レビューメディア「ジグソー」

ミニチュア管を使ったディスクリートIV変換アンプ基板

やなソフトのやなさん

http://yanasoft.jp/index.html

 

いぶし銀のような基板を頒布してくれます。

ミニチュア管(6111)を使ったIV変換アンプ基板です。

 

これもとりあえず頒布を受けることにしました。

DSD変換基板との組み合わせになります。

 


2015.07.01

 

届きました。

 


 

2015.07.12

 

P2D基板の対応は少しおいておくとして、その間に本基板の製作にかかります。

 

最近、表面実装基板ばかり製作していたので、ディスクリート回路がとても簡単に思えます。

トランジスタ類は手持ちの選別品、その他主要パーツを取り付けました。

6111は今のところ、どのメーカーをどこで入手するか検討中。

 

あとは、電源回路をどうするか?

手持ちの電源基板で対応できそうなので、トランス探し。


2015.07.23

 

ミニチュア管到着。

ちっちぇ~~!

すべてパーツがそろい、完成。

あとは出音ですが、DSD原理基板が完成しないとテストできません。

夏休みの宿題になりそうです。

 


2015.07.26

 

さて、電源回路の検討を少し

 

(1)ヒーター電源 6.3V/300mA ×2

 

L、R両方で0.6Aとそこそこの容量が必要なことと、できるだけ正確な電圧を供給すること。

LM317基板が手元にあるのでそれを使用し、L、Rの基板に分配する。

 

トランスは、

 

2次側が、6.3V (1.6A)×2あるので、ヒーター電源として最適。

直結すれば良いと小躍りしていたが、

 

「この基板、ヒーター電源がDC仕様」ということに気が付いた。 orz.

 

なので、2次側をシリアル接続し12.6V(1.6A)で使うこととした。

 

(2)アンプ用正負電源 ±18V以上 / 200mA ×2

 

電流値は少し多めの見積もり。

なにより、6111の動作に必要な電圧がポイントで、推奨は24V程度。

 

FujiwaraさんのRA40を非安定化で使用すれば±22Vくらい取り出せそうなので、それで考えてみる。

 

なお、このトランスには2次側の8Vが2系統出力されるので、こちらはDSD原理基板の電源としても利用できそうです。

(というか、そのつもり)


2015.8.1

 

DSD原理基板の製作と並行して、電源まわりの準備も少し進めました。

 

ヒーター電源(6.3V)(手前)はLM317定電圧基板で生成します。

奥の左手は、DSD原理基板用(5V)×2枚です。

これはFujiwaraさんのTPS7A4700基板が余っているので転用することにします。

奥の右にあるのは非安定化基板です。これはこのアンプ基板の正負電源用です。

あ、トランス取り寄せなきゃ。

 


 

2015.09.27

 

電源トランスが到着したので、いよいよ火入れです。

こうやって全体の配置を見ると、3/4の面積が電源系で占められています。

 

 

配線が面倒・・・

まずは、ハイブリッドIVアンプ基板から確認していきます。

 

6.3Vのヒーター電源と、±18V以上の正負電源をそれぞれL、Rチャンネルにパラって接続します。

 

と、正負電源は非安定化基板ですが、AC16Vを接続すると電源基板の出力が±24.6Vとなりました。

これだと、アンプ基板側のPWR直下にあるOS-CONの耐圧(25V)が微妙なので、手持ちにあった33uF/50Vに変更しました。

 

いよいよ電源投入。

 

とりあえず大丈夫そう。

W6111ミニチュア管に灯がともりました。

 

と、

 

次は、DSD原理基板を接続する段階にきて、DSD原理基板の最終チェックをするとR-ch基板がどこかでショートしています。(またかよ)

 

なので、急きょAK4490S基板を接続することにしました。

デジタル(3.3V)アナログ(5V-7V)はTPS7A47を使った藤原さんのTYPE-H基板が2枚あるので、

そこから供給します。

無事、3.3V、5Vの出力を得られました。ジャンパー設定を変更するだけで自由に出力電圧を可変できるので便利ですね。

次は、AK4490S基板の動作確認になります。

さて、どうなることやら。

 

ここから先は、こちらをご覧ください。

 

 


2015.12.27

 

I/Vアンプまわりの構成を見直しました。

以前から気になっていたヒーター電源ですが、12.6V(AC6.3V×2)->DC6.3Vが結構発熱を伴うため、

 

当該基板の購入を機に、ヒーター電源の左右独立化を行いました。

 

(AC6.3V->DC6.3V)×2系統(L、R)という構成です。

ドロップ電圧が1.5V程度だと思われるので、LDOのTPS7A4700基板なら使えるかなと思い、実測でOKでした。

 

(本当は8V×2系統くらいのトランスがあるとイイんですが、手持ちにないので)

 

IVアンプ基板とサイズが同じなので、2階建てです。

この風景も見慣れました。

加えて、VI変換用の抵抗をKOAからVishay SMMに変更しました。

(CR-Xさん感謝!)

AK4990DAC基板の出力側からIVアンプ基板の入力との間に、1つ小さな基板を挟みまして。

 

ここに米粒のような抵抗が介在しております。

以前つかっていたKOAよりも中高域のヌケが若干良いです。

 

しかし、相変わらずハムが消えません。orz.

もう少し配線やGNDのまわりを見直さないと。

 

 

 

  • 購入金額

    900円

  • 購入日

    2015年06月21日

  • 購入場所

    やなさんの頒布

18人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (43)

  • CR-Xさん

    2015/06/21

    1242と組み合わせますか?
    9018系のシャープさに色気加えるには良いらしいですね。
  • mr_osaminさん

    2015/06/21

    DSD原理基板と組み合わせるのが常套のようですよ。
  • mr_osaminさん

    2015/06/22

    6.3Vのヒーター電源をどう作るか。
    これ、音質に影響が大きいのでできるだけ「純」な電源が良さげらしいです。
他40件のコメントを表示

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