と、軽く憤慨した。
普段の使用では水を被るような位置でないのは判るが、電極部を差込んでいる最中に手が滑る等、アクシデントによる冠水がないとは言い切れない。
最低限の生活防水は、故障要因を減らすためにも絶対に必要だと思う。

 

無論だが、水に接触する電極側は防水されている。
ただし、水素生成時に発生する酸素を逃がす目的から、完全密閉にはなっていない。
本製品をつけたままボトルを振ったり、ひっくり返したりするのはNGだ。

使い方は基本、電極部をペットボトルに差込んで電源スイッチを押すだけ。

水素生成時は青いLEDが点灯、生成完了後は消灯する。


なお、水素生成に使うミネラルウォーターにより、LEDちゃんと点灯しないことがある。

私も最初、間欠故障かと思ったのだが、メーカーの説明によると、水素生成の状態によってはLEDへの給電が間に合わない(水素生成に電力が食われる)状態になる事があり、これはむしろ水素が良く出るミネラルウォーターで起きる現象とのこと。

 

事実、LEDが点灯しないときは電極から立ち上る水素の泡が明らかに多いので、LEDが付かない水を選ぶほうが一回あたりで得られる水素の量が多いぶん、お得と言える。

 

 

使い終わったら、良く水を切ってから「ケースに戻さず、風通しのよいところで乾燥」させる。
ケースに戻すのは、原則として乾燥後が基本だ。

 

これはケースの防水に問題があるとかいう話ではなく、雑菌やカビの繁殖を防止するため。
ケース内側はガラス製で、電極が濡れたまま格納することを前提に設計されているが、あくまで「出先で使った時」は濡れたまま格納出来るという話であって、持ち帰ったあとは流水で軽くすすいだ後、電極もケースも乾燥させたほうがよい。

電極部は構造が複雑なため、すすいでも残る可能性があることから洗剤の利用は避けるよう説明書に注意書きがある。


用いる先が水だけに、そう派手に汚れることは無いだろうが、こまめに乾燥させることで衛生を保つことは必要不可欠。

水をちゃんと切れば、ものの十分もあれば電極は完全乾燥するので、そう手間もかからない。
むしろ、ケースのほうが乾燥させるまで圧倒的に時間がかかる(一晩かかった)ため、出来れば出先でも乾燥させてからケースにしまうことをお勧めする。

 

 

さて、本製品に限らずだが、水素水は体内への吸収が早い。
そのため、寝起きや風呂上がりといった、体内の水分が大きく失われている時など、スポーツドリンクが得意とする水分補給でも効果は大きい。

特に寝起きの水分補給は、飲んで数分もしないうちに腕や頭の上のあたりまで「水が行ってる」感覚がある。
起き抜けは水分不足で血流も滞りがちなので、水分補給の眠気覚ましにお勧めだ。

 

ただ、水素水には軽度だが利尿作用があるとのことで、朝トイレが取り合いになるご家庭の場合は早起きするなどの調整が必要かもしれない。
私はこの二週間、ほぼ確実に「起きてから仕事に行くまで、最低でも二回」トイレに突撃するようになった。

 

また、粉茶や粉末青汁の併用が割とお勧め。
私は生野菜が苦手で、粉末青汁と粉茶を5:5にし、それを水に入れて毎朝飲んでいる。
水素水はお湯にすると水素が抜けるため、普通のお茶やコーヒーには向いていないが、水出しや粉茶を溶いて飲む分には効果が薄れない。
むしろ、吸収効率は上がるとのこと。

 

ただし、薬品としての効果があるものや、薬品そのものを水素水で飲むのはNG。
体内への吸収効率が上がるため、予想されない効果や必要以上の薬効が出てしまう場合があるそうだ。
健康食品でも、薬効があるタイプのものは水素水で飲むのは避けた方が賢明だろう。

 

 

・・・・さて、実はこの二週間のチャレンジ中、同時並行で行っていた事がある。

ただ、正直に言うとこちらは余り「水素水による効果」が出なかった。

 

その行為とは、即ち「減煙」である。

一日一箱(20本)ペースで煙草を呑む身としては、来月から始まる煙草の値上げは痛い。

禁煙という方向は毛頭考えていないのだが、少なくとも消費量を減らしたほうがいい。

 

そこで、水素水併用で減煙は可能かどうか、意図的に本数を減らしてみたのだ。

一日につき、1本ずつ。箱の中から減らした状態を保つ。

20日間、これに耐えられれば禁煙生活にも突入出来るはず!

 

まあ、その結果は『一日5本以下のところで、俺の精神が挫けた』ことで、敢え無く失敗。

ただ、この意図的な減煙を行ったことで、一日20本が一日10本前後まで減り、そのペースを保つことにも成功しているので、全く結果が伴わなかった訳ではない。

 

水素水による減煙ストレスの減少効果は無かったにせよ、きっかけ作りにはなったといえる。

 

 

 

 

 

更新: 2014/03/31
Magic Shake を一言で表すキャッチコピー PREMIUM REVIEW


水素水の効果というのは、結局のところ「活性酸素を効率良く体外に排出する」ことにあるらしい。
また、水素を体内に取り込むことで、血中脂肪の排出効率も上がるという。

 

ほんまかいな、とも思うのだが・・・実際に自分がある程度の効果を体感している以上、疑ってみても始まらない。


体に溜まった要らないものを効率良く外に出して、体質改善を促す。

車の配管や水道管だって、錆びたり汚れたりしてたら、動きは悪くなる。鈍くなる。

 

水素水は『中年ボディの錆落とし』だ。

 

ガタが来る前に、手入れを続けることで、快調な動作状態へと改善し、保っていく。

電極を突っ込んで、三分待って水を飲むだけでそれが叶うなら、続けていく価値はある。

 

ただ、欲を言えば「電池部分を含む生活防水の実装」と、「消耗品である電極部の交換をユーザーで出来るようアダプタ式」とする改良を求めたい。

 

一日二回ずつ生成しても、電極部は一年半持つ(1000回生成出来る)とはいえ、電極の交換は必ず必要となるわけで、そのたびに商品をメーカー送りにするというのは、流石に面倒。

 

長く使って習慣づけにするための商品なので、やはりメンテナンス性は重要な要素となる。

効果とお手軽さは賞賛に値する商品だが、今少し「長く使って貰う」商品としての、詰めの甘さが残る。

 

トータルコストで優れるといっても、初期投資が決して安いものではないだけに、買った人が愛用して良かったと思える作りを目指して欲しいと思った。

 

27人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (3)

  • ThinkRock(T-beet)さん

    2014/03/31

    おっさんの自分も欲しくなってしまったよd(^_^o)
    何より、Vossさんが健康的になったのが嬉しいですね(笑)
  • とっぷりんさん

    2014/03/31

    レビューお疲れ様です。
    うちのコレと同じような感じだと思います。


    減煙は、体内のニコチンを排出されているような気もしますのでどうかな…と思って拝見しました。
    10本/日もまだまだ多いと思いますが、末永く友達でいてください(`・ω・´)ゞ
  • Vossさん

    2014/04/01

    T-beetどの

    ある程度改善してますが、健康体にはまだまだ遠いかも・・・・


    とっぷりんどの

    そちらのほうは、全力で本格派やないですかw
    一日10本多いっすか・・・・以前は40本超えてたので、だいぶ減ったなーと思ってるんだけど。

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