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HDDに比べてどのくらい速い
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rikuntyudadyさん
ASUS UL20Aに…Intelも1つ入った♪
40daysダイナマイトレビュ-にて当選しました。 ご選考いただいた関係者の方に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。 早速、現在サブ機ながらもメイン機を脅かすほどに使用頻度が高くなっている(笑)、「ASUS UL20A」に換装してみました♪ ただ、なにせレビューアーに当選したのは初めてですので、読みづらい点等あるかと思いますが、ご容赦ください。 こちらをご覧の皆さんすでに十分ご承知のこととは思いますが、まずは念のために書かせていただきます。 ※ノートPCのSSD換装については、多くの場合メーカー保証の対象外となります。 その点を十分考慮した上で、換装される際には自己責任にてお願いいたします。 このレビューによって生じたいかなる不具合・故障、また損害について、当方では その責任を負いかねますので、ご承知おきください。 さて、まずは換装手順。 ひっくり返して、○印3箇所のネジを外します。※電源アダプター、バッテリは外しておきます。 [image:mi_21793_1276176113_1544886724.jpg:l:SSD-01.JPG] さらに、下の○印3箇所のネジを外します。 [image:mi_21793_1276176177_2061292604.jpg:l:SSD-03.JPG] ここで注意!! 左下のネジのすぐ脇に穴が開いてます。ここにネジを落とすと厄介ですので注意してください。 [image:mi_21793_1276176436_2139209383.jpg:l:SSD-04.JPG] ネジを外し終えたら、全体を左側にずらします(コネクタが抜ける) [image:mi_21793_1276256707_1160176169.jpg:l:SSD-05.JPG] 後はHDDを固定しているサイドのネジ(4箇所)を外して… [image:mi_21793_1276176510_1372083989.jpg:l:SSD-06.JPG] 逆の手順でSSDを組み込んでいけばOKです。 ただ、組み込むときに注意したいのがココ。 [image:mi_21793_1276176569_304619602.jpg:l:SSD-09.JPG] このネジは最後のプラスチックカバーと共有のネジ穴になってますので、先にネジをつけないようにw ASUS UL20Aには、光学ドライブはついておりませんので、OSのインストールはUSB接続のDVDドライブから行います。 が、通常はHDDからの起動が最優先となっていますので、ただ繋いだだけではドライブを接続していても普通に立ち上がってしまい、インストールが始まりません。 起動順位を変えるには電源ボタンを押してすぐに「ESC」キーを連打、もしくはBIOS上での設定変更が必要です。 「ESC」キーを連打することでブートセレクタが立ち上がり、どのデバイスから立ち上げるかを選択できるようになりますので、ここで光学ドライブを選択してやればOKです。 【BIOSでの起動順位変更手順】 先にOSのインストールディスクを入れたUSBドライブを接続し、電源ボタン押したした直後に「F2」連打でBIOS設定画面に入りますので、BIOS画面から「→」キーで「Boot」タブを選択。 「↓」キーで「Boot Device Priority」を選択し、「Enter」キーを押すと、起動順位が選択できますので、 [image:mi_21793_1276177848_65602564.jpg:l:IMG_0129.JPG] 「1st Boot Device」に「CD/DVD」を選択します。その後、「ESC」キーで前の画面に戻り、一番右の「Exit」タブから「Save Changes and Exit」を選択、「Enter」で再起動すれば DVDからのインストールが開始できます。 ※インストール終了後はまたBIOS設定から今度は優先順位をHDD(SSD)に変更しておかないといけません。 付属のWindows7をインストールする場合には問題ありませんが、もしXP化がお望みであれば、BIOS上でのHDD設定がSATAネイティブモードになっていますので、F6ユーティリティにてAHCIドライバをインストールするか、BIOS上でHDDの動作モードを変更する必要がありますのでご注意ください。 (BIOS画面から「Advanced」タブ→「IDE Configuration」から、「SATA Operation Mode」を「Compatible」に変更。) XP用の各種ドライバは、[link:ASUSダウンロードページ:http%3a//support.asus.com/download/download.aspx?SLanguage=ja-jp]からダウンロードできます。 また、バックアップソフトをお持ちの方もおられると思いますが、OSをHDDからバックアップ→SSDへの復元では不具合がでる可能性があります。 自分の環境では、読み書きの速度が極端に落ちました( ̄∇ ̄;) さて、今回換装したASUS UL20Aに搭載されているOSはWindows7の64bit版、HDDは日立のTravelstar 5K500.B(容量320GB、回転数5400rpm)となっています。 また、すでに今回のレビューに応募する以前に換装していた「CFD CSSD-SM64WJ264GB」との、起動時間を比べてみました。 [image:mi_21793_1276181935_1566705974.jpg:l:win7.jpg] HDDと比べ、起動時間が大幅に短縮したのはもちろん、CFDのSSDに比べても起動時間が短縮されました。ゎーィ♪ヽ(*´∀`)ノ 特にデスクトップ表示~砂時計が消えるまでがHDDに比べて圧倒的に差がつきました。 HDDのときはポツリ、ポツリと言った感じで出てきていたタスクバー右の常駐ソフトのアイコンが、ドドドドッ!!と一気に出てくるのには笑いましたw 体感速度も目に見えて違いがわかります。特に、自分はブラウザに「Firefox」を使用しており、アドオンを多数入れていることもあって初回起動が遅い…ε=(´Д`;) HDDの時には立ち上げまでに5秒ほど待たされていたのですが、SSDに換装してからはレスポンスがよくなりました。サクッと立ち上がってくれます。 ここのレスポンスも体感的にはCFDよりもIntelのほうがいい感じです♪ 数値は取ってないんですが、あえて言葉にするなら、Intelが「サクッ」で、CFDが「サ…クッ」って感じでしょうかw ちなみにHDDでは「………………あ。」て感じです。 Intel X25-M G2とCFD CSSD-SM64WJ2でのCrystalDiskMark (64bit)比較です。 [image:mi_21793_1276257609_806558027.jpg:l:CrystalDiskMark結果] 4KDQ32の値は圧倒的に差がついています。 CFDのSSDとのOS、プログラムの起動の差はここにあるんでしょうね。 逆にSeqWriteでは倍近く差がつけられていますが…こんなものなのかな!?( ̄∇ ̄;) ちなみに、自分はXP化して使用していたので、XPでの起動時間も測定してみました。 HDDにはWesternDigitalの「WD Scorpio Black 320GB」を使用。2.5インチながら、7200rpmの製品です。 [image:mi_21793_1276182572_2037813431.jpg:l:XP.jpg] 個人的に意外だったのは、XPよりもWindows7のほうが起動が早かったこと(そこ!?) 特にデスクトップ~砂時計が消えるまでがぜんぜん違いますね。 ただ単純にWindows7では遅延起動のソフトがまだ起動しきってない可能性もありますが…( ̄∇ ̄;) どちらにせよ、起動時間が大幅に短縮されることは間違いありません。 また、ノートではバッテリーの持ち時間にも差が出るものと思います。 書き込み回数に制限があることから、デスクトップ機では起動用にSSD、データ保存用にHDDなど使い分けている方も多いと思いますが、そもそもデータを保存することが少ない(軽めの作業しかしない)ネットブックやCULVノートでのSSD換装こそ、その恩恵を多く授かれるのでは!?と思います。サクッと起動してサクッと使いたい、バッテリーはより長く持たせたいなど… SSDがそれを実現してくれます。( ̄∇ ̄) データ保存にはSSD換装によって余ったHDDをケースに入れてUSB接続するなり、最近ではSDカードやUSBメモリも十分な容量があるので、不自由することはないかも…。 また、Skydriveや、ASUSであればASUS webstorageなどを活用する手もありますので、興味をもたれた方は是非一度換装されてみてはどうでしょう!? もうHDDには戻れなくなります…たぶんw
flammulinaさん
今までSSDを使ってこなかったことを酷く後悔しました。
この様な機会を下さったzigsow様、Intel様、プレミアムレビュー関係者の皆々様、心より感謝申し上げます。初めてのSSDですが、SSD導入を迷われている方々と同じ視点に立ち、新鮮な気持ちでSSDをレビュー出来たと思います。 応募時にはシステムドライブとして活用する事をテーマとする旨で応募をさせて頂いたのですが、後発の160GB×4 RAID0という題材に非常に心を動かされ、『ストレージとしてのSSD』という課題に関してもレビューをさせて頂きました。 それでは、しばらくの間おつきあい下さい。 序章:SSD組み込み 一章:ストレージとしてのSSD 二章:ソフトウェアインストール速度 三章:インテル Data Migration Softwareによるデータ移動 四章:インテル SSD オプティマイザー 五章:SSDベンチマークとPC・各ソフトウェア起動時間 終章:結論 [movie:youtube:49ipkxnDFrE] [image:mi_21766_1291561327_896800707.jpg:l:] SSDの組み込みは非常に簡単だ。 普通のHDD組み込みと全く手順は変わらず、実際やらなくてはいけないのはSATAケーブルでマザーとSSDを繋げ、電源とSSDをSATAパワーケーブルで繋げるだけ。好みに応じてマウンターでシャドウベイに配置すれば良い。 しかもこの商品にはSATAケーブル・SATAパワー・マウンターとすべて付属しており、何も買い足すことなくデスクトップにインストールできるのが嬉しい。 [movie:youtube:kzeHcMl5JuI] 数分と掛からずに取り付ける事が出来た。 データストレージとして使用する場合はこのままフォーマットなどし、普通のドライブとして利用する。システムとして今までのHDDの環境を移行したいのであれば、intel Data Migration Softwareなどを用いる事になるのだが… 詳しくは第三章で話す事になる。 まずはストレージとして利用する。 [image:mi_21766_1291561333_1109100683.jpg:l:] ストレージとしてのSSDは、例えばオーディオマニアの間で注目を集め始めている。ストレージをSSDにする事は直接的なノイズ源排除と言えるからである。CDやHDDは可動部分の塊であり、音も出せば振動もし、音楽再生には不利な部分が多い。対してSSDは無音無振動、データ転送も高速である。そんなバックグラウンドを持ち、[link:実際、オーディオ用SSDストレージはzigsowからも既に発売されている。:http%3a//zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_s_item_detail&sale_item_id=50758] さて、今回は無音無振動に関してではなく、データ転送の高速性をストレージとしてどう生かしていけるかを検討してみたい。私のレビューで頻繁に登場する動画編集がまたテーマとなってくる。 今回行う検証のバックグラウンドを解説する。 使用するソフトは Adobe After Effects のみである。 