ACRYLUXシリーズにはUSBケーブルで接続する有線モデルと、ワイヤレスの無線モデルがある。有線モデルの特徴は、キーボードの左右にUSBハブポートが装備されていること。マウスやカードリーダーなどを接続できて便利だ。USB 2.0対応で転送速度も最大480Mbpsと高速。電力供給の心配がなく、製品ロゴが光るなどキーボードが一層美しく見える点も魅力といえる。
一方、無線モデルは、ケーブルなしで、パソコン本体から10メートルの範囲内で使える。リビングの大画面テレビにパソコンをつないで使うなど、画面から離れた場所で入力するのに最適。使わない時、すぐに収納できるのも便利だ。
電力消費を押さえる工夫も随所にある。たとえば、キーボードの裏面には電源オン/オフのスイッチを備え、使用しないときには電源を切っておける。また、パソコン使用中は、3秒動作がないと「アイドリングモード」に入り、さらに10秒以上動作がないとより電力消費を抑える「スリープモード」へと移行する。このような使用により、単四型電池2個で半年程度使い続けられる。電池の残量が少なくなると、バッテリーインジケータが点灯し、電池交換のタイミングを知らせる機能もある。
●有線と無線、それぞれにメリットがある
どちらのタイプも実用的だが、無線モデルはアイドリングやスリープモードに入るため、仕事でバリバリ使う場合には有線モデルがオススメ。一方、なるべくケーブル類を減らして部屋をすっきりと見せたい人には無線モデルが向く