・Addin DrivePool (β Build.718)
を利用しています
DrivePoolは旧WHSのDEのように、複数のHDDを1パーティションに見せることのできるAddinです
これがないと、HDDサイズが共有の制約になり、複数HDDの管理が大変になります
現在16台のHDD(1~2TB)を搭載させていますので、このAddinは重要です(図001)
WHS2011の純粋な機能だけで実現しようとすると、ソフトウェアRAID機能を使うことになりますが
RAIDは追加・再構築が非常に時間がかかりますし、1ファイルのアクセスで全RAIDセットへのアクセスになりますのでどうしても故障率も高くなります
DEに近いDrivePoolは、HDDの追加は数秒で完了します(図002)
(削除は他のHDDへのコピー作業が入るのでその分時間がかかります)
使用ハード:自作機
M/B:Asus P7H57D-V EVO
CPU:i3 530
MEM:4GB (2GBx2 DDR3)
SATA:LSI SAS6i/R (8ポートSATAインターフェースカードとして利用)
SATA:玄人志向 SATA2RI2-PCIe Sil3132
電源:玄人志向 KRPW-P800W/85+
ケース:Lian-Li V2000(図003)
M/Bに8ポート、増設カードで10ポート 合計で18ポート接続可能です
NASなのでCD/DVDはインストール時のみ接続し、最終的には18台のHDDを搭載する予定です
<インストール中のポイント>
・SATA3ポートに1台(日立7K3000) だけ接続した状態でインストールを開始しました
(1)AHCIモードじゃないとWHS2011のインストールでHDDを検出してくれませんでした
<インストール後のポイント>
・不明なドライバー
(1)PCIシンプル通信コントローラ
>MEI_ALLOS_6.1.0.1042_PV.exe (Intel DH57JG 用から検索)
(2)不明なデバイス(Intel(R) H57 Express Chipset LPC Interface Controller - 3B08)
>ATK0110 driver for WindowsXP/Vista/Win7 32&64-bit (Asus の その他から検索)
で!が消えました
・ネットワーク系のフリーズ
Robocopyを利用して、別のPCから10TB以上のコピーを行っていましたが
1回目は3時間、2回目は7時間でWSH2011がフリーズしました(強制再起動で復帰)
なんとなく、ネットワーク系が怪しいので
[Windows 7編]ネットワーク設定を標準で使ってはいけない
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100824/351391/
上記カスタマイズを行い
+ netsh interface tcp set global autotuninglevel=highlyrestricted
+ NetTuneによるAFDなどの拡張
を行ったところ、Robocopyは落ちなくなりました(まだやってます、そろそろ60時間超えました)
まだ旧WHSからのデータ移行中で、本格的に利用するのはそれ以降になります
なにか気になる点があれば今後どんどん書いていきたいと思います
現時点での総括
・DEが無くなったので、躊躇していたがDrivePoolの試用感的に「これはいける」と思って乗り換えました
・2008R2(SP1)ベースになり、WD EARS/SeagateのAFT問題が解消され気が楽です
(今後3TBのHDDも試していきたいですね)
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購入金額
0円
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購入日
2011年04月12日
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購入場所
Technet