作る動画は通称『タイムラプス』あるいは『微速度撮影動画』と呼ばれる物で、数秒~数時間に一回だけシャッターを切り、それを1秒に約24枚ほどの速度で再生させると、まるで時間が早送りされているかのように見えるという動画である。データが残っているのが数年前に撮影したものだったので、スキルの低さが丸見えで恥ずかしいが、それを使って検証していく。 参考までにこれが今回検証に使ったタイムラプスである。 [movie:youtube:eiVrBrjZTms] まず、何がどう検証になるかと言う事を説明する。 タイムラプスはその性質上数百枚の画像をパソコンで連続的に表示させる事になる。実際公開する時は既に動画としてレンダリング済みの物であるからPCに負担は掛からないが、編集時はリアルタイムでその処理をさせる事になる。 編集時に『RAMプレビュー』と呼ばれる操作をし、メモリーに対して動画がすべて書き込まれるまでの時間を競ってみたい。『RAMプレビュー』とは、HDDないしSSDからデータをメモリーにキャッシュとして貯めていく行程であると考えてもらって良い。 今回使用するのはフルHDに編集した一連のtiff画像で、1枚11.8MBという大きさになる。それを23.976fpsというフレームレートで処理すると、1秒間に282.9168MBという密度のデータをメモリに書き込むになり、そのデータを保存しているストレージの読み取り性能に大きく処理時間が依存する。 例えば読み取り性能が100MB秒の性能を持つHDDにデータが入っていた場合、1秒間の動画をメモリーに保存するのに2.83秒掛かってしまう。対して250MB秒の性能を持つSSDであれば、その処理は1.13秒で終わる事になる。結果として、20秒の動画をメモリーに保存しておこうとなれば、HDDでは56.6秒掛かっていたのが、SSDでは22.6秒で終わると言う事になるはずである。 これは例えばCPUを変えたりする以上に直感的な時間短縮になる。無論、あくまでも『理論的には』で有るために、今回それを検証する。万全のためにRAMプレビュー実行前にすべてのキャッシュを消去し、メモリーもクリアした。 [movie:youtube:6PIN8AUb8xY] この動画の通り、結果として25%ほどの時間短縮につながった。 この結果はSSDのシステムとしてではなく、純粋なデータストレージとしての優位性を明らかにするものである。 が、これは私が予想していたほど大きな変化ではない。 スペック表記上の差異程の結果が得られなかったのは私が思っている程システムが単純ではなかった部分もあるだろうが、例えば現段階でのSSDとHDDの差ではこの程度が限界なのかもしれないと考えることも出来てしまう。もし今後SSDをRAID0などで組むことがあれば結果を更新していきたい。 [image:mi_21766_1291561340_1955761905.jpg:l:] SSDとHDDに同じソフトウェアをインストールし、完了までの速度を競う。 今回はAutoCADおよび3dsmaxをインストールし、自動処理が始まってから終わるまでの間の時間を見る事にする。 一応DVD性能によるボトルネックを避けるために、一度DVDを展開し、RAMDISKに丸ごと保存し、そこからのインストールを行った。 動画を用意したかったのだが、動画時間が長くなるだろうと予想し、その場合カメラの素子が熱を持ってしまうと判断たため、データだけ取ると言う形担ってしまった。実際はそこまで時間が掛かることも無かったのだが…。 結果、 [image:mi_21766_1291615241_434881796.jpg:l:][image:mi_21766_1291615265_1933208684.jpg:l:]あまりSSDの優位性が見て取れる結果にはならなかった。 さらに、現実ではDVDからのインストールとなり、このデータをとる前に数回試した限りでは目立った差も生じず、むしろSSDへのインストールの方が時間が掛かってしまった例もあった。(DVDの機嫌に左右されているのではないか。)実際問題としてSSDへのインストールの優位性は感じられない。 ただし、そもそも『書き込みを減らしていく』というのが現行SSDの鉄則であるからして、そう頻繁にSSDに対してインストールを行うことも無いだろう。 [image:mi_21766_1291561345_372137790.jpg:l:] このソフトウェアはインテル純正のHDD・SSD間のシステムデータ移行ソフトである。通常のコピーペーストではコピー出来ないシステム関連のデータをそっくりそのまま移住(migrate)させる事で、今までHDDにシステムを入れていた人が『簡単にSSD環境に移れるようになる』と謳ったソフトだ。intel純正であり、無料であるため、非常に魅力的に映る。 私もHDDにシステムが入っているため、SSD環境に移行する為にこのソフトを使った(使おうとした)のだが… [movie:youtube:ksgqOlgq580] パーティションの選択などは出来ず、システムが入っているHDDのデータ総容量がSSDの容量を超えると移動出来なくなる。 つまりある一つのHDDにシステム【C】50GB、データ【D】100GBがあり、計150GBのデータがそのHDDに入っているとすると、120GBしかないSSDにはどうあがいても移行出来ないのだ。【C】だけをSSDに移行するというような事はこのソフトでは出来ない。 ただし、ここで【D】が純粋にデータだけであればそれを別のHDDに移動することで、Data Migration Softwareによるシステム移動が可能となる。が、移動できないデータがある場合はこのソフトはそれだけで使うことが出来なくなる。 公式で推薦されていながら日本語化されていない事にも疑問は残る。 確かに上記の問題を除くと操作は直感的で、やるべき操作は明確(移行元と移行先を選択するだけ)であるが、公式としては少しいい加減ではなかろうか。 パーティションの選択と、日本語化は最低限採用されるべきである。 強くアピールされているツールであるにも関わらず、どことなく投げやりな印象を受けてしまうのはとても残念である。 結局私はこのソフトは使わずにクリーンインストールすることにした。そのためHDDとSSDの比較が同一条件ではなくなってしまった事に関しては非常に申し訳なく思う。 [image:mi_21766_1291561351_388909070.jpg:l:] hyoue氏をして『基本』と言わしめたオプティマイザー、恥ずかしながら私は一連の映像を拝見するまでその存在を知らなかったのだが、今回SSDを手にする機会に恵まれ、せっかくなのでオプティマイズさせる事にした。 [movie:youtube:XPoaWM2Zsjs] 数分と掛からずにすべての行程を終えることができた。 正直に言うとオプティマイザーが何をしたのか把握してはいないのだが、 (OSから見える空き容量とSSDにとっての空き容量を一致させるらしい。 性能劣化を抑えてくれるとあらば使わないわけにはいかない。) 少なくとも精神衛生の面では非常に有意義であったように感じる。 また、チューナーを用いてSSD関連の設定を一律に管理出来る機能はとてもありがたい。私もチューナーを使用することで設定ミスに早い段階で気づけた。 ただしこちらのソフトも日本語化されておらず、ローカライズに対するやる気の無さは印象が悪い。確かに英語も簡単であるし、操作も直感的にこなせるが、そういう問題では無い。ローカライズとはユーザーの心を掴む上で非常に大切な一歩であるはずだ。切実にローカライズに対する姿勢の見直しを願う。 [image:mi_21766_1291561356_69937398.jpg:l:] SSDベンチマークにはおなじみのCrystalDiskMarkとHD Tune Proを使用した。 参考までに先ずHDDでのデータを以下に示す。 [image:mi_21766_1291561181_120679050.jpg:m:][image:mi_21766_1291561283_245641336.jpg:m:][image:mi_21766_1291561276_1396438028.jpg:m:][image:mi_21766_1291561248_587092476.jpg:m:] 次にSSDのデータを以下に示す。 [image:mi_21766_1291561189_505905827.jpg:l:][image:mi_21766_1291561302_1710174103.jpg:l:][image:mi_21766_1291561314_263701175.jpg:l:][image:mi_21766_1291561296_1489755801.jpg:l:][image:mi_21766_1291561309_823229935.jpg:l:][image:mi_21766_1291561223_2140275529.jpg:l:]HD Tune実行時に間違えてSSDのキャッシュを切ってしまっており、ライト性能の数値が著しく低下してしまっていることをお詫びする。 比較して分かるとおり、圧倒的な速度差である。 次にPCの起動・終了時間の差を動画で見て頂く。 [movie:youtube:21gAZP0BEX4] [movie:youtube:2VrGdlaCxjc] 体感で容易に分かるレベルの差がある。 SSDは快適そのものだ。 例えば再起動が必要になったときのストレスなどが殆どないのは嬉しい。 また、ソフトウェア起動時間の差を見るために、 フォトショップのデータからの起動時間の差を見る。 初回起動と二回目起動両方で比較した。 [movie:youtube:2HpBneFkdvU] [movie:youtube:1TF23qwU0p0] SSDの圧倒的な起動の早さに驚くことしか出来ない。 SSDを今まで使っていなかった自分がばからしくすら思える。 二回目起動でも優位性を保っているのは純粋に凄い。 すでに何度か利用しているが、起動の早さに慣れず毎回驚きのあまり笑ってしまう。 [image:mi_21766_1291561363_1913344687.jpg:l:] この様な機会を頂き、改めてzigsow様、intel様、プレミアムレビュー関係者の皆様、心からありがとうございます。正直な話、SSDの効果という物はデータを見聞きするだけではHDDユーザーには伝わりにくいものです。私もその一人として長期にわたりSSD導入を迷っており、私の環境でSSDのアドバンテージがあるのかと、大げさに言えば懐疑的であり、さらに言えば信じていませんでした。 今回zigsow様のご厚意でSSDをシステムに組み込み、まさに目から鱗というべき体験をさせて頂きました。私の下手な検証でどこまで伝え切れたか、恐らく半分も伝えられなかった様に思えてなりません。まず最初の起動に驚くのですが、実際はSSDを使ったシステムで作業をしながらジワジワと実感し、中毒のようにSSDを使う事になる様です。つまり残念ながら、いかなるレビュアー・文豪がその感動を伝えようとしても、特に私の様な下手くそが伝えようとしても、SSDを使う事の真の魅力は実際に使わない事には分からないのでしょう。私がzigsowでどれだけ豪華なレビューを拝読しても導入に踏み切れなかったのはそう言った部分が大きいと思います。 一見は百聞にしかずと言うよりも、一使は百見にしかずと言えば分かりやすいでしょうか。いくらでもデータとしての利点は挙げられますが、使用感を正確にお伝えする事は出来ません。特にこの感動というのはそう上手く伝える事が出来ません。 とにかく、ここまですべてのPCユーザーにお勧めしたくなるPCパーツは初めてです。今までは皆さんがしきりに『HDDには戻れない』と仰るのを遠目に、不思議に思いながら見ているだけでした。なるほど、SSDは本当に凄いです。ここまでPCが(それもストレージで!)俊敏になるとは思ってもいませんでした。 システムの移動に二、三本骨が折れましたが、その価値は十分にありました。近いうちにX25-M G2 120GBを購入し、RAID0で運用できればと思っています。 そして近い将来、数年もかからないでしょう、SSDがデータストレージとして各システムに搭載される日が来るでしょう。その日が早く来ることだけを願っております。 レビューを読んでいただき誠にありがとうございます。 以降も何か気づくことがあれば随時更新していく予定です。 また、質問等をコメントしていただければ私に出来る範囲で答えさせて頂きたいと思います。
南部町さん
ランダムも早いぜ!
さて、何をするか・・・(テスト期間中なのにww) ちょこっとNANDが死ぬまで1ヶ月24時間書き込み耐久テスト・・・・ さすがにこれは・・・ 連休あるし届くまでに考えるか・・・・(ここでCore i7当たらないかなぁww) 当選結果を聞いてウキウキしながら帰宅。 早速SSDで何をしようか調べようかとメインマシンのモニタをポチっとな・・・・ なんか画面が真っ青で英語がずらーり・・・ HDDアクセスランプが点滅じゃなくて常時光りっぱなし・・・ \(^O^)/オワタ! SSDを乗せる予定のPCのHDDが瀕死っぽいです(一応使えるみたい)。 でも、せっかくのSSDだしAtom330で遊びたいしな~ ちょと面白い企画を考えたのですがパーツがそろえば実行、出来なかったらメインPCにという感じかな。 追記 やっぱり資材が入らなかったのでデスクPCでのテストになります。 え?何を企画していたかって? PS3の中にAtomをつっこんでetc... ジャンクのPS3が手に入らなかったです(´;ω;`) 追記 コレとは別に他でもSSDレビューを書いているので、是非読んでやってください [zigsow:own_item:83260] SSD on EeePC1005PE-BK [zigsow:own_item:84208] SSD on LaVie LL850FD3E
しろさん
X25-M G2 120GBを試しました!!
この度はintel X25-M G2 120GBのレビュアーに選出していただきどうもありがとうございました。 まだzigsowに登録したばかりの初心者ユーザですができる限りのレビューをさせていただきますのでよろしくお願い致します。 [image:mi_102830_1290951435_264504468.png:l:] まずは仕様を見て予習です。 型番 :SSDSA2MH120G2K5 容量 :120GB インタフェース :SATA 3Gb/s フラッシュメモリ:MLC NAND (34nm) 最大読込速度 :不明 ※ 最大書込速度 :不明 ※ ※intelのサイト、パッケージより120GB製品の正式な仕様表が見つけられなかったため [image:mi_102830_1290945034_1124184170.jpg:l:] Perfomance = Better でX25-M 80GBと同じグループになっています。 160GB版は最大読込速度:250MB/s, 最大書込速度:100MB/sで、80GB版は最大読込速度:250MB/s, 最大書込速度:70MB/sなのでその間ならBetterにするしかないという感じでしょうか? 速度についてはベンチマークソフトを使って実測します。 [image:mi_102830_1290951442_1387740582.png:l:] 最初から2.5インチドライブに対応しているケースやノートPCではX25-Mをそのまま搭載できますが、3.5インチドライブにしか対応していないケースでは付属のマウンタを使用します。 X25-Mに付属しているマウンタは3.5インチHDDのネジ穴と位置・個数が同じに作られているためほぼ全てのケースに対応できると思います。 問題が出るとしたら3.5インチHDD専用のリムーバブルケースに組み込みむ時で、SATAコネクタの位置が違うため使用不可となります。 [image:mi_102830_1290946566_449643435.jpg:l:] [image:mi_102830_1290946573_1436986686.jpg:l:] [image:mi_102830_1290946580_717785179.jpg:l:] [image:mi_102830_1290946587_1032819280.jpg:l:] [image:mi_102830_1291097902_631177250.jpg:l:] [image:mi_102830_1291097910_1984047724.jpg:l:] [image:mi_102830_1290951449_307763530.png:l:] Intel Data Migration Softwareをダウンロードして64bit版 Windows7をインストールしたHDDからX25-Mへのデータ移行を試しました。 intel Data Migration SoftwareはAcronis True Imageをカスタマイズしたもののようです。 ソフトを実行するとシステムをインストールしたHDDがコピー元、intel X25-Mがコピー先として自動で設定されるので、あとはメッセージを確認しながらボタンをクリックするだけでデータ移行が完了しました。 [image:mi_102830_1290940670_1748635368.jpg:l:] [image:mi_102830_1290940679_143281935.jpg:l:] 画像の手順(2)のところで「Run Clone Wizard」をクリックすると手動設定によるコピーができるようです。 今回はHDD 1個とX25-M 1個の状態で動作確認したので、複数ディスクが接続されている場合は手動で設定する必要があるのかも知れません。 移行元ディスクの容量が移行先SSDの容量より大きくても、使用領域が移行先SSDの容量より小さければクローンディスクの作成が可能なようです。 [image:mi_102830_1290951457_499520098.png:l:] HD Tune Pro - Sequential Read [image:mi_102830_1290870379_1286078951.png:l:] HD Tune Pro - Sequential Write [image:mi_102830_1290870388_1548083193.png:l:] HD Tuneによるシーケンシャルリードの測定値は全領域に渡ってほぼ一直線、シーケンシャルライトも山と谷があるもののやはり先頭からお尻まで横方向へのグラフになります。 HDDだと先頭が早く後ろに行くほど速度が落ちる右肩下がりの線になりますがSSDはこういうグラフになるようです。 最大読込速度は213MB/sでX25-M 80GB/160GBの仕様表の数値 250MB/sに及びませんが、最大書込速度は109MB/sとX25-M 160GBの仕様表の数値 100MB/sを超えました。 HD Tune Pro - Random Read [image:mi_102830_1290870397_1378043524.png:l:] HD Tune Pro - Random Write [image:mi_102830_1290870403_1252578887.png:l:] ランダムアクセスのテストではなぜか transfar size : Random のテスト実行中にテストが応答しなくなってしまい実行できませんでした。他のディスクでは正常に完了したので原因不明です。テスト範囲狭めても(Short strokeの設定で10gB等)も同じ現象が発生しました。テストが止まった状態でもX25-Mにはアクセスして読み書きできるのでディスク自体が固まったわけではないようです。 CrystalDiskMark [image:mi_102830_1290870282_1700655382.png:l:] CrystalDiskMarkによるテストでは最大読込速度 260MB/s、最大書込速度 118MB/sとどちらもX25-M 160GBの仕様表以上の数値となりました。 ATTO Disk Benchmark [image:mi_102830_1290870289_825742318.png:l:] ATTO Disk Benchmarkの結果も最大値はCrystalDiskMarkの結果に近い値となりました。 もしかしてX25-M 160GBにかなり近いスピードが出ているのでは?と良い方向に思っておきます。比較したわけじゃないので妄想です。 [image:mi_102830_1290951465_698304661.png:l:] X25-Mの速度を2.5インチHDD MK5055GSX(500GB)とのWindows起動時間を比べることで体感してみました。 HDDにWindows7 x64をインストール後、Windowsアップデート、ドライバ、ウィルス対策ソフト、Windows Performance Toolkit(トレース取得用)のインストールを行った状態で、 Intel Data Migration Softwareにてクローンディスクを作成し比較しました。 [movie:youtube:V-v-vi1EbFs] 結果としてX25-Mで30秒、HDDは50秒ほどでWindowsが起動して使える状態(※)になりました。さらにソフトを追加して読み込むファイルが増えるほどHDDとの差が開くのではないかと思います。 ※BIOSの表示からタスクバーにアイコンが揃うまでを基準としました。 同時にWindows Performance Toolkitを使用してWindows起動処理中のCPU使用率とディスクI/Oのトレースも取得しました。それが以下の画像です。 [image:mi_102830_1291203108_675445088.png:l:] [image:mi_102830_1291203120_1318989952.png:l:] [image:mi_102830_1291203128_36101016.png:l:] X25-MではディスクI/Oが落ち着くまで19秒ほどでどちらかと言うとCPUの使用率が忙しいそうなグラフになり、ディスクI/Oは4秒-8秒の間にほとんど処理を仕切っているようです。 HDDではディスクI/Oが落ち着くまで約40秒ほどでX25-Mより約21秒遅くなっています。 終始ディスク使用率が高いまま推移していますが1秒間に処理しているCounts値は最大でも800程度とSSDに比べて非常に少ないです。CPUは遊び気味です。 Kingston SNV125-S2/30GBもSSDですが性能はX25-Mの劣るのでディスク使用率が100%に張り付く時間が長くなっています。とは言ってもグラフが落ち着くまでの差は2秒ほどでしょうか。 ----- 感想などはもう少しの間使って追記を行います。 [2010/12/17追記] [image:mi_102830_1292588511_65783109.png:l:] X25-M G2 120GBを約3週間使用しました。 Windows7のシステムドライブにしていますがとても快適です。 前は容量が30GBしかないSSDだったのでUsersフォルダをHDDに移動していましたが、今回の入れ替えにより120GBの大容量になったのでUsersフォルダもSSDにしました。 デスクトップに作業中のファイルをおいても容量不足の心配もなくなり読み書き速度もHDDに置いている時より向上しています。 X25-Mでは総書き込み量が見れますが現在は125.75GB書き込んだようです。 最初の方はインストールやベンチマークで書き込み量が多かったはずですが平均すると6GB/日くらいになるでしょうか。Windows7を使用しているので自動デフラグとかは行われていないと思います。 S.M.A.R.T.のE9:メディア消耗指数を確認しましたが初日と変わらず現在値:99、健康状態も100%のままです。3週間程度では寿命が~って話はわかりませんがS.M.A.R.T.の値が減りだしたときに忘れてなかったら追記しようと思います。 正規代理店商品なら3年保証が付いているし寿命を気にせずバンバン使い込んでSSDの速度を体感するのが一番だと思います。
Dommyさん
ダイナマイトレビューです!! ~Dynabook NXE 76~
3月から4月に行われたダイナマイトレビューで、SSDが当たったので少し時間が空きましたがノートPCに組み込みました。 ノートPCの機種はDynabook NXE 76です。 CPUはCore 2 Duo SU9300でメモリが3GBとなっています。 とりあえず一発撮りで動画を作ってみました。 若干映像が乱れたり声が小さかったりと微妙な出来になってしまったのですが…。 後半の「SSD+OSの違いによる起動時間の比較」だけでも結構です。 [movie:youtube:rC1cAhdPANo] 動画では見にくい(聞こえにくい)と思うので、写真でも説明しておきます。 まずバッテリーやSDカードを外しておきます。 その後、裏側のネジを外し、裏板を外していきます。 [image:mi_21394_1276519750_1231770522.jpg:l:CA3F0114.JPG] ここで注意したいのが [image:mi_21394_1276519787_245071819.jpg:l:CA3F0115.JPG] 丸の付いている部分が裏板にくっついているので慎重に外さないと薄いケーブルが外れてしまいます。 つけ直せますが、面倒な作業は増やしたくないですよね。 ちなみ今回は1度HDD→SSD換装しているので気にせず外しました。 外し方は簡単です。 [image:mi_21394_1276520560_1312053007.jpg:l:CA3F0116.JPG] 黒いスポンジの付いている部分をもって外すだけです。 ネジ止めなどはしていないので、ラクちんです。 [image:mi_21394_1276520758_1110080712.jpg:l:CA3F0117.JPG] 黒いスポンジの部分の端子はこのようになっています。 電源とSATAが一緒になっていますね。 SSDを交換したら戻していくだけです。 ネジを締めなおし、バッテリーをつけたら終了です。 ここからOSのインストールですが、予めリカバリーディスクを作っておくと今使っているOSをそのまま使えます。 ただ、このノートPCに入っていたのはVistaで、これを機会にWindows 7にしようと思いWin7のインストールディスクでインストールしてしまいました。 なのでViata同士での起動時間の比較は出来ませんでしたが、参考程度に起動時間の違いを書いておきます。 Windows Vista + OCZ Agility OCZSSD2-1AGT60G 起動時間(デスクトップ表示までの時間)…50秒 Windows 7 + Intel X25-M SSDSA2MJ080G2C1 起動時間(デスクトップ表示までの時間)…26秒 ガジェット全表示時間…50秒 このように並べて見ると分かると思いますが、Win7は起動が早くなったのは確かですが、起動後にも処理を続けているので実際は見えてないだけなんですよね。 ただ、だからと言って7の方が遅いかと言うと、そうではなくVistaも50秒からガジェットを表示するまで、更に5秒ほどかかります。 体感速度だけでなくデータでの比較をしてみました。 使用ソフトはCrystal Disc Markです。 東芝 MK2552GSX (もともと入っていたHDD) [image:mi_21394_1276522546_414880625.png:l:東芝 MK2552GSX.png] OCZ Agility OCZSSD2-1AGT60G [image:mi_21394_1276522626_1285240798.png:l:OCZ.png] Intel X25-M SSDSA2MJ080G2C1 [image:mi_21394_1276522642_1551753757.png:l:intel.png] データ上で見てみるとそれほど二つのSSDでの差はありません。 書き込みはIntelの方が良いですが、読み込みはそれほどですね。 やはり、Dynabook自体にボトルネックがあったみたいですね…。 総評ですが、OCZで微妙にきなったプチフリらしきフリーズがなくなっただけでも満足です。 そして、20GBも容量アップしたのは大きいと思います。 大学用のノートPCなので、後2年半はもつように大切にしていきたいと思います。
しゅ~みぃ~さん
X201s&W7でのレビュー!!
zigsowさん、並びにIntelさん選出していただきありがとうございますw ☆Lenovo ThinkPad X201s CTO 5129CTOの載せ替え☆ [zigsow:own_item:77092] まずは、X201sの載せ替えをしたいと思います!! 現在のX201sにはデフォルトで東芝製SSD 128GBが搭載されています。 [zigsow:own_item:75088] データの移行には、Acronis True Image Home 2009を使用しました。 [zigsow:own_item:53618] 使用方法は、 動画の通り、ツールからディスククローンを選択し、 後は指示通り行っていけば簡単にクローンが完了します!! [movie:youtube:pMv0Rs0m2Ak] [link:Acronis True Image Home 2009:http%3a//zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&own_item_id=53618]は、Backupソフトウェアとしては鉄板で、使い方も非常に簡単になっています!! 私が1番オススメするBackupソフトウェアです。 そして、クローンが完成後、いよいよ載せ替えです!! X201sの載せ替えは非常に簡単ですwww ・第1段階:画像の位置のボルトを外します。 [image:mi_17894_1277206325_596858824.jpg:l:] ・第2段階:プラスチックのカバーを外しフィルムを引っ張るだけで、 マウンターごとHDDやSSDを本体から出すことができます!! [image:mi_17894_1277213932_1665584068.jpg:l:] ・第3段階:マウンターのボルトをすべて外します。 [image:mi_17894_1277214697_811289041.jpg:l:] [image:mi_17894_1277206349_1406570714.jpg:l:] [image:mi_17894_1277206370_2006776838.jpg:l:] ・第4段階:外したマウンターに先ほどディスククローンを行ったX25-M G2 80GBを搭載します。 [image:mi_17894_1277206339_736570733.jpg:l:] 後は、先ほどの手順の逆を行っていけば載せ替え完了です!! X201sの載せ替えの手順を動画にしましたのでUPします。 [movie:youtube:ARO6y0aM0ak] ThinkPad系は、 載せ替えが非常に簡単で期間をいじることが苦手な人でも簡単にできるようになっています。 また、ThinkPadの説明書には分解マニュアルが付属されています。 <OS起動時間の比較> 次にOSの起動時間の動画です!! 1つ目の動画は、デフォルトで搭載されている、[link:I-O DATA Serial ATA対応内蔵2.5インチSSD SSDN-ST128B:http%3a//zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&own_item_id=75088]での起動時間の測定動画です。 [movie:youtube:Ql8IW0cvV-g] 2つ目の動画は、X25-M G2 80GBでの起動時間の測定動画です。 [movie:youtube:UglpNvqsUxk] <起動時間の考察> 特に、Intel G2 80GB SSDと東芝SSDでの起動時間の差は全く感じられませんでした!! 多少、Intel G2 80GB SSDが起動時の常駐ソフトウェアの起動が速いかなぁ?? 程度です。 アプリケーションの起動レスポンスはIntel G2 80GB SSDがサクサク感があります。 Adobe CS5の製品を起動させるときに感じました。 あくまで体感ですが。 要するに、どちらも非常によくできたSSDだと思います。 <ベンチ結果> ・1つ目の画像は、[link:I-O DATA Serial ATA対応内蔵2.5インチSSD SSDN-ST128B:http%3a//zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&own_item_id=75088]使用時のCrystalDiskMarkでの結果です。 [image:mi_17894_1277206384_1053933700.jpg:l:] [image:mi_17894_1277206389_1843627909.jpg:l:] ・2つ目の画像は、[link:I-O DATA Serial ATA対応内蔵2.5インチSSD SSDN-ST128B:http%3a//zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_fh_own_item_detail&own_item_id=75088]使用時のHD Tune Pro 3.50でのベンチ結果です。 [image:mi_17894_1277215708_1922478572.jpg:l:] [image:mi_17894_1277215720_167627269.jpg:l:] ・3つ目の画像は、X25-M G2 80GB使用時のCrystalDiskMarkでの結果です。 [image:mi_17894_1277220318_90391288.jpg:l:] [image:mi_17894_1277220329_331639831.jpg:l:] ・4つ目は、X25-M G2 80GB使用時のHD Tune Pro 3.50での結果です。 [image:mi_17894_1277220339_1434056523.jpg:l:] [image:mi_17894_1277220348_942533410.jpg:l:] <ベンチの考察> CrystalDiskMarkでのベンチ比較では、 Intel G2 80GB SSDは、100MBと1000MBテストでも性能の変化は微々たるものでした!! それに、OSをインストールした状態でのベンチは多少の性能低下はありますが、 それも微々たるものです。 また、Intel G2 80GB SSDはNCQが有効なので、 4k ReadやWriteのベンチ結果も非常にすばらしい結果です。 東芝SSDは、100MBと1000MBでベンチ結果にすごい違いが出ました!! 100MBベンチでのSequential Readの性能低下は顕著で、どの機種に搭載しても200MB/sは超えません… また、Sequential Writeも100MB/sを超えません… メーカー公表値はRead230MB/s、Write130MB/sなのに… Intelは、メーカー公表値に限りなく近い性能を発揮しています!! すばらしいコントローラーの設計技術です。 HD Tune Pro 3.50でのベンチ比較では、(BenchmarkでのBlocksizeは8MB) Intel G2 80GB SSDの波形と、東芝SSDの波形では大きな違いが見受けられます。 Intel G2 80GB SSDは途中で一瞬だけ落ち込みが見受けられますが、 後は非常に安定してきれいな波形を記録しています。 東芝SSDの波形はギザギザで、一定のリズムで性能低下が起きています。 要するに、Intel G2 80GB SSDの方が、 安定した性能を継続して出すことができていることが解ると思います!! HD Tune Pro 3.50のRandom Accessの結果は、 Intel G2 80GB SSDが、512B,4KB,64KB,1MB,RandomのすべてのIOPSにおいて東芝SSDを上回っています!! 512Bに至っては、2倍近い違いが現れています。 avg,Access TimeもIntel G2 80GB SSDの方が圧倒的に速いです!www ☆Panasonic Let's note W7 CF-W7CWUAJCの載せ替え☆ [zigsow:own_item:51992] 続いて、Panasonic Let's note W7 CF-W7CWUAJCの載せ替えを行いたいと思います。 現在のW7には、デフォルトで東芝製HDD 80GBが搭載されています。 上記、X201sの載せ替えと同じで、データの移行には、Acronis True Image Home 2009を使用しました。 [zigsow:own_item:53618] 使用方法は、 動画の通り、ツールからディスククローンを選択し、 後は指示通り行っていけば簡単にクローンが完了します!! [movie:youtube:ep6WM3_Nd3M] クローンが完成後、いよいよ載せ替えです!! W7の載せ替えも非常に簡単www ・第1段階:画像1と画像2の位置のボルトをすべて外します。 [image:mi_17894_1277207091_683410205.jpg:l:] [image:mi_17894_1277207098_2022501957.jpg:l:] ・第2段階:カバーを外すと、黒い保護ケースが出てきます。 [image:mi_17894_1277207345_1400441828.jpg:l:] ・第3段階:SATAケーブルを外し、黒いケースからHDDを取り出します。 [image:mi_17894_1277207493_1292220992.jpg:l:] 後は、先ほどクローンしたX25-M G2 80GBを保護ケースに入れ、 逆順を辿れば載せ替え完了です!! W7の載せ替えの手順を動画にしましたのでUPします。 [movie:youtube:9Fy2grHimag] Let's note W7も非常に載せ替えが簡単です!! 驚いたのは、開いたときにHDDが固定されておらず黒に衝撃吸収剤にくるまれていたことwww <OS起動時間の比較> 次にOSの起動時間の動画です!! 1つ目の動画は、デフォルトで搭載されている、東芝製HDD 80GBでの起動時間の測定動画です。 [movie:youtube:H31XiBuR3_E] 2つ目の動画は、X25-M G2 80GBでの起動時間の測定動画です。 [movie:youtube:WYwGRgHbwrk] <起動時間の考察> HDDとSSDでは、起動時間が圧倒的に違うのは明らかです。 動画のように2倍近い時間の短縮が図られました。 もうSSDに慣れてしまったら、HDDの遅さにイライラが全開でしょうwww 私は、もうHDDには戻れません!! <ベンチ結果> ・1つ目の画像は、東芝製HDD 80GB使用時のCrystalDiskMarkでの結果です。 [image:mi_17894_1277224398_1982685664.jpg:l:] [image:mi_17894_1277224407_1127622178.jpg:l:] ・2つ目の画像は、東芝製HDD 80GB使用時のHD Tune Pro 3.50でのベンチ結果です。 [image:mi_17894_1277224415_1833691400.jpg:l:] [image:mi_17894_1277224426_634770929.jpg:l:] ・3つ目の画像は、X25-M G2 80GB使用時のCrystalDiskMarkでの結果です。 [image:mi_17894_1277207544_1846116972.jpg:l:] [image:mi_17894_1277207552_68269973.jpg:l:] ・4つ目は、X25-M G2 80GB使用時のHD Tune Pro 3.50での結果です。 [image:mi_17894_1277213523_1075524746.jpg:l:] [image:mi_17894_1277213512_2020081239.jpg:l:] <ベンチの考察> ベンチの結果もHDDと比べたら圧倒的!! しかし、気になったことが… X201sとW7で結構な性能差が現れました!! W7は、完全に近いぐらいメーカー公表値の結果が出ています。 しかし、X201sは、多少の性能低下が… チップセットの問題なのか、何なのかよくわかりませんが。 最新機種と2年前の機種でこれだけの性能差が現れるとは… 理由はわかりませんでしたが、なんだかスッキリしなく気持ち悪い状態です。 <総合考察> 最新SSDを搭載した機種では、Intel G2 80GB SSDを踏査してもたいした性能向上は感じられず… しかし、Intel G2 80GB SSDの方がAdobe CS5等のソフトウェアを起動させるのに、 多少のレスポンス向上が感じられました。 それはIntel G2 80GB SSDが、 東芝SSDよりも2倍近くAccess Timeで勝っていることが原因であると思います。 HDD搭載機種では、圧倒的な性能向上ができました。 非力なCPU搭載機種であるのにもかかわらず、 OS起動時間では2倍近い起動時間の短縮に成功しました。 すぐにでも使いたいという時に、すぐに起動できるという強みはすばらしいと思います!! また、SSDは衝撃にも強いのでモバイルPCでは耐久性の向上も期待できます。 最後に、今回レビューさせていただいた製品は新ステッピングでした。 特に性能の変化は前ステッピングと比べても全く変わらないのですが、 どこがどう変わったのかが非常に気になりますwww 私が調べた限り、全く検索でヒットしません… 誰かご存じの方いらっしゃいませんでしょうか??笑
Cryshiiさん
VAIO typeS SZ95を用いた、SSDとハイブリッドHDD比較。
-御挨拶- このたびは「Intel X25-M G2」40daysダイナマイトレビューに選出いただき、ありがとうございます。 この場を借りて深くお礼申しあげます。 2010年6月11日 Dynamite ReviewのIntel X25-M G2が本日届きました。(不在中だったので遅くなりました。) 2010年6月16日 レビュー完了。微少修正などを進行中。 ★概観 [image:mi_21654_1276364975_335713341.jpg:l:] [image:mi_21654_1276363484_403554056.jpg:l:] ★さて、今回のレビューの説明をさせていただきます。 レビュー環境はこちら。↓ --------------------------------------------------------------------- ・レビュー環境 [image:mi_21654_1276363693_1026334024.jpg:m:] 「SONY VAIO typeS VGN-SZ95S」 CPU : Intel Core2 Duo T7250 (2GHz/2MB) M/B : Intel GM965 Express/ICH8M + NVIDIA GeForce 8400M GS (ハイブリッド・グラフィックシステム) Mem : Trancend DDR2-533 2GBx2 NIC : IEEE802.11abgn、Bluetooth Option : 指紋認証なし、TPMなし、Felicaなし、カメラなし、WWANなし OS : Windows 7 Enterprise 32bit (独自にクリーンインストール) [zigsow:own_item:73491] --------------------------------------------------------------------- プレミアムカーボン仕様のオーダーメード版、typeSです。 特筆したいのが「ハイブリッドHDD」を採用しているところ。 OSがVistaに変わり始めた頃だったので、少しでも快適性を実現するために採用されたのでしょう。 おかげでWindows7の起動速度が異様に速いです...(RAID0組んでるデスクトップより速い) Vistaでは作業・効率・時間的な面で辛いので、Windows7に入れ替えています。 家庭向けから企業向けエディションにアップグレードは出来ないので クリーンインストールをしています。 こちらが比較製品。↓ --------------------------------------------------------------------- [image:mi_21654_1276363862_1619694033.jpg:l:] ◎Intel製 SSD『X25-M G2 SSDSA2MJ080G2C1』 (80GB/Read250MB/s:Write70MB/s/SATA2.0/34nmプロセス/ファームウェア02HD) ◎Seagate製 ハイブリッドHDD『Momentus5400PSD ST91608220AS』 (160GB/フラッシュメモリ256MB/SATA1.5/5400rpm/キャッシュ8MB) --------------------------------------------------------------------- ハイブリッドHDDとは? ・大容量フラッシュとHDDを組み合わせることで 「省電力化」「起動/レスポンスの高速化」「信頼性向上」等を実現する複合HDD。 ・活用するにはWindows Vistaか7が必要。 ・基本的にはベンチマーク結果が速くなったりはせず、システムレスポンス改善がメイン。 Vistaのような書き込みが頻繁に行われる環境でのレスポンス改善が著しいのが特徴。 HDDとしての性能は標準的な2.5インチHDDと同じ。 大容量不揮発性メモリが高すぎて ストレージとして使えない時代に考案された異端なHDDです(笑) ※補足 最近ではSeagate社が新型ハイブリッドHDD「Momentus XT」を発表しています。 HDD+フラッシュメモリではなくHDD+SSDを採用、 最大7200rpm 500GB HDD+SLC 4GB SSDを合わせたものようです。 ハイブリッドHDDはまだ市場からは消えないようですね。 意外と活躍してくれたハイブリッドHDD→SSDはどんな優位性を与えてくれるのか。 楽しみです。 ちなみに、ハイブリッドHDDは実測99g、SSDは実測79gなので ぴったり20gの減量が可能となっています! ★それでは換装作業へ。 ※リカバリにてOSを入れる予定でしたが、クリーンインストールに変更しました。 ノートPCの分解は初なので、ドキドキ...SONYだし。 まずはバッテリーははずして、裏側にする。 底面4箇所のネジをはずす。はずす位置は手前3箇所、奥1箇所の計4箇所。 [image:mi_21654_1276407526_1404128222.jpg:l:] 表側に戻して、キーボードの上部のツメをはずす。 キーボードは上部4箇所で固定されているので、細い棒か何かでずらしてはずす。 自分は細いマイナスドライバーを使用。 ※キーボードの基板の塗装を剥がさないよう注意。 [image:mi_21654_1276408025_739853215.jpg:l:] キーボードを外したところ。配線が繋がっているので気をつけること。 繋いだまま作業するのでモニタの上にずらして置いておく。 [image:mi_21654_1276408338_2024869979.jpg:l:] 続いて、パームレストを固定しているネジをはずす。はずす位置は手前の3箇所。 [image:mi_21654_1276409089_228463879.jpg:l:] そしてパームレストをひっくり返しながら、上にずらして置く。 パームレストにはタッチパッドの配線が繋がっているので注意。 [image:mi_21654_1276409372_602640636.jpg:l:] やっとハードディスクにたどり着く。 (拡大可能) まずプリント基板に繋がっているコネクタをはずす。両端から同じ力加減で。 ※人間が触ることを想定して作られていないので、慎重に作業を行うこと。 そのあとに、ハードディスクを固定しているネジをはずす。3箇所。 [image:mi_21654_1276410382_460305339.jpg:l:] 取り外したハイブリッドHDD。 コネクタ、固定用サイドレールを外して、SSDにつけかえる。 [image:mi_21654_1276411534_1720045621.jpg:l:] [image:mi_21654_1276411595_712506574.jpg:l:] 付け替えたら、もとのように収めて元通りにしていく。 逆手順を踏むだけなのであとは楽。 [image:mi_21654_1276411713_1884600454.jpg:l:] 組み戻しが終わったら、Windowsのクリーンインストールに入る。 今回もまた専門学校のほうで 「Windows7 Enterprise Edition 32bit」を支給してもらった。 [image:mi_21654_1276532933_206539482.jpg:l:] やっぱりすごい速度でインストールが進むのがわかる。 でもDVDドライブが回らなくて(2倍速くらい?)ファイルコピーだけが遅め。 ドライバ、アプリのインストール手順はノートPCのリンク先に記述してあるとおり。 一通り終わったので、ベンチ&検証に入ります... ★ベンチ&検証開始。 ※注意 ・グラフィックモードは「STAMINAモード」で測定。 →なのでIntel GMA X3100のスコアとなっています。 ・VAIO typeS SZシリーズはXPを使用することを前提で開発されているため、 AHCIを活用するように作られていません。なのでSATAはIDE互換モードのみ。 -------------------------------------------------------------------------- ☆Windows7 エクスペリエンスインデックス まずST91608220AS。 HDDは「4.7」と、ランダムアクセスが速いわけではないので低いスコア。 [image:mi_21654_1276534105_207559296.jpg:l:] 続いてIntel X25-M G2。 ランダムアクセスが飛躍的に上がったので「7.4」まで上昇。さすがです。 RAID0組んでるデスクップを超えてます(;><) [image:mi_21654_1276534397_1585924408.jpg:l:] -------------------------------------------------------------------------- ☆CrystalDiskMark 3.0.0c ベンチとして定番中の定番ですね ・500MB、3回でテスト。(キャッシュの影響は無いかと思われます) 左がST91608220AS、右がIntel X25-M G2。 [image:mi_21654_1276615011_1515777026.png:l:] 凄まじいスコアの向上ですね... SATA2の速度まで達しているのが見てとれます。 -------------------------------------------------------------------------- ☆CrystalMark2004R3 DiskMarkと似たようなスコアを出す傾向がある旧定番 ・HDDスコアのみ、測定。他設定はデフォルト。 グラフにしてみました。 差がありすぎて、非常に見にくいですね。 [image:mi_21654_1276680844_362339750.png:l:] -------------------------------------------------------------------------- ☆HD Tune 2.5.5 Free ディスクのアクセス速度を調べる ・全てデフォルト。 まずST91608220AS。 やはり、ハイブリッドHDDとはいえ、いたって普通の性能です。 [image:mi_21654_1276617340_135426596.png:l:] 続いてIntel X25-M G2。 よくわかりませんが約200MB/sで頭打ちしてますね。 しかし、アクセス速度が0.1ms(100ns)というのは衝撃です。 [image:mi_21654_1276617426_558812250.png:l:] -------------------------------------------------------------------------- ☆ATTO Disk Benchmark 2.3.4 Crystalシリーズとはまた違った味のあるベンチマーク ・4kB~4096kBの間で計測。他はデフォルト。 左がST91608220AS、右がIntel X25-M G2。 [image:mi_21654_1276617681_866065421.png:l:] これもまたハイブリッドHDDに特に目立つ点はありません。 SSDの速さだけが際立つ結果となりました。 -------------------------------------------------------------------------- ☆CrystalDiskInfo 3.5.6a SMART情報の読み取り まずST91608220AS。 なぜか、注意信号...まぁ大丈夫でしょう! フラッシュメモリ(NVキャッシュ)が確認できます。 [image:mi_21654_1276617817_633707054.png:l:] 続いてIntel X25-M G2。 Trimや最新ファームが確認できます。 なぜか総書き込み量がもう60GBを超えている...やば [image:mi_21654_1276617909_28188160.png:l:] -------------------------------------------------------------------------- ☆起動・終了・休止・復帰・スタンバイ時間の検証 起動速度のみ、PassMark Rebooterを使用。 条件 ・起動は、5サイクル・15秒待ち。 ・終了・休止・スタンバイは、押してから電源ランプが消えるまで。 ・復帰は、電源ボタン押してからログイン画面が出るまで。 [image:mi_21654_1276686012_2135232382.png:l:] ・ハイブリッドHDD時 起動 ・・・44秒/53秒/57秒/48秒/57秒 → 平均:約51秒 終了 ・・・約22秒 休止 ・・・約18秒 復帰 ・・・約19秒 スタンバイ ・・・約7秒 ・SSD時 起動 ・・・40秒/44秒/46秒/44秒/46秒 → 平均:約44秒 終了 ・・・約14秒 休止 ・・・約9秒 復帰 ・・・約14秒 スタンバイ ・・・約5秒 ハイブリッドHDDの時から十分速いと感じていましたが、 Intel X25-M G2はそれ以上に速いですね。 家にあるPCの中で起動速度が最速だったのですがまたその記録を更新しました! 初回OSインストール時の終了は瞬時に切れたので驚きました。 休止~復帰までが起動~終了よりあきらかに高速なので、 そちらを使う選択肢も見出せました。 [movie:youtube:X0DC1FBu_L4] -------------------------------------------------------------------------- ☆バッテリー持続時間の検証 条件 バッテリーモード:バランス LED輝度50%、音量50%、WLAN有効、バッテリ残量5%で終了 →HD動画をフル画面でループ再生 (動画詳細:CryENGINE2のデモ、WMV9 1280x720 8000kbps 126MB 3分18秒) ・ハイブリッドHDD時 153分 ・SSD時 151分 なぜか誤差の範囲内であまり変わらない結果に。 たぶん、ドライブ自体を読み込む動作が少ないのが原因かなと。 もっと大容量データを読み込む必要のある実験にするべきだったorz -------------------------------------------------------------------------- ★使ってみて。 反応速度面で大きく劣るノート用2.5インチHDDから大きく改善され 活躍してくれたハイブリッドHDDですが、 やはりメモリだけで構成された本物には全く歯が立たないようです。 電源入れた直後からのHDDのプラッタ回転音が全くなく、 BIOSでの認識速度もほんの何コマか速くなったりと良いことばかりですね。 なにより稼動部がないので、 ・移動時に気にせず持ち運べる。 ・動作中に揺らしてもHDDプロテクションが起きない など個人的にここが安心になりました。 ハイブリッドHDDはOS動作を非常に快適にしてくれますが、 NVキャッシュに収まらないものはやはりHDDから読み書きします。 その都度、プラッタを回転させるため待ち時間の発生(極短いフリーズ)や モーターの起電力に大きく電力を取られたりします。 Intel X25-M G2はこのようなことを一切排除し、非常に高速な応答速度を体感させてくれました。 SSD技術が今後のコンピュータ業界の革新へ役立っていくことを期待しています。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 また、レビューに御選考していただいたzigsow様へお礼申し上げます。
YGGさん
旧々世代環境の延命
インテルSSD X25-M G2 120GBモデルのレビューに当選しました。 僕のテーマはSSDによる「旧々世代環境の延命」です。 僕のメインマシンは Optiplex GX620 という、4年程前のワークステーションです。ストレージを変えるだけでどれほどの恩恵を得られるか、またそれによって WindowsXP終焉のそのときまで一緒に戦えるか。そんな観点でいってみたいと思います。 ということで、デスクトップ機へのストレージの換装手順と換装後のI/O性能の変化、それに伴うソフトウェアの使い勝手の変化について、自作の苦手なYGGが主観を大いに交えてレビューします。 [image:mi_102727_1292137752_1391026963.png:l:] まず、SSD換装前の現状をご説明します。換装対象は前述の通り Optiplex GX620、以下の筐体です。 [zigsow:own_item:95381] HTテクノロジ Pentium4 630 3.0GHz 3.0GBメモリ(512MB x2 + 1024MB x2) 160GB SATA2 HDD(7200rpm) メモリは購入時1GBだったものを、後日追加しています。 ディスプレイは SAMSUNG SyncMaster 2343BW、 キーボードは FILCO Majestouch FKB108M/NB、 マウスは ボール式 Microsoft Intellimouse です。 OS は Windows XP Professional SP3 32bit を使っています。 [zigsow:own_item:95395] [zigsow:own_item:95382] [zigsow:own_item:97126] 主な用途はWebブラウジングや作文、プログラミング(Java/C++)です。動画やイラスト、写真などはほとんど弄りません。ゲームもあまりしないので、ディスプレイの品質含めてグラフィックス環境には無頓着です。逆に文字をよく書くので、キーボードは少し拘っています。また、情報の一覧性の高さが快適さを生むと考えているため、ディスプレイは広めのものを使っています。 スペックを見て頂ければ分かる通り、Pentium4 D でも Core2 でも Core ix でもない、HT Pentium4 単機のマシンです。これでも購入当時は比較的良い部類のマシンでしたが、今会社で使っているCore2Duo搭載機と比べるとやはり見劣りする感は否めません。 とは言え、一昔前と違って、5年前のCPUでも単純に動作周波数だけを見ればほとんど差は無い時代です。また、僕の用途を鑑みれば、これ以上のメモリ増設やHDDの大容量化などは、総合的な性能向上に対して効果薄だろうと想像できます。同様にメモリを I/O性能の高いものに換えても1msが0.5msになるような変化では、こちらも体感上効果は低いでしょう。 その点、処理時間全体に対して大きなウェイトを占めるストレージへのI/O速度向上は、各種作業にダイレクトに影響を与えると想像できます。延命という観点では、SSDへの換装は理に適っていそうで大いに期待できます。 [image:mi_102727_1292137757_860620523.png:l:] このSSD、X25-M G2 には環境移行用のツールが提供されているのですが、今回は今までの環境を一度リセットする方法を選びました。理由は 2つあり、1つはそもそも移行元HDDの使用量が移行先SSDの容量 120GB を超えていたこと、もう1つは移行に際し、環境の再整備を行いたかったためです。 5年近くも使えば、嗜好の変化、使い方の変更などでアプリケーションのインストールと削除を繰り返しており、ディスク内も多少散らかっているものではないでしょうか。環境移行ツールは今の使い勝手を簡単に移行できる反面、これら負の遺産も同時に引き継いでしまう可能性がありました。そこで、今後当分使うつもりの新環境は、OSインストールから再構築する方針としました。 そうと決まれば色々用意が要ります。作業に入って焦らないように、以下の資材を用意しました(結局作業に入って焦ることは出てきたのですが...それは後ほど)。 [image:mi_102727_1292136762_518352560.jpg:l:] ・Windows XP Professonal Service Pack 2 再インストール用CD ・Dell Optiplex ResourceCD(デバイスドライバのセット) ・Power Chute Personal Edition(UPSの管理ツール) ・PIXUS MP640 セットアップCD-ROM(プリンタドライバとユーティリティ) ・SyncMasterドライバCD ・ノートンインターネットセキュリティ2011 ・各種アプリケーションのインストーラや書庫(ZIP、LHAなど) 特にデバイスドライバのセットは無くしていると悲惨です。ハードが得意でない僕のような人間は、まず必要なドライバの種類を調べるだけで滅入ってしまいます。調べてはメーカーサイトからダウンロード、調べてはダウンロード...うぅ、あんまりやりたくない。 ちなみにDELLの機種の多くはOSインストール直後NICのドライバを認識してくれないので、インターネットに探しに行くことすらままなりません。 導入アプリケーションのインストーラなどは換装元ディスクに入れておきます。こんなときの為に、インストーラなどはまとめて取って置くと良いでしょう。僕は「Archive」というフォルダを作って置いておくようにしています。 上記の他、ケース内での作業用に ・プラスドライバ(100円均一で購入) を用意しました。 それから、今回は数年ぶりにケースを開けるのでコレを買ってきました。 [zigsow:own_item:99571] [image:mi_102727_1292137762_873015511.png:l:] まず作業場所を確保します。筐体を開けたあと、ケースを掃除するつもりなので居間の掃き出し窓のそばを陣取りました。 筐体からは電源ケーブルなど全てのケーブルを抜き取り、作業場所に運び込みます。 [image:mi_102727_1292136755_174105680.jpg:l:] 筐体の上部後方にあるロックを引くと、ガコッと音を立てて筐体の側面が開きます。 [image:mi_102727_1292136770_2025096881.jpg:l:] 開きました。 [image:mi_102727_1292136878_1851224545.jpg:l:] 予想通り埃まみれです。 [image:mi_102727_1292136895_923778711.jpg:l:] エアダスターで埃を吹き飛ばします。ぷしゅー。 どうでもいいですが、缶がかなり冷たくなるのであんまり長いこと持ってられません。 [image:mi_102727_1292136850_1910611543.jpg:l:] HDDは筐体に対して横向きにつけるのですね。SATAケーブルと電源ケーブルを抜いて、HDDを抜き出します。 [image:mi_102727_1292136825_1815952875.jpg:l:] [image:mi_102727_1292136841_734348674.jpg:l:] 次はSSDのマウントです。 この筐体は2.5インチデバイスを直接マウントできないので、SSDに付属の 3.5インチマウンタを使います。 [image:mi_102727_1292136786_1969473172.jpg:l:] 筐体にSSDをマウントするため、筐体付属のレールを取り付けます。 [image:mi_102727_1292136793_936774633.jpg:l:] ところがここで問題が発生しました。筐体取付用の取り付け具とSSD側の端子が干渉してしまいます。これではケーブルを刺すことができません。 [image:mi_102727_1292136864_1570636430.jpg:l:] これは付属の3.5インチマウンタが中央にマウントするようになっているためですね。コネクタが片側に寄るようにマウントできれば良かったのですが。 とりあえず、マウント位置を変えてみました。 [image:mi_102727_1292136871_216258666.jpg:l:] 取付具と端子の間に隙間はできましたが、ケーブルを刺せるほどではありません。ありゃ、困った。 ここで、8年程前に買った 3.5インチHDDの付属品に 5インチベイ用のマウンタがあった事を思い出しました。まだ捨ててなかったような気が... [image:mi_102727_1292136777_743237889.jpg:l:] 押入れを漁ったら出てきました。物を捨てられない性格が、珍しく役に立った瞬間。 [image:mi_102727_1292136818_1349302577.jpg:l:] 作業し易いように再度SSDのマウント位置を変え、さらに3.5インチマウンタを5インチマウンタにマウントします。 [image:mi_102727_1292136833_1955288099.jpg:l:] HDDは元の場所に戻ってもらいます。騒がせてすまんね。 [image:mi_102727_1292136810_888612123.jpg:l:] 筐体の 5インチベイにアクセスします。 [image:mi_102727_1292136800_691641293.jpg:l:] 併せて、電源を確保すべく付属のアダプタで4PinペリフェラルをSATA電源用に変換し、SSDに刺します。 [image:mi_102727_1292136858_1215013582.jpg:l:] SSDをメインドライブにするため、マザーボードからHDD用のSATAケーブルを抜き、SSDから伸びるSATAケーブルに差し替えます。HDDも移行元として使うため、マザーボード上の空きポートに刺し直します(赤い方がSSD、青い方がHDDです)。 [image:mi_102727_1292136886_878489778.jpg:l:] ケースを閉じて、一通りのハードウェア移行が完了しました。他のレビューを拝見してさほど難易度は高くないかと思っていたのですが、3.5インチベイにマウントできなかったため結局 2時間かかりました。 端子と取付具の干渉というのが、この機種固有の問題なのか、他の機種でもよくある話なのかは経験不足でよく分かりませんが、何にせよ古めのデスクトップで換装する場合は気にしておいた方が良いかもしれません。 [image:mi_102727_1292137774_1729785948.png:l:] 次にソフトウェア移行です。 OSを入れ直すため、光学ドライブにOSのCD-ROMを入れてPCを起動します。この際、余計なトラブルを避けるためUSBなどの外部デバイスは必要最小限にしておいた方が無難です。 また、移行元HDDとの取り違えを避けるため、BIOSから当該HDDを無効にしておくと安全です。一通りの構築作業が済んだら改めてBIOSからドライブを有効にします。 CD-ROMからPCを起動し、OSのインストールを選択します。デバイスの容量を確認して SSD の方にインストールします。容量は 111GB 程度に見えるはずです。120GBじゃ無いのは、キロとかメガとかを商業的に有利な(大きく見える)10の3乗で計算するか、IT関連で慣用的に使う2の乗数で計算するかの違いですが、テラバイトオーダーになると10%近く誤差が出てくるので、そろそろどうにかして欲しいなあ、と思います。 余談でした。話を戻してOSをインストールします。 数回の再起動やユーザの作成などを経て、OSのインストールが終わったら次はドライバのインストールです。DELLの場合、インストールすべきドライバをResourceCDが教えてくれるので、表示の通りインストールします。 その後、ディスプレイドライバのインストール、OSのアップデート、ノートンインターネットセキュリティの導入、と続きます。この辺りは各インストーラの指示に従えば良いので、画面をみながら黙々と作業をします。ここ、ツマラナイので詳細は省きます。 ソフトウェアの再インストールに際して、ソフトウェアの設定情報が引き継げるものがあります。これは会社のマシンと自宅のマシンを同期するのにも使えるので便利です。今回使ったいくつかの手段を紹介します。 ・秀丸エディタ/秀丸メール 「その他 - 設定内容の保存/復元」から設定内容をregファイルにエクスポートできます ・ffftp 「接続 - 設定 - 設定をファイルに保存」から設定内容をregファイルにエクスポートできます ・eclipse インストールフォルダごとコピーすれば移行できます ・TeraTerm TERATERM.INI をコピーすれば設定を移行できます ソフトウェアのインストールフェーズもなかなか時間がかかりますが、ここでの再整備が今後の使い勝手、ひいては寿命にも関わってきます。旧環境での使い勝手を思い出して、使わないソフトは切り捨て、よく使うソフトを選んで導入するようにします。 [image:mi_102727_1292137779_823234860.png:l:] さて、一通りの環境が再構築できました。 インストールの最中にも、ストレージへのアクセス速度が向上しているのが感じられましたが、実際に計測するとどうでしょうか。 まずは定番のベンチマークソフトを使います。 [image:mi_102727_1292139247_1985040849.png:l:] [image:mi_102727_1292139279_2133023699.png:l:] 差は歴然です。 シーケンシャルリードで 5.7倍、シーケンシャルライトでも2.9倍もの差異があります。ランダムアクセスではさらに顕著で、ほぼ50倍以上の差が出ています。 この差がアプリケーションにどのような影響を与えるか、いくつかのシチュエーションを想定して性能を測定しました。なお、マシンの時計を使えないシーンではストップウォッチが必要になるので、 [zigsow:own_item:95664] を使いました。 測定は基本的に複数回計測して平均値を出しています。再起動直後の計測だけは一発勝負です。 [image:mi_102727_1292137785_1310720215.png:l:] まず、Webブラウジングを対象にします。よく行くサイトをタブブラウザ上に一度に開いて巡回する、という使い方を想定してみました。 僕がよく行くサイトをA、B、Cセットに分けています。これはサイトの作りやサービスしているホストに関係なく分けているので、セットの違いに意味はありません。同時に開くサイト数の違い、程度に取ってください。 [image:mi_102727_1292119160_30465437.png:l:] ブラウザは Sleipnir、バージョンは 2.9.6、レンダリングエンジンはデフォルトのままです。また、JavaScript と ActiveX はほぼ全てのサイトで無効に設定しています。 計測は、「このフォルダを開く」メニュー押下から処理が落ち着くまで、今回はタスクマネージャ上でCPU使用率が 0% を示すまでを 1処理単位としました。 [image:mi_102727_1292119207_1584858315.png:l:] [image:mi_102727_1292119197_2069687110.png:l:] [image:mi_102727_1292119192_1651163424.png:l:] 全体的にSSDの方が早く処理を完了しています。特に再起動直後の処理速度で差が顕著です。 ブラウザキャッシュクリア時はSSDもHDDもだいぶ時間がかかっていますが、これはキャッシュが無い分、全てのコンテンツをインターネットから取得する必要があったためと考えられます。 数値のブレは、計測した曜日/時間帯による通信帯域幅の差やサーバサイドの負荷状況にもよると思われます。 この結果から、SSDは再起動直後か通常使用時かに関わらず高速にブラウジングできる、ということがわかりました。 [image:mi_102727_1292137790_942430871.png:l:] 2つ目はファイルリストの作成です。 僕はSE屋さんをやっているのですが、資料やソースファイルなどを一覧化するためにファイルリストを作成することが良くあります。 この操作でフォルダ走査速度を計れると思いましたので、ディレクトリを走査してファイルリストの作成する簡単なバッチを書き、その実行時間を計ってみました。 [image:mi_102727_1292119166_1372566050.png:l:] [image:mi_102727_1292119112_915103095.png:l:] 再起動前にSSDの方が遅いのは、OSによるキャッシュがあったためと考えられます。再起動してキャッシュが破棄された状態では実に13倍近い差が出ています。 この結果から、SSDはランダムリードを行う簡単なプログラムの性能向上に有効、ということがわかりました。 [image:mi_102727_1292137794_1004236800.png:l:] 3つ目は検索です。 PCからファイルやキーワードなどを検索することは日常的に良くあることかと思います。今回次の 2種類を試行しました。 ・「C:\WINDOWS」フォルダ配下から「hosts」ファイルを検索 [image:mi_102727_1292119178_229339338.png:l:] ・秀丸メールで約8000件のメールから特定のキーワードを検索 [image:mi_102727_1292141739_438660541.png:l:] 結果は次の通りでした。 [image:mi_102727_1292119172_903979957.png:l:] [image:mi_102727_1292119141_625486463.png:l:] いずれも再起動前の結果がHDDに劣っています。 これもキャッシュの差かと思いますが、ファイル検索で倍近く差がついた理由が思いあたりませんでした。差としてはあまり大きくないので(1秒程度)誤差として考えても良いのかもしれませんが。母数が大きければもう少し正確に傾向が読めたかもしれません。この辺りはちょっと追求してみたいところです。対して、再起動後の結果には他のテスト同様、大きく差が開きました。 再起動直後のキャッシュの無いタイミングでの読み込みにはやはりSSDに高いアドバンテージがあるようです。 [image:mi_102727_1292137798_767668952.png:l:] 4つ目は、sqlite3 によるデータのDB登録です。 先ほど作ったファイルリストを、2000行程度の簡単なテーブルにしてDBに登録します。 [image:mi_102727_1292136724_2083519270.png:l:] sqlite3 は最近色々なソフトに組み込まれていますので、そうとは知らず皆さんも使っているかもしれません。どんな言語からも簡単に使えるので重宝しています。 こちらも簡単なバッチファイルを書いてDBに登録してみます。 [image:mi_102727_1292119156_90882331.png:l:] 測定の結果は次の通りです。 [image:mi_102727_1292119182_2079388668.png:l:] これはかなりの大差がつきました。ランダムライトの性能差がよく現れています。 sqlite3の利用においてSSDはかなり効果があることが分かりました。 今回は sqlite における 2000トランザクションの実行をシミュレートしましたが、通常このような使い方をする場合はトランザクションを切って1回でデータを登録するのがセオリーです。 単純に 1トランザクションで2000件の登録であれば、HDDの場合でも十分実用的な結果になりました。 [image:mi_102727_1292119187_1971609453.png:l:] 余談でした。 [image:mi_102727_1292137740_58202101.png:l:] 最後に、システムの起動/停止の性能を測定しました。 デスクトップの場合、PCの起動は日に何度もやる作業ではないので、性能が上がってもそれほど効果は感じられないのですが、毎日のことなので遅いよりは早い方が良いですよね。 計測は、電源ボタン押下からログオンダイアログが表示されるまでと、ログオン処理開始(ボタン押下)から処理が落ち着くまで、今回はタスクマネージャ上でCPU使用率が0%を示すまでを 1処理単位としました。 停止は、電源ボタン押下から電源ランプ消灯までを計測しました。 [image:mi_102727_1292119213_1978586426.png:l:] こちらも派手ではないものの確実な性能向上が見られます。 起動は、電源投入からPCが使えるようになるまで 1分を切っているため、今までスーツを脱ぎながらやっていた起動処理は部屋着に着替えてから始めても困らなくなりました。 [image:mi_102727_1292137747_464757261.png:l:] 全体的に、全ての処理時間が大幅に短縮されました。 CPUの性能向上による処理速度の向上は王道ではありますが(そういえばODPなんてのもありましたね)、メモリの増量によるデータのオンメモリ化、スワップの低減などの時代を経て、今はストレージのI/O速度向上が、システム全体の性能強化に有効な時代なのだな、と実感しました。 特に再起動直後の測定結果から、アプリケーションレベルキャッシュを必要としないほどの高いパフォーマンスに驚かされました。これからの時代、下手なキャッシュを自作する位ならストレージ性能に任せた方がいいかもしれません。 一方SSDは、HDDと比べて容量単価が高い、という問題があります。 これは今後流通量が増えれば改善されると思いますが、こと「旧々世代環境の延命」というテーマに関して言えば、旧マシンHDD程度の容量(80GB-120GB)のものなら手が出ない程高価でもありませんし、コストに見合うだけの恩恵を得られると考えます。 ただし死蔵するタイプのデータを入れるには勿体無いので、ファイルサーバや大容量HDDなどを併用し、動画やDVDイメージなどかさ張るデータはそちらに、プログラムや作業中のデータはSSDに、と使い分けるのが合理的と思います。 以上の考察から、 [image:mi_102727_1292140556_1068650228.png:l:] と結論付けて、レビューを終わります。 [2011/08/03 追記] 試してみたら差が歴然だったので、思わず追記。 オプティマイザを使わずに半年ほど運用した結果、次のような性能劣化がありました。 [image:mi_102727_1312298755_499306315.jpg:l:] ご覧の通り、書き込みについて元の測定数値(前述参照)を大きく下回ります。 使っててそんなに気にならなかったのですが。 ちなみに運用時間は 1400時間程度と思います(S.M.A.R.T. の通電総時間から推定)。 このドライブにオプティマイザを使ってみると、次の通りほぼカンペキに当初の状態に戻りました。 [image:mi_102727_1312298747_1346335390.jpg:l:] この結果から、オプティマイザの定期的な実行は性能劣化対策に有意ということがはっきりわかりました。おー。 今後は素直にスケジューラを設定することにします。
がんちゃん@Kuotaさん
HDDからSSDへ変えるとどうなる?
今回、レビューアーに選ばれました! zigsow管理人さん、ありがとうございます。 しかも、連絡が来たのが、今日、そうつまり私の誕生日です なんともcoolなプレゼントw?です とにかく、精一杯レビューしたいとおもいます。 とりあえず、どうしようか思案中ですが、ご意見やご要望があればどしどし言ってください。 可能であればがんばっちゃいます。 しかし、私にはこいつに見合うスペックのマシンが家にいないので、他のパーツもそろえないとなぁ。。と思っております。 方向性的には、AMDのAthlon II X4 605eかX2 240eと組み合わせて静音マシンを組もうかなとは考えていますが OSは今の環境と比較するためにXPにするべきか、それとも7をいれてみようか(RCとRTMどうすべきか・・・)などといろいろ迷っております。 届き次第、いろいろとレビューしてまいりますので、もう少々おまちください。 追記 9月25日AM1:11 一通りレビューし終えました。 結果的には最初に考えていた新しく組む方針とはまったく別の方向に行き、現在の環境でどれぐらいかわるかを検証してみました。 まぁ、その理由はいくつかありますが、やはり皆さんが気になるのは「HDDからSSDに変えてどれぐらい早くなるのか?」だと思いましたので単純にシステムドライブをSSDにしただけの構成で検証しました。 また、「説明」に一通りレビューを書いてから公開するか、それともざっくりと概要を「説明」に書いてからコメントで追記形式にレビューするか悩みましたが、今回は後者を選びました。 選んだ理由は特にないんですけど・・・正直言うと勢いです。はい。 レビュー方法についてもいろいろご意見をいただけて参考になりました。 ありがとうございます! 個人的にはどちらも一長一短なのでどっちが良いとか言い切れないです。が やはりこのあたりは個人のやり易いほうでいいと思います。 もしくはアイテムによっても使い分けができそうですね。 こんなことを試してほしい、などなどありましたら是非お気軽にお声をおかけください。 可能であれば挑戦してみたいです。 機会を与えてくださった、zisow様、Intel様、その他の皆様に感謝いたします。
和屋さん
Lenovo X200sにX25-Mをインストールする!
6/10に着弾しましたっ! zigsow運営事務局様、選出いただきありがとうございます。 まずざっくり製品のご紹介です。 製品名:Intel SSDSA2MJ080G2C1 容量:80GB 型:2.5インチHDD型SSD IF:SATA フラッシュタイプ:MLC 公称スピード 読込速度:250 MB/s 書込速度:70 MB/s です! まずは早速、到着写真をアップします。 ノートPCの移行作業、ベンチマーク等々は、また追って更新します。 更新PC:LenovoX200s 更新内容:Windows7環境をUSBを使って丸ごと移行にチャレンジします。 ※6月13日追記 移行前に、ちょっとベンチマークなどとってみよう。 USB3.0環境でいくつかベンチマークを取ってみた。 デスクトップのU3S6接続 USB3.0玄人志向ケース(ASMEDIA) [image:mi_19504_1276440749_32267578.jpg:l:玄人2.5] USB3.0上海問屋ケース(FUJITSU) [image:mi_19504_1276440784_1571810408.jpg:l:上海問屋スタンド] うーん、ASMEDIAの方がちょっといい風味? PCI-ExpressCard接続 USB3.0玄人志向ケース(ASMEDIA) [image:mi_19504_1276440839_2125770635.jpg:l:玄人2.5(EC)] USB3.0上海問屋ケース(FUJITSU) [image:mi_19504_1276440869_1770664982.jpg:l:上海問屋スタンド(EC)] ん~うちのノートが悪いのかカードが悪いのか、ネットに載っているほどベンチ結果が出ない。 これは予想外。USB3.0はExpressGen1では100MB/sちょっとはでるはずなのだが。 ※2010/6/29追記 これはノートが原因と結論づけました。 I-OのUSB3-EXC、玄人志向のPITAT-USB3/EC34、eSATAカードのESA-EXCで速度を試したところ、全て60MB/sぐらいしか出ませんでした。ノートによって、ExpressCardの速度は異なるようなので、注意です。 SATA接続(U3S6) [image:mi_19504_1276440960_1442956981.jpg:l:U3S6-SATA] これはばっちり、フルスペック出ている。 USB3.0にハイエンドSSDはまだまだって感じだ。 規格的には速度は十分なはず。今後のコントローラ、変換チップに期待、というところだろう。 さて、いよいよノートPCの換装だ。 あらかじめAcronis TrueImageでバックアップを行い、移行に備える。 LenovoないしIBMのThinkPadシリーズは換装のしやすさでも定評があり、非常に簡単だ。 X200sの場合、本体の右側、ひっくり返したら左側にHDD用の取り出し口がある。 ここのねじを外そう。 [image:mi_19504_1276441031_1454674177.jpg:l:Lenovoねじを外す] 外すと、マウンタに付いている引き出し用のフィルムがあるためこれで引っ張る。 [image:mi_19504_1276441216_1896729587.jpg:l:Lenovo 引っ張る] 引き出したマウンタは左右にゴムのレールが付いているので外して交換。 [image:mi_19504_1276441278_1567681085.jpg:l:Lenovoゴムレール] [image:mi_19504_1276441303_1693417025.jpg:l:Lenovo換装] [image:mi_19504_1276441330_67291933.jpg:l:Lenovo入れる] 元に戻す。 [image:mi_19504_1276441357_873463714.jpg:l:Lenovo入った] これで換装完了。 後は、起動してTrueImageの起動ディスクから起動、バックアップイメージから書き戻すだけだが・・・ ここでトラブル発生(笑) どうもバックアップしたパーティションのファイルシステムに異常があるらしく、パーティションの縮小移行ができない。 仕方がないので、またHDDに戻して、チェックディスクで異常を直してからやり直した。 さて、起動が完了したところであらためてベンチマーク。 ノートPCだと、希にSATA1.5Gまでの速度しか出ないこともあるからここは重要。[image:mi_19504_1276441487_2017855498.jpg:l:LenovoでSSD] 比較 [image:mi_19504_1276441581_857177928.jpg:l:Lenovo-ST9500420AS] 結果、以上のように、なんとか200MB/s出てくれた! フルに250MB/s近く出てくれないのが残念だがそれでも十分早くなった。 HDDは7200回転品を使っていたが、比較にならない。最高だ。 他にもいろいろ見てみよう。 [image:mi_19504_1276441660_237968136.jpg:l:Lenovo ExIndex][image:mi_19504_1276441693_1161835112.jpg:l:Lenovo-SSD CrystalInfo][image:mi_19504_1276441718_893603467.jpg:l:Lenovo Toolbox][image:mi_19504_1276441738_558464297.jpg:l:Lenovo Trim] Windows7のエクスペリエンスインデックスでは、6.8! デスクトップPCではもうちょっと行ってくれたはずだから、ノートのせいだろう。 CrystalInfoはベンチ前に取得。NCQやTRIMも使えるように認識されている。ファームも最新だ。 総書き込み量が既に9GB超えなのは、エージングなどチェックがしっかりされている証だろう。 寿命が減るのは残念な気がしないでもないが、そこは信頼性のため割り切るところ。 Win7のコマンドプロンプトで、Trimが有効になっているか確認すると、問題ないようだ。 IntelのToolBOXでも問題なく認識され、Trimを行うスケジューリングが可能だった。 さて、肝心の起動時間はどうなっただろうか? Lenovo X200sにてWindows7の起動時間 HDD:112秒 SSD:61秒 SSDで起動時間が約半分!51秒も短縮された。 HDDの時は、こんな遅かったかなーWindows7と思っていたが、かなり短縮された形である。 やっぱり、使うべきだよSSD。 ノートもみんな2.5型2ベイにして、SSD+HDDとかやるべき。 とか思っちゃいますな。いや、SSDがもっと廉価に大容量になればもっといいのだが、今はちょっと厳しそうだしね。 というわけで、SSD化は効果大!目に見える効果が出るので非常におすすめです!
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